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62.鉢合わせ
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姫歌と楓はコテージにつくなり直ぐに着替えを準備すると、2人で温泉へダッシュして行った。
早く洗い流したかったのだろう。
今日の夕飯は朴木達がカレーを作ってくれるとの事だったので、姫歌達よりは遅いものの、続くように空や徹達も準備をし、温泉へ向かって行った。
朋羽が温泉へつくなり、白羽に声をかけている。
「白羽これ、個室のカギ」
「は?なんで俺に?」
「ちょっと入って感想聞かせて欲しいんだよね。今度うちでも家族風呂とか個室で楽しめるお風呂を備えた施設を考えててさ、悪いんだけど入ってきてくれる?」
「…まぁ…、そういう事なら構わんが…」
「ありがと、俺も入ってはみたんだけど、白羽の意見も聞きたくて」
「そういやばあちゃんが昨日入りに行ってたな…そういう事か」
「そそ、って訳でよろしくー」
朋羽に鍵を渡された白羽が向かったのは、妙義と書かれた部屋だった。
戸を開けると、中には靴を脱ぐスペースがあり、玄関のようになっていて、狭い廊下の先に引き戸が見える。
引き戸を引くと6畳ほどの和室に、小さなローテブルが置かれ休憩出来るようになっていた。
和室に隣接して見えるのは脱衣室、お風呂に繋がっているようだ。
2人で過ごすくらいなら余裕があって良さそうだが、それ以上の人数になってくるなら、もう少し和室の大きさや、他にテーブルが欲しいと思うところだ。
肝心のお風呂はどうなっているのだろう。
脱衣室に入りおもむろに服を脱ぐとロッカーにしまった。
脱衣室も専用の扇風機や体重計、水分補給が出来るように飲料水が置かれている。
設備を確認した後で、お風呂場のドアを開け、中に入ると、下半分がすりガラスのお風呂、そして更に外に出れるドアがあった。
と、白羽はここで少し不思議に思う。
シャンプーの匂いがするのだ。
それはもちろんお風呂なのだから当然なのだが、お風呂に入った時に感じる残り香のようなものではなく、さっきまでここに誰か居たのかと思わせるような香りだった。
まぁそれでも考えすぎかと、シャワーを手に取りお湯を出すと身体にかけ始めた。
髪を洗い流し、身体を洗い、少し出てくるお湯の温度を冷たくして流す。
夏はこれが気持ちいいのだ。
―ガチャ―
ドアが開く音にビックリして振り向く。
白羽の目に飛び込んで来たのは、露天風呂側のドアに小さなタオルは持っているが、思考が停止して立ち止まった状態の姫歌。
白羽も今自分が置かれている事が理解出来ずに停止している。
その何秒でもない時間に目に飛び込んできた物の情報量は凄まじかった。
「ふ…ふわあぁぁぁー?!」
姫歌がドアを閉めて外へ戻る。
何を見たなんて、お互いに口に出せたものじゃない。
白羽も見る予定ではなかったが、確実に目に入ってしまった姫歌に対してどう声をかけていいのかわからなかった。
とにかくここにい続けたらまずい…。
冷静になろうとはするものの、見てしまった姫歌のそれが脳裏に焼き付いて離れようとしない。
白羽だって年頃の青年だ。
それが想いを寄せる娘なら余計に身体に影響も出る。
ドアを開け身体と髪を大雑把に吹きその部屋を後にした。
今誰かに顔を合わせたら気まず過ぎる。
施設から外に出ると、少し離れたベンチに座り気持ちを落ち着けた。
――――――
一方その頃姫歌も顔が真っ赤になった状態で、露天風呂側にあったイスに座り呆然としていた。
今日の朝、白羽を起こしに行って見てしまった上半身よりも更にグレードアップした物を見てしまい、どうしていいのかわからなかった。
さっき鉢合わせした後、白羽は直ぐに外に出ていってくれたようだが、身体に力が入らない。
