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#02 : 109号室からのコール①
高杉さんの仕事
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「喪黒ちゃん。あのシナリオ、読んだよ。女装ボディスーツものが面白いね。私なんか、欧陽菲菲(おうやんふぃふぃ)のボディスーツがあったら、それ着るだけでチンポビンビンだろうね。女のデルタゾーンから血管の浮いたチンポが、にょっきり勃起しちゃったりしてな。それで歌のマイクは本物そくっりに作ったラテックス製のチンポ型ケースを上から被せて、それを舐めるみたいにしながら(雨の御堂筋)を歌うのよ。それで自分の姿に勃起しながら歌ってる私を、誰かさんが跪いて、しゃぶってくれたら最高やね。」
「それは読んだ事ないけど、オレは男のまま女の皮被って女に化けれるんなら、平山美紀がいいな。股間に使い込んでなすび色したちんぼぶら下げた平山美紀、、、最高だね。」
「お二人とも若い頃憧れてた歌い手さんでしょ。メイクが独特よね。そのまんまニューハーフメイク。」
「厚化粧って言うと女性にはマイナスイメージがあるみたいだが、そそるのはやっぱり濃い目の化粧だね。それにあの当時の歌手は自分が厚化粧してるなんて思ってないよ。あれでスタンダードなんだから。しかし欧陽菲菲は厚化粧というよりフェラ用メイクって言った方がいいな。あのいかにも東南アジア系の顔つきたまんないね。」と、未だに年に一度は極個人的極悪買春ツアーに行ってる『生きたエコノミックアニマルの化石』を自称する虎ノ門先生…彼らは立派な闇の住人達だ。
・・・そんな仲間たちとの会話を楽しみながら、そしてその協力も得つつ、他人の素顔を覆い尽くし別の何者かに変えてしまう、『私』は喪黒護謨蝋。
………………………………………………………………………………………
「しかし、高杉さんの仕事も大変な仕事なんだなあ・・」
入院患者さんの呉島さんは、隣のベッドに寝ている仙谷さんを見てそう言いました。
「本当だよな。高杉さん、今夜は夜勤なんだろう?」
二人部屋の相方の仙谷さんが相槌を打ちます。
「そんな事ないですよ~。大変なことなんてありませんよ。皆様のお世話をするのが好きですから。 そうですよ。今夜は夜勤なんですよ。よろしくね」
虎ノ門整形外科病院の男の看護士である僕は仕事上使っているちょっと女ぽい言葉で明るく二人に答えていました。
虎ノ門整形外科病院は100床もある病院なのです。
去年建て替えて総合病院になったのですが、元は「虎ノ門整形」と呼ばれていて、この地方の有名な病院でしたから、そのまま名前を変えずにいたということらしいのです。
看護士は3交替。
男も女もありません。
僕は今年の3月に大勢の看護学生に混じって看護学校を卒業し、4月にこの病院へ来て4ヶ月目の新米看護士なのです。
この病院にもやっと慣れてきたところで、患者さんと冗談も言えるようになって来たところです。
今も、勤務時間のことやらを呉島さんから聞かれ3交替制で女の看護士と同じでちっとも男女差別は無いということを話していたところなのです。
ブブッ、ブッブブー
気がつくとナースコールが鳴っていて、寝ぼけた眼で時計を見ると午前2時を15分ばかり廻っていました。
109号室は30代後半の呉島さんと、20代後半の仙谷さんが入室していて、その仙谷さんのコールです。
仙谷さんは交通事故で左足大腿部を複雑骨折して、救急車でここに運び込まれたのですが、今はギブスも取れて明後日の月曜日には退院予定の患者さんです。
同じ夜勤の女の先輩看護士に、109号室のコールがあったことを知らせようとしましたが、その看護士さんは机に伏せって寝ているらしいのを見て、僕は一人で病棟の1番端の109号室に懐中電灯を手に急いで行ったのです。
