105 / 164
第9章 訓練兵と神隠し
バレちゃいました ③
しおりを挟む
「違いますよ。他の人より、むしろタクミさん自身が罰せられることが問題なんです。ここは国設の軍ですから、こういった判断の難しい案件は、上まで挙がることがあるんです。仮にその情報が王家に伝わると、大事になって余計にややこしくなっちゃいますよ、きっと」
王家というと、ベアトリー女王のことですよね。
たしかに女王様は、かねての”神の使徒”関連の件で、並々ならぬ恩義を感じられていましたね。
そんな状況で、旗下の国軍から私が罰を受けると耳にしては、多少強引にでもなんらかの放免策を講じてくる可能性はあるかもしれません。
仮にも一国の王にそういった横紙破りをさせてしまうのは、私としても本意ではありませんね。
「なるほど、たしかに一理ありますね。それは、う~ん……弱りましたね。ですが、どうしてレナンくんはそう思ったのです?」
ふと気になりました。
”神の使徒”の正体は、必要最低限の数名以外には秘密のはずだったような。
「え? それはもちろん……やだなぁ、シシリア王太女ですよ。先のレニンバルの都の一件で、感謝されていたじゃないですか?」
ああ、王女様のほうでしたか。
彼女も王家の方でしたね。
あの場にはレナンくんも同行して共闘までしていましたから、”神の使徒”は抜きにしても、私と王女様が懇意にしていたのは知っていて当然でしたね。さもありなん。
「ともかく、国軍所属の僕としては遺憾ですけど、次善手は現状維持です」
「といいますと?」
「一言でいうと、いっそ内緒にしちゃいましょう、って意味ですよ。タクミさんの思い描いていた思惑を完遂しちゃうんです。タクミさんには、このままオリンさんを演じてもらい、その間に本物のオリンさんを連れ戻します。そして、再び入れ替わって、オリンさん本人に正式な国軍の辞意を示してもらう……それで、どこにも迷惑をかけずに、円満退職が成立するわけですよ」
「ふぅむ……私は最初からそのつもりでしたから、むしろ願ったりなのですが……レナンくんはいいんですか? なんといいますか、その……立場上?」
レナンくんも今や国軍の十人長という責任ある立場です。
率先してルール違反していい立ち位置ではないでしょう。もっとも、責任者でなければ見過ごしても許されるというものでもないですが。
「いいわけ……」
「はい?」
レナンくんが俯いてプルプルしています。
「――いいわけないじゃないですか!? 誰が好き好んで、そんなこと!」
「おおっ!?」
上げた顔は涙目でした。
正座したまま身を乗り出してきたレナンくんに気圧されて、私はその分上体を引きました。
「それは……なんと言いますか」
「……なーんてね。そう言いたいところは山々ですけど、今更ですよ。僕がノラードの役人だった頃、護送中にタクミさんが仕出かしたことを振り返ってみてくださいよ……」
溜め息交じりに告げられます。
思い返してみますと……なるほど、役所の上司どころか、他人に言えないようなこと盛りだくさんでしたね。
「あくまで仕方なくですから。あんなこと素直に報告してたら、タクミさんと一緒に僕の首なんてダース単位で飛んでましたよ。だから、今更なんです、今更。そんな心配をしてくれるんなら、今度からもっと早く――なにかやらかす前にお願いしますね、ぜひ。せめて導火線に火を点ける前に」
「苦労かけますね、レナンくん」
「はぁ~、本当ですよ。ったくもう。これでまたしばらく胃痛に悩まされる日が続きそうですよ、はは」
「……面目次第もありませんね、ふふ」
こんな内容の話をしているにも関わらず、お互いに笑みが零れていました。
また楽しい日々が――などと思ってしまうと、またレナンくんに怒られてしまうでしょうか。
「けど、差し当たっては、まず施設のこの惨状ですね」
それもありました。
周囲を見回すと、両側に大穴の空いた壁に、崩壊しかけた天井、散乱してゴミ屑と化した備品の数々と、惨状の単語がぴったりと当て嵌まる有様ではありますね。
リフォームといって誤魔化されてくれるでしょうか……? 無理ですかね、やっぱり。
「僕の隊の者に<復元>スキル持ちがいますから、時間はかかりますけど、壊れた箇所はどうにかなります。行方知れずのオリンさんの捜索も、こちらで対応しますから、安心してください」
「おお、ありがとうございます、レナンくん」
それはなんとも心強い。
成長し、様々なものを手にして見違えたレナンくんは、見ている私にも誇らしくありますね。
ただ、そういった誇らしさを、私の尻拭いに使わせてしまっている時点で、自分の情けなさにがっくしですが。
「では、私はこのままオリンさんとして、訓練に励んで待っていればいいのですね?」
現状維持ということでしたから、当然そうなるかと思ったのですが、意外にもレナンくんの返答は”否”でした。