でもずっとここにいたら心配されるかも知れないと、なんとか起き上がり脱衣室へ向かった。
『朝見た時も思ったけど…やっぱり凄く…鍛えてて男性らしくて…素敵で…綺麗で…かっこよかった!』
自分の裸を見られた事以上に、白羽が素敵過ぎてメロメロに成り果てている。
でも今日これから同じ空間で食事する事すらこのままでは恥ずかしい…。
『どうしよう…どうしたらいいんだろう…、でもなんで白羽くんこのお風呂に来れたの?』
姫歌も楓とお風呂に向かう前、朋羽に呼び止められ鍵を受け取っていた。
その事を思い出し、確信する。
『朋羽さんにやられた…』
このまま白羽と話せなくなるような気まずい生活は嫌だ、普通に過ごしたい。
でも今ちゃんと面と向かって話をしてくれるだろうか。
むしろ自分もそれが出来るのか。
『絶対に普通になんて…今すぐは無理だよおぉ~』
身体の熱が冷めぬまま、とりあえず服を着て少し休憩室で休む事にした。
――――――
予定より早く帰ってきた白羽に朴木やヴァーグナー夫妻が理由を聞く。
兄貴にしてやられた…、そう答えた白羽の言葉でだいたい3人とも察してくれたらしい。
白羽坊っちゃまはそういうのまだ慣れてませんものねとノアに言われて、顔を逸らし顔を赤くして黙りながら白羽はソファに座った。
「でもそうだとしたら姫歌さんの方も心配ですね」
「悪いけどノア、様子見てきてもらえるか」
「分かりました、カレーももう時期出来上がりですので離れても大丈夫でしょう」
そう言って直ぐにノアは姫歌の所へと向かって行った。
白羽から預かった鍵で妙義と書かれた部屋の鍵を開け、中にいるだろう姫歌に声をかける。
「姫歌様、ノアです。入りますね」
その声に気づいた姫歌が引き戸のドアを開けた。
「ノアさん…もしかして、もうみんな帰ってきてたりしてます?!」
「いえ違いますよ、姫歌様の様子を見に来たのです」
「私の…?」
「鍵をいただいたので、渡し主から様子を見てきて欲しいと言われまして」
「白羽く…!」
顔からプシューと湯気が出るように顔が真っ赤になる姫歌にノアはクスクスと笑った。
「申し訳ございません、私共の主人が御無礼をしたようで…」
「あ…い、いえ…その、白羽くんの方は大丈夫そうですか…?」
「だいたい姫歌様と同じような反応かと」
「ふわっ…!?」
今まで授業のプールや、たまたま上半身を脱いでいる男子を見たことはある。
が、特にその時は何も感じなかったし、中学以降は男女別々にプールに入っていたため、そういった物を見る機会も減っていた。
しかもそんな興味のない男子とは違い、今回見たのは大好きで仕方ない白羽の肌だ。
とりあえずノアもお風呂に入ると言うので姫歌も一緒にもう一度入った。
湯船に浸かりながらノアが姫歌に尋ねる。
「今日はまだ初めてかもしれませんが、そのうち慣れますよ。白羽様とずっと一緒にいたいと思っているのでしょう?」
「や…やっぱり分かります?」
「それはもう…」
「…そう…ですよね」
「今は無理でも、いずれ一緒にお風呂にも入るようになるかもしれませんよ?」
「へっ?!ふぁ…ぅ…」
そんなの夢の夢だ。
まだ告白すらしていないし、最近ただでさえ一緒の敷地内に住めている、毎日のように白羽に会える事が何となく幸せで、満足し始めている自分もいた。
「ノアさんは…一緒にお風呂とか入るんですか?」
「入りますよ、夫婦ですし」
いとも簡単に入りますよの返答。
夫婦というのはそんなものなのだろうか。
自分の親が仲良くしていたのを見たことがないので、姫歌にとってはよくわからなかった。
「まぁ…絶対大丈夫とは言いませんが、白羽様のお相手、私は姫歌様であって欲しいです。学園で1人気になる方もいると思いますが、そんなのよりもずっと、白羽様は姫歌様と一緒にいる時の方が幸せそうですから」
そう言われると嬉し恥ずかしい。
でもノアが来てくれたおかげで、一緒にコテージには帰りやすくなった。
「ノアさん…」
