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24、キノコハウス
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マルカの知り合いだという歴史学者の家は、森の中を進んで進んで進みまくって最終的にはどこだか分からない川を越えたその先にあった。
それでもやはり森の中なのだけど、途中見つけた巨大なキノコまで接近して行き、そのキノコになぜか付けられているドアをダンダンと叩いたマルカはこのようなことを言った。
「お久し振りです。マルカだけど、クロコいるー?」
しばらく待っても返事がない。
「え、ここに人住んでるの?」
と聞くと、
「うん」
とのことだったけど、ちょっとこの中に人が住んでいるようには思えなかった。でも逆に、このキノコ城に人が住んでいるというのはかなりゲームらしいことかとは思う。
私の世界にも巨大なキノコはあるけど、その中をくり抜いて自分の家にするというのは聞いたことがなかったから、これはファンタジーな世界ならではなことだと思った。
「入っちゃえばいいんじゃないの?」
と言ってドアを開けようとしたのだけど、押しても引いてもビクともしなかった。
「あれ?」
という声を上げた私に、
「あ、これあれなのよ。魔法使いしか開けられない扉なの」
とマルカはそう言ったかと思うと、今度は自分がドアに手を当て、それをゆっくり押して見せた。そうしたら軽々とドアが開いた。
「ああ、これあれか。ある一定の仲間がいないと入れない建物みたいなやつか」
と言いながら中を覗いてみると、思ったよりも狭くてちょっと驚いた。それをマルカに言うと、
「いや、さすがに中全部をくり抜いて建物にするのは難しいんじゃない?」
と冗談を聞いたみたいに笑って言われたから、ちょっと私の想像力が行き過ぎたみたいだった。
「入っていいんだよね?」
「多分大丈夫。逆に扉開けただけで帰っちゃう方が変かも」
「ああ、だよね。不思議な嫌がらせになっちゃうもんね」
「私が先に入るわね」
「どうぞどうぞ」
「うぃーっす」
と言って入って行くマルカに、
「え?」
という視線を送ると、部屋の奥の方から、
「え、あ、うぃーっす」
というくぐもった声が聞こえてきた。
「いや、キャラ違うだろ」
と突っ込みながらマルカのあとを付いて行くと、
「いや、違うのよ。これ私達の間の合言葉みたいなものなのよ」
という説明をマルカから受けたけど、マルカは育ちの良いお嬢様みたいなキャラだから、
「うぃーっす」
という合い言葉は使わない方が良いような気がした。それは例えを出すなら、弱い者を助けに来た正義のヒーローが、
「何か痰が絡むな」
ペッといって路上に唾を吐き出すようなものだった。
「あ、その声はジューシーね。しばらく会ってなかったけど、元気だった?」
と言う相手に、
「マルカです」
と返すマルカ。
「あ、え、マルカ? ああ、竜騎士の?」
とクロコが言ったところで、
「本当に知り合いなの?」
と私はマルカにそう聞いた。聞かずにはいられなかった。
「えっと、そのはずなんだけど」
ということを困ったように言ったマルカは、
「これ覚えてない?」
と続けて手を何度もグーパーさせた。しばらくはそれをボーッと見ているだけのクロコだったけど、突然、
「あーっ」
と叫んだかと思うと、
「炎天の騎士団にいたマルカね」
と続け、座っていたイスから立ち上がりマルカの元まで駆け寄ったかと思うと、そのあと手を取り、
「久し振りねー」
とそう言った。
そこで改めてそのクロコという子を見てみたのだけど、丸メガネに童顔、そして極め付けに巨乳という一部の人間から熱烈に支持されそうな容姿をしていてという話は置いといて、ロリは入っているけど知的な容姿、知性を匂わせる天然属性を加えた坐作進退、そして大量に本が置かれた生活空間ということから考え合わせるに、どうやら学者というのは本当のようで、家に大量に置いてある本を全て読破しているとするなら、知識も相当な量持っているようだった。
