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#攻略 蝿の王④
L による仕上げ
しおりを挟む裏リコール施設内の特別室のドアを開けたのはピオーネだった。
ピオーネはアイコンタクトで周囲の人間達に無言の挨拶をすると、あらかじめの打ち合わせ通りすぐに芝居を始めた。
一方リタはこれから自分の身に起こる事の半分しか知らされていない。
これから始まるのは、今だに自分をチューニングする為の恥辱プレイの一種だと思っている。
だがピオーネと、「L」ことMr.レディはすべてを知っている。
「L」の性別はその名が示す通り、男なのか女なのか定かではない。
今はオーバーサーティの女性のように見える。
「リタ、ドクターが到着されましたよ。早速、診察を始めるよ。」
ピオーネは部屋の奥へそう声を掛ける。
「あっ、はい....」と頼りなさげな返事が返ってくる。
Mr.レディはトートバッグから白のドクターコートを取り出しそれをブラウスの上から羽織った。
ピオーネがテキパキと窓際に丸椅子を並べる。
そこでMr.レディは、可愛らしく女装したリタと相対して座った。
「こんにちは」
「はじめまして....」
蚊の泣くような小さな声でリタの「女子高校生」が挨拶をする。
白のブラウスにチェック柄のミニスカート、ラルフローレンの紺のハイソツクス、そしてリーガルらしき黒のスリッポン。
おそらくリタは青山学院高等部をイメージしているのだろう。
リタはコウテイに釣り上げられるまでは、東京時代が長かったらしいから、渋谷の宮益坂あたりで、本物の女子高校生をうっとりして見ていたに違いない。
ミディアムロングのウィッグもよく似合っているし、顔ももともとは優しい感じの顔だったのだろう。
化粧もナチュラルな感じで上手に仕上っている。
しかし、これはピオーネの指導があってことだ。
幾ら素地がああであっても素人では″トランス″が、なかなかここまで清楚な感じには化けられない。
ピオーネは他人に施すメイクも上手くなっている。
まあ今風な作り込みだけで、メイクが類型的でバリエーションにかけるという多少の欠点もあるけれど、今時の遊んでいる女子高生を作るならこれで充分だろう。
リタは身長も165cmくらいだから、このまま繁華街の夜道を歩いてもたぶん誰も気がつかないないはずだ。
「今日はどう?」
Lが真面目な口調で問診を始める。
「あ、あの、おなかが痛いんです」
「便秘なのかな? 下痢なのかな?」
「お通じは順調にあるんです....でも.....」
「でも?」
「ウンチをしたあと、お尻の中のほうが痛くなるんです...」
「へえ....」
「何か、変な病気でしょうか....」
このやり取りはお約束だ。
もちろんお腹の調子の問題ではない、Qによって体内に注入されたナノマシーンによる身体変化の話だ。
このシナリオはすべてを理解した上でピオーネが書いている。
Mr.レディが来る前に、リタにはピオーネがきちんとシチュエーションとシナリオを仕込んでいる訳だ。
それと微温湯の浣腸も更に施術してあり、リタの直腸がさっぱりしているのも当然のことだ。
「まあ、とりあえず診てみましょう。ちょっと立ってみて」
「は..い..」
青学の女子高生はMr.レディの前に立ちあがった。
しかし恥かしさで俯いたままだ。
「スカートを持ち上げてごらん..」
「えっ... そんなこと....」
「スカートがあると診察の邪魔なんだけど....」
「はずかしい..です....」
リタは恥かしさで真っ赤になっている。
「早くしなさい....」
「は...はい....」
意を決したように、リタはチェックのミニスカートを持ち上げた。
スルスルとスカートが上がる。
「ああ.....」
恥かしさでリタは深いため息をついた。
そして、リタのショーツが丸見えになった。
白の清純派ショーツだが、レースづかいが愛らしい。
ストレッチショーツらしく、ピタリとリタの秘部を包み込んでいる。
でも1個所だけ固く盛りあがっているところがあるのは定番。
「じゃ、お尻をみましょうか...」
隣に立っているピオーネがリタを後ろ向きにさせた。
そして、丸椅子に両手をつかせて、ドクターのほうにお尻を突き出すように促した。
リタは最近、ピオーネが意識的に格闘技の仕込みと共に、運動をよくさせているから綺麗な尻をしていた。
ジム通いにエステ、、けれどこんな目的の為にリタがそこに足繁く通っているとは誰も思うまい。
女性だけではなくて、女装者も尻が綺麗で張りがあるというのは、大切な要素だ。勿論それは見る側の苛虐感も高めてしまう。
