リア充なお父さんがダンジョンに潜ったきり帰ってこないです

鷹月 檻

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15 ダンジョンが塔みたいになった!

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 昨日ダンジョンに行こうとしたら、ダンジョンへ行く道が封鎖されていた。
なんでも強いモンスターが連続して湧いて、ダンジョンから出てきたと言う。最初は冒険者達で何とかしていたが、モンスターの強さがSランクにもなると、さすがに騎士団の連中が出て来た。

 そして、ダンジョンは騎士団の管理となり、道自体が封鎖された。結局昨日は騎士団の奴らに危険だと言われて通して貰えなかった。

 で、昨日はそのまま、ソフィたんの服や下着を買いに行った。服の着替えも無いし、ボロボロ過ぎたからね。色々買ってあげるとソフィたんは恐縮してた。
『奥さんなんだから気にしなくていいんだよ?』って言うと、凄くはにかんだ笑顔を見せてくれた。

 ソフィたんのお父さんの事が気になり、朝起きてから、また『生死のコイン』で生存確認した。ソフィたんのお父さんは生きていた。お父さん凄いしぶといな。

「今日も行くの? ペトラさん」
「うん、朝コインで占ったら、お父さんまだ元気だったよ。早く助けないとだ」
「私も行くっ」
「うーん、今日は様子見だけのつもりだけど、それでもいい? 中に入れないかもだよ?」
「いい、行くっ!」
「じゃ、支度して」





 支度してダンジョン前に行くとやっぱり道は封鎖されていた。ダンジョン入り口も封鎖されている。

「冒険者はここを通れないぞ!」
「ちっ」

 私がソフィたんを連れてそこに立ち止まってると、ギルドマスターのルドルフがダンジョン前の封鎖口から、こっちに手を振って走ってきた。

「ペトロネラ!」
「おぅ、どうした? ルドルフ、ここの管轄権を騎士団に奪われたんじゃねぇのか? 早く取り戻せっての」
「そうだよ、いきなり管轄権を取り上げるとは、ふざけんなって話だよな、しかし、俺らじゃ人員が足りなくて手が出せないし……」
「これじゃあダンジョンに入れねぇぞ……? ソフィたんの親父さん、探せねぇじゃないか! お前が話をつけ……っ!?」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ……ッ!
言いかけた所で地響きがした。地面が揺れて皆立っていられず、地面に犬のように手を付いていた。
騎士団のうち、ひとりの騎士が叫んだ。

「あの塔は何だっ!?」

 見上げるとダンジョンだった場所に巨大な塔がそびえ立っていた。

「やっぱりだ……おかしいと思っちゃいたが、ダンジョンが成長した!」

 ルドルフが興奮したように言った。

「あの塔がダンジョンだってのか?」
「ああ、そうだ」
「おいおい、ギレスの都心のダンジョンは初心者様向けだぜ? 地下に伸びてて、それも10階層までしか無い。Cランク冒険者にランクアップしたら、ここではもう稼げないくらいのしょぼーいダンジョンだぞ? いきなりあんなにでっかく成長するか?」
「ここのダンジョンマスターは淫魔だ。誰か男の精を食ったのかも知れん。行方不明の届けが出てるのは……ひとりしかいないがな」

 ルドルフがソフィたんを見た。

「えっ、嘘、うちのお父さんが淫魔に食べられちゃったってこと?」
「その可能性が高い」
「そんな……」

 ソフィたんがふらっと倒れそうになって私が支えた。

「おいっ! 嘘言うなっ! ヘッポコギルドマスターのくせに! ソフィたんのお父さんは朝に生死コインで占ったら生きてたぞ!? あのコインは絶対はずれないからな! 大体、男ひとり食ったからって、あんなデカイ塔がおっ立つかよ!」
「じゃあ、お父さんは生きてる?」
「うん、私が保証する」
「良かった!」

 ソフィたんがぎゅっと私に抱きついてきた。むほっ。

「おい、騎士団のお兄さんよ? あのダンジョンはいつになったら入れるようになるんだ?」
「それは、たぶん、騎士団でダンジョンの内部調査をしてからになると思う。どんなモンスターが出るかもまだ分かってないしな」
「そんなの待ってたら、ソフィたんの親父が死んじまう! 明日入ろうと思ってたんだが?」
「騎士団の内部調査の人間と行ったらいいんじゃ?」
「そういうわけには行かない。うちの嫁も連れて行くから」
「えっ!? もしかして、その子かっ!? 子供をあんな危険な所に連れて行くって……お前正気かっ!?」
「大丈夫、ひとりだけなら守れる! 他の人間と行っても守れないがな。だから単独行動の方がありがたいんだ。団体行動は出来ない」