「今日は何か用?」
「ちょっと見てほしい武器って言うか装備品があるの」
「いいわよ、任せて。大体の物なら鑑定できるから」
とクロコが言ったところでマルカに手招きされたから2人の元に行ってみると、マルカに手を持たれて、
「こういう闘空士の装備なんだけど」
とクロコに見せられた。
「ふむ、どれどれ」
と言ってクロコが私の手首にはめられているリストバンドや、手袋をマジマジと見た。でも出す結論が、
「何これ分からない、初めて見る」
とのことで、それを聞いた私が、
「これを装備するとパラメータ跳ね上がるんだけど、これ伝説の装備じゃないの?」
と言うと、
「伝説の装備ってユリシーズシリーズの装備ってことよね? 否定は出来ないけど、絶対にそうっても言い切れないわ。なぜなら、伝説の装備だけが強いってわけじゃないし、歴史書に言葉が残されているだけで誰も実物を知らないから。ということで出した結論が、分からない。ところでマルカさん、これ魔法でサーチとかは出来ないの?」
「したのだけど、何の情報も出ないのよ」
「じゃあ、呪いの可能性は?」
「呪われていたら武器外せなくなったり、心身病んだり、最悪死んだりするわよね? でもそういうものが何にもないの。だから違うと思うわ」
「ふーん、なるほど。もっと詳しく見てみたいから、武器外してもらったり出来る? 闘空士は部分装備だから外すの大変かもしれないけど」
「分かった」
言われるがまま装備を外し、
「ここに置いて」
と言われたテーブルの上に載せると、
「ちょっと時間がかかると思うから、よければこのキノコハウスでゆっくりしていってね。食べ物も飲み物も好きに食べたりしていいから。読みたい本もお好きなようにどうぞ」
とクロコにそのようなことを言われた。そのあと近くにある文献を引っ張り出して、早速リサーチを開始しているから、お言葉に甘えてマルカと一緒にクロコの家を探索させてもらうことにした。
ちなみに、始めにキノコハウスの中を見て「狭い」と言ったけど、私が想像していたよりは「狭い」というだけで、中は大きな一軒家が2軒ほどスッポリ入るほどの大きさがあった。
中には何があるのかと言うと、猛烈に本だらけで、全部で何冊くらいあるのかは分からなかったけど、私だったら一生かかっても読めなさそうな量であるのは間違いなかった。ズラーッと並んだ本の海の中に入り、
「もしかしてあのクロコっていう子、これ全部読んだの?」
と隣を歩くマルカに聞くと、マルカは微笑を浮かべて、
「まさか」
とそう言い、本を見渡してこう続けた。
「あの年齢でこれだけの本を読むなんて不可能よ。速読が出来ても到底無理だと思う。実はあの子も魔法使いなの。本限定の魔法だけど、タフロンっていう魔法が使えて、それを使うと、本の中の情報を全部頭の中に入れることが出来るの。だから、これだけの分量の本を読むことが出来るの」
「あ、でもここの本全部読んだことには変わりないんだ。どんだけだよ」
と言いながら気になった本を手に取って戻してということを繰り返す。
始めの方に言語を日本語と選択したのが良かったのか、私でも一通り読むことが出来る本だったけど、どれも大いにエンターテイメントに欠けるものだったから、一冊でも最後まで読んだらそれだけで発狂してしまいそうだった。
「私こういうの嫌い」
と言うと、
「私も」
とマルカもそう言ったから、それを聞いて意外に思った。私の中ではマルカは小難しい本も余裕で読める優等生というイメージが強かった。だから、
「え、そうなの?」
と聞く。
「うん、専門性あるのは好きじゃない。物語ある方がいい」
「ああ、それは一緒だ。まあ私は小説も読まないけど」
「適度に体動かしてる方がいいわよね。仲の良い人とご飯食べに行ったり、ちょっと散歩に出かけたり」
「何だ、一緒じゃないか。てっきりマルカは休み時間に勉強をしだす人間かと思ったら、学校帰りに友達とクレープ食べに行くような一面もあるんじゃないか」
「心外ね、確かに私は騎士団にいた時はあったけど、本当は友達と遊んでいる方が好きな人間よ。勉強とか大嫌い」
