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59.違和感
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コテージに戻ると、みんなが起きて食卓付近に集まっている。
食卓にはいい香りの味噌汁とだし巻き玉子等の朝食セットが置かれている。
が、やはり白羽の姿が見えない。
「白羽まだ寝てるの?」
「まぁあいつだからなぁ…」
「姫歌いつも白羽先輩って1人で起きるの?」
「起きる時もあるけど…、声をかけに私が行ったり、朴木さんが行ったり…」
とは言ったものの、姫歌も直接触れる訳でもないので、寝ている部屋の前まで行き、ノックして声をかけるだけなのだ。
白羽の寝顔を見たことはない。
「姫歌様、白羽ぼっちゃまを起こしてきてくださいませ」
「あ…はい」
楓真とか徹とか朋羽でもいいのでは…と思いつつも、隣のコテージに向かい白羽の寝ているであろう2階へ。
ドアの前につき、コンコンとノックする。
「白羽くん…朝だよ~。おはよう…?起きてるー?」
姫歌のその問いかけに白羽からの反応はない。
「あけるよ~?」
と言いながらそーっとドアをあける。
そしてドアを開けた先で姫歌の目に映ったのは…
「ひゃうっ!?」
「!?」
ズボンは履いているものの、上半身をさらけ出して着替えている白羽の姿だった…。
姫歌の声にびっくりして、白羽も固まる。
「ご…ごごご…ごめんなさっ!!」
そう言いながらドアを勢いよく閉めた。
閉めたドアの前で顔を真っ赤にしながら、一瞬だけだったのに白羽の鍛えられた身体を見たという事実が、心臓の鼓動を速める。
『寝てると…思って…。どうしよう…見ちゃった…!恥ずかしいよぉ…!』
顔から火が出そうだ。
身体に力が入らなくなって、その場に座り込む。
ものの2分もしないうちに、白羽が部屋から出てきた。
ドアの前でへたり込んでいる姫歌に声をかけ、立てるかと聞く。
「すまん…ぼーっとしてて、もしかして声かけてくれたか?」
「…うん…。反応なかったから…寝てると…思ってて…」
「そう…か、変なもの見せたな…」
「へ!?…全然そんなことないっていうか!…むしろ鍛えられてて…素敵…だった…と…いうか…」
「…っ!」
「わぁぁぁ…ごめんなさっ、私何言って…忘れてぇぇ…!」
素敵だったなんて言われて、白羽だって嬉しくないはずがない。
2人で顔を赤くしながら階段を降りる。
このままみんなのところに戻ったら、間違いなくからかわれそうだ。
少し気持ちを落ち着けて、顔の火照りが静まったのを見計らってみんなのところに戻った。
「おかえり、どうしたのなんか…二人とも顔赤い?なんかあったの?」
そうクラウディアにつっこまれたが、全力で二人で何もないと答えるので…、何かあったのはバレバレである。
そんな姿を見ていると微笑ましくて、みんなもくすくすしていた。
朝ごはんを済ませて、部屋に戻った時に女性組から姫歌に、何があったのかと探りが入ったのは言うまでもない。
今日もコテージに泊まる予定だったので、貴重品以外は置いて、またみんなで観光に行く準備をしていた。
バスに乗り込み、今日はみんなでサファリパークと博物館へ行く予定だ。
くねくねはしないものの、アップタウンの続く道を進み、サファリパークへ到着すると、手続きをしてバスに乗ったままパーク内へと入っていく。
「本当に放し飼いなんだー!」
「結構デカイな」
映像や本で見るのと、現実に自分が体験して見るのは月とすっぽんだ。
予想していたものとは違う大きさや迫力に驚きながら、皆が窓から外に釘付けになっていた。
1時間くらいかけてゆっくりとパーク内を一周し、他にもふれあいコーナーや遊園地を楽しんだ。
帰りにお土産でサブレを買ったり、飾られているぬいぐるみを見たりしてバスに乗り込む。
途中朋羽が予約していてくれた釜飯を食べながら博物館へ向かった。
博物館と隣接して体育館や美術館もあり、大きな駐車場にバスを停めて降りる。
「……」
朴木が黙って当たりを見回していた。
それに続いてヴァーグナー夫妻、白羽や姫歌、徹達も空気の違いに気付く。
「なんか…嫌な感じがするな」
