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65、究極魔法
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シグマとの戦闘は順調に進んで行った。
闘っていて実感したのだけど、シグマとラムダを比べた場合、HPは俄然シグマの方があるものの、戦闘力はやはりラムダの方が圧倒的に上のようだった。
空を飛ぶ飛ばないという話だけではなく、シグマはラムダのように鬼のような遠距離攻撃をして来なかったからその分闘いやすかった。
他にも、魔法が効いて、弱点があって、装甲もダイヤモンドのようじゃなくてという違いがあったから、ラムダ戦を経験している私からすれば大分難易度が下がる闘いと言えた。
ただシグマにはやはり最強の耐久力があった。一時間ほど3人で徹底攻撃を加えたあとに、マルカの側に寄り、
「あとあいつどのくらいHPあるの?」
と聞いたことがあったのだけど、マルカはサーチ魔法で相手のステータスを出したあとに、
「えっと、8万7000」
とそのような恐ろしいことを言ったことがあった。それを聞いて、
「えっ? 嘘っ?」
と私は言ったのだけど、これは私に限らずチーノもマルカも思っていることのはずだった。
一時間の戦闘だから知らない人は何だそんなもんかと思うかもしれないけど、命をかけて闘っているわけだから、普通に体を動かしているよりも大分精神力も体力も減っていた。
実はけっこう疲れていて、まだ体は動くとは言うものの、あと一時間この状態が続いたら、私はそのままぶっ倒れて意識を失いそうだった。
戦闘は順調だったけど、あともって30分というのが実感だった。それなのに敵のHPがまだ8万7000もあると言う。これを聞いて驚かないわけがなかった。だから私はマルカに、
「ごめん、私あと30分くらいしかもたないと思う」
とそう言ったのだけど、体力が限界に迫っているのは私だけではなかったみたいで、マルカもそんな私の言葉を受けて、
「奇遇ね、実は私もそろそろキツい」
とそのようなことを言った。
そんな私達と比べてチーノは初戦から本当によく闘っていた。攻撃の切れも、回避のスピードも始めから全く衰えておらず、それを見て私はチーノの恐ろしいばかりの体力に驚嘆するようだった。
そろそろ勝負を決めなければならないというのに、サトリモードにはまだ入らなかった。チーノも真竜モードにはまだならず、いつも通りのけっこうな威力の攻撃をシグマに加えて、徐々にかつ確実にラムダのHPを削っていった。
真竜モードというものが気になったから、攻撃の合間を縫ってチーノに近付き、
「あんた本気いつ出すの?」
とチーノにそう聞いたことがあったのだけど、チーノはそれに、
「もっと血を流さないとダメだ」
とそのようなことを言って、私と会話をするくらいだったらシグマと闘っていた方がいいとばかりにすぐに私との会話を打ち切り、そしてこっちに向け歩いて来るシグマに正面から突っ込んで行った。
その姿を見て思うのは、私とマルカが倒れてもチーノがいれば何とかなるんじゃないかいうことで、チーノがパーティーに参入してくれたことをこの時ほど心強く思ったことはなかった。
それから更に時間が30分ほど過ぎた。そろそろ体力の限界だというこの時に、私達の戦闘が激変することが起きた。
突然シグマの体が真っ赤に光ったかと思うと、いきなり雄叫びを上げて、今までの攻撃は嘘だったかのように狂ったような攻撃を入れてきた。
これに私達3人は当然、
「え?」
と驚いた。特に驚いたのが始めからずっとシグマと肉薄して闘っていたチーノで、マルカの所まで後退して来たかと思うと、
「おい、あれどうなってるっ?」
とそのようなことを聞いていた。これにマルカはこう答えた。
「全然分からないわっ。まるで誰かに魔法をかけられたみたいっ」
そしてここから本当の地獄が始まった。
疲れ切った私達にバーサク状態のラムダが猛攻撃を仕掛けて来たのだから当たり前で、それだけでなくシグマと戦闘中の私達を逃がさないかのように周囲に結界が張られたから、これにより私達は逃げ道を完全に失くして、死ぬか倒すかという究極の選択を迫られるようになった。
これに一番反応したのがマルカだった。顔を引きつらせて周囲を見回したかと思うと、
「まさか」
とそのようなことを言った。
「どうしたの? 何か思い当たることでもあるの?」
と聞いてもマルカは何も答えなくて、執拗に夜の砂漠を見渡して、そしてこう言った。
「最悪」
何か変に動揺しているみたいだったから、マルカを落ち着かせるために、
