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第10章 消えた賢者
樹海の異変
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「ただいま~」
「お帰りなさい、リーダー。お疲れ様」
天幕を潜ったカレッツを出迎えたのは、冒険者仲間の女エルフ、フェレリナだった。
「おっかえりー!」
次いで、天井からもうひとり別の仲間の少女が降ってきた。
「おわっ!? 驚かすなよ、レーネ! なんで天井にへばり付いてるんだよ?」
「ん~? 強いて言うなら、リーダーを待っている間が暇だったから?」
少女はあっけらかんと言ってのけた。
「暇って……おまえなぁ……」
「やめときなさいよ。今さらレーネを窘めようとしても無駄だから」
「にしし。そゆことだね」
「威張っていうな!」
いつものようにカレッツをからかって、レーネが愉悦に笑う。
フェレリナにレーネ、そしてリーダーであるカレッツを加えたこの三人が、『青狼のたてがみ』と呼ばれる冒険者パーティの面々だった。
そのパーティランクは驚異のSS、紛うことなき冒険者の世界最高ランクである。
しかしながら、その事実は世にほとんど知れ渡っていない。
冒険者ギルドの管理者レベル以外には、ほんの数人だけが知るのみだ。
知る人ぞ知るといえば聞こえはいいが、伏せているのは事情があってのことだった。
現在三人がいるのは、冒険者内では特に有名な”トランデュートの樹海”と称される地域だ。
国土の三割以上を占めるとされるこの樹海は、数多の魔物が跋扈するという国内でも名だたる難所であり、一部では樹海の深奥に魔王の本拠地がある魔境とまで囁かれている。
そんな場所に三人が居着いてから、すでに二ヶ月近くなる。
本来、『青狼のたてがみ』の活動拠点は、ずっと南のラレントの町。北の果てに位置するこのトランデュートの樹海とは、真逆の場所だった。
それが今では、樹海の魔物を減らす”間引き”依頼を飯の種として、日夜、冒険者家業に明け暮れていた。
理由はふたつ。
ひとつは個々のレベルアップが目的で、難敵のひしめく樹海は危険が多いだけに見返りも大きかった。
そんな環境に身を晒して腕を磨いてきた結果、三人とも着実に実力を増している。
そのわかりやすい証として、レベルの数値アップの他に、冒険者ランクが全員が揃ってCランクに上がり、さらに『剣士』だったカレッツは『双剣士』、『盗賊』だったレーネは『密偵』、『精霊使い』だったフェレリナは『精霊術士』と、それぞれクラスアップも果たしていた。
もうひとつの理由は、因縁となったこの地での苦い記憶を払拭するためだ。
特にレーネは、心に深い傷を負った。だからこそ、過去を繰り返さないためにも、それに押し潰されないだけの強さを身につけようと懸命になっている。
とはいえ、書類上のパーティランクはともかく、実質的にはまだまだ未熟な冒険者である三人が、この魔の樹海でこれまでやってこれたのには、周囲の手助けが不可欠だった。
広大すぎるトランデュートの樹海だけに、実際には『青狼のたてがみ』の他にも”間引き”の任にあたる冒険者パーティは数多くおり、その総数は三十以上にも上るとされている。
その中でも、とある事件を切っ掛けに、親交を持つことになった冒険者パーティ『黒猫の輪舞』と『黄虎の爪』とは行動を共にする機会も多く、彼らにとって皆は今やレギオンの仲間のようなものだった。
そして今日は月に一度開かれる、それら他のパーティの代表者による定例会議のようなもので、いわゆる情報交換の場だった。
普段は樹海の多方面に展開している三十もの各パーティが、こうして一堂に集うのだ。
いまだ全貌の知れない樹海だけに、情報の不備や更新不足はパーティの危機に直結する。過去に些細な情報の行き違いで全滅したパーティも少なくないという。
そこで、『黒猫の輪舞』からはジーンが、『黄虎の爪』からはローランが、そして『青狼のたてがみ』からはカレッツと、各リーダーが出席していた。
「んで、ジーン姐さんやおっさんたちはなんて?」