「え、そうなの?」
「そうよ」
「あら、そう。気が合うね」
「ええ、本当に」
そのような会話を交わして2人でキノコハウスにある本を物色して回る。
それでもやはり森の中なのだけど、途中見つけた巨大なキノコまで接近して行き、そのキノコになぜか付けられているドアをダンダンと叩いたマルカはこのようなことを言った。
「お久し振りです。マルカだけど、クロコいるー?」
しばらく待っても返事がない。
「え、ここに人住んでるの?」
と聞くと、
「うん」
とのことだったけど、ちょっとこの中に人が住んでいるようには思えなかった。でも逆に、このキノコ城に人が住んでいるというのはかなりゲームらしいことかとは思う。
私の世界にも巨大なキノコはあるけど、その中をくり抜いて自分の家にするというのは聞いたことがなかったから、これはファンタジーな世界ならではなことだと思った。
「入っちゃえばいいんじゃないの?」
と言ってドアを開けようとしたのだけど、押しても引いてもビクともしなかった。
「あれ?」
という声を上げた私に、
「あ、これあれなのよ。魔法使いしか開けられない扉なの」
とマルカはそう言ったかと思うと、今度は自分がドアに手を当て、それをゆっくり押して見せた。そうしたら軽々とドアが開いた。
「ああ、これあれか。ある一定の仲間がいないと入れない建物みたいなやつか」
と言いながら中を覗いてみると、思ったよりも狭くてちょっと驚いた。それをマルカに言うと、
「いや、さすがに中全部をくり抜いて建物にするのは難しいんじゃない?」
と冗談を聞いたみたいに笑って言われたから、ちょっと私の想像力が行き過ぎたみたいだった。
「入っていいんだよね?」
「多分大丈夫。逆に扉開けただけで帰っちゃう方が変かも」
「ああ、だよね。不思議な嫌がらせになっちゃうもんね」
「私が先に入るわね」
「どうぞどうぞ」
「うぃーっす」
と言って入って行くマルカに、
「え?」
という視線を送ると、部屋の奥の方から、
「え、あ、うぃーっす」
というくぐもった声が聞こえてきた。
「いや、キャラ違うだろ」
と突っ込みながらマルカのあとを付いて行くと、
「いや、違うのよ。これ私達の間の合言葉みたいなものなのよ」
という説明をマルカから受けたけど、マルカは育ちの良いお嬢様みたいなキャラだから、
「うぃーっす」
という合い言葉は使わない方が良いような気がした。それは例えを出すなら、弱い者を助けに来た正義のヒーローが、
「何か痰が絡むな」
ペッといって路上に唾を吐き出すようなものだった。
「あ、その声はジューシーね。しばらく会ってなかったけど、元気だった?」
と言う相手に、
「マルカです」
と返すマルカ。
「あ、え、マルカ? ああ、竜騎士の?」
とクロコが言ったところで、
「本当に知り合いなの?」
と私はマルカにそう聞いた。聞かずにはいられなかった。
「えっと、そのはずなんだけど」
ということを困ったように言ったマルカは、
「これ覚えてない?」
と続けて手を何度もグーパーさせた。しばらくはそれをボーッと見ているだけのクロコだったけど、突然、
「あーっ」
と叫んだかと思うと、
「炎天の騎士団にいたマルカね」
と続け、座っていたイスから立ち上がりマルカの元まで駆け寄ったかと思うと、そのあと手を取り、
「久し振りねー」
とそう言った。
そこで改めてそのクロコという子を見てみたのだけど、丸メガネに童顔、そして極め付けに巨乳という一部の人間から熱烈に支持されそうな容姿をしていてという話は置いといて、ロリは入っているけど知的な容姿、知性を匂わせる天然属性を加えた坐作進退、そして大量に本が置かれた生活空間ということから考え合わせるに、どうやら学者というのは本当のようで、家に大量に置いてある本を全て読破しているとするなら、知識も相当な量持っているようだった。
「今日は何か用?」
「ちょっと見てほしい武器って言うか装備品があるの」
「いいわよ、任せて。大体の物なら鑑定できるから」