白のストレッチショーツに包まれたリタの小さな尻を見た途端、女装の女子高校生を無性に苛めたくなってしまう。
そんなMr.レディの表情を読み取ったピオーネは、我ながらリタは良い仕上がりだとニヤニヤしている。
こんな時のピオーネは先達ではなく何処からみても淫乱女そのものになる。
「いいお尻をしてるわね、お嬢さん...」
「恥かしい....」
「白いし、柔らかそうだし...。マシュマロみたい....でもホントはプリプリなのよね。」
Lはワザと口調を中年の助平親父風にする。ドクター口調は本人にしてもどうもノリが悪いようだ。
「ああぁぁぁ...」
ドキドキ感からか、リタは早くも喘ぎ声をあげはじめている。
その声を聞いてLはショーツを引き下げた。
するとプルンとリタの白いヒップが飛び出して来た。
まるで「叩いてください」と訴えているようなヒップだ。
「かわいいわねえ....」
Mr.レディは両手で優しく撫で回してやる。
お尻は女装者でもすごく感じる性感帯だ。
さするように撫でるようにリズムと強弱を変えながらお尻をマッサージしていくと、リタも感じてきたのだろう。
「たまらない...」というように腰を前後左右に振り始めた。
「ああ....恥かしい......」
「感じちゃって....。こっちはどう....」
Mr.レディは手をリタの前に回した。
当然そこにはリタの剛直がチェックのミニスカートの裾を持ち上げている。
「うふふ、だいぶ昂奮してきたわねぇ....」
「いやぁ...先生やめて..ください.....」
「やめないよ...」
それを裏付けるかのように、ショーツの上からペニクリスを優しく手で包み込んでソフトにしごいてやる。
Mr.レディの手が上下するたびにリタの口からは「ああん..」という小さな声が出てくる。
セクシーな声だ。間違いなく自分の声でより興奮するタイプだ。
Lは亀頭の先に人差し指を当てて、トントントンと軽く叩いてみる。
するとペニクリ全体がヒクッ、ヒクッと痙攣を起こしだす。
そしてショーツの布に小さな染みがあらわれる。
リタのペニクリス自体はそんなには大きく太くはない。
細身のバナナといったくらい。でもそのバナナは硬く赤くなりはじめていた。
「リタちゃんのペニクリが興奮してきたみたい」
「あーーーん、恥ずかしい…….」
「恥ずかしがらなくてもいいわよ。これは医療行為なんだから」
「そん….な…こと、いっても…..」
「口ではそういっても、反応は正常だね。ほら、こんなドロドロと尿道口からカウパー腺液が流れだしてる」
「いやぁぁぁ…….。そんなところ、みないでください」
「勃起に伴って、睾丸の上昇もみられる。これは射精にむかっての準備だから、これも正常…….」
確かにリタの陰嚢は小さく収縮し、睾丸はキュと上がっている。
「そうだ、ピオーネ。医療記録として、患者さんの局部を写真に取っておいてくれない?どこに病因があるかわからないからね。」
「はい、分かりました。センセイ」
ピオーネは待ってましたとばかりに、バッグからデジタルカメラを取り出した。
リタがなかなか興奮させられる構図で写真がとられていく。
壁を背に女装した女子高校生が立っている。
そして、ポーズはそれだけではない。
白のショーツはひざまで下ろされ、両手でチェックのミニスカートの裾を持ち上げている。
股間には女子高校生には絶対にない器官が天を仰いでいる。
「うつむいてばかりいないで、顔をこっちに向けるのよ」
「恥ずかしい…..です」
「だめよ。こんなに可愛い女子高校生がこんなにすごいペニクリをもっているなんて、めったにないんだから」
「は…はい」
フラッシュが光る。
その度に羞恥にリタの美貌が歪み、羞恥による快感でリタのペニクリスは痙攣し、その尖端口からドロドロと粘りのある透明な分泌液が流れ出す。
「ああ...、もうゆるしてください.....」
「何よ、これをきちんと撮っておかないと、どんな病気かわからないでしょ」
白衣のナース服を着たピオーネが厳しい口調で怒った。
リタはその剣幕にビクッとしたが、M性にはそれも快感になる。
「ピオーネ、ありがとう。これだけ記録をとっておけばだいじょうぶ。それと青学高等部のお嬢さんは興奮しちゃって、もう立っていられないようだから....」
そんなMr.レディの言葉を聞いて、ほっとしたのか、リタは床にへたり込んだ。
床に手と膝をついて、興奮で震えている女装子の姿もなかなかいい。
そんなリタを見下ろしながら、Lはピオーネと顔を見合わせながらニヤッと笑った。
お楽しみはこれからってこと。
