戦国ロスタイム 侍傭兵 inヨーロッパ

 時代は戦国が終わり江戸へと移った頃、世界史で見ても長い戦乱の150年の締めくくり、大阪夏の陣が終わると、戦場での武士の仕事が無くなり、武士は何時しか侍に、文官仕事をする者を刺す事と成り、戦働きしかしたことの無い武士達は旧来の武士たちは職にあぶれる事と成る。

 そして戦働きしか出来ない脳筋武士達は何処へ行くかと言うと。



「私の故郷で傭兵として働きませんか?」

 宣教師の振りをした奴隷証人が甘い言葉を吐いて居る。

 世界史的にはこの時代は大航海時代、宣教師と商人、奴隷商が幅を利かせる時代である。

 この時代、宣教師の振りをした奴隷商は「私の故郷で勉強しませんか?」等と言う甘い言葉を吐きながら日ノ本の国から連れ出し、海の向こうで人身売買、奴隷貿易をして利益を上げていた、同時に職にあぶれた武士に対してこの様に傭兵の求人を出して戦地に傭兵もとい剣奴けんどとして売る事もしていた。

 そして、この諸々の行動は後々幕府の預かり知る事と成り、諸々の振る舞いに怒った幕府によって鎖国を敷かれる事と成る、だが江戸幕府の始まりから鎖国迄は其れなりに時間があったため、かなりの人数が海を渡る事に成る。

 この物語は、その海を渡った一人の武士の話である。

24h.ポイント 0pt
0
小説 194,864 位 / 194,864件 ファンタジー 45,008 位 / 45,008件

あなたにおすすめの小説

幕末☆妖狐戦争 ~九尾の能力がはた迷惑な件について~

カホ
ファンタジー
御影 雫は、都内の薬学部に通う、手軽な薬を作るのが好きな、ごく普通の女子大生である。 そんな彼女は、ある日突然、なんの前触れもなく見知らぬ森に飛ばされてしまう。 「こいつを今宵の生贄にしよう」 現れた男たちによって、九尾の狐の生贄とされてしまった雫は、その力の代償として五感と心を失う。 大坂、そして京へと流れて行き、成り行きで新選組に身を寄せた雫は、襲いくる時代の波と、生涯に一度の切ない恋に翻弄されることとなる。 幾度となく出会いと別れを繰り返し、それでも終点にたどり着いた雫が、時代の終わりに掴み取ったのは………。 注)あまり真面目じゃなさそうなタイトルの話はたいてい主人公パートです 徐々に真面目でシリアスになって行く予定。 歴史改変がお嫌いな方は、小説家になろうに投稿中の <史実運命> 幕末☆(以下略)の方をご覧ください!

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

入れ替わりノート

廣瀬純一
ファンタジー
誰かと入れ替われるノートの話

チェンジ・ザ・ボディ

廣瀬純一
ファンタジー
他人の服を着るとその人になれる4人の男のお話です。

肥後の春を待ち望む

尾方佐羽
歴史・時代
秀吉の天下統一が目前になった天正の頃、肥後(熊本)の国主になった佐々成政に対して国人たちが次から次へと反旗を翻した。それを先導した国人の筆頭格が隈部親永(くまべちかなが)である。彼はなぜ、島津も退くほどの強大な敵に立ち向かったのか。国人たちはどのように戦ったのか。そして、九州人ながら秀吉に従い国人衆とあいまみえることになった若き立花統虎(宗茂)の胸中は……。

名残雪に虹を待つ

小林一咲
歴史・時代
「虹は一瞬の美しさとともに消えゆくもの、名残雪は過去の余韻を残しながらもいずれ溶けていくもの」 雪の帳が静かに降り、時代の終わりを告げる。 信州松本藩の老侍・片桐早苗衛門は、幕府の影が薄れゆく中、江戸の喧騒を背に故郷へと踵を返した。 変わりゆく町の姿に、武士の魂が風に溶けるのを聴く。松本の雪深い里にたどり着けば、そこには未亡人となったかつての許嫁、お篠が、過ぎし日の幻のように佇んでいた。 二人は雪の丘に記憶を辿る。幼き日に虹を待ち、夢を語ったあの場所で、お篠の声が静かに響く——「まだあの虹を探しているのか」。早苗衛門は答えを飲み込み、過去と現在が雪片のように交錯する中で、自らの影を見失う。 町では新政府の風が吹き荒れ、藩士たちの誇りが軋む。早苗衛門は若者たちの剣音に耳を傾け、最後の役目を模索する。 やがて、幕府残党狩りの刃が早苗衛門を追い詰める。お篠の庇う手を振り切り、彼は名残雪の丘へ向かう——虹を待ったあの場所へ。 雪がやみ、空に淡い光が差し込むとき、追っ手の足音が近づく。 早苗衛門は剣を手に微笑み、お篠は遠くで呟く——「あなたは、まだ虹を待っていたのですね」 名残雪の中に虹がかすかに輝き、侍の魂は静かに最後の舞を舞った。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

北方元寇秘録

大澤伝兵衛
歴史・時代
 大陸の大半をモンゴル帝国が支配し、そのモンゴル帝国が日本の南方である九州に襲来してきた時代、日本の北方に位置する蝦夷ヶ島——後に呼ばれる北海道の地にもモンゴルの手が迫っていた。  弱小御家人の十四男である撓気時光(たわけときみつ)は北条時宗の命を受け、北の大地に住まう民であるアイヌと共にモンゴル軍を迎え撃つ。兄弟が多すぎて相続する土地が無い時光は、勝利して恩賞を得られなければ未来がない。日本の未来のため、そして自らの未来のために時光は戦いに臨むのだった。  しかし、迫るモンゴル軍は、モンゴル人だけではなく、漢民族の将軍、ノヴゴロドの騎士、暗殺教団の生き残りなど多種多様であり、更には彼らを率いるプレスター・ジョンと呼ばれる存在があり、一筋縄で勝てる相手ではない。  強敵を打ち破り、時光は見事に自らの土地を獲得することが出来るのだろうか?