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11.popopco
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キャンプに何が必要か。
テントはもちろん、寝袋やキッチン用品、お箸やお水、挙げるとたくさんの物が出てくる。
そんなたくさんの荷物をどうやって運ぶのか。
もちろん人数はそれなりにいるが、山までたどり着かなくてはいけないことを考えると、分担して持つしかない。
魔法を使用できない以上、自分たちの手で持つことにより、自分たちの体力がどれほどなのかを見ることもできる。
なるべく軽量の物を選びたい。
そう思いながら5人はフェスティバルの中を見て楽しんだ。
たまに案内をしている店員さんから、いい商品をおススメされる。
5月は山にとってはまだまだ寒い。
そのための防寒着や、温かい布団、カイロや、湯たんぽなど、どれもよさそうに見える。
ふと不思議に思った空が尋ねる。
「そういえば費用ってどうなるんですか?必要な物を買ったり、揃えたりするための」
それもそうだ。
8~9人の班の人間を賄うだけの金額だ。
個人的に持っている備品はまだしも、交通費や飲食も途中には含まれるだろう。
「グループ、および班の発表がある日に、一番上のランクの人間に先生から必要金額が手渡される。一番上のランクの人間は、最後まで責任をもってそのお金を管理しなきゃならない」
「ちなみに、中にはそのお金を使いこんじゃうおバカさんもいて、そのグループがキャンプできませんでした~なんてこともあったらしいよ。その班の人全員自宅待機になって、使い込んだ本人は親族呼び出し、1ヶ月自宅謹慎、反省文、持ち点全部没収だったかな」
「当然だな。というかぬるいな、無能はいらん」
「まぁランクが上なんだから、そこまで上がるのにそれなりに苦労してるのにさ、勿体ないよね」
白羽の口調が少し厳しい。
曲がったことが大嫌いな性格のため、人の道理という事から外れた行為や人については口調が悪くなるらしい。
「あれ、もうこんな時間。みんなそろそろお腹すかない?」
徹に言われ、時計を見ると11時45分を過ぎたところ。
いろいろなお店を回り、歩き回ったせいか、コロッケを食べたけれど皆お腹がすいているようだ。
徹が富山城の近くにいい喫茶店があるからとつれていってくれることになった。
商店街から見える距離にある富山城。
富山市のシンボルとして昔から富山市を見守っている。
そんな富山城が見えるお濠をはさんだ反対側に、カフェ『popoco』という店がある。
徹に案内され、カランカランと鐘が鳴るドアを開け中に入る。
店内は吹き抜けのある二階建ての内装になっており、重厚感のある木材の梁と、コーヒーのいい匂いが店内に漂っている。
何名様ですかと店員に尋ねられ、5人と徹が答えると、2回の大きな席へと案内された。
「いい雰囲気のお店ですね」
と姫歌があたりを見まわした。
小さなシャンデリアが各席に垂れ下がっており、壁には様々な風景画が掛けられ、BGMにはジャズが流れる雰囲気のいいお店だ。
店員さんも黒い制服に長い黒のエプロンを付けており、本格的な店内に、姫歌・空・亮の3人はきょろきょろとしている。
「うーーん、何にしようか迷うなぁ~」
メニューを見ると、各種スパゲティやサンドウィッチ、パンケーキやパフェなど、年頃の女の子たちには悩ましいメニューばかりだ。
「なんか、いろんなものちょっとずつ食べたいとか思っちゃう」
「わかるぅ~!その中から気に入った物あったら、今度はそれ頼んでみようみたいな!」
姫歌と空が盛り上がっている横で、じ~っと大人しくメニューを見ている亮に、徹が質問した。
「高澤くんは好き嫌いあったりするの?」
「いえ、ほぼなんでも食べられます。そういう家庭で育てられましたので。ただ、うちは和食が多くて、あまり洋食というものになじみがないので、何がどれなのかわからないものが多くて」
「ふむ、ではでは、ちょっとずつ食べたい女子たちと、そんな亮くんにおすすめのメニュー。popoco特製ランチ」