まだ変身ができない亮や美津子、朋羽は何も感じないらしい。
何も感じない人に説明するとするならば、空気が淀んでいる、曇った天気の時に感じるどんよりが空気にあるといったところだろうか。
警報が鳴っているわけでも、人々が逃げ惑う様子もない。
でも確実に何か嫌なものがいる、それは感じられた。
何かあってからでは遅い。
それもあって、変身できない3人と朴木、ヴァーグナー夫妻がバスに乗り込み嫌な気配がしなくなるところまでバスで移動することになった。
白羽達は残り、その原因を探る。
安全な場所まで移動してから、ヴァーグナー夫妻も合流するらしい。
去っていくバスを見送り、まずは地図をさがして地形を把握する。
野球場エリア、美術館エリア、博物館エリア、体育館エリアの大きく4つにわけられるようで、野球場エリアと美術館エリアが隣接、博物館と体育館が隣接しており、その真ん中を大きな道路が走っている。
「二手に別れよう」
白羽の提案で3対4に別れることになった。
白羽のチームは徹と空。
姫歌のチームが楓真、楓、愛莉になった。
腕時計を常時リンク状態にさせて、通話をしながらお互いに情報を共有する。
何か怪しいものを見たら知らせることになった。
――――――
変身した徹が少し高い塔の上に瞬間移動する。
上から見えるのは、公園で遊ぶ子ども、移動する家族、運動している学生、散歩している人…。
特に異常を感じる光景はない。
「徹くん…どう?」
「ん~…これと言って今のところ…」
それでも、嫌な空気が存在していることに変わりはなかった。
とりあえず一周回ってみようと3人は歩き出した。
――――――
道路を挟んで反対側、野球場の施設にたどり着く。
美術館に出入りする人や、部活中の学生の姿が見える。
「一般の人は普段通りの感じなのに…」
「空気は違う」
この違和感は何だ。
じっとしていても何も始まらない。
とりあえず野球場はぐるっと一周できるらしい、それと一緒に公園もある。
4人も歩き出す。
歩いて5分、公園に差し掛かった。
子どもが元気よく走りまわっている公園。
仲良く遊ぶグループのはずれで、一人で遊んでいる男の子をみかけた。
楽しそうに遊ぶグループを見ながら、石ころを集めていた。
姫歌はそれを見て自分と重ね、心が痛くなる。
「思い出す…?」
「うん…、でも私は白羽くんが声をかけてくれたから…」
姫歌が声をかけて一緒に遊ぶ事はできるが、でもそれは一時的なものにすぎない。
その横で楓真が、遊んでいたグループから蹴られて外れて来たボールをキャッチしている。
「うおー!にーちゃん髪なげー!なんでそんな伸ばしてるんだ?」
「女みてー!」
絡まれた子たちにそう言われる楓真はにこっと笑って返す。
「趣味。で、君たちはいつもここで遊んでるのかい?」
「うんいつもここでみんなで遊んでる!」
「あそこで石ひろいしてる子も?」
「あー…、あいついつもあぁなんだよー」
聞くと親が野球場に兄弟をつれてきている間にみんなで遊ぶらしい。
遊んだことはあるらしいのだが、ボールがうまく蹴れないらしく、置いてけぼりになるのだとか。
「せっかくだ、一緒に遊ばない?」
「まじまじ?何する?!」
「あの子も一緒に」
「まーいーけど…」
近くにいた石拾いの子にも声をかける。
するとその子も嬉しそうに微笑み、輪に加わった。
集まった子どもたちにルールの説明をする楓真。
一本のロープを地面におき、くねらせたり丸くしたりしてそれに沿って両側から進み、ぶつかったところでじゃんけんをし、負けた方はスタートに戻らなければならない。
片側のスタート地点に近い決められた地点に、相手側がたどり着いたらそのチームの勝ちというゲームだ。
始めてやるゲームだったらしく、両者ともに白熱している。
決められた地点には姫歌と愛莉が立ち、両者ともに2回ずつ勝利をとったところで休憩が入った。
「皆のどか湧かない?よかったら自販機で飲み物僕がおごるよ!」
「やったー!!みんないこうぜ~!!」
そう言いながら野球場の自販機に皆が走っていく。
そして楓真もそちらに向かおうとしたが、その途中で楓と話をした。
「あの子たちを安全なところに避難させとく…、先に姫歌さんと一緒に対処お願いするね」
