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29.マイストーン
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空港に降り立ったドイツ日本便。
ミルカは1週間のドイツ滞在を終え、日本に帰ってきた。
親族に不幸があったと言い、学園から1週間ドイツに帰国していたのだが、目的は葬式だけではなかった。
もともとミルカや白羽がいた街、デュセルフにある教会に、魔法を教えてくれた師がいて、会いに行っていたのだ。
『はーあ…、帰る度に対価支払わなくちゃいけないのダルい……。しかも3日連続でずっとだったし…。教会って事を疑うわ…。まぁでもそうしないと効力が弱まってしまうから…必要経費だと思うしかない…。しかも今回は…新しいのを作成したから余計に…』
ミルカはの手にはネックレスが握られていた。
小さなアイアンクロスのネックレス、お土産にドイツから持ち帰った物で、学園にいる姫歌にお近付きの印として渡そうと思っているらしい。
「姫歌さんは喜んでくれるかなー♪」
次の日、ミルカは自宅から学園に向かう。
ミルカの住んでいる場所は、学園から電車で20分くらいの場所で、アパートに住んでいる。
学園に向かう途中、仲間からLimeがくる。
「ミルカさん帰って来ました?」
「うんうん、昨日帰ってきたよ」
「ミルカさんが居ない間に結構大変な事が起こりました」
「大変な事?」
「大きく分けて3つ。1つ目は桜川姫歌の再テストが行われ、Bクラスに昇格確定。2つ目桜川姫歌の部屋で火災発生、前件試験含め火災に関しても警察調査中。3件目、桜川姫歌は寮が無くなったため、白羽先輩の家に引き取られました。同じ家での生活はしていませんが、同じ敷地内にある離れで暮らし始めています」
「へぇ…、そーなんだぁ」
それを見たミルカの手は怒りで震えている。
でもそれもミルカにとってはあと少しの事。
「ふふ、安心していられるのも今のうち…。いいわ、私が何とかするから、今は何もしなくても。連絡ありがとう」
『あと少し…あと少しでさよならよ…姫歌さん。私があなたを殺してあげる』
——————————————————
姫歌がら白羽の家の離れに住むようになってから1週間がたった。
少し体も白銀家のサイクルになれつつあり、新しい家族とも仲良くやっている。
テストの事や火災の事も、警察が来る時に話すのは面倒くさいが、少しずつ癒されていく。
傍に白羽がいてくれるおかげで、心強いし、朝も帰りも一緒に登下校できて彼女にでもなった気分だった。
今週からは亮と一緒に新しいクラスに上がり、変身できるアイテムも入手予定だ。
といってもおばあちゃんから貰ったペンダントで変身はもうできるのだが…。
朝登校してすぐ、亮と職員室へと赴く。
Bクラスに進級し、新しいネクタイと名札を貰うのだ。
渡された緑のネクタイと名札をつけると、Bクラスの担任の赤坂美玲という女性の先生と一緒に教室へ向かった。
嬉しい事にBクラスに進級しても、亮とクラスは変わらず一緒で、席も隣らしい。
姫歌にとって友達が傍にいてくれるだけで少し不安は取れる。
新しいクラスの前で自己紹介すると、クラス内が少し騒がしい。
少し前に火災があったばかりで、何かと話題になっている姫歌。
本人はこんな事になるなんて入学前は想像もしていなかったし、静かに学園生活を送りたかったのだが、なってしまったものはもうどうにもならない。
Bクラスに上がると、Cクラスの時にはなかった実技が入り始める。
体力をつける為に朝から筋トレや運動をしたり、発声練習や実際に機器に触れ、より実戦へ向かって進んでいく。
その一部が変身スキルなのである。
放課後姫歌と亮、そして空が職員室に呼ばれ、学園内の隣にある研究所地下へと案内される。
そう、白羽や徹がいつも身につけているマイストーンがついた腕時計を姫歌達にも付与するためだ。
2人には研究員も数名同行する。
データ収集をするためだ。
厳重に施錠、整備された地下。
許可された日時と人しか中に入る事は出来ない。
