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第二章
少女剣士あらわる
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颯真は困っていた。
突然乱入してきた可憐な少女剣士さまは、なぜだか颯真を悪と断定していた。
「ちなみに俺。因縁つけられていたほうなんだけど」
「戯言を弄して言い逃れしようとしても、そうはいきません!」
一応、断わってみた颯真だったが、取り付く島もなかった。
少女の瞳は正義感に燃えている。正義の味方に酔っているふうでもなく、真摯な眼差しがそこにある。
きっと真っ直ぐな性格なのだろう。大いなる問題は、正義の刃を向ける相手を盛大に勘違いしていることだが。
颯真は小さく手を挙げた。
「質問。なぜに俺が悪だと?」
「なにを白々しい……」
少女は、剣を持っていないほうの手でプラチナブロンドの髪を優雅に掻き揚げ、
「裏通りから禍々しい殺気を感じて覗いてみれば、怯える3人の方々を邪悪に見下すあなた――立派な恐喝現場の現行犯ではないですか!」
微塵も澱みのない判決を下す。
(あ、この娘。他人の話聞かない人だ)
颯真は早々に諦めた。
この手のタイプは、他人の話に耳を傾けないどころか、絶対的な思い込みで自分勝手に話を盛っていく。
このままでは、本当に悪党として成敗されかねない。
(よし、逃げよう)
颯真は即断した。
君子危うきに近寄らず。逃げるが勝ちのなんとやら。
身体は正面を向いたまま、颯真はさり気なくすり足でじりじりと後退する。
あと半歩だけ離れたら、反転して一気に走り去ろう、などと颯真が画策していると――
「きゃっ!?」
少女から短い悲鳴が上がった。
「てめえら! 俺たちを無視してんじゃねえぞ!?」
少女の脇の下から野太い腕が伸び、少女をがっちりと羽交い絞めにしている。
捕まえているのは、いつの間にか復活していたチンピラ3人衆の大ゴリだ。
「あなたたち、なにを――? はっ! もしや、最初からあなたたちグルで――」
「だから、意地でも俺を悪者側にカウントするの、やめてもらえる?」
「放してっ! 放しなさい! はーなーしーてー!」
聞いちゃいねえ。
「うわっ! ちょ、危ねえ!」
「剣を取り上げろ! って、わぁ! 今、かすった!」
「これだから女は嫌いなんだ!」
少女が羽交い絞めにされたまま、レイピアを振り回してじたばた暴れるものだから、3+1人は大騒ぎだ。
もちろん、颯真は高みの見物である。
5分ほども騒動して、ついにレイピアも取り上げられた少女はぐったりと力尽きた。3人組もぐったりしていたが。
大男に両脇を抱えられた少女は、物干し竿に干されたシャツのようになっている。
「はぁはぁはぁ……小娘のくせに手こずらせやがって。おいっ、てめえ!」
「え、俺?」
近くの空き箱に腰かけて、颯真は完全にギャラリー体勢だった。
「こいつを解放してほしければ、有り金全部――って無一文だったな。代わりに土下座して詫びいれろ! あとは半殺しだ。それで勘弁してやる」
大ゴリがにやけ、中ガリが懐から取り出したナイフを少女の首筋に当てた。
小デブは颯真を見てはぁはぁ息を荒げていた。颯真は意図的に小デブの存在を抹消した。
「はぁ? あんた、馬鹿か? そいつと俺のやり取り聞いてなかったのか? 無関係だっつーの。知るか」
「そうかぁ? だったら構いやしねえ、さっさと消えな。俺たちはこれから、このお嬢ちゃんとお楽しみだ」
大ゴリが顎をしゃくらせると、中ガリが少女の上着の一番上のボタンを、おもむろにナイフで切り飛ばした。
「きゃあ!? ちょ、やめなさい!」