「簡潔に言うと……俺たちの懸念は勘違いじゃなかったみたいだ。他の地区でも同じようなことが起こってるってさ。どうも、樹海のかなりの範囲で変化が起きているみたいだ」
「そっか……やっぱりね。フェレリんが正解だったかぁ。さっすがフェレリん」
レーネの口調は軽いが、その表情は決して気楽な感じではなかった。
瞳の奥では、警戒感をあらわにしている。
「あまり嬉しくはないわね。気のせいか、この地区だけで済む程度の話ならよかったのだけれど」
カレッツたちの懸念――それは、樹海を棲家とする魔物に関することだった。
最初に異変を悟ったのはファレリナで、精霊を通じて樹海の機微に敏い彼女が感じたのは、”近辺の魔物の数が減っている”ということだった。
減らすことを目的にして”間引き”をしているのだから、減ること自体はおかしくない。むしろ、脅威が減ることにも繋がり、世間的には万々歳なことだった。
ただし、ここが悪名高きトランデュートの樹海でなければ、の話だ。
近年、魔王軍の明確な台頭に従い、増加の一途を辿る魔物被害。
トランデュートの樹海はいわば、その代名詞。魔物の巣窟であるこの場所では、魔物の数が増えることはあっても減ることなど、まずこれまでなかった。
だからこそ、冒険者ギルドの呼びかけにより、年々”間引き”にあたる冒険者パーティの数も増えてきているのだ。
そこに来て、いきなり魔物減となると、怪しまないわけがない。
大規模な掃討戦を仕掛けたわけでもなく魔物がいなくなるとなれば、そこにはなんらかの原因――もしくはなにかしらの意図が働いていると考えるのが自明の理だ。
単に魔物が別の地区へ移動したというだけなら、杞憂だったと笑い飛ばせるところだが、各地区でも同じような現象が起こっているのなら、それらの消えた魔物たちはどこへ行ったのか、という点に疑問は集約する。
まさか、都合よく自然消滅したなどということはないだろう。
笑い話どころか、笑えない事態の前触れかもしれない。
未曾有のなにかが始まろうとしているのかもしれない。
この樹海に集う冒険者たちには、そんな漠然とした疑念だけが蔓延しはじめていた。
「いったい、この樹海でなにが起ころうとしているんだ……?」
カレッツが呟く問いに答えられる者は、まだどこにもいなかった。
「お帰りなさい、リーダー。お疲れ様」
天幕を潜ったカレッツを出迎えたのは、冒険者仲間の女エルフ、フェレリナだった。
「おっかえりー!」
次いで、天井からもうひとり別の仲間の少女が降ってきた。
「おわっ!? 驚かすなよ、レーネ! なんで天井にへばり付いてるんだよ?」
「ん~? 強いて言うなら、リーダーを待っている間が暇だったから?」
少女はあっけらかんと言ってのけた。
「暇って……おまえなぁ……」
「やめときなさいよ。今さらレーネを窘めようとしても無駄だから」
「にしし。そゆことだね」
「威張っていうな!」
いつものようにカレッツをからかって、レーネが愉悦に笑う。
フェレリナにレーネ、そしてリーダーであるカレッツを加えたこの三人が、『青狼のたてがみ』と呼ばれる冒険者パーティの面々だった。
そのパーティランクは驚異のSS、紛うことなき冒険者の世界最高ランクである。
しかしながら、その事実は世にほとんど知れ渡っていない。
冒険者ギルドの管理者レベル以外には、ほんの数人だけが知るのみだ。
知る人ぞ知るといえば聞こえはいいが、伏せているのは事情があってのことだった。
現在三人がいるのは、冒険者内では特に有名な”トランデュートの樹海”と称される地域だ。
国土の三割以上を占めるとされるこの樹海は、数多の魔物が跋扈するという国内でも名だたる難所であり、一部では樹海の深奥に魔王の本拠地がある魔境とまで囁かれている。
そんな場所に三人が居着いてから、すでに二ヶ月近くなる。
本来、『青狼のたてがみ』の活動拠点は、ずっと南のラレントの町。北の果てに位置するこのトランデュートの樹海とは、真逆の場所だった。
それが今では、樹海の魔物を減らす”間引き”依頼を飯の種として、日夜、冒険者家業に明け暮れていた。
理由はふたつ。
ひとつは個々のレベルアップが目的で、難敵のひしめく樹海は危険が多いだけに見返りも大きかった。