「僕に考えがあります。今、ちょっとした事件が起こっていて、その調査で人手を募ろうとしていたところだったんです。タクミさんには、その手伝い名目で、僕と一緒に行動してもらいます。断言しますけど、このままでは近いうちにボロが出るのは間違いないですよ。それに、僕がタクミさんを御しとかないと、今後、どんな災害が起こるかわかりませんからね」
レナンくんが頼もしく胸を叩いていました。
たしかに、この半月間は訓練兵の皆さんと距離を置くことで、なんとか騙し騙しでやり過ごせてはきましたが、これからどうなるかはわかりませんからね。
今日も、レナンくんにあっさり秘密が露見してしまったばかりですし。
先日、ランドルさんとアーシアさんのたったふたりと会話するだけでも、冷や冷やしたほどです。
ふたりとの交流を皮切りに、他の方々とも少しずつ打ち解けてきている感はあります。
正直なところ、演技やアドリブの類が苦手な私には、いつまでも隠し通せる自信はありません。
もともと、オリンさんが帰ってくるまでの予定でしたから、そう長い期間はないと勝手に思い込み、半月が過ぎた今の時点で想定外の長さではあったのですよね。
国軍ひいてはこのアンカーレン城砦で確固たる地位のあるレナンくんの協力は得難いものです。
いよいよ怪しまれての瀬戸際でも、力技でなんとかなるような気はします。わざわざ下士官であるレナンくんに反発してまで、追及する方がいるとも考えにくいですしね。
レナンくんの気遣いが心憎いほどです。まったくもって、頼もしい。
それはそうと、レナンくん。単語を間違って使っていましたよ。仮に起こるとしても、そこは災害ではなく被害でしょう。
……間違ってるんですよね?
王家というと、ベアトリー女王のことですよね。
たしかに女王様は、かねての”神の使徒”関連の件で、並々ならぬ恩義を感じられていましたね。
そんな状況で、旗下の国軍から私が罰を受けると耳にしては、多少強引にでもなんらかの放免策を講じてくる可能性はあるかもしれません。
仮にも一国の王にそういった横紙破りをさせてしまうのは、私としても本意ではありませんね。
「なるほど、たしかに一理ありますね。それは、う~ん……弱りましたね。ですが、どうしてレナンくんはそう思ったのです?」
ふと気になりました。
”神の使徒”の正体は、必要最低限の数名以外には秘密のはずだったような。
「え? それはもちろん……やだなぁ、シシリア王太女ですよ。先のレニンバルの都の一件で、感謝されていたじゃないですか?」
ああ、王女様のほうでしたか。
彼女も王家の方でしたね。
あの場にはレナンくんも同行して共闘までしていましたから、”神の使徒”は抜きにしても、私と王女様が懇意にしていたのは知っていて当然でしたね。さもありなん。
「ともかく、国軍所属の僕としては遺憾ですけど、次善手は現状維持です」
「といいますと?」
「一言でいうと、いっそ内緒にしちゃいましょう、って意味ですよ。タクミさんの思い描いていた思惑を完遂しちゃうんです。タクミさんには、このままオリンさんを演じてもらい、その間に本物のオリンさんを連れ戻します。そして、再び入れ替わって、オリンさん本人に正式な国軍の辞意を示してもらう……それで、どこにも迷惑をかけずに、円満退職が成立するわけですよ」
「ふぅむ……私は最初からそのつもりでしたから、むしろ願ったりなのですが……レナンくんはいいんですか? なんといいますか、その……立場上?」
レナンくんも今や国軍の十人長という責任ある立場です。
率先してルール違反していい立ち位置ではないでしょう。もっとも、責任者でなければ見過ごしても許されるというものでもないですが。
「いいわけ……」
「はい?」
レナンくんが俯いてプルプルしています。
「――いいわけないじゃないですか!? 誰が好き好んで、そんなこと!」
「おおっ!?」
上げた顔は涙目でした。
正座したまま身を乗り出してきたレナンくんに気圧されて、私はその分上体を引きました。
「それは……なんと言いますか」
「……なーんてね。そう言いたいところは山々ですけど、今更ですよ。僕がノラードの役人だった頃、護送中にタクミさんが仕出かしたことを振り返ってみてくださいよ……」
溜め息交じりに告げられます。
思い返してみますと……なるほど、役所の上司どころか、他人に言えないようなこと盛りだくさんでしたね。
「あくまで仕方なくですから。あんなこと素直に報告してたら、タクミさんと一緒に僕の首なんてダース単位で飛んでましたよ。だから、今更なんです、今更。そんな心配をしてくれるんなら、今度からもっと早く――なにかやらかす前にお願いしますね、ぜひ。せめて導火線に火を点ける前に」
「苦労かけますね、レナンくん」
「はぁ~、本当ですよ。ったくもう。これでまたしばらく胃痛に悩まされる日が続きそうですよ、はは」