大ゴリはにやにやといやらしくにやけ、颯真の動向をうかがっている。
次いで、2個3個と、ボタンが切り飛ばされる。
「……どうした? 関係ないんだろ? さっさと行けよ」
「言われるまでもない。じゃな、おつかれー」
颯真は踵を返し、後ろでに手を振った。
「ちょっと待ってー! せっかく助けようと駆けつけたわたしを見捨てる気!?」
(あんたが助けようとしたのは、そっちの3人だろーが……)
「人としてどうなの!?」
(残念。スライムです)
声に出す代わりに、颯真は背を向けたまま、表通りのほうへ歩を進めた。
「へっへっへっー! ほら、もういっちょ~」
「ダメー! それ以上はダメー! 見えちゃう、ホントに見えちゃうから――!」
「……あー、もう!」
颯真は立ち止まり、頭をがりがりと掻いてから振り返る。
背後では、少女が肌蹴そうになる胸元を懸命に死守しているところだった。
「おい、あんた! 名前は!?」
颯真はつかつかと歩み寄り、少女の鼻先に指を突きつける。
「はいっ!? レリル・ラシューレです!」
「よし、レリル。あとで俺を疑ったお詫びと謝礼はしろよ。いいなっ!?」
「はぃぃ――」
最初の凛々しさはどこへやら。涙目のレリル。
「けっ! そんないけ好かない見てくれだ。てめえは女の前で格好付けたがる野郎だと思ったぜ! 女のために大人しく凹られときな! おい、てめえら、やっちまえ!」
「さっきはよくもビビらせやがって! 半殺しにしてやる!」
「うっほー! いっただきー!」
大ゴリの合図に、中ガリと小デブが飛び掛ってきた。
中ガリはナイフ。小デブは素手だが、にぎにぎする手つきが怪しすぎる。
が、次の瞬間。
チンピラたちが対峙することになったのは熊だった。
体長3m。凶暴で知られる灰色熊。
颯真は身長差が倍近くもある頭上から、獰猛な牙を剥き出しにして3人を見下ろした。
「「「へ?」」」
チンピラたちの間抜けな声がハモったのに合わせて、颯真はその巨大な掌で、3人をひとまとめに10mほどもすっ飛ばした。
突然乱入してきた可憐な少女剣士さまは、なぜだか颯真を悪と断定していた。
「ちなみに俺。因縁つけられていたほうなんだけど」
「戯言を弄して言い逃れしようとしても、そうはいきません!」
一応、断わってみた颯真だったが、取り付く島もなかった。
少女の瞳は正義感に燃えている。正義の味方に酔っているふうでもなく、真摯な眼差しがそこにある。
きっと真っ直ぐな性格なのだろう。大いなる問題は、正義の刃を向ける相手を盛大に勘違いしていることだが。
颯真は小さく手を挙げた。
「質問。なぜに俺が悪だと?」
「なにを白々しい……」
少女は、剣を持っていないほうの手でプラチナブロンドの髪を優雅に掻き揚げ、
「裏通りから禍々しい殺気を感じて覗いてみれば、怯える3人の方々を邪悪に見下すあなた――立派な恐喝現場の現行犯ではないですか!」
微塵も澱みのない判決を下す。
(あ、この娘。他人の話聞かない人だ)
颯真は早々に諦めた。
この手のタイプは、他人の話に耳を傾けないどころか、絶対的な思い込みで自分勝手に話を盛っていく。
このままでは、本当に悪党として成敗されかねない。
(よし、逃げよう)
颯真は即断した。
君子危うきに近寄らず。逃げるが勝ちのなんとやら。
身体は正面を向いたまま、颯真はさり気なくすり足でじりじりと後退する。
あと半歩だけ離れたら、反転して一気に走り去ろう、などと颯真が画策していると――
「きゃっ!?」
少女から短い悲鳴が上がった。
「てめえら! 俺たちを無視してんじゃねえぞ!?」
少女の脇の下から野太い腕が伸び、少女をがっちりと羽交い絞めにしている。
捕まえているのは、いつの間にか復活していたチンピラ3人衆の大ゴリだ。