「どうしました?」
病室の扉を開け、真っ暗な室内を懐中電灯の光と共に覗き込みました。
「ううっ、痛いッ、痛いんだ!」
窓際の方で仙谷さんの苦しそうな声が聞こえています。
僕は仕切ってある カーテンの中に入って行きます。
仙谷さんはお腹を抱えて痛がっていました。
「お腹ですか?」
「下っ腹だ。何とかしてくれ・・」
背中をまるめている仙谷さんの毛布を捲くり上げて、驚きました。
「あっ、イヤッ」
濃い艶やかな陰毛の中から、まがまがしい怒張が懐中電灯の光のなかでテラテラと光って浮かび上っていたのです。
そして突然、カーテンの向こう側から腕が伸び、僕の腰が突き飛ばされました。
懐中電灯はベッドの上に転がり、僕の身体は剥き出しの男根の上に被さって、僕の唇が怒張に当たりました。
小柄な僕は、180cm80kg近い仙谷さんに頭を押さえ込まれ、「あっ」と驚いて開いた口腔に、その怒張を無理矢理押し込まれてしまいました。
一昨日入浴した、饐えた臭いのするそれを慌てて吐き出そうと身体を捻るのですが、僕の身体はベッドの上で空転するばかりです。
看護学校時代に男の人の性器を図形と模型で見、自分の性器と比べて随分と立派なものだとは思いましたが、それ以上に仙谷さんの男性器はカチンカチンに張っておりとても大きいものでした。
僕は物も言えず、怖くて震えていました。
「静かにするんだ!」
僕を突き飛ばした呉島さんの押し殺し掠れた声が、カーテンの向こうから聞こえて来ます。
呉島さんも左腕を骨折して吊っていますが大男です。
呉島さんがカーテンの内側に入って来たような気配がしました。
しかし僕は仙谷さんの右手に頭を押さえられて後ろを向くことさえ出来ません。
「いやぁ・・」
僕は心の内で叫びました。
呉島さんの自由になる太い右腕が伸びてきて、僕の看護士の制服の白いパンタロンを、それも、白いブリーフと共にお尻から脱がそうとしているのです。
僕は力の限り暴れたのですが、凄い力で頭を押さえられていては、小柄で非力な僕はお尻をくねらせることしか出来なかったのです。
カーテン越しの常夜灯の薄明かりの中で、僕の無毛の小さな白いお尻が剥きだしにされてしまいました。
「早く、犯っちまおうぜ!」
「うん。分かっているよ」
興奮している2人は小声で顔を見合わせています。
入院患者が看護士を襲うなどとは夢にもあろうなんて思ってもいなかった僕は、一瞬何を言われているのか、何をされているのか分からなかったんです。
{僕は犯されるんだ・・}
やっと、彼らの言っている意味を理解した僕は、必死に脚をバタつかせて、口に突っ込まれている男根を吐き出そうと試みました。
でも万力のような凄い力で、頭を抑えられていては、どうしてもその肉のかたまりを吐き出すことが出来ません。
噛もうなどと云う考えは僕の頭の中にはありませんでした。
裸にされたお尻の中心に冷たい軟膏を塗りこまれて、呉島さんの太い中指と人差し指がアナルに突っ込まれています。
その指が直ぐに薬指も加えて3本になりアナルを掻き回しています。
そうして、指が退いたと思ったら、指よりも数段太いツルリンとしたものが当てられたのです。
「さあ、力を抜くんだ!。大きく息をしろ!」
僕は力の限り暴れましたが、体力がまるっきり違うのです。
上半身を仙谷さんの下半身に投げ出した僕は、脚にはパンタロンとブリーフを絡ませて、下半身をまる出しにされています。足をベッドの側面に垂らしていては、パンタロンが邪魔をして足が動かせません。
「イヤ!いやで・・」
口から怒張が飛び出したのでそれだけ言った途端、又、凄い力で頭を抑えられて怒張を口中深く押し込まれてしまいました。
お尻に当たっている大きな亀頭は、隙あらば中に潜り込もうとして、僕が大人しくなるのを待っていたようです。
“ズル-ッ”
「イラー、イライーッ・・」
僕は上体にあらん限りの力を込めて、頭を押さえている仙谷さんの手を除こうと必死に暴れました。