もともと登録しないとセンサーが反応するため、あらかじめ予約しておかないと侵入者扱いされるのだと、研究員の人が教えてくれた。
地下に入ってから随分経過した。
10分位は歩いただろうか。
複雑に入り組んだ迷路は、入ったことのある人でなければ迷ってしまうだろう。
突き当たりの所に、銀行で使っているような重厚なドアが見える。
入口の前にあるスイッチで中と連絡を取ると、ガチャと言う音とともにドアが開いた。
中に入ると少し大きめな部屋の中で数名の研究員が出迎えてくれた。
「やぁやぁ、今日の新しいマイストーン取得者達だね」
「よろしくお願いします」
3人で揃って挨拶すると、うんうんよろしくと返してくれた。
どうやら大きな部屋の隣にある部屋で自分の石が何になるかを決めるらしい。
少し薄暗い部屋だが、窓ガラスがついているので大きな部屋から見守ってくれるとの事。
まずは空から部屋に入る。
部屋に入ると1人用のソファが置いてあり、そこへ座って待つように部屋の外から指示があった。
言われた通りに空がソファに腰掛ける。
すると外から説明が入る。
「鴨頭草さん、今からリラックスできる曲流すから、自分の家でくつろぐみたいに肩の力抜いて目を閉じてゆっくりしててねー」
そう言われても、見られている事と場所も慣れていないのでなかなか上手くは行かない。
やるだけやってみようと、空は目を閉じ、音楽を聴きながら深呼吸をする。
だんだんと集中し始め、ふと子どもの時のことを思い出した。
『運動会で一生懸命応援してる自分の姿。
応援した側には届いているのだろうか。
いつもそう思いながら応援していた。
ちゃんと届けたい。
それがきっとその人の力になる。
きっと今の私も、それは変わらない。
色んな人に、歌でも、陰ながら支える側として届けたい』
研究員と一緒に姫歌と亮が空を見守っている。
すると研究員がモニターを見ながら話し始めた。
「おぉ…これは面白い。なかなか他の人とは違う路線をいく子だね」
「えぇ、いくつか反応がある石がありましたが、これが1番強いですね」
「なら、もうこれで決定だろう。出して上げて」
「はい」
中にいる空に研究員が声をかけた。
「鴨頭草さん、もう大丈夫だよ。目を開けて。今から前に腕時計機能もついてるマイストーンが自動で運ばれるから、出てきたらつけてみて」
その言葉を聞いて間もなく、ウィーンと言う音とともに、下からケースに入った腕時計が運ばれてきた。
腕時計を照らすように、上から灯りが落ちている。
空はそれを取ると自分の腕に付けた。
特に変わった事はない。
空が部屋から出ると、姫歌と亮が駆け寄ってきた。
続いて研究員が近づき腕時計について説明をする。
「そのマイストーンはロードスピーカー。日本語だと拡声器って意味を持つ石だ。君の中できっと、伝える役割や、声をあげる事の大切さについてわかっている事があるから、その石は君に反応した。君と一緒にいて覚醒すれば、君も変身できるようになるよ」
「はい、ありがとうございます」
まだ実感はわかないが、いずれ白羽や徹のように自分も変身できるのは楽しみだなと思う空だった。
続いて亮が部屋に入っていく。
先程の空と同じように、中にあるソファに腰掛けるように指示され、亮もそれに合わせて座った。
リラックスできる曲。
亮が目を閉じ瞑想モードに入る。
その中で亮が思い浮かべたのは、たくさんの音楽や情景、オペラ歌手やヴァイオリンなど、音楽に関わるものだった。
「なるほどー、高澤君は音楽が強いねぇ」
「特定の楽器や曲ではなく、音楽そのものみたいですね」
「音楽関係の物に反応があるけど、一番強いのは…」
「これですね、出します」
中にいる亮にも腕時計が運ばれる。
亮は腕時計をつけ、中から出てきた。
空と同様特別変わったことはないようだ。
「高澤君のマイストーンはトリブルクリフ、日本語でト音記号を表すものだよ。もともとお父さんが軍の関係者ってことは聞いてたし、何か影響が高いものがあるだろうと思ってたけど、音楽そのもののようだ。これからが楽しみだね」
「ありがとうございます」
これから亮は、もしかしたら歌い手として、全国に声を届ける役割があるのかもしれない。
活躍を期待され、亮も嬉しそうだ。