「あなたたち、なにを――? はっ! もしや、最初からあなたたちグルで――」
「だから、意地でも俺を悪者側にカウントするの、やめてもらえる?」
「放してっ! 放しなさい! はーなーしーてー!」
聞いちゃいねえ。
「うわっ! ちょ、危ねえ!」
「剣を取り上げろ! って、わぁ! 今、かすった!」
「これだから女は嫌いなんだ!」
少女が羽交い絞めにされたまま、レイピアを振り回してじたばた暴れるものだから、3+1人は大騒ぎだ。
もちろん、颯真は高みの見物である。
5分ほども騒動して、ついにレイピアも取り上げられた少女はぐったりと力尽きた。3人組もぐったりしていたが。
大男に両脇を抱えられた少女は、物干し竿に干されたシャツのようになっている。
「はぁはぁはぁ……小娘のくせに手こずらせやがって。おいっ、てめえ!」
「え、俺?」
近くの空き箱に腰かけて、颯真は完全にギャラリー体勢だった。
「こいつを解放してほしければ、有り金全部――って無一文だったな。代わりに土下座して詫びいれろ! あとは半殺しだ。それで勘弁してやる」
大ゴリがにやけ、中ガリが懐から取り出したナイフを少女の首筋に当てた。
小デブは颯真を見てはぁはぁ息を荒げていた。颯真は意図的に小デブの存在を抹消した。
「はぁ? あんた、馬鹿か? そいつと俺のやり取り聞いてなかったのか? 無関係だっつーの。知るか」
「そうかぁ? だったら構いやしねえ、さっさと消えな。俺たちはこれから、このお嬢ちゃんとお楽しみだ」
大ゴリが顎をしゃくらせると、中ガリが少女の上着の一番上のボタンを、おもむろにナイフで切り飛ばした。
「きゃあ!? ちょ、やめなさい!」
大ゴリはにやにやといやらしくにやけ、颯真の動向をうかがっている。
次いで、2個3個と、ボタンが切り飛ばされる。
「……どうした? 関係ないんだろ? さっさと行けよ」
「言われるまでもない。じゃな、おつかれー」
颯真は踵を返し、後ろでに手を振った。
「ちょっと待ってー! せっかく助けようと駆けつけたわたしを見捨てる気!?」
(あんたが助けようとしたのは、そっちの3人だろーが……)
「人としてどうなの!?」
(残念。スライムです)
声に出す代わりに、颯真は背を向けたまま、表通りのほうへ歩を進めた。
「へっへっへっー! ほら、もういっちょ~」
「ダメー! それ以上はダメー! 見えちゃう、ホントに見えちゃうから――!」
「……あー、もう!」
颯真は立ち止まり、頭をがりがりと掻いてから振り返る。
背後では、少女が肌蹴そうになる胸元を懸命に死守しているところだった。
「おい、あんた! 名前は!?」
颯真はつかつかと歩み寄り、少女の鼻先に指を突きつける。
「はいっ!? レリル・ラシューレです!」
「よし、レリル。あとで俺を疑ったお詫びと謝礼はしろよ。いいなっ!?」
「はぃぃ――」
最初の凛々しさはどこへやら。涙目のレリル。
「けっ! そんないけ好かない見てくれだ。てめえは女の前で格好付けたがる野郎だと思ったぜ! 女のために大人しく凹られときな! おい、てめえら、やっちまえ!」
「さっきはよくもビビらせやがって! 半殺しにしてやる!」
「うっほー! いっただきー!」
大ゴリの合図に、中ガリと小デブが飛び掛ってきた。
中ガリはナイフ。小デブは素手だが、にぎにぎする手つきが怪しすぎる。
が、次の瞬間。
チンピラたちが対峙することになったのは熊だった。
体長3m。凶暴で知られる灰色熊。
颯真は身長差が倍近くもある頭上から、獰猛な牙を剥き出しにして3人を見下ろした。
「「「へ?」」」
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