「大丈夫だって。シグマを倒せばいいだけだから。きっと何とかなるよ」
とそう言ったのだけど、それには答えずマルカは私に、
「ツバキよく聞いて。これから大技を撃ち落としてシグマを倒すわ。恐らくその魔法の反動でこの結界も壊れると思うから、その隙にチーノと一緒に南に逃げて。もちろん全力でよ。行き先は副首都。私はちょっと遅れてから2人のあとを追うから、こっちのことは気にしないでいいから」
と言ったかと思うと、その場で詠唱を唱え始めた。
「え、何? どうしたの?」
と聞いてもマルカは何も答えない。
そこでもう一度マルカに声をかけようとしたところで、私の体を守るように紫色の結晶が周囲に発生した。そのままゆっくり地面に落ちて行くのだけど、ここで私はマルカがしようとしていることに不安になり、
「ちょっとマルカ」
とそう呼びかけた。でもマルカはそれに反応することなく、私とチーノの体が水晶体で包まれたことを確認すると、結界の端の方まで瞬間移動してそこで今度は違う詠唱を唱え始めた。
マルカの体全体が薄い青色に発光し、髪の毛が少しずつ宙に舞い上がって行った。いつもの詠唱と違うところは、マルカの周りを幾何学的な紋様の文字列が何種類も回り始めたということで、マルカが命がけで大技を出そうとしていることなど忘れて、私はそれを見て神秘的だとかそんな場違いなことを思ってしまった。
そんなマルカの元に狂戦士状態のシグマが突っ込んで行く。そのシグマが結界のちょうど真ん中に来たところで、マルカが、
「エターナル」
とそう言った。その魔法名を言った瞬間、マルカの周囲をある一定の間隔で駆け巡っていた文字列がバッと周囲に飛び散った。
次に青色の光の粒子が周囲に散乱したかと思うと、シグマの元に渦のようにそれが集まり、そして次にマグネシウムに火を点けたみたいにそれがカッと発光した。
それが爆発だと気付くのにある程度時間がかかった。何か風景がすごい勢いで変わっていってると思ったらシグマを起点に凄まじい爆発が起こって、それにより何か分からないけど色々なものが吹き飛んで行った。
まるで宇宙創造の際に起こったビッグバンの小さいバージョンを見ているような気分だった。それだけこのマルカの魔法の威力は絶大で、それを食らったシグマは上半身が吹き飛び、足だけが壊れたプラモデルのようにその場に残されるという壊れ方をした。
あれだけの耐久力を持つシグマをマルカは一撃の魔法で木っ端微塵に吹き飛ばしたのだった。
闘っていて実感したのだけど、シグマとラムダを比べた場合、HPは俄然シグマの方があるものの、戦闘力はやはりラムダの方が圧倒的に上のようだった。
空を飛ぶ飛ばないという話だけではなく、シグマはラムダのように鬼のような遠距離攻撃をして来なかったからその分闘いやすかった。
他にも、魔法が効いて、弱点があって、装甲もダイヤモンドのようじゃなくてという違いがあったから、ラムダ戦を経験している私からすれば大分難易度が下がる闘いと言えた。
ただシグマにはやはり最強の耐久力があった。一時間ほど3人で徹底攻撃を加えたあとに、マルカの側に寄り、
「あとあいつどのくらいHPあるの?」
と聞いたことがあったのだけど、マルカはサーチ魔法で相手のステータスを出したあとに、
「えっと、8万7000」
とそのような恐ろしいことを言ったことがあった。それを聞いて、
「えっ? 嘘っ?」
と私は言ったのだけど、これは私に限らずチーノもマルカも思っていることのはずだった。
一時間の戦闘だから知らない人は何だそんなもんかと思うかもしれないけど、命をかけて闘っているわけだから、普通に体を動かしているよりも大分精神力も体力も減っていた。
実はけっこう疲れていて、まだ体は動くとは言うものの、あと一時間この状態が続いたら、私はそのままぶっ倒れて意識を失いそうだった。
戦闘は順調だったけど、あともって30分というのが実感だった。それなのに敵のHPがまだ8万7000もあると言う。これを聞いて驚かないわけがなかった。だから私はマルカに、
「ごめん、私あと30分くらいしかもたないと思う」
とそう言ったのだけど、体力が限界に迫っているのは私だけではなかったみたいで、マルカもそんな私の言葉を受けて、
「奇遇ね、実は私もそろそろキツい」
とそのようなことを言った。
そんな私達と比べてチーノは初戦から本当によく闘っていた。攻撃の切れも、回避のスピードも始めから全く衰えておらず、それを見て私はチーノの恐ろしいばかりの体力に驚嘆するようだった。
そろそろ勝負を決めなければならないというのに、サトリモードにはまだ入らなかった。チーノも真竜モードにはまだならず、いつも通りのけっこうな威力の攻撃をシグマに加えて、徐々にかつ確実にラムダのHPを削っていった。