その時、下半身の力が抜けたのでしょう、軟膏の力もあったと思います。
太くて長い呉島さんの男性が無理矢理引き裂くように入ってきたのです。
痛さの余り金縛り状態の僕は動けませんでした。
口には仙谷さんの男根が咽を塞いでいて、声にはならない悲鳴を上げました。
そうです。
口には仙谷さんのものが、アナルには呉島さんの太い男根が、その二つで僕は串刺状態でした。
しばらくは2人共動かないでくれていました。
けれど痛みが遠のいた僕のお尻の緊張が緩んできたのを察したのか、呉島さんが腰のピストン運動を始めると、それに呼応した仙谷さんも僕の長めの髪の毛を掴んで前後に動かし始めたのです。
「畜生!男のくせにいい尻をしやがってよ・・・目星を付けていた甲斐があった」
「こっちもだ! ああ、たまんねえよ・・」
呉島さんも仙谷さんも永い入院生活で女の人に接していなくて溜まっていたのでしょう。
アナルに入った怒張も、口に入れられた男根も6~7回抜き差しを繰り返すと、ピクンピクンと跳ね、白い液体をドクドクドクと大量に放出したのです。
口に入れられた精液はとっても濃くって、ネバネバしていて苦い味がしました。
僕は思わず口中に溜まった液体を吐き出そうとしました。
「飲め! 飲み込むんだ!」
仙谷さんは僕の様子を察して、低い脅すような声で命令しました。
頭をまだ、抑えられている僕は苦しくなって、無理矢理眼を瞑ってゴクリとそれを咽に流し込んだのです。
後には、気持ちの悪いネバネバが口に残っていたことを覚えています。
一方、アナルに入った剛直は、ピッピッと3~4度と精液を吐き出した後、暫くは硬度を保って僕を押し付けていましたが、急速に柔らかくなって、搾られた僕のアナルからヌルっと零れ落ちて行きました。
放出し終わった2人は、そそくさと自分たちの肉の凶器を仕舞いながら僕を解放したのです。
その時に、2人はこう言うのを忘れていませんでした。
「高杉さんよ。明日の晩も頼むわ!」
「よろしくな。高杉さんよ!」
「明日の晩は・・夜勤じゃありません。それに・・もう、こんなことは嫌です。許して下さい」
僕は小さな泣き声でお願いしました。
「高杉さんよ。男が男に犯されましたなんて死んでも言えないよな。バレても俺達は、別にかまいはしないしな・・。困るのはお前の方じゃぁないのかな・・」
余りの理不尽さに、僕は涙を零しました。
しかし、この場の出来事が余り遅くなっては夜勤の同僚の女の看護士さんが怪しむに違いありません。
それに、この卑劣な男達を見るのも嫌だったのです。
僕は泣きながら悔しそうに俯き、下げられたブリーフとパンタロンを上げていました。
「今の時間だ! 待っているからな・・来ないとどうなるか、分からないぞ」
仙谷さんが時間を指定して、脅しています。
109号室を出ると、廊下の反対側にトイレと洗面所があります。
誰もいないのを伺ってトイレへ入り便器に腰を下ろし、肛門に入れられた精液を流して、洗面台で嗽を繰り返しました。
白いブリーフには微かに血の跡と、黄色く入れられた精液らしきものが付いていて、鋭い痛みと共に僕を悲しくさせるのでした。
泣いた顔を隠すようにしてナースセンターに戻ると、夜勤の同僚は椅子に腰を下ろしたまま舟を漕いでいました。
僕が109号室へ行ったことも知らないようでした。
椅子に座って記録簿を付けますが、今あったことはとても書けません。
悔しくてならないのですが、良く考えて見ますと、女ならばいざ知らず 男が男に犯されては強姦罪は成立するのでしょうか?
それに、{看護士なんて女の職業に男が就くなんて、だから、犯されることにもなるんだ}と、世間の人が哂う様な気がして、訴えることも出来ないのです。
取り合えず、明晩は行かなければ良い、行かなければあの2人は今晩のことを、他の人に言いふらしたりはしないだろう。
いや、やっぱり言いふらすのか?