「立っていらいれないようだから、ピオーネさん、リタちゃんを婦人科検診台に乗せてちゃってくれないかな」
「はい、わかりました。ドクター」
部屋の真ん中にはちゃんとした婦人科検診台が置かれている。
こんなところは如何にも裏リコールの施設らしい。
桑原式といわれているやつで、買えば相当するものだが、裏リコールにとっては何でもない事だ。
白のパイプに黒のビニールレザーの背部背もたれと股座椅子が設置されている。
婦人科プレイの被虐感を際立たせるているのは、なんといっても上肢台だ。
ここに患者さんは膝~腿を乗せてベルトで固定される。
そしてM字に開脚させられると陰部は丸見えとなる。
どんな上品なハイソな奥様・お嬢様でも、この婦人科検診台にのったら婦人科医師に自分の性器や排泄器官を見せる事になる。
これは慈恵医大病院でも虎ノ門病院でも宮内庁病院でも同じこと。
そしていまリタも女子高校生に女装した姿で裏リコールのSMプレイルームで婦人科検診台に乗せられてしまっている。
とうぜん上肢台に膝と腿を固定されている。いわゆる「屈辱のM字開脚」。
「ペニクリの機能には異状を認められません。ですので、こんどは直腸を内診検査してみます。痛かったら、遠慮しないで言ってくださいね。」
「いや、いやです。やめてください。もう大丈夫です......」
そんな抵抗の声をピオーネとMr.レディは無視する。
ピオーネは取り出したはさみで、リタのストレッチショーツをジョキッと切りはがした。
そして、スカートをたくし上げ下半身を丸見えにすると、Mr.レディの目の前には屹立するペニクリスと可愛い菊の蕾が現れた。
「さてと、始めますか....」
Mr.レディは施術用のゴム手袋を両手にはめる。
このゴム手袋の感触は非日常的なぶんだけ、これで触られた相手はすごく興奮する。
これにはリタだけではなく、もちろんMr.レディも興奮してるのだけれど。
潤滑剤ゼリーを手のひらに垂らすと、それをゴム手袋の右手の5本の指先によくなじませた。
そしてヒクヒクと収縮を繰り返すリタの恥ずかしい菊の蕾を人差し指と中指でゆっくりマッサージをする。
そうするとアナルは正直だ。
リタの緊張と正比例して固くなっていた蕾が、柔らかくなってきた。
でもご本人の緊張はまだ解けない....。
「ふふふ、もうリタも準備はいいようね。」
Mr.レディは中指を指先をゆっくりと蕾の中にインサートしていった。
「あぁぁっ.....」
リタは当然驚きと抵抗の声をあげる。
でもMr.レディは指をゆっくりとしかし休まずに差し入れる。
「あああ、ああああ、ああああ、」
「ふふふ、かなり感じているみたいだね。ここは女装者を狂わす性感帯だよ。ここを攻められて女装子ちゃんは天国を初体験するの」
もちろんリタはそんな事は存分に知っている、知っているが、この声掛けにはパブロフの犬のように反応する。
クールな口調でリタの羞恥心をかき立てるように言葉でも責める。
「ほら、看護婦のピオーネさんがたっぷりと浣腸してくれたから、簡単に指がはいっていけるよね」
指を上下させる。するとクチュクチュといやらしい音が聞こえてくる。
「なんだい、この音は?。いやらしいね。聞こえる?ねえ?この音。ピチャピチャいってるわよ。」
脇にいるピオーネも一緒に言葉で嬲ってくる。
Mr.レディはリタに聞こえるようにわざと、音がでるように指を使った。
「こんなにユルユルにゆるんできたねぇ 」
スポスポと指をスライドさせると、リタは「ううっ」と弱々しい喘ぎ声を出した。
「まだまだ、おとなしい動きだよねぇ」
少し奥のほうまで指を侵入させてみる。
「あ、ああああああ」
「ふふふ、いい声がでてるわよ、リタくん........」
診察台の隣にたっているピオーネさんがはやし立てるように語りかける。
「すこし、強くしてみようか」
スゥーと中指を上下させてみる。
そして、検診台の上で仰向けになっているリタの直腸の上部を探ってみる。
ゆっくりと抜き差ししながら、リタのアナルはブチュブチュといやらしい音を立てている。
「さてと、女装子をあえがせるボタンはどこかな?」
「........」
「こここかな?」
「あうっ!」
「それとも、ここか?」
「あっ、いや!」
女装ナースのピオーネも、言葉責めを始めた。
「ほら、リタの『お・ま・ん・こ』、いやらしくて、すごい音たてるわよね。遊んでいる女子高校生のようなオマンコみたいじゃない? ここはリタのオマンコ、熱くてグチョグチョよ」
耳に直接吐息とともに淫語を囁かれるという精神的被虐責めにリタは背中をのけぞらせて反応する。
「あ、あああ、あふ、あうん、あうううう、」