そして最後は姫歌の番になり、姫歌は薄暗い部屋の中へ入って行った。
ミルカは1週間のドイツ滞在を終え、日本に帰ってきた。
親族に不幸があったと言い、学園から1週間ドイツに帰国していたのだが、目的は葬式だけではなかった。
もともとミルカや白羽がいた街、デュセルフにある教会に、魔法を教えてくれた師がいて、会いに行っていたのだ。
『はーあ…、帰る度に対価支払わなくちゃいけないのダルい……。しかも3日連続でずっとだったし…。教会って事を疑うわ…。まぁでもそうしないと効力が弱まってしまうから…必要経費だと思うしかない…。しかも今回は…新しいのを作成したから余計に…』
ミルカはの手にはネックレスが握られていた。
小さなアイアンクロスのネックレス、お土産にドイツから持ち帰った物で、学園にいる姫歌にお近付きの印として渡そうと思っているらしい。
「姫歌さんは喜んでくれるかなー♪」
次の日、ミルカは自宅から学園に向かう。
ミルカの住んでいる場所は、学園から電車で20分くらいの場所で、アパートに住んでいる。
学園に向かう途中、仲間からLimeがくる。
「ミルカさん帰って来ました?」
「うんうん、昨日帰ってきたよ」
「ミルカさんが居ない間に結構大変な事が起こりました」
「大変な事?」
「大きく分けて3つ。1つ目は桜川姫歌の再テストが行われ、Bクラスに昇格確定。2つ目桜川姫歌の部屋で火災発生、前件試験含め火災に関しても警察調査中。3件目、桜川姫歌は寮が無くなったため、白羽先輩の家に引き取られました。同じ家での生活はしていませんが、同じ敷地内にある離れで暮らし始めています」
「へぇ…、そーなんだぁ」
それを見たミルカの手は怒りで震えている。
でもそれもミルカにとってはあと少しの事。
「ふふ、安心していられるのも今のうち…。いいわ、私が何とかするから、今は何もしなくても。連絡ありがとう」
『あと少し…あと少しでさよならよ…姫歌さん。私があなたを殺してあげる』
——————————————————
姫歌がら白羽の家の離れに住むようになってから1週間がたった。
少し体も白銀家のサイクルになれつつあり、新しい家族とも仲良くやっている。
テストの事や火災の事も、警察が来る時に話すのは面倒くさいが、少しずつ癒されていく。
傍に白羽がいてくれるおかげで、心強いし、朝も帰りも一緒に登下校できて彼女にでもなった気分だった。
今週からは亮と一緒に新しいクラスに上がり、変身できるアイテムも入手予定だ。
といってもおばあちゃんから貰ったペンダントで変身はもうできるのだが…。
朝登校してすぐ、亮と職員室へと赴く。
Bクラスに進級し、新しいネクタイと名札を貰うのだ。
渡された緑のネクタイと名札をつけると、Bクラスの担任の赤坂美玲という女性の先生と一緒に教室へ向かった。
嬉しい事にBクラスに進級しても、亮とクラスは変わらず一緒で、席も隣らしい。
姫歌にとって友達が傍にいてくれるだけで少し不安は取れる。
新しいクラスの前で自己紹介すると、クラス内が少し騒がしい。
少し前に火災があったばかりで、何かと話題になっている姫歌。
本人はこんな事になるなんて入学前は想像もしていなかったし、静かに学園生活を送りたかったのだが、なってしまったものはもうどうにもならない。
Bクラスに上がると、Cクラスの時にはなかった実技が入り始める。
体力をつける為に朝から筋トレや運動をしたり、発声練習や実際に機器に触れ、より実戦へ向かって進んでいく。
その一部が変身スキルなのである。
放課後姫歌と亮、そして空が職員室に呼ばれ、学園内の隣にある研究所地下へと案内される。
そう、白羽や徹がいつも身につけているマイストーンがついた腕時計を姫歌達にも付与するためだ。
2人には研究員も数名同行する。
データ収集をするためだ。
厳重に施錠、整備された地下。
許可された日時と人しか中に入る事は出来ない。
もともと登録しないとセンサーが反応するため、あらかじめ予約しておかないと侵入者扱いされるのだと、研究員の人が教えてくれた。
地下に入ってから随分経過した。
10分位は歩いただろうか。