「はい…?」
「ありがとうございます」
「いえ、私は白羽様のお願いで様子を見に来ただけですから」
早く洗い流したかったのだろう。
今日の夕飯は朴木達がカレーを作ってくれるとの事だったので、姫歌達よりは遅いものの、続くように空や徹達も準備をし、温泉へ向かって行った。
朋羽が温泉へつくなり、白羽に声をかけている。
「白羽これ、個室のカギ」
「は?なんで俺に?」
「ちょっと入って感想聞かせて欲しいんだよね。今度うちでも家族風呂とか個室で楽しめるお風呂を備えた施設を考えててさ、悪いんだけど入ってきてくれる?」
「…まぁ…、そういう事なら構わんが…」
「ありがと、俺も入ってはみたんだけど、白羽の意見も聞きたくて」
「そういやばあちゃんが昨日入りに行ってたな…そういう事か」
「そそ、って訳でよろしくー」
朋羽に鍵を渡された白羽が向かったのは、妙義と書かれた部屋だった。
戸を開けると、中には靴を脱ぐスペースがあり、玄関のようになっていて、狭い廊下の先に引き戸が見える。
引き戸を引くと6畳ほどの和室に、小さなローテブルが置かれ休憩出来るようになっていた。
和室に隣接して見えるのは脱衣室、お風呂に繋がっているようだ。
2人で過ごすくらいなら余裕があって良さそうだが、それ以上の人数になってくるなら、もう少し和室の大きさや、他にテーブルが欲しいと思うところだ。
肝心のお風呂はどうなっているのだろう。
脱衣室に入りおもむろに服を脱ぐとロッカーにしまった。
脱衣室も専用の扇風機や体重計、水分補給が出来るように飲料水が置かれている。
設備を確認した後で、お風呂場のドアを開け、中に入ると、下半分がすりガラスのお風呂、そして更に外に出れるドアがあった。
と、白羽はここで少し不思議に思う。
シャンプーの匂いがするのだ。
それはもちろんお風呂なのだから当然なのだが、お風呂に入った時に感じる残り香のようなものではなく、さっきまでここに誰か居たのかと思わせるような香りだった。
まぁそれでも考えすぎかと、シャワーを手に取りお湯を出すと身体にかけ始めた。
髪を洗い流し、身体を洗い、少し出てくるお湯の温度を冷たくして流す。
夏はこれが気持ちいいのだ。
―ガチャ―
ドアが開く音にビックリして振り向く。
白羽の目に飛び込んで来たのは、露天風呂側のドアに小さなタオルは持っているが、思考が停止して立ち止まった状態の姫歌。
白羽も今自分が置かれている事が理解出来ずに停止している。
その何秒でもない時間に目に飛び込んできた物の情報量は凄まじかった。
「ふ…ふわあぁぁぁー?!」
姫歌がドアを閉めて外へ戻る。
何を見たなんて、お互いに口に出せたものじゃない。
白羽も見る予定ではなかったが、確実に目に入ってしまった姫歌に対してどう声をかけていいのかわからなかった。
とにかくここにい続けたらまずい…。
冷静になろうとはするものの、見てしまった姫歌のそれが脳裏に焼き付いて離れようとしない。
白羽だって年頃の青年だ。
それが想いを寄せる娘なら余計に身体に影響も出る。
ドアを開け身体と髪を大雑把に吹きその部屋を後にした。
今誰かに顔を合わせたら気まず過ぎる。
施設から外に出ると、少し離れたベンチに座り気持ちを落ち着けた。
――――――
一方その頃姫歌も顔が真っ赤になった状態で、露天風呂側にあったイスに座り呆然としていた。
今日の朝、白羽を起こしに行って見てしまった上半身よりも更にグレードアップした物を見てしまい、どうしていいのかわからなかった。
さっき鉢合わせした後、白羽は直ぐに外に出ていってくれたようだが、身体に力が入らない。
でもずっとここにいたら心配されるかも知れないと、なんとか起き上がり脱衣室へ向かった。
『朝見た時も思ったけど…やっぱり凄く…鍛えてて男性らしくて…素敵で…綺麗で…かっこよかった!』
自分の裸を見られた事以上に、白羽が素敵過ぎてメロメロに成り果てている。