「大丈夫…遊んでるうちに気付いた…、二人にも伝えとく」
食卓にはいい香りの味噌汁とだし巻き玉子等の朝食セットが置かれている。
が、やはり白羽の姿が見えない。
「白羽まだ寝てるの?」
「まぁあいつだからなぁ…」
「姫歌いつも白羽先輩って1人で起きるの?」
「起きる時もあるけど…、声をかけに私が行ったり、朴木さんが行ったり…」
とは言ったものの、姫歌も直接触れる訳でもないので、寝ている部屋の前まで行き、ノックして声をかけるだけなのだ。
白羽の寝顔を見たことはない。
「姫歌様、白羽ぼっちゃまを起こしてきてくださいませ」
「あ…はい」
楓真とか徹とか朋羽でもいいのでは…と思いつつも、隣のコテージに向かい白羽の寝ているであろう2階へ。
ドアの前につき、コンコンとノックする。
「白羽くん…朝だよ~。おはよう…?起きてるー?」
姫歌のその問いかけに白羽からの反応はない。
「あけるよ~?」
と言いながらそーっとドアをあける。
そしてドアを開けた先で姫歌の目に映ったのは…
「ひゃうっ!?」
「!?」
ズボンは履いているものの、上半身をさらけ出して着替えている白羽の姿だった…。
姫歌の声にびっくりして、白羽も固まる。
「ご…ごごご…ごめんなさっ!!」
そう言いながらドアを勢いよく閉めた。
閉めたドアの前で顔を真っ赤にしながら、一瞬だけだったのに白羽の鍛えられた身体を見たという事実が、心臓の鼓動を速める。
『寝てると…思って…。どうしよう…見ちゃった…!恥ずかしいよぉ…!』
顔から火が出そうだ。
身体に力が入らなくなって、その場に座り込む。
ものの2分もしないうちに、白羽が部屋から出てきた。
ドアの前でへたり込んでいる姫歌に声をかけ、立てるかと聞く。
「すまん…ぼーっとしてて、もしかして声かけてくれたか?」
「…うん…。反応なかったから…寝てると…思ってて…」
「そう…か、変なもの見せたな…」
「へ!?…全然そんなことないっていうか!…むしろ鍛えられてて…素敵…だった…と…いうか…」
「…っ!」
「わぁぁぁ…ごめんなさっ、私何言って…忘れてぇぇ…!」
素敵だったなんて言われて、白羽だって嬉しくないはずがない。
2人で顔を赤くしながら階段を降りる。
このままみんなのところに戻ったら、間違いなくからかわれそうだ。
少し気持ちを落ち着けて、顔の火照りが静まったのを見計らってみんなのところに戻った。
「おかえり、どうしたのなんか…二人とも顔赤い?なんかあったの?」
そうクラウディアにつっこまれたが、全力で二人で何もないと答えるので…、何かあったのはバレバレである。
そんな姿を見ていると微笑ましくて、みんなもくすくすしていた。
朝ごはんを済ませて、部屋に戻った時に女性組から姫歌に、何があったのかと探りが入ったのは言うまでもない。
今日もコテージに泊まる予定だったので、貴重品以外は置いて、またみんなで観光に行く準備をしていた。
バスに乗り込み、今日はみんなでサファリパークと博物館へ行く予定だ。
くねくねはしないものの、アップタウンの続く道を進み、サファリパークへ到着すると、手続きをしてバスに乗ったままパーク内へと入っていく。
「本当に放し飼いなんだー!」
「結構デカイな」
映像や本で見るのと、現実に自分が体験して見るのは月とすっぽんだ。
予想していたものとは違う大きさや迫力に驚きながら、皆が窓から外に釘付けになっていた。
1時間くらいかけてゆっくりとパーク内を一周し、他にもふれあいコーナーや遊園地を楽しんだ。
帰りにお土産でサブレを買ったり、飾られているぬいぐるみを見たりしてバスに乗り込む。
途中朋羽が予約していてくれた釜飯を食べながら博物館へ向かった。
博物館と隣接して体育館や美術館もあり、大きな駐車場にバスを停めて降りる。
「……」
朴木が黙って当たりを見回していた。
それに続いてヴァーグナー夫妻、白羽や姫歌、徹達も空気の違いに気付く。
「なんか…嫌な感じがするな」
まだ変身ができない亮や美津子、朋羽は何も感じないらしい。
何も感じない人に説明するとするならば、空気が淀んでいる、曇った天気の時に感じるどんよりが空気にあるといったところだろうか。
