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17.SOS
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富山森林公園キャンプ場へついた例の3人は、点呼を取っている先生へ着きましたと連絡する。
もちろん、全員到着していない事が分かっていて。
キャンプ場へ着いてしまえば、魔法は使ってもいいので、自分たちの荷物を取りにいき、テントを難なく組み立てると、近くでバーベキューを始めた。
支給された8人分の肉と野菜を3人で焼き、平らげていく。
「いやー、吊り橋あんなにうまく落ちると思わなかったっすわー!」
「ホントホント!お陰様で肉がたくさん食べられて幸せ~!」
「明日の朝迎えに行ってあげればいいでしょー!俺らもともとあんな班長に従う気なんてなかったし!」
そう、この3人はお昼に食事でいい場所を教え、信用を回復させてから、わざと、難しいコースを選び、姫歌達が渡った橋を落としたのだった。
その難しいコースも、土砂崩れで通れない張り紙や、通行禁止のプレートがあったにも関わらず、わざわざそれを外し、姫歌達をはめた。
ただ単に本人達はイタズラであるとしか思っていない。
1晩くらい大丈夫だろう。
迎えに行けばそれでいい。
そう思いながら気分よく、キャンプを満喫した。
ーーーーーーー
午後8時半
辺りは暗く、もう皆テントの中で雑談をしている頃だろう。
コミュニケーションがあまり得意ではない白羽は、1人で大きな岩の上に寝転ぶと、夜空にある満点の星空を眺めていた。
この日ばかりはミルカとは別行動なので、ゆっくりする事ができた。
毎日何かと付きまとわれるので、白羽自身も疲れていたのだ。
『はぁ…、1人最高……』
そう思いながら空を見ていると、ひとつの光がゆらゆらと揺れ、自分に近づいてくる。
近くに寄ってきたそれは淡い光を放ち、手のひらサイズの珠に羽が4つ生えて飛び回っている。
『なんだ……?』
手を出すと、その妖精は白羽の手の上に乗った。
するとその妖精は白羽に対して声を発する。
「白羽くん、助けて…」
「桜川…!どうした…!」
「私達の班4人、まだ目的地に付けてないの。1人は足を怪我してて、あと2人が川に落ちて凍えてる。今山小屋で避難してるんだけど、正確な位置がわからなくて…身動きが取れないの」
「他のメンバーは?」
「わからない…、二手に別れなくちゃいけない状況になって…。その後は…」
「わかった、そっちに向かう。必要な物はあるか?」
「出来れば3人が暖かくなるような飲み物とか、服とかあれば嬉しい」
「了解。なるべく早く行く」
その言葉を聞くと、白羽は寝ていた状態を起こし立つと、直ぐに正装に変身し、現場にいた教師に状況を説明する。
必要な物をある程度揃えると、空へと飛び立った。
姫歌の目的地だったキャンプ場は上空から確認すると明かりが着いていたため、だいたいの位置は把握できた。
であればその近くに小屋があるはずなのだが、真っ暗で何も見えない。
すると、さっきの妖精が白羽の前を飛び、案内する。
白羽は妖精について行くと、明かりを付けながら川沿いを下り、山小屋を見つけた。
光と共に降りてきた白羽を姫歌が確認すると、山小屋の中から出てきて駆け寄る。
「白羽くん…!」
「すまん、遅くなった」
「大丈夫、ありがとう。とりあえず中に…」
姫歌に連れられ中に入ると、戻ってきた二人を見て泣きそうな3人がこちらを見ている。
「白羽先輩!」
「どうしてここに!白羽先輩が…!?」
「よかった…助けがきてくれた…!!」
白羽は持ってきた荷物からおもむろに着替えとを亮と愛莉に渡す。半乾きの状態の服ではいつまでたっても温まらない。