「……面目次第もありませんね、ふふ」
こんな内容の話をしているにも関わらず、お互いに笑みが零れていました。
また楽しい日々が――などと思ってしまうと、またレナンくんに怒られてしまうでしょうか。
「けど、差し当たっては、まず施設のこの惨状ですね」
それもありました。
周囲を見回すと、両側に大穴の空いた壁に、崩壊しかけた天井、散乱してゴミ屑と化した備品の数々と、惨状の単語がぴったりと当て嵌まる有様ではありますね。
リフォームといって誤魔化されてくれるでしょうか……? 無理ですかね、やっぱり。
「僕の隊の者に<復元>スキル持ちがいますから、時間はかかりますけど、壊れた箇所はどうにかなります。行方知れずのオリンさんの捜索も、こちらで対応しますから、安心してください」
「おお、ありがとうございます、レナンくん」
それはなんとも心強い。
成長し、様々なものを手にして見違えたレナンくんは、見ている私にも誇らしくありますね。
ただ、そういった誇らしさを、私の尻拭いに使わせてしまっている時点で、自分の情けなさにがっくしですが。
「では、私はこのままオリンさんとして、訓練に励んで待っていればいいのですね?」
現状維持ということでしたから、当然そうなるかと思ったのですが、意外にもレナンくんの返答は”否”でした。
「僕に考えがあります。今、ちょっとした事件が起こっていて、その調査で人手を募ろうとしていたところだったんです。タクミさんには、その手伝い名目で、僕と一緒に行動してもらいます。断言しますけど、このままでは近いうちにボロが出るのは間違いないですよ。それに、僕がタクミさんを御しとかないと、今後、どんな災害が起こるかわかりませんからね」
レナンくんが頼もしく胸を叩いていました。
たしかに、この半月間は訓練兵の皆さんと距離を置くことで、なんとか騙し騙しでやり過ごせてはきましたが、これからどうなるかはわかりませんからね。
今日も、レナンくんにあっさり秘密が露見してしまったばかりですし。
先日、ランドルさんとアーシアさんのたったふたりと会話するだけでも、冷や冷やしたほどです。
ふたりとの交流を皮切りに、他の方々とも少しずつ打ち解けてきている感はあります。
正直なところ、演技やアドリブの類が苦手な私には、いつまでも隠し通せる自信はありません。
もともと、オリンさんが帰ってくるまでの予定でしたから、そう長い期間はないと勝手に思い込み、半月が過ぎた今の時点で想定外の長さではあったのですよね。
国軍ひいてはこのアンカーレン城砦で確固たる地位のあるレナンくんの協力は得難いものです。
いよいよ怪しまれての瀬戸際でも、力技でなんとかなるような気はします。わざわざ下士官であるレナンくんに反発してまで、追及する方がいるとも考えにくいですしね。
レナンくんの気遣いが心憎いほどです。まったくもって、頼もしい。
それはそうと、レナンくん。単語を間違って使っていましたよ。仮に起こるとしても、そこは災害ではなく被害でしょう。
……間違ってるんですよね?
57
お気に入りに追加
13,730
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

聖女業に飽きて喫茶店開いたんだけど、追放を言い渡されたので辺境に移り住みます!【完結】
青緑
ファンタジー
聖女が喫茶店を開くけど、追放されて辺境に移り住んだ物語と、聖女のいない王都。
———————————————
物語内のノーラとデイジーは同一人物です。
王都の小話は追記予定。
修正を入れることがあるかもしれませんが、作品・物語自体は完結です。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。

月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。

夫の隠し子を見付けたので、溺愛してみた。
辺野夏子
恋愛
セファイア王国王女アリエノールは八歳の時、王命を受けエメレット伯爵家に嫁いだ。それから十年、ずっと仮面夫婦のままだ。アリエノールは先天性の病のため、残りの寿命はあとわずか。日々を穏やかに過ごしているけれど、このままでは生きた証がないまま短い命を散らしてしまう。そんなある日、アリエノールの元に一人の子供が現れた。夫であるカシウスに生き写しな見た目の子供は「この家の子供になりにきた」と宣言する。これは夫の隠し子に間違いないと、アリエノールは継母としてその子を育てることにするのだが……堅物で不器用な夫と、余命わずかで卑屈になっていた妻がお互いの真実に気が付くまでの話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。