「なんですかそれ?」
「popocoで食べられる人気メニューを9品、サラダにドリンク、デザートまでついてる。初めての人には俺いつもこれおすすめしてる」
「おおぉ…。なんてベストなランチなのか!!」
横で聞いていた空と姫歌が目をキラキラさせながら感動している。
9品という品に何が含まれるかはお楽しみで、来るまで何があるかはわからない。
結局初めて来た3人はpopoco特製ランチにすることになったようだ。
「白羽何にするの?」
「ホットサンド。あとメープルパンケーキ」
「OK。じゃあ俺は~、ハンバーグでも食べようっと」
テーブルの片隅にあったボタンを押すと、ポーンと鳴った。
それから1分も待たずに店員が5人の座るテーブルへ来てくれた。
徹がメニューを頼んでいる。
15分くらい皆で話待っていると、店員がお待たせしましたと言いながら、popoco特製ランチを持ってきてくれた。
9個に分かれたお皿の中に、一口サイズのナポリタン、エビドリア、ビーフシチュー、チキンソテー、サンドウィッチ、ピザ、ハンバーグ、カレー、オムライスが乗っている。
そんな豪華なお皿を見た女子二人はさらに目を輝かせた。
いただきますとそれぞれ言うと、特製ランチを少しずつ口にして3人が幸せそうに食べている。
「白羽はいつもホットサンドだな」
「ここのやつが一番うまい」
「中身何入ってるの?」
「たぶん内側にバター縫ってあって、そこに薄い卵焼き、ハム、トマト、きゅうり、チーズが入ってる」
「へぇ…味付けなし?」
「ないな、そのままの味で十分うまいぞ。素材本来の味がする。少し食べるか?」
「ちょっと興味あるわ、もらう。あ、俺のハンバーグもやるよ」
なんて言いながら二人がメニューを交換している。
それぞれのメニューを口に入れる。
そしてホットするような顔。
「やっぱりこの店好きだわ~」
と徹も白羽も満足そうだ。
そんな二人をみながら、いつか自分も白羽君と何か食べたい…と姫歌は思うのだった。
9品のメニューを平らげた3人が満足そうにしていると、そこへ今度はデザートがやってくる。
クリーム色に少し焼き目が付いた、粉砂糖がかかっているふわふわのパンケーキだ。
トッピングにアイスと生クリームがついており、そこにアクセントとしてアーモンドの欠片がちりばめられている。
特製ランチのデザートなので、白羽が頼んだ普通のパンケーキの半分くらいの大きさしかないのだが、それでもこれまでついて¥1000なのは、お得としか言いようがなかった。
パンケーキを一口サイズに切り分けた女子二人が、あーんと言うかのように口へ運ぶ。
口に入れた瞬間とろけた。
魂が分離してどこかへ飛んで行ってしまうのではないかと思うような、くちどけと、ほのかな甘さ。
「こんなにおいしいパンケーキ食べたの初めてだぁ~…」
「私も~…」
パンケーキを食べるみんなの顔がゆるい。
それだけpopocoのパンケーキは美味しいのだ。
デザートまで美味しくいただいて、紅茶やコーヒーを飲みながらまったりしていると、何やら外が車のクラクションで騒がしい。
それにつられて店内もなにやらざわつき出した。
「どうしたんだろう……」
皆で2階の窓が見える所から外を見た。
通行人があちらこちらで、逃げている。
と、喫茶店のドアの鐘ががけたたましく鳴り響くと同時に、真っ青になった男性が駆け込んできた。
「おいお前ら、こんな所にいたら危ねぇ!!魔物、魔物だ!!魔物が沢山襲って気やがったんだ!!早く逃げねえと殺されちまう!!」
その言葉に店内にいた人がパニックになり始めた。
市内は安全性を保つための装置があることは、皆知っている事だ。
それなのにどうしてと、疑問視する声が上がっている。
「確か昨日も朝1匹学園の近くに襲来したんだろ?」
「あぁ、Diva angelって名乗る女性が、あっという間に退けたらしい」
徹と白羽の言葉に、姫歌が思わずビクゥッと身体を震わせた。
昨日のあの出来事が、学園の人達に知れているスピードが早いと思ったのだ。
「とにかく行かないとな」
