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カナキリ
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「ぐ、ぐあああああああ──……!!」
その消滅は、ヒグナルをも破壊する。
「なぜだ──……!? 五重芯守魔法はどうなっている……!? うああっ──!」
ヒグナルの指手首が様々な方向へ折れ曲がり、叫びの刃に傷をぱっくりと裂かれていく。
血が噴射する自分の腕を握りしめ、天地の枷となるそれを自分だけは解放し激動していた。
彼の叫びは、天地の叫びに敵わない。
そんな天地の叫びは、建物の屋上──現在のシェハイン協会第4小型基地〝ガイラック〟まで届いていた。
もう、基地とは呼べないだろう。天地の声によりガイラックは砂となり、地へと帰っていた。
その凄まじい叫声で目を覚ました幡多が、現状を知って焦りの声を放つ。
「んだよこれ、今までので一番規模がでかいんじゃないかッ? 何があったッ?」
「……天地コウシの母親がヒグナルに刺されて、死亡した」
「……っ」
瞼と瞼の間から絞り出された小さな悔しさが幡多の頬を伝った。
「俺のせいだ……俺が守るって約束したのに……!!」
「私たちも同じ、皆で守れなかった。責められるのはあなただけじゃない。それに、今は彼のこの叫びを止めるのが先」
「───ああ……ッ、分かってるよ……ッ」
「大変です! ヒグナルの様子がおかしいですッ!!」
摩可の声が聞こえてすぐに、ラ矢は双眼鏡の役目も果たす眼鏡を着用する。
「──……っ! ヒグナルの腕から血が噴射している」
「な……!? どう言うことだ!? 五重芯守魔法は……!?」
「待って、今確認している────これは……」
幡多も聖唖も摩可も、皆してラ矢の言葉の続きを待ち、唾を喉の奥へ押しやった。
ラ矢は眼鏡の内で繰り広げられるあり得ない実状を伝えようと言葉を連ねた。
「魔方陣の文字が破壊されている!」
ラ矢の言葉で、長い沈黙が会員たちの間で流れる。最初に口を切ったのは幡多だった。
「魔方陣の文字ッ!? んなもんまで破壊すんのかよッ!?」
「間違いない、文字が絶えず破壊されバランスをなくし、もう五重芯守魔法は壊れかけている。いや、もう壊れていると言ってもいい」
「おいおいッ!? だったら俺たちの三重芯守なんてもろ危ねえじゃねえかッ!?」
幡多の声に、自分達の芯守魔法を確認する能力会員達。しかし、目に映ったのは自分達が想像したものと異なる外形のものだった。
「…………んだこれ……?」
三重芯守魔法の上に、青く浮かぶ魔方陣が何重もの層を生じ、文字を少しずつ消滅させていく。そもそも、青い魔方陣など能力会員達は使えないのだ。
「五重芯守は赤いはず……三重芯守でもないな、緑でなくて青……いったい誰が……」
「緑とか青とか、何の話ですか……!!」
「授業で習ったはずだぞ……」
「だって勉強嫌いなんですもん……!!」
摩可が頭を荒々しく掻き回し、幡多の胸ぐらを掴みあげる。
「こんな状況になるなら勉強しとけばよかった!! いくら嫌いでもッ!!」
「うげえええええッ!? 気絶する! さっき目ぇ覚めたばっかなのに気絶する!」
摩可は真剣な表情を浮かべ、幡多の首を絞めあげる。
「教えてください先輩っ!! 簡潔に!! 分かりやすく!! 私の頭に入る程度に!!」
「いくらなんでも無理だっ!? お前の頭には無理だっ!? この状況も無理だっ!!」
首に当たる柔らかな温もりに顔を真っ赤に染める幡多。
「摩可、魔方陣は色によって強さを示すと言われている」
突如聞こえた淡々とした声に、力を抜けずにはいられなかった摩可。摩可の手から逃れた幡多は鼻から血を滴ながら床に突っ伏する。
「地面にキスするのが好きなのか幡多」と聖唖がからかいを入れると、幡多は地面に押し付けられた唇に吸い付くように力を入れ、「想像上では摩可のおっぱいに……」と言うが、その直後、ラ矢に八つ裂きにされた。
「ラ矢先輩っ! 教えてくださいッ!!」
「先程同等、魔方陣は色で強さを示すと言われている。まず黄、これは一般人と同等、魔法の使えない者が無理矢理出した時の色。出した際に死をもたらすことから、最弱の陣であるとされている。次に緑、これは私たちのような組織の、一般的な魔術師から形成される。つまり、一般人から魔術師としての才能を見い出す為の基準色と言ったところ。緑の2倍ほど上回る魔力で作られたのが赤、一般の魔術師など屁でもない。だからヒグナルは相当な実力者。そして、青。これは最強の魔術師にしか出せないもの。赤とは比べ物にならない。数倍もの強さを誇る。神に近いと言われている。それから無──」