真竜モードというものが気になったから、攻撃の合間を縫ってチーノに近付き、
「あんた本気いつ出すの?」
とチーノにそう聞いたことがあったのだけど、チーノはそれに、
「もっと血を流さないとダメだ」
とそのようなことを言って、私と会話をするくらいだったらシグマと闘っていた方がいいとばかりにすぐに私との会話を打ち切り、そしてこっちに向け歩いて来るシグマに正面から突っ込んで行った。
その姿を見て思うのは、私とマルカが倒れてもチーノがいれば何とかなるんじゃないかいうことで、チーノがパーティーに参入してくれたことをこの時ほど心強く思ったことはなかった。
それから更に時間が30分ほど過ぎた。そろそろ体力の限界だというこの時に、私達の戦闘が激変することが起きた。
突然シグマの体が真っ赤に光ったかと思うと、いきなり雄叫びを上げて、今までの攻撃は嘘だったかのように狂ったような攻撃を入れてきた。
これに私達3人は当然、
「え?」
と驚いた。特に驚いたのが始めからずっとシグマと肉薄して闘っていたチーノで、マルカの所まで後退して来たかと思うと、
「おい、あれどうなってるっ?」
とそのようなことを聞いていた。これにマルカはこう答えた。
「全然分からないわっ。まるで誰かに魔法をかけられたみたいっ」
そしてここから本当の地獄が始まった。
疲れ切った私達にバーサク状態のラムダが猛攻撃を仕掛けて来たのだから当たり前で、それだけでなくシグマと戦闘中の私達を逃がさないかのように周囲に結界が張られたから、これにより私達は逃げ道を完全に失くして、死ぬか倒すかという究極の選択を迫られるようになった。
これに一番反応したのがマルカだった。顔を引きつらせて周囲を見回したかと思うと、
「まさか」
とそのようなことを言った。
「どうしたの? 何か思い当たることでもあるの?」
と聞いてもマルカは何も答えなくて、執拗に夜の砂漠を見渡して、そしてこう言った。
「最悪」
何か変に動揺しているみたいだったから、マルカを落ち着かせるために、
「大丈夫だって。シグマを倒せばいいだけだから。きっと何とかなるよ」
とそう言ったのだけど、それには答えずマルカは私に、
「ツバキよく聞いて。これから大技を撃ち落としてシグマを倒すわ。恐らくその魔法の反動でこの結界も壊れると思うから、その隙にチーノと一緒に南に逃げて。もちろん全力でよ。行き先は副首都。私はちょっと遅れてから2人のあとを追うから、こっちのことは気にしないでいいから」
と言ったかと思うと、その場で詠唱を唱え始めた。
「え、何? どうしたの?」
と聞いてもマルカは何も答えない。
そこでもう一度マルカに声をかけようとしたところで、私の体を守るように紫色の結晶が周囲に発生した。そのままゆっくり地面に落ちて行くのだけど、ここで私はマルカがしようとしていることに不安になり、
「ちょっとマルカ」
とそう呼びかけた。でもマルカはそれに反応することなく、私とチーノの体が水晶体で包まれたことを確認すると、結界の端の方まで瞬間移動してそこで今度は違う詠唱を唱え始めた。
マルカの体全体が薄い青色に発光し、髪の毛が少しずつ宙に舞い上がって行った。いつもの詠唱と違うところは、マルカの周りを幾何学的な紋様の文字列が何種類も回り始めたということで、マルカが命がけで大技を出そうとしていることなど忘れて、私はそれを見て神秘的だとかそんな場違いなことを思ってしまった。
そんなマルカの元に狂戦士状態のシグマが突っ込んで行く。そのシグマが結界のちょうど真ん中に来たところで、マルカが、
「エターナル」
とそう言った。その魔法名を言った瞬間、マルカの周囲をある一定の間隔で駆け巡っていた文字列がバッと周囲に飛び散った。
次に青色の光の粒子が周囲に散乱したかと思うと、シグマの元に渦のようにそれが集まり、そして次にマグネシウムに火を点けたみたいにそれがカッと発光した。
それが爆発だと気付くのにある程度時間がかかった。何か風景がすごい勢いで変わっていってると思ったらシグマを起点に凄まじい爆発が起こって、それにより何か分からないけど色々なものが吹き飛んで行った。
まるで宇宙創造の際に起こったビッグバンの小さいバージョンを見ているような気分だった。それだけこのマルカの魔法の威力は絶大で、それを食らったシグマは上半身が吹き飛び、足だけが壊れたプラモデルのようにその場に残されるという壊れ方をした。
あれだけの耐久力を持つシグマをマルカは一撃の魔法で木っ端微塵に吹き飛ばしたのだった。
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