他人に言いつけられたら自分はお終いだ。
あの2人ならば遣りかねない。
悪い方へ悪い方へと考えてしまって、朝になっても眠れませんでした。
翌日、不幸なことに当直の看護士が急用が出来て、僕は二晩続きで夜勤になることを婦長さんから命令されたのです。
一旦、寮に帰った僕はやはり2人の命令が気になって眠ることなど出来ませんでした。
今晩は2人の居る部屋には絶対に行くまいと思っていた僕ですが、なぜか午前0時を過ぎると、呉島さんに犯されたお尻が落ち着かすに(今 考えると不思議なのですが・・)トイレに行って自らイチジク浣腸をお尻に施していました。
午前1時半の巡回を終えて、夜勤の女の先輩看護士も眠そうな2時ちょっと前です。
また、109号室のコールが鳴ったんです。
僕はドキリとしました。
今日こそは、きっぱりと拒否してこようと悲痛な決心をして、109号室の扉を開けたのです。
懐中電灯を照らそうとする僕の手を、扉の後ろ側に隠れていた2人がムンズと掴まえて、室内に引っ張り込まれてしまったのです。
悲鳴を上げようとする口も、大きな手で押さえられて塞がれてしまいました。
そして、30秒も掛からないうちに、2人掛りで僕をまる裸にし、両腕を背中に廻して浴衣の腰紐で縛り上げてしまいました。
「うううっ・・いやッ。ううう・・」
薄暗闇の中で、口にも詰め物をされて、その上から猿轡もされてしまっています。
必死で暴れる僕はベッドの上に仰向けに寝かされ、彼らは枕元にある電灯を付けました。
まる裸に剥かれて後ろ手に縛られた僕は眸を瞑り、横を向いて恥ずかしさと怖さに震えるしか無かったのです。
僕は色白で、体毛もほどんと生えていません。
恥毛も僅かに生えているだけで、腋の下の毛も無いに等しいのです。
女性的である事は自覚していました。
だから僕は、昔は女の人の職業であった看護士の職に就こうと無意識に思ったのかも知れません。
しかし、「男の僕」としては、この毛も生えてい無い身体が嫌いでした。
「可愛いチンチンをしているじゃないか・・」
必死に隠そうとしている僕の、僅かばかりの恥毛の下に生えている男の印を指で摘んで、呉島さんがニヤリと言いました。
僕のその包茎のものは、青白く小さく縮かんでいました。
「フガフガ、フガ」
僕は自分の男性器が小さいのが恥ずかしくって、必死になって横向きから俯きになりましたが、逆にそれは2人の獣に「どうぞ、お尻を犯して下さい」と、見えたのかも知れません。
「今日は俺が犯ってやる! 俺は明日退院だからな・・。お前のオマンコは特別いい味らしいからな・・」
仙谷さんはそう言うと、僕を無理矢理、再び仰向けにすると両脚を掬い上げて、僕のアナルにワセリンを塗りこめました。
僕は恐怖の中で不思議なことに、{さっき浣腸を施しておいてよかった。 汚い物が指に付かないで・・}と、妙なことを考えていたのです。
「いくぜ!!」
僕の両脚をその逞しい肩に担いだ仙谷さんは、アナルに入れて動かしていた3本の指の変わりに、いきなり勃った大きな男根を入れてきたのです。
「ウグッ・・ウグッッ・・・」
アナルが裂けそうな激痛に、両脚を肩に掛けられて身動きの出来ない僕は唯一自由になる首を振っているだけでした。
しかし、2人の獣には僕が喜んでいるものに見えたようです。
「声を出さないのなら、猿轡を取ってやる・・」
「・・・・・」
息苦しそうに喘ぐ僕を見て、呉島さんが言います。
僕は苦しそうに頷きました。
猿轡を外され、口に詰め込まれていた布を吐き出します。
僕の履いていた白いブリーフが唾液でグシャグシャになって吐き出されています。
大きく息を吸った僕はブリーフで口を塞がれたことに対しての屈辱感を感じる間もなく、呉島さんの巨大な男根を抉り込まれていました。
本当に、声を出す暇もありませんでした。
「うっぐうぅぅぅ・・」
ベッドの反対側に落ちた僕の頭を目掛けて呉島さんのペニスが突き刺さると、痛みが遠のいたお尻から力が抜けたのでしょう、仙谷さんの怒張が動き出したのです。