複雑に入り組んだ迷路は、入ったことのある人でなければ迷ってしまうだろう。
突き当たりの所に、銀行で使っているような重厚なドアが見える。
入口の前にあるスイッチで中と連絡を取ると、ガチャと言う音とともにドアが開いた。
中に入ると少し大きめな部屋の中で数名の研究員が出迎えてくれた。
「やぁやぁ、今日の新しいマイストーン取得者達だね」
「よろしくお願いします」
3人で揃って挨拶すると、うんうんよろしくと返してくれた。
どうやら大きな部屋の隣にある部屋で自分の石が何になるかを決めるらしい。
少し薄暗い部屋だが、窓ガラスがついているので大きな部屋から見守ってくれるとの事。
まずは空から部屋に入る。
部屋に入ると1人用のソファが置いてあり、そこへ座って待つように部屋の外から指示があった。
言われた通りに空がソファに腰掛ける。
すると外から説明が入る。
「鴨頭草さん、今からリラックスできる曲流すから、自分の家でくつろぐみたいに肩の力抜いて目を閉じてゆっくりしててねー」
そう言われても、見られている事と場所も慣れていないのでなかなか上手くは行かない。
やるだけやってみようと、空は目を閉じ、音楽を聴きながら深呼吸をする。
だんだんと集中し始め、ふと子どもの時のことを思い出した。
『運動会で一生懸命応援してる自分の姿。
応援した側には届いているのだろうか。
いつもそう思いながら応援していた。
ちゃんと届けたい。
それがきっとその人の力になる。
きっと今の私も、それは変わらない。
色んな人に、歌でも、陰ながら支える側として届けたい』
研究員と一緒に姫歌と亮が空を見守っている。
すると研究員がモニターを見ながら話し始めた。
「おぉ…これは面白い。なかなか他の人とは違う路線をいく子だね」
「えぇ、いくつか反応がある石がありましたが、これが1番強いですね」
「なら、もうこれで決定だろう。出して上げて」
「はい」
中にいる空に研究員が声をかけた。
「鴨頭草さん、もう大丈夫だよ。目を開けて。今から前に腕時計機能もついてるマイストーンが自動で運ばれるから、出てきたらつけてみて」
その言葉を聞いて間もなく、ウィーンと言う音とともに、下からケースに入った腕時計が運ばれてきた。
腕時計を照らすように、上から灯りが落ちている。
空はそれを取ると自分の腕に付けた。
特に変わった事はない。
空が部屋から出ると、姫歌と亮が駆け寄ってきた。
続いて研究員が近づき腕時計について説明をする。
「そのマイストーンはロードスピーカー。日本語だと拡声器って意味を持つ石だ。君の中できっと、伝える役割や、声をあげる事の大切さについてわかっている事があるから、その石は君に反応した。君と一緒にいて覚醒すれば、君も変身できるようになるよ」
「はい、ありがとうございます」
まだ実感はわかないが、いずれ白羽や徹のように自分も変身できるのは楽しみだなと思う空だった。
続いて亮が部屋に入っていく。
先程の空と同じように、中にあるソファに腰掛けるように指示され、亮もそれに合わせて座った。
リラックスできる曲。
亮が目を閉じ瞑想モードに入る。
その中で亮が思い浮かべたのは、たくさんの音楽や情景、オペラ歌手やヴァイオリンなど、音楽に関わるものだった。
「なるほどー、高澤君は音楽が強いねぇ」
「特定の楽器や曲ではなく、音楽そのものみたいですね」
「音楽関係の物に反応があるけど、一番強いのは…」
「これですね、出します」
中にいる亮にも腕時計が運ばれる。
亮は腕時計をつけ、中から出てきた。
空と同様特別変わったことはないようだ。
「高澤君のマイストーンはトリブルクリフ、日本語でト音記号を表すものだよ。もともとお父さんが軍の関係者ってことは聞いてたし、何か影響が高いものがあるだろうと思ってたけど、音楽そのもののようだ。これからが楽しみだね」
「ありがとうございます」
これから亮は、もしかしたら歌い手として、全国に声を届ける役割があるのかもしれない。
活躍を期待され、亮も嬉しそうだ。
そして最後は姫歌の番になり、姫歌は薄暗い部屋の中へ入って行った。
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