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24 運命の人【最終話】
しおりを挟むあれから私とソフィたんは家を買って引っ越した。
買った家は住宅見学に行った時に見た2番目のお家だ。
宿屋暮らしの根無し草生活はもう止めた。
屋敷には魔力を取り扱う事が出来る上級使用人が一人と、奴隷の下級使用人が二人いる。
ソフィたんのお父さんはどうなったかと言うと、塔で生活するには人間の必需品が無い事に気付いたアルバンは、45階の休憩所で『アルバンの塔』内の情報と引き換えに食料品や生活品を交換していた。アルバンの友達のネリオも、この休憩所でシシカバブー屋をやっている。材料の肉はダンジョンのモンスター肉を冒険者から安く買い取っていて、そこそこ儲かっているようだ。
塔内は1週間ごとにモンスターが入れ替わったり、配置が変わる仕組みになってるらしく、ボスモンスターの湧き情報は皆が欲しくて、45階の休憩所の物品交換は賑わっていた。
ちなみに管轄権は冒険者ギルドに戻り、最近では『アルバンの塔』近辺に宿屋や鍛冶屋、お土産屋、食事処などが出来て、ちょっとした観光スポットになっている。
ただ、せっかくダンジョンの管轄権が冒険者ギルドに戻ったってのに、ギルドマスターのルドルフは旅に出た。なんでも女体幼女化の泉を探しに行くと一年休職したそうな。まじで行くとは思わなかった。
そして、私はソフィたんにひとつだけ話していない事があった。
それを今日言う。
なので寝室に大きな姿見用の鏡を持ち込んだ。で、寝台に乗ると見えるように、鏡の面を寝台側に向けて設置した。
「何してるの?」
「うん、ちょっとね。ソフィたん、またチンポ腫れちゃった♡」
「なめなめする?」
「うん、お願い。あっ、服も脱いでね」
私は着ていた部屋着をぽいぽい脱いで寝台にごろんと寝転がった。そこにワンピースとパンツを脱いだソフィたんが裸で来た。
仰向けで寝ている私の上に乗っかる。チンポがソフィたんに当たった。
でも、ソフィたんは気にするでもなく、私の首に腕を廻し、キスをしてきた。
「ちゅっちゅしたかったぁ♡」
「うん、ちゅっちゅしよっ♡」
舌先をれろれろとくっ付け絡ませ遊ぶ。
ちゅうううと舌を吸って、ちゅぽんと離す。
「ペトラさぁん、だいしゅきっ♡」
甘えた声で言われるとこっちが蕩ける。
「ペトラもソフィたん、大好きだよぅっ!」
上に乗っかっているソフィたんをの閉じたお股ですこすこ素股をしていると、段々自分の先走り汁でソフィたんのお股がぬめってきた。たぶん、このぬるぬるにはソフィたんの愛液も混じってると思う。
挿れるとも言わないで、自分のいきり勃ったそれをぬるぬるとぬめった入り口に押し当てた。
「あっん♡」
小さな可愛い喘ぎ。
声を聞いてるだけでイキそうだけど、やっぱ膣内に挿れたい。
初めて繋がった夜から、まだ片手で数えれるくらいしかソフィたんの中に挿入ってない。まだまだきつきつで挿れるこちらのチンポもぎゅうぎゅうに締め付けられて痛い。
「ソフィたん、力抜いて……」
「んっ」
力を抜いてくれたけど、まだぎゅうぎゅうに締め付けて、その上私を追い出そうとしてくるソフィたんの膣内。
うねって、搾り取ろうとするそこに抵抗しようと頑張る。
ソフィたんの中は、身体はまだ未成熟だというのに、ひだひだが多くて挿れただけで吸い付いて離さない、極上、天国だ。
あ、そうそうあんまり気持ち良くて忘れそうになってた。
「ソフィたん、今日はねお話があるの。繋がったまま聞いてね」
「うん?」
「寝台の側に姿見が置いてあるでしょ?」
「うん」
「あれを使ってソフィたんの背中の秘密を見せてあげりゅ」
「……背中の秘密?」
「今はまだだけど、『鏡を見て』って私が言ったら、絶対見てね? わかった?」
「うん?」
私は体勢を変えた。寝台の端に座って膝の上にソフィたんを乗っける体勢にした。
もちろん下からソフィたんの膣内にお邪魔させて貰ってる。
腰を動かさないでソフィたんの膣内に挿ったまま、クリちゃんやちっぱいを弄りまくる。目の前に鏡があるから良く見える。
「ほら見て? 繋がってる所見えるよ。ぱっくり開いてこんな大っきなチンポ受け入れてる。ソフィたんはエロい子だね。可愛いよ」
耳にキスをすると繋がった所がヒクヒク動いてきゅうううっと締まった。