そんな環境に身を晒して腕を磨いてきた結果、三人とも着実に実力を増している。
そのわかりやすい証として、レベルの数値アップの他に、冒険者ランクが全員が揃ってCランクに上がり、さらに『剣士』だったカレッツは『双剣士』、『盗賊』だったレーネは『密偵』、『精霊使い』だったフェレリナは『精霊術士』と、それぞれクラスアップも果たしていた。
もうひとつの理由は、因縁となったこの地での苦い記憶を払拭するためだ。
特にレーネは、心に深い傷を負った。だからこそ、過去を繰り返さないためにも、それに押し潰されないだけの強さを身につけようと懸命になっている。
とはいえ、書類上のパーティランクはともかく、実質的にはまだまだ未熟な冒険者である三人が、この魔の樹海でこれまでやってこれたのには、周囲の手助けが不可欠だった。
広大すぎるトランデュートの樹海だけに、実際には『青狼のたてがみ』の他にも”間引き”の任にあたる冒険者パーティは数多くおり、その総数は三十以上にも上るとされている。
その中でも、とある事件を切っ掛けに、親交を持つことになった冒険者パーティ『黒猫の輪舞』と『黄虎の爪』とは行動を共にする機会も多く、彼らにとって皆は今やレギオンの仲間のようなものだった。
そして今日は月に一度開かれる、それら他のパーティの代表者による定例会議のようなもので、いわゆる情報交換の場だった。
普段は樹海の多方面に展開している三十もの各パーティが、こうして一堂に集うのだ。
いまだ全貌の知れない樹海だけに、情報の不備や更新不足はパーティの危機に直結する。過去に些細な情報の行き違いで全滅したパーティも少なくないという。
そこで、『黒猫の輪舞』からはジーンが、『黄虎の爪』からはローランが、そして『青狼のたてがみ』からはカレッツと、各リーダーが出席していた。
「んで、ジーン姐さんやおっさんたちはなんて?」
「簡潔に言うと……俺たちの懸念は勘違いじゃなかったみたいだ。他の地区でも同じようなことが起こってるってさ。どうも、樹海のかなりの範囲で変化が起きているみたいだ」
「そっか……やっぱりね。フェレリんが正解だったかぁ。さっすがフェレリん」
レーネの口調は軽いが、その表情は決して気楽な感じではなかった。
瞳の奥では、警戒感をあらわにしている。
「あまり嬉しくはないわね。気のせいか、この地区だけで済む程度の話ならよかったのだけれど」
カレッツたちの懸念――それは、樹海を棲家とする魔物に関することだった。
最初に異変を悟ったのはファレリナで、精霊を通じて樹海の機微に敏い彼女が感じたのは、”近辺の魔物の数が減っている”ということだった。
減らすことを目的にして”間引き”をしているのだから、減ること自体はおかしくない。むしろ、脅威が減ることにも繋がり、世間的には万々歳なことだった。
ただし、ここが悪名高きトランデュートの樹海でなければ、の話だ。
近年、魔王軍の明確な台頭に従い、増加の一途を辿る魔物被害。
トランデュートの樹海はいわば、その代名詞。魔物の巣窟であるこの場所では、魔物の数が増えることはあっても減ることなど、まずこれまでなかった。
だからこそ、冒険者ギルドの呼びかけにより、年々”間引き”にあたる冒険者パーティの数も増えてきているのだ。
そこに来て、いきなり魔物減となると、怪しまないわけがない。
大規模な掃討戦を仕掛けたわけでもなく魔物がいなくなるとなれば、そこにはなんらかの原因――もしくはなにかしらの意図が働いていると考えるのが自明の理だ。
単に魔物が別の地区へ移動したというだけなら、杞憂だったと笑い飛ばせるところだが、各地区でも同じような現象が起こっているのなら、それらの消えた魔物たちはどこへ行ったのか、という点に疑問は集約する。
まさか、都合よく自然消滅したなどということはないだろう。
笑い話どころか、笑えない事態の前触れかもしれない。
未曾有のなにかが始まろうとしているのかもしれない。
この樹海に集う冒険者たちには、そんな漠然とした疑念だけが蔓延しはじめていた。
「いったい、この樹海でなにが起ころうとしているんだ……?」
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