「あぁ。3人は近くの地下避難所へ。喫茶店を出て左に進んで、次の交差点の近くにあるから」
「わ、分かりました」
テントはもちろん、寝袋やキッチン用品、お箸やお水、挙げるとたくさんの物が出てくる。
そんなたくさんの荷物をどうやって運ぶのか。
もちろん人数はそれなりにいるが、山までたどり着かなくてはいけないことを考えると、分担して持つしかない。
魔法を使用できない以上、自分たちの手で持つことにより、自分たちの体力がどれほどなのかを見ることもできる。
なるべく軽量の物を選びたい。
そう思いながら5人はフェスティバルの中を見て楽しんだ。
たまに案内をしている店員さんから、いい商品をおススメされる。
5月は山にとってはまだまだ寒い。
そのための防寒着や、温かい布団、カイロや、湯たんぽなど、どれもよさそうに見える。
ふと不思議に思った空が尋ねる。
「そういえば費用ってどうなるんですか?必要な物を買ったり、揃えたりするための」
それもそうだ。
8~9人の班の人間を賄うだけの金額だ。
個人的に持っている備品はまだしも、交通費や飲食も途中には含まれるだろう。
「グループ、および班の発表がある日に、一番上のランクの人間に先生から必要金額が手渡される。一番上のランクの人間は、最後まで責任をもってそのお金を管理しなきゃならない」
「ちなみに、中にはそのお金を使いこんじゃうおバカさんもいて、そのグループがキャンプできませんでした~なんてこともあったらしいよ。その班の人全員自宅待機になって、使い込んだ本人は親族呼び出し、1ヶ月自宅謹慎、反省文、持ち点全部没収だったかな」
「当然だな。というかぬるいな、無能はいらん」
「まぁランクが上なんだから、そこまで上がるのにそれなりに苦労してるのにさ、勿体ないよね」
白羽の口調が少し厳しい。
曲がったことが大嫌いな性格のため、人の道理という事から外れた行為や人については口調が悪くなるらしい。
「あれ、もうこんな時間。みんなそろそろお腹すかない?」
徹に言われ、時計を見ると11時45分を過ぎたところ。
いろいろなお店を回り、歩き回ったせいか、コロッケを食べたけれど皆お腹がすいているようだ。
徹が富山城の近くにいい喫茶店があるからとつれていってくれることになった。
商店街から見える距離にある富山城。
富山市のシンボルとして昔から富山市を見守っている。
そんな富山城が見えるお濠をはさんだ反対側に、カフェ『popoco』という店がある。
徹に案内され、カランカランと鐘が鳴るドアを開け中に入る。
店内は吹き抜けのある二階建ての内装になっており、重厚感のある木材の梁と、コーヒーのいい匂いが店内に漂っている。
何名様ですかと店員に尋ねられ、5人と徹が答えると、2回の大きな席へと案内された。
「いい雰囲気のお店ですね」
と姫歌があたりを見まわした。
小さなシャンデリアが各席に垂れ下がっており、壁には様々な風景画が掛けられ、BGMにはジャズが流れる雰囲気のいいお店だ。
店員さんも黒い制服に長い黒のエプロンを付けており、本格的な店内に、姫歌・空・亮の3人はきょろきょろとしている。
「うーーん、何にしようか迷うなぁ~」
メニューを見ると、各種スパゲティやサンドウィッチ、パンケーキやパフェなど、年頃の女の子たちには悩ましいメニューばかりだ。
「なんか、いろんなものちょっとずつ食べたいとか思っちゃう」
「わかるぅ~!その中から気に入った物あったら、今度はそれ頼んでみようみたいな!」
姫歌と空が盛り上がっている横で、じ~っと大人しくメニューを見ている亮に、徹が質問した。
「高澤くんは好き嫌いあったりするの?」
「いえ、ほぼなんでも食べられます。そういう家庭で育てられましたので。ただ、うちは和食が多くて、あまり洋食というものになじみがないので、何がどれなのかわからないものが多くて」
「ふむ、ではでは、ちょっとずつ食べたい女子たちと、そんな亮くんにおすすめのメニュー。popoco特製ランチ」
「なんですかそれ?」
「popocoで食べられる人気メニューを9品、サラダにドリンク、デザートまでついてる。初めての人には俺いつもこれおすすめしてる」
