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80.白い鴉
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場面が切り替わる。
激しく燃え上がる炎と、逃げ惑う人々。
そして、行き先を無くし魔物に囚われ、為す術なく殺される。
それが今から300年前実際に起きた出来事だ。
魔物が出る前は、日本の領土をめぐって地域ごとに争いが起こっていたのだが、それどころではなくなった。
当時、今とは違って魔物に対抗する術はなく、人々は現れた魔物に怯えながら身を潜めて生活するしかなかった。
現代より魔物の数は少なかったものの、情報共有手段が人づてだったことや、当時の人々が持っている武器だけでは対応するのは難しい。
魔物が出現した事は瞬く間に日本中を駆け巡り、幕府や大名は早急な対応が求められた。
そこに現れたのが静羽の前世、リヒト。
リヒトは完ぺきにとは言わないまでも前世での出来事を覚えており、若くして家を出たと同時に、前世で宇宙船が不時着し保管された場所の近くで生活し始め、この世界が悩まされるだろう魔物の問題に対処すべく、現代の人に扱えるような武器等の研究をしていた。
この時代の幕府や大名への説明は海外からやってきたと言い、魔物と対応する策になるシュプルを提供する案を持ち掛けた。
ただ、それには訓練が必要だとし、そのシュプルを扱える人材と、その人材を育てるための施設を要求。
現在の聖歌騎士育成学園のような存在を作り、全国から候補者を集めた。
そこでシュプルとの相性を含め才能を開花させた人材が7名。
榊原冬月、渡辺清正、喜三郎、小雪、あやめ、新田勝重、伊東平蔵。
リヒトはその7人の部隊を作り訓練を終えると各地に派遣。
派遣された7人は現れた魔物を次々に討伐していき戦果を挙げた。
しかし勢力が弱まったかと思いきや、シュプルの居場所を感知した魔物の軍は富山に襲来。
富山は一度壊滅状態にまで追いやられた。
シュプルの力を手にし、利用しようと考えた魔物を封じ込めるため、リヒトはある決断をする。
それが、自分の命と引き換えに、ある一定の期間だけは今後地球に魔物の出現を抑える事。
ただ、転生したリヒトにとってそれは非常に負担が大きく、一人で成し遂げるには不可能に近かった。
もしこれが、昔母親だったヒメカなら、継承がうまくいっていたら制御できたのではと思いながらも、その時はそれしか方法がなかったのだ。
一人ではどうにもならない状況を打破してくれたのが、自分が育て派遣した7人だった。
派遣された地から富山の事態を聞き駆けつけると、リヒトに自分たちもこの国のためになら協力すると言った。
それは命をかけなくてはならないものであり、この状況を一時的に防ぐ事しかできないとわかっていて…。
「今もしそれが叶わぬとも、未来を残さねばここで終わるだけじゃろう…。ならば後世の者たちへ未来を、この地球を託そう」
リヒトが転生できることを7人は知っていた。
きっと転生した先で魔物の問題を解決してくれると信じたのだ。
7人は自身の身体を魔法石へと変化させリヒトへと託す。
その願いをリヒトも受け入れ、シュプルの力と地球の力を融合し封印装置を作成。
そんな矢先、シュプルを入手しようと侵入してきた魔物と激しい戦いになり、最後は自分も傷つき血を流しながら装置を発動させこの時代を去った。
―――――――――
「そっか…そう…だったね…」
映像を見てあふれる記憶。
あの時自分を信じ、命をかけてくれていた7人を忘れていたなんて…。
しかし激戦だったあの時のことを考えれば、仕方のない事でもあった。
現在冬月が目覚めて姿を現したという事は、おそらく他の6人も目覚める可能性が高い。
封印装置が役目を終える時が来ようとしているのだ。
一度魔法石になってしまったものを人間として元に戻すことはできないが、もしかしたら今後のために協力してくれるかもしれない。
そう静羽が思いながら周りを見ていると、またあたりが暗くなる。
そして…。
「えっ…」
次の映像が周りに移った瞬間、3人は驚愕した。
石でできた祭壇から流れていく血。
もうその瞳が輝くことはなく、祭壇の上で横たわっている若い女性。