「全ッ然分かりません」
「…………」
ラ矢は口をぴっちりと閉じ、摩可を凄まじい目付きで睨め付けている。長々と話していてこれではさすがに耐えられないようだ。ラ矢の右拳は今にも摩可を殺害しそうな勢いである。
それを見据えた聖唖は、ラ矢が突き出した拳が、摩可を殴る寸前、両人の間へと滑り込み、「まあまあ、落ち着け」とラ矢をたしなめる。
憧れの聖唖に頭を撫でられたラ矢は、真っ赤に染まりながら、こくこくと、頭を垂直に振った。摩可は状況を理解しておらず、羨ましそうにそれを見ているだけだ。
「で、魔方陣のことだけど」
「はいっ!」
「殺ス……」
「ひぃッ!?」
この時、摩可はやっと状況を理解したのだ。
「こら、後輩に眼を飛ばすんじゃない」
ポン、と頭に軽く拳を当てられ、またほわわんとした表情に戻るラ矢。それを見てまた羨ましそうに見る摩可。そして幡多は摩可の谷間を覗き見ている。
「さっきこの子が言ったように、魔方陣には色で強さを示す傾向がある」
ラ矢と同じようなことを言い出す聖唖に、幡多は軽く呆れながら遠慮げに申し出る。
「おい、聖唖、そいつの頭じゃ理解できな──」
「黄はすぐ死ぬ、緑は普通、赤は強すぎ、青は最強、分かったか?」
「おおっ、なるほど! 青すごいっ!! 一番強いってことですねッ!?」
「えぇぇええ!? 摩可が理解するなんて……!? さすが聖唖だ!!」
「聞こえてますよ先輩っ!」
摩可はぷくぅと頬を膨らまし、先程の数倍の力で幡多の首を絞める。幡多は鼻血地獄だ。
「でも、その最強の魔方陣をいったい誰が私たちに……?」
「ちょっと待ちたまえ。私の説明が悪かった。間違えた。青は一番強い訳じゃないんだ。その上が存在している」
「その上……?」
「ああ、赤と青は数倍と言っただろう? でもその色は、青との差が数億万倍以上。無限倍と言ってもいい、その差を表す単位がないんだ。私たちはそう言うカナキリを、アラントロルと呼んでいる」
「何ですかそれ……美味しそうですねっ!」
摩可のバカさに呆れながらも、ラ矢は落ち着いた口調で告げる。
「アラントロル……。六合鬼神の名前の一つ」
「きゃあ!? 一気にまずそうごめんなさいっ!!」
摩可のバタバタと暴れる拳を避けながら、幡多はある疑問をぶつけた。
「そこまで強いのか? 何色なんだよ」
「青は神に近いって言っただろ、アラントロルは、神なんだ。神そのもの。格が違う」
「ははっ、んな化けもんが存在するってんなら、見てみたいもんだぜ……」
言った瞬間、聖唖は鼻で笑った。
「今見てるぞ?」
「あ?」
「神、色ではなく、万物の真の姿……」
聖唖の腕が横に、地面とほぼ平行になり、人差し指が、ある空間を指し示す。
聖唖の腕に生じる青の魔方陣の層は半分ほど減少している。
文字は少しずつ少しずつ、光のチリとなり空気中へ姿を消している。
幡多はそれを見て、ふと、ある考えが浮かぶ。
──青の魔方陣…………最強の魔方陣が……破壊される……って、ことは……
「アラントロル……神の魔方陣色、それは────」
────カナキリ──神死が。
「────無色だ」
────アラン、トロル……
その消滅は、ヒグナルをも破壊する。
「なぜだ──……!? 五重芯守魔法はどうなっている……!? うああっ──!」
ヒグナルの指手首が様々な方向へ折れ曲がり、叫びの刃に傷をぱっくりと裂かれていく。
血が噴射する自分の腕を握りしめ、天地の枷となるそれを自分だけは解放し激動していた。
彼の叫びは、天地の叫びに敵わない。
そんな天地の叫びは、建物の屋上──現在のシェハイン協会第4小型基地〝ガイラック〟まで届いていた。
もう、基地とは呼べないだろう。天地の声によりガイラックは砂となり、地へと帰っていた。
その凄まじい叫声で目を覚ました幡多が、現状を知って焦りの声を放つ。
「んだよこれ、今までので一番規模がでかいんじゃないかッ? 何があったッ?」
「……天地コウシの母親がヒグナルに刺されて、死亡した」
「……っ」
瞼と瞼の間から絞り出された小さな悔しさが幡多の頬を伝った。
「俺のせいだ……俺が守るって約束したのに……!!」
「私たちも同じ、皆で守れなかった。責められるのはあなただけじゃない。それに、今は彼のこの叫びを止めるのが先」
「───ああ……ッ、分かってるよ……ッ」
「大変です! ヒグナルの様子がおかしいですッ!!」