「ギルドマスター! あんた、こいつに何とか言ってやれよ!」
「大丈夫だろ、ロリペドが守れるってなら」
「はっ!? 『ロリペド』だとっ!? あの幻のSSSランク、ロリコン変態女冒険者のロリペドかっ!?」
「おいっ! おいおいおいぃっっ! 私の名前は『ロリペド』じゃねぇ! 『ペトロネラ』だ! なんでロリペドで通じてやがる!? おかしいだろうがっ! 広めてんのはお前か!? ポンコツギルドマスターめ!」
「ケッ! 俺の愛を踏みにじるからだ!」
「ちっせー! お前ちんこも小さければ器もちっせーな! だから私に嫌われるんだよ!」

 ルドルフに超むかついた。
ケツ穴に極太バイブでも突っ込んでやろうか? むかつくったらありゃしない!
騎士団の人間には明日ソフィたんとダンジョンに潜ると言った。結局、許可する代わりにダンジョン内部の情報が欲しいと言われた。仕方ねぇ、情報はくれてやる。
んでもって、何が起きても自己責任だと言われた。
死んだら自分のせいだぞって事だ。そんなの長く冒険者をやってりゃ当たり前だ。
騎士団と冒険者ギルドも明日ダンジョンの調査に入ると言っていた。
私はゲートを開いて宿屋に戻った。





「ふぅ」
「疲れた? ソフィたん?」
「ううん、大丈夫です」
「ソフィたん、ちょっと気になる事があって、調べたいんだけど、ワンピ脱いで、お布団にごろんてしてくれる?」
「え? はい……」

 パンツ一丁になって仰向けになってるソフィたんをうつ伏せに引っくり返した。
そしてパンツをずり下ろす。

「えっ?」
「ああ、気にしないで、ちょっと調べたいだけだから」
「うん……?」

 足を伸ばしてうつ伏せになってるソフィたんを見てチンポが勃った。
お尻がぷりっとして可愛い。
その小さな体の上に後ろから覆いかぶさる。
ズボンのファスナーを下ろして窮屈なそこから自分の息子をを取り出した。
何をやってるかはファスナーを外す音で分かるだろう、何も言わずにソフィたんのお股の間の狭い隙間にチンポを挿入した。
そしてズコズコと腰を動かす。私の反り返ったチンポのカリがコリコリとした突起に擦れて気持ち良かった。なのでそこをコリコリする。
このコリコリは、きっとソフィたんのクリちゃんだ。

「んっ、ふぁっ♡ ……っ、ぁあんっ♡」

 小さな声を出して、伸ばした足を更にピーンさせているソフィたん。
ズコズコしながら、つるんとした丸い可愛いお尻を撫でて、耳元で囁いた。

「ソフィたん、可愛い、……大好きだよ♡」
「ソ、……ソフィも、すき……♡」

 蚊の鳴くような小さな声でソフィたんは言った。でも、私は耳が良いのでちゃんと聞こえたよ。
ずっとズコズコ突いていると、ソフィたんのおまんこが濡れてきた。たぶん、私の我慢汁のせいもあると思うけど、ぬぷぬぷして滑りが良くなった。

「んっ、んっ、んんっ♡」

 ソフィたんが嬌声を上げる。うつ伏せでその表情が見えないのは残念だけど、チンポが当たるおまんこがヒクヒクしてるのが良く分かる。
ソフィたんの耳元で囁く。

「……イク時は、ちゃんとイクって言ってね」

 ソフィたんは頷いた。腰を振りながら、背中を仙骨の上辺りから指でつーっと首までなぞった。

「んんっ! あひゃっ♡」

 ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ、ジュプッ!

「ソフィたん、凄い気持ちいっ♡ 好きっ! ソフィたんっ!」
「んっ、んぅっ♡」

 耳に息を吹きかけながら喋るとソフィたんは興奮した。足の指の先までピンと伸びて、快感に震えている。

「イ、イッ……イっちゃうっ♡ ぁあああっ♡」

 ソフィたんの体はガクガクと振るえ、痙攣していた。
私は上半身をちょっと離して、ソフィたんのお股の間でチンポをしこしこしながら『それ』を見ていた。
『それ』とは、ソフィたんの両肩の裏側と背中だ。
そこには両肩に紋章みたいな物があかく浮き上がっていた。背中にはやはり紅くどこかの地図みたいな物が浮き上がってる。
白いソフィたんの体が紅に染まり、複雑な紋様を浮かべたのをきちんと見た。
やはり、この前見た紋様は気のせいじゃなかった。

 ソフィたんはイったあと大分落ち着いたんだろう、その紅の紋様は全て薄くなり消えて行った。
どうやら快感を得ると模様が浮かび上がる仕組みになっているっぽい。
お風呂ではこんな風に模様が浮かび上がる事は無かった。
そして、私はソフィたんの両肩にあった紋章を見た事がある。
あれは……少し前に滅んだ国、『リュール小国』の王家の家紋だった。

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