「おおぉ…。なんてベストなランチなのか!!」
横で聞いていた空と姫歌が目をキラキラさせながら感動している。
9品という品に何が含まれるかはお楽しみで、来るまで何があるかはわからない。
結局初めて来た3人はpopoco特製ランチにすることになったようだ。
「白羽何にするの?」
「ホットサンド。あとメープルパンケーキ」
「OK。じゃあ俺は~、ハンバーグでも食べようっと」
テーブルの片隅にあったボタンを押すと、ポーンと鳴った。
それから1分も待たずに店員が5人の座るテーブルへ来てくれた。
徹がメニューを頼んでいる。
15分くらい皆で話待っていると、店員がお待たせしましたと言いながら、popoco特製ランチを持ってきてくれた。
9個に分かれたお皿の中に、一口サイズのナポリタン、エビドリア、ビーフシチュー、チキンソテー、サンドウィッチ、ピザ、ハンバーグ、カレー、オムライスが乗っている。
そんな豪華なお皿を見た女子二人はさらに目を輝かせた。
いただきますとそれぞれ言うと、特製ランチを少しずつ口にして3人が幸せそうに食べている。
「白羽はいつもホットサンドだな」
「ここのやつが一番うまい」
「中身何入ってるの?」
「たぶん内側にバター縫ってあって、そこに薄い卵焼き、ハム、トマト、きゅうり、チーズが入ってる」
「へぇ…味付けなし?」
「ないな、そのままの味で十分うまいぞ。素材本来の味がする。少し食べるか?」
「ちょっと興味あるわ、もらう。あ、俺のハンバーグもやるよ」
なんて言いながら二人がメニューを交換している。
それぞれのメニューを口に入れる。
そしてホットするような顔。
「やっぱりこの店好きだわ~」
と徹も白羽も満足そうだ。
そんな二人をみながら、いつか自分も白羽君と何か食べたい…と姫歌は思うのだった。
9品のメニューを平らげた3人が満足そうにしていると、そこへ今度はデザートがやってくる。
クリーム色に少し焼き目が付いた、粉砂糖がかかっているふわふわのパンケーキだ。
トッピングにアイスと生クリームがついており、そこにアクセントとしてアーモンドの欠片がちりばめられている。
特製ランチのデザートなので、白羽が頼んだ普通のパンケーキの半分くらいの大きさしかないのだが、それでもこれまでついて¥1000なのは、お得としか言いようがなかった。
パンケーキを一口サイズに切り分けた女子二人が、あーんと言うかのように口へ運ぶ。
口に入れた瞬間とろけた。
魂が分離してどこかへ飛んで行ってしまうのではないかと思うような、くちどけと、ほのかな甘さ。
「こんなにおいしいパンケーキ食べたの初めてだぁ~…」
「私も~…」
パンケーキを食べるみんなの顔がゆるい。
それだけpopocoのパンケーキは美味しいのだ。
デザートまで美味しくいただいて、紅茶やコーヒーを飲みながらまったりしていると、何やら外が車のクラクションで騒がしい。
それにつられて店内もなにやらざわつき出した。
「どうしたんだろう……」
皆で2階の窓が見える所から外を見た。
通行人があちらこちらで、逃げている。
と、喫茶店のドアの鐘ががけたたましく鳴り響くと同時に、真っ青になった男性が駆け込んできた。
「おいお前ら、こんな所にいたら危ねぇ!!魔物、魔物だ!!魔物が沢山襲って気やがったんだ!!早く逃げねえと殺されちまう!!」
その言葉に店内にいた人がパニックになり始めた。
市内は安全性を保つための装置があることは、皆知っている事だ。
それなのにどうしてと、疑問視する声が上がっている。
「確か昨日も朝1匹学園の近くに襲来したんだろ?」
「あぁ、Diva angelって名乗る女性が、あっという間に退けたらしい」
徹と白羽の言葉に、姫歌が思わずビクゥッと身体を震わせた。
昨日のあの出来事が、学園の人達に知れているスピードが早いと思ったのだ。
「とにかく行かないとな」
「あぁ。3人は近くの地下避難所へ。喫茶店を出て左に進んで、次の交差点の近くにあるから」
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