警報が鳴っているわけでも、人々が逃げ惑う様子もない。
でも確実に何か嫌なものがいる、それは感じられた。
何かあってからでは遅い。
それもあって、変身できない3人と朴木、ヴァーグナー夫妻がバスに乗り込み嫌な気配がしなくなるところまでバスで移動することになった。
白羽達は残り、その原因を探る。
安全な場所まで移動してから、ヴァーグナー夫妻も合流するらしい。
去っていくバスを見送り、まずは地図をさがして地形を把握する。
野球場エリア、美術館エリア、博物館エリア、体育館エリアの大きく4つにわけられるようで、野球場エリアと美術館エリアが隣接、博物館と体育館が隣接しており、その真ん中を大きな道路が走っている。
「二手に別れよう」
白羽の提案で3対4に別れることになった。
白羽のチームは徹と空。
姫歌のチームが楓真、楓、愛莉になった。
腕時計を常時リンク状態にさせて、通話をしながらお互いに情報を共有する。
何か怪しいものを見たら知らせることになった。
――――――
変身した徹が少し高い塔の上に瞬間移動する。
上から見えるのは、公園で遊ぶ子ども、移動する家族、運動している学生、散歩している人…。
特に異常を感じる光景はない。
「徹くん…どう?」
「ん~…これと言って今のところ…」
それでも、嫌な空気が存在していることに変わりはなかった。
とりあえず一周回ってみようと3人は歩き出した。
――――――
道路を挟んで反対側、野球場の施設にたどり着く。
美術館に出入りする人や、部活中の学生の姿が見える。
「一般の人は普段通りの感じなのに…」
「空気は違う」
この違和感は何だ。
じっとしていても何も始まらない。
とりあえず野球場はぐるっと一周できるらしい、それと一緒に公園もある。
4人も歩き出す。
歩いて5分、公園に差し掛かった。
子どもが元気よく走りまわっている公園。
仲良く遊ぶグループのはずれで、一人で遊んでいる男の子をみかけた。
楽しそうに遊ぶグループを見ながら、石ころを集めていた。
姫歌はそれを見て自分と重ね、心が痛くなる。
「思い出す…?」
「うん…、でも私は白羽くんが声をかけてくれたから…」
姫歌が声をかけて一緒に遊ぶ事はできるが、でもそれは一時的なものにすぎない。
その横で楓真が、遊んでいたグループから蹴られて外れて来たボールをキャッチしている。
「うおー!にーちゃん髪なげー!なんでそんな伸ばしてるんだ?」
「女みてー!」
絡まれた子たちにそう言われる楓真はにこっと笑って返す。
「趣味。で、君たちはいつもここで遊んでるのかい?」
「うんいつもここでみんなで遊んでる!」
「あそこで石ひろいしてる子も?」
「あー…、あいついつもあぁなんだよー」
聞くと親が野球場に兄弟をつれてきている間にみんなで遊ぶらしい。
遊んだことはあるらしいのだが、ボールがうまく蹴れないらしく、置いてけぼりになるのだとか。
「せっかくだ、一緒に遊ばない?」
「まじまじ?何する?!」
「あの子も一緒に」
「まーいーけど…」
近くにいた石拾いの子にも声をかける。
するとその子も嬉しそうに微笑み、輪に加わった。
集まった子どもたちにルールの説明をする楓真。
一本のロープを地面におき、くねらせたり丸くしたりしてそれに沿って両側から進み、ぶつかったところでじゃんけんをし、負けた方はスタートに戻らなければならない。
片側のスタート地点に近い決められた地点に、相手側がたどり着いたらそのチームの勝ちというゲームだ。
始めてやるゲームだったらしく、両者ともに白熱している。
決められた地点には姫歌と愛莉が立ち、両者ともに2回ずつ勝利をとったところで休憩が入った。
「皆のどか湧かない?よかったら自販機で飲み物僕がおごるよ!」
「やったー!!みんないこうぜ~!!」
そう言いながら野球場の自販機に皆が走っていく。
そして楓真もそちらに向かおうとしたが、その途中で楓と話をした。
「あの子たちを安全なところに避難させとく…、先に姫歌さんと一緒に対処お願いするね」
「大丈夫…遊んでるうちに気付いた…、二人にも伝えとく」
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