「いいぜ!いいぜ! いいオマンコだ!」
仙谷さんは激しかった、、。
「いくぞ!ああ、出すぜ!ああ、出るぅぅ・・」
僕のお尻を激しく叩いていた仙谷さんはちょっと早漏気味だったようです。
早々と、僕の肛壁の奥深くに大量の精液を射込みました。
そして、その量は大量でした。
ドビュ、ドビュッと言う感覚が 6~7度続いて、お尻の中が重く感じられるほどでした。
仙石さんは射精に合せて全身をブルブルと震わせて昇りつめていました。
暫く余韻に浸っていた仙谷さんは、僕の両脚を肩から下ろし、身体をまるくして僕の乳首を吸ってきます。
僕のアナルには、まだ完全には萎えきっていない仙谷さんの太く長いものが挟まったままなのです。
僕の乳首は男にしては大きい方だと思います。
大きく盛り上がっていて、そして、恥ずかしいけれど感じるのです。
その乳首を吸われて、あろうことか今まで萎えていた僕の包茎の男性自身に芯が通って来たのです。
「こいつ。犯されているのに、立ててやがる・・」
「それは読んだ事ないけど、オレは男のまま女の皮被って女に化けれるんなら、平山美紀がいいな。股間に使い込んでなすび色したちんぼぶら下げた平山美紀、、、最高だね。」
「お二人とも若い頃憧れてた歌い手さんでしょ。メイクが独特よね。そのまんまニューハーフメイク。」
「厚化粧って言うと女性にはマイナスイメージがあるみたいだが、そそるのはやっぱり濃い目の化粧だね。それにあの当時の歌手は自分が厚化粧してるなんて思ってないよ。あれでスタンダードなんだから。しかし欧陽菲菲は厚化粧というよりフェラ用メイクって言った方がいいな。あのいかにも東南アジア系の顔つきたまんないね。」と、未だに年に一度は極個人的極悪買春ツアーに行ってる『生きたエコノミックアニマルの化石』を自称する虎ノ門先生…彼らは立派な闇の住人達だ。
・・・そんな仲間たちとの会話を楽しみながら、そしてその協力も得つつ、他人の素顔を覆い尽くし別の何者かに変えてしまう、『私』は喪黒護謨蝋。
………………………………………………………………………………………
「しかし、高杉さんの仕事も大変な仕事なんだなあ・・」
入院患者さんの呉島さんは、隣のベッドに寝ている仙谷さんを見てそう言いました。
「本当だよな。高杉さん、今夜は夜勤なんだろう?」
二人部屋の相方の仙谷さんが相槌を打ちます。
「そんな事ないですよ~。大変なことなんてありませんよ。皆様のお世話をするのが好きですから。 そうですよ。今夜は夜勤なんですよ。よろしくね」
虎ノ門整形外科病院の男の看護士である僕は仕事上使っているちょっと女ぽい言葉で明るく二人に答えていました。
虎ノ門整形外科病院は100床もある病院なのです。
去年建て替えて総合病院になったのですが、元は「虎ノ門整形」と呼ばれていて、この地方の有名な病院でしたから、そのまま名前を変えずにいたということらしいのです。
看護士は3交替。
男も女もありません。
僕は今年の3月に大勢の看護学生に混じって看護学校を卒業し、4月にこの病院へ来て4ヶ月目の新米看護士なのです。
この病院にもやっと慣れてきたところで、患者さんと冗談も言えるようになって来たところです。
今も、勤務時間のことやらを呉島さんから聞かれ3交替制で女の看護士と同じでちっとも男女差別は無いということを話していたところなのです。
ブブッ、ブッブブー
気がつくとナースコールが鳴っていて、寝ぼけた眼で時計を見ると午前2時を15分ばかり廻っていました。
109号室は30代後半の呉島さんと、20代後半の仙谷さんが入室していて、その仙谷さんのコールです。
仙谷さんは交通事故で左足大腿部を複雑骨折して、救急車でここに運び込まれたのですが、今はギブスも取れて明後日の月曜日には退院予定の患者さんです。
同じ夜勤の女の先輩看護士に、109号室のコールがあったことを知らせようとしましたが、その看護士さんは机に伏せって寝ているらしいのを見て、僕は一人で病棟の1番端の109号室に懐中電灯を手に急いで行ったのです。