とりあえず部屋の隅でそれぞれ着替えてもらい、足を怪我した美奈の様子を確認する。
「ふむ…、捻挫だな」
手をかざした白羽がそう判断すると、簡単に足に回復の呪文をかける。
美奈の足の痛みは消えたようだ。
「ありがとうございます、白羽先輩。まさか、先輩に治していただけるなんて…」
「骨に異常がある訳じゃ無さそうだけど念の為、後で病院で検査してもらうといい」
「はい!分かりました」
亮と愛莉も服を着替え終わったようで、白羽にお礼を言うと、また暖炉の前で暖まっている。
「……くしゅっ!」
美奈に上着を貸していた姫歌は、自分がすっかり薄着だった事を忘れていたが、白羽が来て安心したのか肌寒さを感じる。
『予備のブランケットもう1枚持ってくるべきだったかなぁ……』
ーボフッー
身体が急に何かに包まれた。
姫歌に触れないようにだが、白羽が自分の羽織っていたコートを姫歌に被せたのだった。
「着てろ…風邪ひく」
「……でも白羽くんが…」
「助けが来るまでの間くらい大丈夫だ」
「……ありがとう、借りるね」
『さっきまで白羽くんが着てたコート…。白羽くんの温もり。白羽くんの匂い…。なんか…包まれて、凄く……幸せ~♡』
白羽のコートに包まれながら姫歌はやっと少し腰掛けて休んだ。
その間に、白羽は外へ出ると、場所を教えるように空に向かって照明弾を打った。
その照明弾を頼りに、救急隊が数十分もすれば駆けつけてくれる事だろう。
救急隊が来るまでの間、白羽も山小屋の中で姫歌の隣に座り、暖まっている3人を見守った。
「…なんか、久しぶりだね…」
「……あぁ…、いつも隣にあいつがいるからな」
「…ちょっと話しにくくて…。あんまり刺激したくなかったし…」
「……まぁ、そうなるだろうな…」
白羽はミルカの事をどう思っているのだろう。
やはり彼女として大切に思っているのだろうか…。
本人に直接聞きたかったが、姫歌にはそんな勇気はなかった。
「今月末の昇級試験受けようと思ってるの」
「まだ入学してから間もないのに?」
「私のおばあちゃん、昔ここの学園の教師やっててね、基本的な事はもう小さいうちから叩き込まれてるんだ」
「なるほど。それなら受けてみてもいいかもな」
「試験……難しい?」
「どうだかな、少なくともBクラスに上がるための試験は筆記しかないはずだから、桜川ならやれるんじゃないか?」
「そうかな…そうだといいな」
桜川ならやれるんじゃないか?と言われ、姫歌は少し嬉しかったし、試験に対する不安もとれた。
「早く上まであがってきてくれ。Aクラスまで上がったら、俺とペアを組んで欲しいし」
「ペア!?……ペア…、ぺあって…… 何?」
「そうかまだ知らないか。Sランク及びAランクの人間は、お互いが望めばペアが組めるんだ。相方として、一緒に戦える」
「え……それを……私になれと??」
「あぁ」
「え、ミルカ先輩は……?」
「あいつを俺が許すと思うか?」
「え、でも私がミルカ先輩に許されると思わないんですが!?」
「……………」
『考えてなかったの!?』
「でもあいつの件がなければ、いいってことだろ?」
「……断る理由なんて…ないよ……」
「なら、予約」
素直に嬉しかった。
まだ入学して間もないのに、実力すら分かっていないのに、ペアになろうなんて言われるとは思っていなかった。
「でも私…まだCクラスだよ…?」
「知ってる」
「実力だってまだまだなのに…」
「他のやつとペア組まれると面倒だし、実力がないなら付けられるように協力する」
「そこまで…してもらう価値なんて、私には…」
「桜川は昔もそうだったな…」
「……」
「多分今も両親のせいで自己肯定感が低いんだと思うが、俺の前でくらい、俺に頼ってくれていい」
「白羽くん……」