でも今日これから同じ空間で食事する事すらこのままでは恥ずかしい…。
『どうしよう…どうしたらいいんだろう…、でもなんで白羽くんこのお風呂に来れたの?』
姫歌も楓とお風呂に向かう前、朋羽に呼び止められ鍵を受け取っていた。
その事を思い出し、確信する。
『朋羽さんにやられた…』
このまま白羽と話せなくなるような気まずい生活は嫌だ、普通に過ごしたい。
でも今ちゃんと面と向かって話をしてくれるだろうか。
むしろ自分もそれが出来るのか。
『絶対に普通になんて…今すぐは無理だよおぉ~』
身体の熱が冷めぬまま、とりあえず服を着て少し休憩室で休む事にした。
――――――
予定より早く帰ってきた白羽に朴木やヴァーグナー夫妻が理由を聞く。
兄貴にしてやられた…、そう答えた白羽の言葉でだいたい3人とも察してくれたらしい。
白羽坊っちゃまはそういうのまだ慣れてませんものねとノアに言われて、顔を逸らし顔を赤くして黙りながら白羽はソファに座った。
「でもそうだとしたら姫歌さんの方も心配ですね」
「悪いけどノア、様子見てきてもらえるか」
「分かりました、カレーももう時期出来上がりですので離れても大丈夫でしょう」
そう言って直ぐにノアは姫歌の所へと向かって行った。
白羽から預かった鍵で妙義と書かれた部屋の鍵を開け、中にいるだろう姫歌に声をかける。
「姫歌様、ノアです。入りますね」
その声に気づいた姫歌が引き戸のドアを開けた。
「ノアさん…もしかして、もうみんな帰ってきてたりしてます?!」
「いえ違いますよ、姫歌様の様子を見に来たのです」
「私の…?」
「鍵をいただいたので、渡し主から様子を見てきて欲しいと言われまして」
「白羽く…!」
顔からプシューと湯気が出るように顔が真っ赤になる姫歌にノアはクスクスと笑った。
「申し訳ございません、私共の主人が御無礼をしたようで…」
「あ…い、いえ…その、白羽くんの方は大丈夫そうですか…?」
「だいたい姫歌様と同じような反応かと」
「ふわっ…!?」
今まで授業のプールや、たまたま上半身を脱いでいる男子を見たことはある。
が、特にその時は何も感じなかったし、中学以降は男女別々にプールに入っていたため、そういった物を見る機会も減っていた。
しかもそんな興味のない男子とは違い、今回見たのは大好きで仕方ない白羽の肌だ。
とりあえずノアもお風呂に入ると言うので姫歌も一緒にもう一度入った。
湯船に浸かりながらノアが姫歌に尋ねる。
「今日はまだ初めてかもしれませんが、そのうち慣れますよ。白羽様とずっと一緒にいたいと思っているのでしょう?」
「や…やっぱり分かります?」
「それはもう…」
「…そう…ですよね」
「今は無理でも、いずれ一緒にお風呂にも入るようになるかもしれませんよ?」
「へっ?!ふぁ…ぅ…」
そんなの夢の夢だ。
まだ告白すらしていないし、最近ただでさえ一緒の敷地内に住めている、毎日のように白羽に会える事が何となく幸せで、満足し始めている自分もいた。
「ノアさんは…一緒にお風呂とか入るんですか?」
「入りますよ、夫婦ですし」
いとも簡単に入りますよの返答。
夫婦というのはそんなものなのだろうか。
自分の親が仲良くしていたのを見たことがないので、姫歌にとってはよくわからなかった。
「まぁ…絶対大丈夫とは言いませんが、白羽様のお相手、私は姫歌様であって欲しいです。学園で1人気になる方もいると思いますが、そんなのよりもずっと、白羽様は姫歌様と一緒にいる時の方が幸せそうですから」
そう言われると嬉し恥ずかしい。
でもノアが来てくれたおかげで、一緒にコテージには帰りやすくなった。
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「はい…?」
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