「どうしました?」
病室の扉を開け、真っ暗な室内を懐中電灯の光と共に覗き込みました。
「ううっ、痛いッ、痛いんだ!」
窓際の方で仙谷さんの苦しそうな声が聞こえています。
僕は仕切ってある カーテンの中に入って行きます。
仙谷さんはお腹を抱えて痛がっていました。
「お腹ですか?」
「下っ腹だ。何とかしてくれ・・」
背中をまるめている仙谷さんの毛布を捲くり上げて、驚きました。
「あっ、イヤッ」
濃い艶やかな陰毛の中から、まがまがしい怒張が懐中電灯の光のなかでテラテラと光って浮かび上っていたのです。
そして突然、カーテンの向こう側から腕が伸び、僕の腰が突き飛ばされました。
懐中電灯はベッドの上に転がり、僕の身体は剥き出しの男根の上に被さって、僕の唇が怒張に当たりました。
小柄な僕は、180cm80kg近い仙谷さんに頭を押さえ込まれ、「あっ」と驚いて開いた口腔に、その怒張を無理矢理押し込まれてしまいました。
一昨日入浴した、饐えた臭いのするそれを慌てて吐き出そうと身体を捻るのですが、僕の身体はベッドの上で空転するばかりです。
看護学校時代に男の人の性器を図形と模型で見、自分の性器と比べて随分と立派なものだとは思いましたが、それ以上に仙谷さんの男性器はカチンカチンに張っておりとても大きいものでした。
僕は物も言えず、怖くて震えていました。
「静かにするんだ!」
僕を突き飛ばした呉島さんの押し殺し掠れた声が、カーテンの向こうから聞こえて来ます。
呉島さんも左腕を骨折して吊っていますが大男です。
呉島さんがカーテンの内側に入って来たような気配がしました。
しかし僕は仙谷さんの右手に頭を押さえられて後ろを向くことさえ出来ません。
「いやぁ・・」
僕は心の内で叫びました。
呉島さんの自由になる太い右腕が伸びてきて、僕の看護士の制服の白いパンタロンを、それも、白いブリーフと共にお尻から脱がそうとしているのです。
僕は力の限り暴れたのですが、凄い力で頭を押さえられていては、小柄で非力な僕はお尻をくねらせることしか出来なかったのです。
カーテン越しの常夜灯の薄明かりの中で、僕の無毛の小さな白いお尻が剥きだしにされてしまいました。
「早く、犯っちまおうぜ!」
「うん。分かっているよ」
興奮している2人は小声で顔を見合わせています。
入院患者が看護士を襲うなどとは夢にもあろうなんて思ってもいなかった僕は、一瞬何を言われているのか、何をされているのか分からなかったんです。
{僕は犯されるんだ・・}
やっと、彼らの言っている意味を理解した僕は、必死に脚をバタつかせて、口に突っ込まれている男根を吐き出そうと試みました。
でも万力のような凄い力で、頭を抑えられていては、どうしてもその肉のかたまりを吐き出すことが出来ません。
噛もうなどと云う考えは僕の頭の中にはありませんでした。
裸にされたお尻の中心に冷たい軟膏を塗りこまれて、呉島さんの太い中指と人差し指がアナルに突っ込まれています。
その指が直ぐに薬指も加えて3本になりアナルを掻き回しています。
そうして、指が退いたと思ったら、指よりも数段太いツルリンとしたものが当てられたのです。
「さあ、力を抜くんだ!。大きく息をしろ!」
僕は力の限り暴れましたが、体力がまるっきり違うのです。
上半身を仙谷さんの下半身に投げ出した僕は、脚にはパンタロンとブリーフを絡ませて、下半身をまる出しにされています。足をベッドの側面に垂らしていては、パンタロンが邪魔をして足が動かせません。
「イヤ!いやで・・」
口から怒張が飛び出したのでそれだけ言った途端、又、凄い力で頭を抑えられて怒張を口中深く押し込まれてしまいました。
お尻に当たっている大きな亀頭は、隙あらば中に潜り込もうとして、僕が大人しくなるのを待っていたようです。
“ズル-ッ”
「イラー、イライーッ・・」