天井から差し込む光が、その女性を照らしている。
「…リ…ヒト…」
そう発言したのは白羽だった。
「うっ……」
頭が痛い、目眩がする。
その状態になったのは白羽と静羽両方で、頭を抱えて数秒後、床に倒れた。
「白羽!静羽ちゃん!」
楓真がびっくりして二人に駆け寄ると、二人とも気絶していた。
衝撃的な映像と、何かを同時に二人とも思い出そうとしたらしい。
ここにこのまま寝かせておくわけにもいかないので、楓真は二人を休憩室まで運んだ。
―――――――――
その頃、亮と貴紀、愛莉の3人は資料室でデータを閲覧していた。
出てくるものは文章が多く、映像データはほとんどない。
精神の部屋で映像が流れるのは、装置が魂の記憶を読み取るからである。
300年前の出来事を確認した後、3人はある物語を発見した。
昔々、白く綺麗なカラスが誕生しました。
何万羽に1羽しか生まれない、とても珍しいアルビノのカラスです。
すくすくと育ったそのカラスは、外に出て飛ぶ練習を始めますが、家族ではないカラスに襲われてしまいます。
それは、そのカラスが白いというだけの理由でした。
本来とは違う色のカラスが家族以外に受け入れられることはなく、両親は必死に子どもを守ろうとします。
なんとか飛べるようになった白いカラスでしたが、両親は仲間であるはずのカラスの攻撃により、命を落としてしまいます。
逃げるようにその場所を離れ飛んでいく白いカラス。
しかし違う場所に行っても、同じように黒いカラスに襲われ酷い怪我を負って飛べなくなってしまいました。
そこにとある黒髪の女性がやってきます。
彼女は倒れていた白いカラスを助け、その甲斐あって元気になり飛べるようになりました。
話す事はできませんでしたが、助けてくれた恩を返したいと彼女の近くで暮らすようになります。
彼女は名前をリヒトといい、母親と一緒に暮らしているようです。
ある程度の期間一緒にすごすうちに、リヒトは白いカラスに名前をくれました。
「今日から、あなたの名前はシラハだよ。白くて綺麗な羽だから」
シラハはとても喜びました。
そしていつしか種族の垣根を越えて、リヒトに恋をするようになります。
しかし、それを伝える言葉を持ち合わせていないシラハは、彼女の喜ぶものはなんだろう、そう思いながら花や綺麗な石を運んできて渡しました。
リヒトもそばにいてくれる事や、気持ちを伝えようと一生懸命なシラハのことが好きでした。
シラハがそばにいるようになってから1年が過ぎようとしていた時のこと、いつものようにシラハは山で見つけた小さく綺麗な石をリヒトに届けようと家に帰りました。
すると、いるはずのリヒトの姿が見えません。
シラハはきょろきょろしながらあたりを飛んでリヒトを探します。
近くにいないようだと分かったシラハは、家の中で待つことにしました。
いつも自分が寝ている布団に行くと、そこには小さな水晶が置いてありました。
シラハがそれを見つけてつつくと、リヒトからの音声メッセージが入っています。
「おかえり、出迎えられなくてごめんね。実はね、ずっと言えなかったんだけど…私はきっと、シラハがこれを見ている時にはもう…遠くへ行ってしまっていると思う。ずっとそばにいてくれてありがとう。またいつか…会えるといいな。シラハ……大好きだよ」
メッセージを聞くな否や、シラハは部屋から飛び出しました。
リヒトを探すため、何日も何日も飛び続けました。
どのくらい飛んだでしょう。
黒いカラスに襲われ、嵐にあい、くたくたになりながらたどり着いた森の中に、大きな遺跡がありました。
そこからリヒトの気配がしたため、シラハはその遺跡に入っていきます。
そこでシラハが目にしたのは、悲惨な最期を遂げたリヒトの姿でした。
祭壇から滴る真っ赤な血が床を染めています。
シラハは何もできなかった自分を嘆き、そして泣きながら願いました。
『もし生まれ変われるのなら、どうかまた君の隣で一緒にいられますように』
そしてその願いを胸に、シラハはリヒトの隣へ寄り添うように座ると、そのまま動かなくなりました。
白い羽は血を吸い、身体も赤くなっていきます。
小さな白いカラスの願いは、リヒトの血を浴びた事によって受け入れられました。
シラハはリヒトよりも、転生するのに長い時間がかかることでしょう。