とクロコが言ったところでマルカに手招きされたから2人の元に行ってみると、マルカに手を持たれて、
「こういう闘空士の装備なんだけど」
とクロコに見せられた。
「ふむ、どれどれ」
と言ってクロコが私の手首にはめられているリストバンドや、手袋をマジマジと見た。でも出す結論が、
「何これ分からない、初めて見る」
とのことで、それを聞いた私が、
「これを装備するとパラメータ跳ね上がるんだけど、これ伝説の装備じゃないの?」
と言うと、
「伝説の装備ってユリシーズシリーズの装備ってことよね? 否定は出来ないけど、絶対にそうっても言い切れないわ。なぜなら、伝説の装備だけが強いってわけじゃないし、歴史書に言葉が残されているだけで誰も実物を知らないから。ということで出した結論が、分からない。ところでマルカさん、これ魔法でサーチとかは出来ないの?」
「したのだけど、何の情報も出ないのよ」
「じゃあ、呪いの可能性は?」
「呪われていたら武器外せなくなったり、心身病んだり、最悪死んだりするわよね? でもそういうものが何にもないの。だから違うと思うわ」
「ふーん、なるほど。もっと詳しく見てみたいから、武器外してもらったり出来る? 闘空士は部分装備だから外すの大変かもしれないけど」
「分かった」
言われるがまま装備を外し、
「ここに置いて」
と言われたテーブルの上に載せると、
「ちょっと時間がかかると思うから、よければこのキノコハウスでゆっくりしていってね。食べ物も飲み物も好きに食べたりしていいから。読みたい本もお好きなようにどうぞ」
とクロコにそのようなことを言われた。そのあと近くにある文献を引っ張り出して、早速リサーチを開始しているから、お言葉に甘えてマルカと一緒にクロコの家を探索させてもらうことにした。
ちなみに、始めにキノコハウスの中を見て「狭い」と言ったけど、私が想像していたよりは「狭い」というだけで、中は大きな一軒家が2軒ほどスッポリ入るほどの大きさがあった。
中には何があるのかと言うと、猛烈に本だらけで、全部で何冊くらいあるのかは分からなかったけど、私だったら一生かかっても読めなさそうな量であるのは間違いなかった。ズラーッと並んだ本の海の中に入り、
「もしかしてあのクロコっていう子、これ全部読んだの?」
と隣を歩くマルカに聞くと、マルカは微笑を浮かべて、
「まさか」
とそう言い、本を見渡してこう続けた。
「あの年齢でこれだけの本を読むなんて不可能よ。速読が出来ても到底無理だと思う。実はあの子も魔法使いなの。本限定の魔法だけど、タフロンっていう魔法が使えて、それを使うと、本の中の情報を全部頭の中に入れることが出来るの。だから、これだけの分量の本を読むことが出来るの」
「あ、でもここの本全部読んだことには変わりないんだ。どんだけだよ」
と言いながら気になった本を手に取って戻してということを繰り返す。
始めの方に言語を日本語と選択したのが良かったのか、私でも一通り読むことが出来る本だったけど、どれも大いにエンターテイメントに欠けるものだったから、一冊でも最後まで読んだらそれだけで発狂してしまいそうだった。
「私こういうの嫌い」
と言うと、
「私も」
とマルカもそう言ったから、それを聞いて意外に思った。私の中ではマルカは小難しい本も余裕で読める優等生というイメージが強かった。だから、
「え、そうなの?」
と聞く。
「うん、専門性あるのは好きじゃない。物語ある方がいい」
「ああ、それは一緒だ。まあ私は小説も読まないけど」
「適度に体動かしてる方がいいわよね。仲の良い人とご飯食べに行ったり、ちょっと散歩に出かけたり」
「何だ、一緒じゃないか。てっきりマルカは休み時間に勉強をしだす人間かと思ったら、学校帰りに友達とクレープ食べに行くような一面もあるんじゃないか」
「心外ね、確かに私は騎士団にいた時はあったけど、本当は友達と遊んでいる方が好きな人間よ。勉強とか大嫌い」
「え、そうなの?」
「そうよ」
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