そう話しているうちに、山小屋へ救急隊がやってくる。
念の為皆病院で検査を受けることになり、山小屋へ避難していた姫歌達の班はヘリコプターで皆病院へ搬送された。
もちろん、全員到着していない事が分かっていて。
キャンプ場へ着いてしまえば、魔法は使ってもいいので、自分たちの荷物を取りにいき、テントを難なく組み立てると、近くでバーベキューを始めた。
支給された8人分の肉と野菜を3人で焼き、平らげていく。
「いやー、吊り橋あんなにうまく落ちると思わなかったっすわー!」
「ホントホント!お陰様で肉がたくさん食べられて幸せ~!」
「明日の朝迎えに行ってあげればいいでしょー!俺らもともとあんな班長に従う気なんてなかったし!」
そう、この3人はお昼に食事でいい場所を教え、信用を回復させてから、わざと、難しいコースを選び、姫歌達が渡った橋を落としたのだった。
その難しいコースも、土砂崩れで通れない張り紙や、通行禁止のプレートがあったにも関わらず、わざわざそれを外し、姫歌達をはめた。
ただ単に本人達はイタズラであるとしか思っていない。
1晩くらい大丈夫だろう。
迎えに行けばそれでいい。
そう思いながら気分よく、キャンプを満喫した。
ーーーーーーー
午後8時半
辺りは暗く、もう皆テントの中で雑談をしている頃だろう。
コミュニケーションがあまり得意ではない白羽は、1人で大きな岩の上に寝転ぶと、夜空にある満点の星空を眺めていた。
この日ばかりはミルカとは別行動なので、ゆっくりする事ができた。
毎日何かと付きまとわれるので、白羽自身も疲れていたのだ。
『はぁ…、1人最高……』
そう思いながら空を見ていると、ひとつの光がゆらゆらと揺れ、自分に近づいてくる。
近くに寄ってきたそれは淡い光を放ち、手のひらサイズの珠に羽が4つ生えて飛び回っている。
『なんだ……?』
手を出すと、その妖精は白羽の手の上に乗った。
するとその妖精は白羽に対して声を発する。
「白羽くん、助けて…」
「桜川…!どうした…!」
「私達の班4人、まだ目的地に付けてないの。1人は足を怪我してて、あと2人が川に落ちて凍えてる。今山小屋で避難してるんだけど、正確な位置がわからなくて…身動きが取れないの」
「他のメンバーは?」
「わからない…、二手に別れなくちゃいけない状況になって…。その後は…」
「わかった、そっちに向かう。必要な物はあるか?」
「出来れば3人が暖かくなるような飲み物とか、服とかあれば嬉しい」
「了解。なるべく早く行く」
その言葉を聞くと、白羽は寝ていた状態を起こし立つと、直ぐに正装に変身し、現場にいた教師に状況を説明する。
必要な物をある程度揃えると、空へと飛び立った。
姫歌の目的地だったキャンプ場は上空から確認すると明かりが着いていたため、だいたいの位置は把握できた。
であればその近くに小屋があるはずなのだが、真っ暗で何も見えない。
すると、さっきの妖精が白羽の前を飛び、案内する。
白羽は妖精について行くと、明かりを付けながら川沿いを下り、山小屋を見つけた。
光と共に降りてきた白羽を姫歌が確認すると、山小屋の中から出てきて駆け寄る。
「白羽くん…!」
「すまん、遅くなった」
「大丈夫、ありがとう。とりあえず中に…」
姫歌に連れられ中に入ると、戻ってきた二人を見て泣きそうな3人がこちらを見ている。
「白羽先輩!」
「どうしてここに!白羽先輩が…!?」
「よかった…助けがきてくれた…!!」
白羽は持ってきた荷物からおもむろに着替えとを亮と愛莉に渡す。半乾きの状態の服ではいつまでたっても温まらない。
とりあえず部屋の隅でそれぞれ着替えてもらい、足を怪我した美奈の様子を確認する。
「ふむ…、捻挫だな」
手をかざした白羽がそう判断すると、簡単に足に回復の呪文をかける。