それでもカラスから人間へ生まれ変り、心から愛した人と一緒にいられるのを心待ちにして。
激しく燃え上がる炎と、逃げ惑う人々。
そして、行き先を無くし魔物に囚われ、為す術なく殺される。
それが今から300年前実際に起きた出来事だ。
魔物が出る前は、日本の領土をめぐって地域ごとに争いが起こっていたのだが、それどころではなくなった。
当時、今とは違って魔物に対抗する術はなく、人々は現れた魔物に怯えながら身を潜めて生活するしかなかった。
現代より魔物の数は少なかったものの、情報共有手段が人づてだったことや、当時の人々が持っている武器だけでは対応するのは難しい。
魔物が出現した事は瞬く間に日本中を駆け巡り、幕府や大名は早急な対応が求められた。
そこに現れたのが静羽の前世、リヒト。
リヒトは完ぺきにとは言わないまでも前世での出来事を覚えており、若くして家を出たと同時に、前世で宇宙船が不時着し保管された場所の近くで生活し始め、この世界が悩まされるだろう魔物の問題に対処すべく、現代の人に扱えるような武器等の研究をしていた。
この時代の幕府や大名への説明は海外からやってきたと言い、魔物と対応する策になるシュプルを提供する案を持ち掛けた。
ただ、それには訓練が必要だとし、そのシュプルを扱える人材と、その人材を育てるための施設を要求。
現在の聖歌騎士育成学園のような存在を作り、全国から候補者を集めた。
そこでシュプルとの相性を含め才能を開花させた人材が7名。
榊原冬月、渡辺清正、喜三郎、小雪、あやめ、新田勝重、伊東平蔵。
リヒトはその7人の部隊を作り訓練を終えると各地に派遣。
派遣された7人は現れた魔物を次々に討伐していき戦果を挙げた。
しかし勢力が弱まったかと思いきや、シュプルの居場所を感知した魔物の軍は富山に襲来。
富山は一度壊滅状態にまで追いやられた。
シュプルの力を手にし、利用しようと考えた魔物を封じ込めるため、リヒトはある決断をする。
それが、自分の命と引き換えに、ある一定の期間だけは今後地球に魔物の出現を抑える事。
ただ、転生したリヒトにとってそれは非常に負担が大きく、一人で成し遂げるには不可能に近かった。
もしこれが、昔母親だったヒメカなら、継承がうまくいっていたら制御できたのではと思いながらも、その時はそれしか方法がなかったのだ。
一人ではどうにもならない状況を打破してくれたのが、自分が育て派遣した7人だった。
派遣された地から富山の事態を聞き駆けつけると、リヒトに自分たちもこの国のためになら協力すると言った。
それは命をかけなくてはならないものであり、この状況を一時的に防ぐ事しかできないとわかっていて…。
「今もしそれが叶わぬとも、未来を残さねばここで終わるだけじゃろう…。ならば後世の者たちへ未来を、この地球を託そう」
リヒトが転生できることを7人は知っていた。
きっと転生した先で魔物の問題を解決してくれると信じたのだ。
7人は自身の身体を魔法石へと変化させリヒトへと託す。
その願いをリヒトも受け入れ、シュプルの力と地球の力を融合し封印装置を作成。
そんな矢先、シュプルを入手しようと侵入してきた魔物と激しい戦いになり、最後は自分も傷つき血を流しながら装置を発動させこの時代を去った。
―――――――――
「そっか…そう…だったね…」
映像を見てあふれる記憶。
あの時自分を信じ、命をかけてくれていた7人を忘れていたなんて…。
しかし激戦だったあの時のことを考えれば、仕方のない事でもあった。
現在冬月が目覚めて姿を現したという事は、おそらく他の6人も目覚める可能性が高い。
封印装置が役目を終える時が来ようとしているのだ。
一度魔法石になってしまったものを人間として元に戻すことはできないが、もしかしたら今後のために協力してくれるかもしれない。
そう静羽が思いながら周りを見ていると、またあたりが暗くなる。
そして…。
「えっ…」
次の映像が周りに移った瞬間、3人は驚愕した。
石でできた祭壇から流れていく血。
もうその瞳が輝くことはなく、祭壇の上で横たわっている若い女性。
天井から差し込む光が、その女性を照らしている。
「…リ…ヒト…」
そう発言したのは白羽だった。
「うっ……」
頭が痛い、目眩がする。
その状態になったのは白羽と静羽両方で、頭を抱えて数秒後、床に倒れた。