クリちゃんでイかせようと左の手でたぷんとしてる皮を捲って、露出したクリちゃんを右手の人差し指の腹で可愛がった。
「んっ、きもちいっ、ふっ、ぁああっ! んっ♡」
「可愛い、ソフィたん♡」
ソフィたんの左の肩を軽く甘噛みした。滑らかな肌に薄い歯型の跡がついた。
ふっと耳に息を吹いた。
「あ、だめっ、もっイきそっ」
ソフィたんがそう言ったのでくるっと向きを変えて、背中を鏡の方に向けた。
「まだイかないよね?」
キスしたまま、剥き出しのクリちゃんをこれでもかと擦った。ぬるぬるしてて捕らえ所のない小さなお豆ちゃん。
それを親指で擦り上げた。
「あっ、あっ♡ イくっ、ペトラさん♡ イっちゃううっ……んんっ!」
「今だ! 鏡を見て!」
ソフィたんは自分の後ろにある鏡を見た。そこに映る自分の姿を。
そこには白い肌に紅の模様が浮いていた。両肩の裏辺りにはリュール小国、王家の家紋が。背中には紅の模様の地図が。
達したばかりのソフィたんは、それをぼんやり見ていた。
「見えた? 自分の背中」
「うん、これって……何?」
「取り敢えずさ、私も射精していい?」
「あっ、うん、ごめんなさい」
「謝らないで」
ソフィたんのおでこにちゅっとして、そのまま身体を上下に揺すって腰を突き上げた。ずっと我慢してたから私がイクのは早かった。
チンポを引き抜くと、たらりとソフィたんのおまんこから白濁の液が落ちてきた。
浄化の魔法で二人とも綺麗にして寝台に横になった。
「じゃ、話すね?」
「うん」
「ソフィたんの本当の名前はクリステル・フランソワーズ・リュール・ラ・アル・クランツって言うの。もう滅亡しちゃったけど、私の祖国の北の方にあった『リュール小国』って国の、直系のお姫様なんだよ?」
「えっ!? 私が……? 嘘だぁ?」
「嘘じゃないよ。お父さんの荷物の中で古代語の書があったでしょ?」
「うん」
「あれは、ソフィたんの本当のお母さんだった、リュール小国の王妃様が、娘の事を託す為に書かれた書だった。ちゃんと読んだから分かるんだ」
「……」
「でね、書の最後に、潰れた国を再建させる為に財産を隠したって書いてあった。小国を立て直せる位の財を隠したって。で、ソフィたんに国を再建して欲しいって書かれてた」
「……」
「どうする? ……クリステル」
ソフィたんは一瞬私を見た。『クリステル』と呼ばれてもピンと来ないだろう。
私はこの質問で、ソフィたんが考えて出した答えを最初から支持する気でいた。
それがするであろうが、しないであろうがどちらでも。
「ペトラさん……ソフィは『ソフィ』だよ? クリステルじゃない。もし私がお姫様だったとしても、国は滅びちゃったんでしょ? 今は……ただのペトラさんのお嫁さんの……ソフィだよ?」
「そっか。……でも、魔力はあるから、ちゃんと魔術学院に入学しようね? お勉強は大変だと思うけど」
「えっ、学校に行ってもいいの?」
「うん、魔力があるから行ける資格はあるよ?」
「わ~楽しみだぁ。私もペトラさんみたいに魔法使えるようになる?」
「うん、なれるよっ!」
ソフィたんは満面の笑みを浮かべた。
結局、ソフィたんは自分が王女である事を拒否した。
そうだよなぁ、潰れた国を立て直せって言われても、もうあそこはワイアット皇国の物になってしまっている。今更どうにも出来ないだろう。
それは私の祖国も同じだ。
ソフィたんの背中に浮かんだ地図は宝の地図だった。でも国を建国するのにその財を使わないなら、どうしようか? 生活に困った時にそこから使えばいいか。
ソフィたんは自分が年を重ねることを恐れている。それは私がロリコンだからだ。
ルドルフが女体幼女化の泉を探しに旅に出たと行った時、ソフィたんは私も探したいと言っていた。
正直言うと、ソフィたんだけは大人になっても愛せる気がした。
凄く特別な気がしている。うまく言えないけど。
でも、それはまだ不確かなので、ソフィたんには言ってない。たぶん、長く一緒に過ごせば分かるだろう。でも、念の為に私も泉の在り処を探す事にした。
おとぎ話を信じているわけじゃない。
でも、私達が『魔心核の番』だったらな、と凄く思った。
二人の間に不思議な奇跡が起きて、大人になったソフィたんを愛するんだ。
それを信じて、明日を過ごすことにした。
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