僕は上体にあらん限りの力を込めて、頭を押さえている仙谷さんの手を除こうと必死に暴れました。
その時、下半身の力が抜けたのでしょう、軟膏の力もあったと思います。
太くて長い呉島さんの男性が無理矢理引き裂くように入ってきたのです。
痛さの余り金縛り状態の僕は動けませんでした。
口には仙谷さんの男根が咽を塞いでいて、声にはならない悲鳴を上げました。
そうです。
口には仙谷さんのものが、アナルには呉島さんの太い男根が、その二つで僕は串刺状態でした。
しばらくは2人共動かないでくれていました。
けれど痛みが遠のいた僕のお尻の緊張が緩んできたのを察したのか、呉島さんが腰のピストン運動を始めると、それに呼応した仙谷さんも僕の長めの髪の毛を掴んで前後に動かし始めたのです。
「畜生!男のくせにいい尻をしやがってよ・・・目星を付けていた甲斐があった」
「こっちもだ! ああ、たまんねえよ・・」
呉島さんも仙谷さんも永い入院生活で女の人に接していなくて溜まっていたのでしょう。
アナルに入った怒張も、口に入れられた男根も6~7回抜き差しを繰り返すと、ピクンピクンと跳ね、白い液体をドクドクドクと大量に放出したのです。
口に入れられた精液はとっても濃くって、ネバネバしていて苦い味がしました。
僕は思わず口中に溜まった液体を吐き出そうとしました。
「飲め! 飲み込むんだ!」
仙谷さんは僕の様子を察して、低い脅すような声で命令しました。
頭をまだ、抑えられている僕は苦しくなって、無理矢理眼を瞑ってゴクリとそれを咽に流し込んだのです。
後には、気持ちの悪いネバネバが口に残っていたことを覚えています。
一方、アナルに入った剛直は、ピッピッと3~4度と精液を吐き出した後、暫くは硬度を保って僕を押し付けていましたが、急速に柔らかくなって、搾られた僕のアナルからヌルっと零れ落ちて行きました。
放出し終わった2人は、そそくさと自分たちの肉の凶器を仕舞いながら僕を解放したのです。
その時に、2人はこう言うのを忘れていませんでした。
「高杉さんよ。明日の晩も頼むわ!」
「よろしくな。高杉さんよ!」
「明日の晩は・・夜勤じゃありません。それに・・もう、こんなことは嫌です。許して下さい」
僕は小さな泣き声でお願いしました。
「高杉さんよ。男が男に犯されましたなんて死んでも言えないよな。バレても俺達は、別にかまいはしないしな・・。困るのはお前の方じゃぁないのかな・・」
余りの理不尽さに、僕は涙を零しました。
しかし、この場の出来事が余り遅くなっては夜勤の同僚の女の看護士さんが怪しむに違いありません。
それに、この卑劣な男達を見るのも嫌だったのです。
僕は泣きながら悔しそうに俯き、下げられたブリーフとパンタロンを上げていました。
「今の時間だ! 待っているからな・・来ないとどうなるか、分からないぞ」
仙谷さんが時間を指定して、脅しています。
109号室を出ると、廊下の反対側にトイレと洗面所があります。
誰もいないのを伺ってトイレへ入り便器に腰を下ろし、肛門に入れられた精液を流して、洗面台で嗽を繰り返しました。
白いブリーフには微かに血の跡と、黄色く入れられた精液らしきものが付いていて、鋭い痛みと共に僕を悲しくさせるのでした。
泣いた顔を隠すようにしてナースセンターに戻ると、夜勤の同僚は椅子に腰を下ろしたまま舟を漕いでいました。
僕が109号室へ行ったことも知らないようでした。
椅子に座って記録簿を付けますが、今あったことはとても書けません。
悔しくてならないのですが、良く考えて見ますと、女ならばいざ知らず 男が男に犯されては強姦罪は成立するのでしょうか?
それに、{看護士なんて女の職業に男が就くなんて、だから、犯されることにもなるんだ}と、世間の人が哂う様な気がして、訴えることも出来ないのです。
取り合えず、明晩は行かなければ良い、行かなければあの2人は今晩のことを、他の人に言いふらしたりはしないだろう。
いや、やっぱり言いふらすのか?