「白羽!静羽ちゃん!」
楓真がびっくりして二人に駆け寄ると、二人とも気絶していた。
衝撃的な映像と、何かを同時に二人とも思い出そうとしたらしい。
ここにこのまま寝かせておくわけにもいかないので、楓真は二人を休憩室まで運んだ。
―――――――――
その頃、亮と貴紀、愛莉の3人は資料室でデータを閲覧していた。
出てくるものは文章が多く、映像データはほとんどない。
精神の部屋で映像が流れるのは、装置が魂の記憶を読み取るからである。
300年前の出来事を確認した後、3人はある物語を発見した。
昔々、白く綺麗なカラスが誕生しました。
何万羽に1羽しか生まれない、とても珍しいアルビノのカラスです。
すくすくと育ったそのカラスは、外に出て飛ぶ練習を始めますが、家族ではないカラスに襲われてしまいます。
それは、そのカラスが白いというだけの理由でした。
本来とは違う色のカラスが家族以外に受け入れられることはなく、両親は必死に子どもを守ろうとします。
なんとか飛べるようになった白いカラスでしたが、両親は仲間であるはずのカラスの攻撃により、命を落としてしまいます。
逃げるようにその場所を離れ飛んでいく白いカラス。
しかし違う場所に行っても、同じように黒いカラスに襲われ酷い怪我を負って飛べなくなってしまいました。
そこにとある黒髪の女性がやってきます。
彼女は倒れていた白いカラスを助け、その甲斐あって元気になり飛べるようになりました。
話す事はできませんでしたが、助けてくれた恩を返したいと彼女の近くで暮らすようになります。
彼女は名前をリヒトといい、母親と一緒に暮らしているようです。
ある程度の期間一緒にすごすうちに、リヒトは白いカラスに名前をくれました。
「今日から、あなたの名前はシラハだよ。白くて綺麗な羽だから」
シラハはとても喜びました。
そしていつしか種族の垣根を越えて、リヒトに恋をするようになります。
しかし、それを伝える言葉を持ち合わせていないシラハは、彼女の喜ぶものはなんだろう、そう思いながら花や綺麗な石を運んできて渡しました。
リヒトもそばにいてくれる事や、気持ちを伝えようと一生懸命なシラハのことが好きでした。
シラハがそばにいるようになってから1年が過ぎようとしていた時のこと、いつものようにシラハは山で見つけた小さく綺麗な石をリヒトに届けようと家に帰りました。
すると、いるはずのリヒトの姿が見えません。
シラハはきょろきょろしながらあたりを飛んでリヒトを探します。
近くにいないようだと分かったシラハは、家の中で待つことにしました。
いつも自分が寝ている布団に行くと、そこには小さな水晶が置いてありました。
シラハがそれを見つけてつつくと、リヒトからの音声メッセージが入っています。
「おかえり、出迎えられなくてごめんね。実はね、ずっと言えなかったんだけど…私はきっと、シラハがこれを見ている時にはもう…遠くへ行ってしまっていると思う。ずっとそばにいてくれてありがとう。またいつか…会えるといいな。シラハ……大好きだよ」
メッセージを聞くな否や、シラハは部屋から飛び出しました。
リヒトを探すため、何日も何日も飛び続けました。
どのくらい飛んだでしょう。
黒いカラスに襲われ、嵐にあい、くたくたになりながらたどり着いた森の中に、大きな遺跡がありました。
そこからリヒトの気配がしたため、シラハはその遺跡に入っていきます。
そこでシラハが目にしたのは、悲惨な最期を遂げたリヒトの姿でした。
祭壇から滴る真っ赤な血が床を染めています。
シラハは何もできなかった自分を嘆き、そして泣きながら願いました。
『もし生まれ変われるのなら、どうかまた君の隣で一緒にいられますように』
そしてその願いを胸に、シラハはリヒトの隣へ寄り添うように座ると、そのまま動かなくなりました。
白い羽は血を吸い、身体も赤くなっていきます。
小さな白いカラスの願いは、リヒトの血を浴びた事によって受け入れられました。
シラハはリヒトよりも、転生するのに長い時間がかかることでしょう。
それでもカラスから人間へ生まれ変り、心から愛した人と一緒にいられるのを心待ちにして。
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