Mr.レディは指でリタの直腸の奥にある卵の形をした前立腺を、グリグリと指先で削るように責めつける。
もちろんそれは只の前立腺ではない。
Q、いや、裏リコールが改造しきった性的超人へのブーストスイッチだ。
「ほら、もっとほしいんだろ?」
「あっ、いや、やめて..くだ..さい...」
「いやよ、いやよは、なんとやらって昔から言うの。ほらほら、こんな感じはどうかな」
Mr.レディは差し込んだ指を直角に曲げると、指先にあたる前立腺をグリグリグリと強く擦ってみる。
「ああああああぁぁぁぁぁぁ」
その瞬間、リタの身体をゾクゾクと大きな快感が貫いたようだ。
「いやぁぁぁぁ。やめてぇぇぇぇぇ。狂っちゃうぅぅぅぅぅぅぅ」
「ふふふ、気が狂うほど気持ちがいい? 女装子はみんな、ここを刺激されるとこらえられなくなって、大きな声を出してよがり始めるんだよ。ほら狂いな」
「あーーーーん、いゃーーーー」
「さあ、もっと感じていいよ! ほらっ! ほらっ!」
Mr.レディはそう言って改めて人差し指と中指の二本をリタのアナルに押し込んでやる。
「うううぅぅぅぅ」
勿論、こう云う品質点検以外でも、普通に前立腺責めのテクニックには自信がある。
正技に慣れているリタでも痺れさせるのは簡単だ。
リタはグリグリグリと前立腺を刺激され失神寸前になる。
「いっちゃう.... いやぁぁぁ.....」
「そう!もっと声を出して、おおきな声を出してごらん.....」
「ああああーーーーー、なにがなんだかわからないぃぃぃぃ」
リタに息つく暇も与えずに前立腺スイッチをグッグッと嬲り続ける。
「いぃぃぃぃ...........」
牝獣のような叫びをあげるとともに、リタは腰をガクガクと震わせて、アナルはMr.レディの指をきつく締め付けてくる。
「たまらないみたいだねぇ、リタ...。死ぬほど気持ちいいだろう」
「あぁぁ...........」
言葉にならないが、リタはそれを肯定するようにコクンと首を縦にふった。
それを確認してMr.レディは2本の指を巧みに動かしリタの直腸内の性感帯を一点残らず刺激しつづける。
リタの表情を見ていると、快感によって全身がビクビクと痙攣し始めていることがわかる。
「もうだめですぅぅ、いっちゃいますぅぅぅ」
「まだまだ我慢ができるでしょ」
「いかせてくださいぃぃぃ、気が狂っちゃいますぅぅぅぅぅ」
哀願するリタの表情がまた堪らない。
女性化されてアナルをいたぶられる快感には勝てる男はそうはいない。
「ふふ、イキたいの? イカかせてほしいの?」
脇で見ていたピオーネがイジワルな口調で声をかける。
「???........」
ピオーネは片手をリタのペニクリスに絡めると指の股を使ったテクニックで本格的な刺激を送り始めた。
<シュルシュルシュルシュル............>
ペニクリをしごくいやらしい音が部屋の中に響く。
その刺激とシンクロさせて、Mr.レディもアナルへ挿入しているゴム指をグチュグチュと抜き差しし、ピオーネとMr.レディとでリタの前後を同時に嬲り始める。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「すごい声だねぇ、女装女子高校生のリタちゃんはいい声で泣くねぇ」
「そうでしょMr....。いい声でしょ。ピオーネも感じてきちゃう.....」
演技じゃない不思議ななりゆきだった。
ナース役のピオーネの顔もトロンとして、興奮が高まってきているのがわかる。
それはリタをよりいやらしく苛めるという行為に表れてきた。
リタが極楽をさまよっている表情を見つめながら、ピオーネは潤滑ゼリーの蓋を外すと、リタのクリペニに垂らしはじめる。
もちろん裏リコール特製のものだ、何が、仕込まれているのかピオーネもよく知らされていない。
透明な潤滑ゼリーがリタの亀頭を覆い、そしてゆっくりとした流れで下腹部に滴っていく。
「あぁぁぁ、うううぅぅぅぅぅ」
リタは亀頭に冷たいゼリーを感じ、さらに悶える。
その反応は当然といったふうにして、ピオーネはそのままリタのクリペニスに指を絡め、ゆっくりとしごきだした。
「リタ、どう気持ちいい? 天国でしょ?」
小さく囁くとゆっくり、ゆっくりとしごく。
「あーーーん、きもちいいよぉ...」
「もう少しでイカセテあげるからね。いい子にしていなさい。いい?」
「は、ハイ。......。うれしい...です...」
(もう少しでイクことができるんだぁ...)そんなリタの心の声が聞こえる。
リタは期待に喜悦の表情を見せた。
ピオーネはこんな局面でこんなに優しかった先輩だったろうか?