美奈の足の痛みは消えたようだ。
「ありがとうございます、白羽先輩。まさか、先輩に治していただけるなんて…」
「骨に異常がある訳じゃ無さそうだけど念の為、後で病院で検査してもらうといい」
「はい!分かりました」
亮と愛莉も服を着替え終わったようで、白羽にお礼を言うと、また暖炉の前で暖まっている。
「……くしゅっ!」
美奈に上着を貸していた姫歌は、自分がすっかり薄着だった事を忘れていたが、白羽が来て安心したのか肌寒さを感じる。
『予備のブランケットもう1枚持ってくるべきだったかなぁ……』
ーボフッー
身体が急に何かに包まれた。
姫歌に触れないようにだが、白羽が自分の羽織っていたコートを姫歌に被せたのだった。
「着てろ…風邪ひく」
「……でも白羽くんが…」
「助けが来るまでの間くらい大丈夫だ」
「……ありがとう、借りるね」
『さっきまで白羽くんが着てたコート…。白羽くんの温もり。白羽くんの匂い…。なんか…包まれて、凄く……幸せ~♡』
白羽のコートに包まれながら姫歌はやっと少し腰掛けて休んだ。
その間に、白羽は外へ出ると、場所を教えるように空に向かって照明弾を打った。
その照明弾を頼りに、救急隊が数十分もすれば駆けつけてくれる事だろう。
救急隊が来るまでの間、白羽も山小屋の中で姫歌の隣に座り、暖まっている3人を見守った。
「…なんか、久しぶりだね…」
「……あぁ…、いつも隣にあいつがいるからな」
「…ちょっと話しにくくて…。あんまり刺激したくなかったし…」
「……まぁ、そうなるだろうな…」
白羽はミルカの事をどう思っているのだろう。
やはり彼女として大切に思っているのだろうか…。
本人に直接聞きたかったが、姫歌にはそんな勇気はなかった。
「今月末の昇級試験受けようと思ってるの」
「まだ入学してから間もないのに?」
「私のおばあちゃん、昔ここの学園の教師やっててね、基本的な事はもう小さいうちから叩き込まれてるんだ」
「なるほど。それなら受けてみてもいいかもな」
「試験……難しい?」
「どうだかな、少なくともBクラスに上がるための試験は筆記しかないはずだから、桜川ならやれるんじゃないか?」
「そうかな…そうだといいな」
桜川ならやれるんじゃないか?と言われ、姫歌は少し嬉しかったし、試験に対する不安もとれた。
「早く上まであがってきてくれ。Aクラスまで上がったら、俺とペアを組んで欲しいし」
「ペア!?……ペア…、ぺあって…… 何?」
「そうかまだ知らないか。Sランク及びAランクの人間は、お互いが望めばペアが組めるんだ。相方として、一緒に戦える」
「え……それを……私になれと??」
「あぁ」
「え、ミルカ先輩は……?」
「あいつを俺が許すと思うか?」
「え、でも私がミルカ先輩に許されると思わないんですが!?」
「……………」
『考えてなかったの!?』
「でもあいつの件がなければ、いいってことだろ?」
「……断る理由なんて…ないよ……」
「なら、予約」
素直に嬉しかった。
まだ入学して間もないのに、実力すら分かっていないのに、ペアになろうなんて言われるとは思っていなかった。
「でも私…まだCクラスだよ…?」
「知ってる」
「実力だってまだまだなのに…」
「他のやつとペア組まれると面倒だし、実力がないなら付けられるように協力する」
「そこまで…してもらう価値なんて、私には…」
「桜川は昔もそうだったな…」
「……」
「多分今も両親のせいで自己肯定感が低いんだと思うが、俺の前でくらい、俺に頼ってくれていい」
「白羽くん……」
そう話しているうちに、山小屋へ救急隊がやってくる。
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