他人に言いつけられたら自分はお終いだ。
あの2人ならば遣りかねない。
悪い方へ悪い方へと考えてしまって、朝になっても眠れませんでした。
翌日、不幸なことに当直の看護士が急用が出来て、僕は二晩続きで夜勤になることを婦長さんから命令されたのです。
一旦、寮に帰った僕はやはり2人の命令が気になって眠ることなど出来ませんでした。
今晩は2人の居る部屋には絶対に行くまいと思っていた僕ですが、なぜか午前0時を過ぎると、呉島さんに犯されたお尻が落ち着かすに(今 考えると不思議なのですが・・)トイレに行って自らイチジク浣腸をお尻に施していました。
午前1時半の巡回を終えて、夜勤の女の先輩看護士も眠そうな2時ちょっと前です。
また、109号室のコールが鳴ったんです。
僕はドキリとしました。
今日こそは、きっぱりと拒否してこようと悲痛な決心をして、109号室の扉を開けたのです。
懐中電灯を照らそうとする僕の手を、扉の後ろ側に隠れていた2人がムンズと掴まえて、室内に引っ張り込まれてしまったのです。
悲鳴を上げようとする口も、大きな手で押さえられて塞がれてしまいました。
そして、30秒も掛からないうちに、2人掛りで僕をまる裸にし、両腕を背中に廻して浴衣の腰紐で縛り上げてしまいました。
「うううっ・・いやッ。ううう・・」
薄暗闇の中で、口にも詰め物をされて、その上から猿轡もされてしまっています。
必死で暴れる僕はベッドの上に仰向けに寝かされ、彼らは枕元にある電灯を付けました。
まる裸に剥かれて後ろ手に縛られた僕は眸を瞑り、横を向いて恥ずかしさと怖さに震えるしか無かったのです。
僕は色白で、体毛もほどんと生えていません。
恥毛も僅かに生えているだけで、腋の下の毛も無いに等しいのです。
女性的である事は自覚していました。
だから僕は、昔は女の人の職業であった看護士の職に就こうと無意識に思ったのかも知れません。
しかし、「男の僕」としては、この毛も生えてい無い身体が嫌いでした。
「可愛いチンチンをしているじゃないか・・」
必死に隠そうとしている僕の、僅かばかりの恥毛の下に生えている男の印を指で摘んで、呉島さんがニヤリと言いました。
僕のその包茎のものは、青白く小さく縮かんでいました。
「フガフガ、フガ」
僕は自分の男性器が小さいのが恥ずかしくって、必死になって横向きから俯きになりましたが、逆にそれは2人の獣に「どうぞ、お尻を犯して下さい」と、見えたのかも知れません。
「今日は俺が犯ってやる! 俺は明日退院だからな・・。お前のオマンコは特別いい味らしいからな・・」
仙谷さんはそう言うと、僕を無理矢理、再び仰向けにすると両脚を掬い上げて、僕のアナルにワセリンを塗りこめました。
僕は恐怖の中で不思議なことに、{さっき浣腸を施しておいてよかった。 汚い物が指に付かないで・・}と、妙なことを考えていたのです。
「いくぜ!!」
僕の両脚をその逞しい肩に担いだ仙谷さんは、アナルに入れて動かしていた3本の指の変わりに、いきなり勃った大きな男根を入れてきたのです。
「ウグッ・・ウグッッ・・・」
アナルが裂けそうな激痛に、両脚を肩に掛けられて身動きの出来ない僕は唯一自由になる首を振っているだけでした。
しかし、2人の獣には僕が喜んでいるものに見えたようです。
「声を出さないのなら、猿轡を取ってやる・・」
「・・・・・」
息苦しそうに喘ぐ僕を見て、呉島さんが言います。
僕は苦しそうに頷きました。
猿轡を外され、口に詰め込まれていた布を吐き出します。
僕の履いていた白いブリーフが唾液でグシャグシャになって吐き出されています。
大きく息を吸った僕はブリーフで口を塞がれたことに対しての屈辱感を感じる間もなく、呉島さんの巨大な男根を抉り込まれていました。
本当に、声を出す暇もありませんでした。
「うっぐうぅぅぅ・・」
ベッドの反対側に落ちた僕の頭を目掛けて呉島さんのペニスが突き刺さると、痛みが遠のいたお尻から力が抜けたのでしょう、仙谷さんの怒張が動き出したのです。
「いいぜ!いいぜ! いいオマンコだ!」
仙谷さんは激しかった、、。
「いくぞ!ああ、出すぜ!ああ、出るぅぅ・・」
僕のお尻を激しく叩いていた仙谷さんはちょっと早漏気味だったようです。
早々と、僕の肛壁の奥深くに大量の精液を射込みました。
そして、その量は大量でした。
ドビュ、ドビュッと言う感覚が 6~7度続いて、お尻の中が重く感じられるほどでした。
仙石さんは射精に合せて全身をブルブルと震わせて昇りつめていました。
暫く余韻に浸っていた仙谷さんは、僕の両脚を肩から下ろし、身体をまるくして僕の乳首を吸ってきます。
僕のアナルには、まだ完全には萎えきっていない仙谷さんの太く長いものが挟まったままなのです。
僕の乳首は男にしては大きい方だと思います。
大きく盛り上がっていて、そして、恥ずかしいけれど感じるのです。
その乳首を吸われて、あろうことか今まで萎えていた僕の包茎の男性自身に芯が通って来たのです。
「こいつ。犯されているのに、立ててやがる・・」
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