すぐに天国に導いてくれるような白衣の天使?って、あり得ない。
<ジュポジュポジュポ.....>
リタ自身のカウパー腺液と潤滑ゼリーの二つでヌルヌルになったぺニクリスを、ナースのピオーネは、リズミカルにそして強弱と剛柔をつけるという巧みなフィンガーテクニックで責め始める。
そして同時にアイコンタントでサインを送ってきたので、Mr.レディもアナルと女装子の快感ボタンである前立腺をより以上に攻撃する事にする。こんな時のピオーネはやっぱり意地悪だった。
「あぁぁぁぁぁぁ、いくぅぅぅぅぅぅ。いっちゃいますぅぅぅぅぅぅぅ」
「だめよ! だめよ! 絶対いっちゃだめ!」
「そんなこといったってぇぇぇぇ.....」
「だめだからね!」
「ああぁぁ、出ちゃうぅぅぅぅぅぅ」
婦人科検診台に縛り付けられている女装の女子高校生は、頭を振り乱し、腰を激しく上下させて、喘いでいる。
その股間には熱くなった朱色の屹立がヒクンヒクンと振動を繰り返している。
噴火はすぐに始まるはずだ。
ピオーネは指先の感覚で、リタの射精の気配を感じ取ったようだ。
そう思った瞬間、ナースのピオーネはMr.レディも信じられないような技を繰り出してみせた。
リタのペニクリスの尿道の根元を人差し指と親指で強く締め付けて、リタの「噴火」を押し留めてしまったのだ。
「グゥオゥゥゥゥ..........」
婦人科検診台の上に縛り付けられている女装したリタは、獣が死ぬときのような断末魔の苦しみの声をあげている。
身体がピクピクと震えると、ペニクリを締め付けられている痛みとせっかくの「噴火」を堰き止められてしまった精神的ショックで苦痛で、気を失ってしまったようだ。
「まだまだ、そう簡単には天国には行かせてあげないよ、リタ.....」
ピオーネはそう冷たく言い放つ。
Mr.レディはさすが私の妹分と心の中で密かに感心する。
「先生、おつかれさまでした。次の施術まで少しお休みしてください」
時計はまだまだ24時になったばかりだ。
Lのリタに対する診察と施術はまだまだ終わりそうもない。
……………………………………………………………………………………
「リタはよく仕上がってるわ、ピオーネ。…いよいよ計画の実行ね。ジェィド・ウィルソンは今月の末に日本に入国する。ムラヤマつながりでね。そして彼はこの国がお気に入りだから長期滞在するわよ。で彼が作った日本支社の裏側は彼のハーレムみたいなものだから出入りは簡単。それが狙い目。」
ピオーネはLに顎を指先で上に挙げられながら、"いま私を見つめている女王然としたこの目"に見覚えがあると思った。
″私が人形に閉じ込められ、そして肉体改造に処せられた時に出会った看護婦長のあの視線と同じ…。″
もちろんピオーネはそんな思いは口にしない。
"もう今の私は、第一線のリッパーなのだから"という苦い自覚がそうさせたのだ。
「そして貴方はジェィド・ウィルソンの昔の愛人だったブラックパールに似せてある。戦闘能力も抜群、おまけにリタというサブアシスタントも綺麗に仕上がってるし、期待してるわよ。上手くジェィド・ウィルソンを取り込んでちょうだい。私達は期待してるわよ。」
L は自分の指先をピオーネの顎からその皮膚を辿って、ソロリと"彼女"の唇にあてた。
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