摩可の声が聞こえてすぐに、ラ矢は双眼鏡の役目も果たす眼鏡を着用する。
「──……っ! ヒグナルの腕から血が噴射している」
「な……!? どう言うことだ!? 五重芯守魔法は……!?」
「待って、今確認している────これは……」
幡多も聖唖も摩可も、皆してラ矢の言葉の続きを待ち、唾を喉の奥へ押しやった。
ラ矢は眼鏡の内で繰り広げられるあり得ない実状を伝えようと言葉を連ねた。
「魔方陣の文字が破壊されている!」
ラ矢の言葉で、長い沈黙が会員たちの間で流れる。最初に口を切ったのは幡多だった。
「魔方陣の文字ッ!? んなもんまで破壊すんのかよッ!?」
「間違いない、文字が絶えず破壊されバランスをなくし、もう五重芯守魔法は壊れかけている。いや、もう壊れていると言ってもいい」
「おいおいッ!? だったら俺たちの三重芯守なんてもろ危ねえじゃねえかッ!?」
幡多の声に、自分達の芯守魔法を確認する能力会員達。しかし、目に映ったのは自分達が想像したものと異なる外形のものだった。
「…………んだこれ……?」
三重芯守魔法の上に、青く浮かぶ魔方陣が何重もの層を生じ、文字を少しずつ消滅させていく。そもそも、青い魔方陣など能力会員達は使えないのだ。
「五重芯守は赤いはず……三重芯守でもないな、緑でなくて青……いったい誰が……」
「緑とか青とか、何の話ですか……!!」
「授業で習ったはずだぞ……」
「だって勉強嫌いなんですもん……!!」
摩可が頭を荒々しく掻き回し、幡多の胸ぐらを掴みあげる。
「こんな状況になるなら勉強しとけばよかった!! いくら嫌いでもッ!!」
「うげえええええッ!? 気絶する! さっき目ぇ覚めたばっかなのに気絶する!」
摩可は真剣な表情を浮かべ、幡多の首を絞めあげる。
「教えてください先輩っ!! 簡潔に!! 分かりやすく!! 私の頭に入る程度に!!」
「いくらなんでも無理だっ!? お前の頭には無理だっ!? この状況も無理だっ!!」
首に当たる柔らかな温もりに顔を真っ赤に染める幡多。
「摩可、魔方陣は色によって強さを示すと言われている」
突如聞こえた淡々とした声に、力を抜けずにはいられなかった摩可。摩可の手から逃れた幡多は鼻から血を滴ながら床に突っ伏する。
「地面にキスするのが好きなのか幡多」と聖唖がからかいを入れると、幡多は地面に押し付けられた唇に吸い付くように力を入れ、「想像上では摩可のおっぱいに……」と言うが、その直後、ラ矢に八つ裂きにされた。
「ラ矢先輩っ! 教えてくださいッ!!」
「先程同等、魔方陣は色で強さを示すと言われている。まず黄、これは一般人と同等、魔法の使えない者が無理矢理出した時の色。出した際に死をもたらすことから、最弱の陣であるとされている。次に緑、これは私たちのような組織の、一般的な魔術師から形成される。つまり、一般人から魔術師としての才能を見い出す為の基準色と言ったところ。緑の2倍ほど上回る魔力で作られたのが赤、一般の魔術師など屁でもない。だからヒグナルは相当な実力者。そして、青。これは最強の魔術師にしか出せないもの。赤とは比べ物にならない。数倍もの強さを誇る。神に近いと言われている。それから無──」
「全ッ然分かりません」
「…………」
ラ矢は口をぴっちりと閉じ、摩可を凄まじい目付きで睨め付けている。長々と話していてこれではさすがに耐えられないようだ。ラ矢の右拳は今にも摩可を殺害しそうな勢いである。
それを見据えた聖唖は、ラ矢が突き出した拳が、摩可を殴る寸前、両人の間へと滑り込み、「まあまあ、落ち着け」とラ矢をたしなめる。
憧れの聖唖に頭を撫でられたラ矢は、真っ赤に染まりながら、こくこくと、頭を垂直に振った。摩可は状況を理解しておらず、羨ましそうにそれを見ているだけだ。
「で、魔方陣のことだけど」
「はいっ!」
「殺ス……」
「ひぃッ!?」
この時、摩可はやっと状況を理解したのだ。
「こら、後輩に眼を飛ばすんじゃない」
ポン、と頭に軽く拳を当てられ、またほわわんとした表情に戻るラ矢。それを見てまた羨ましそうに見る摩可。そして幡多は摩可の谷間を覗き見ている。
「さっきこの子が言ったように、魔方陣には色で強さを示す傾向がある」
ラ矢と同じようなことを言い出す聖唖に、幡多は軽く呆れながら遠慮げに申し出る。
「おい、聖唖、そいつの頭じゃ理解できな──」
「黄はすぐ死ぬ、緑は普通、赤は強すぎ、青は最強、分かったか?」
「おおっ、なるほど! 青すごいっ!! 一番強いってことですねッ!?」
「えぇぇええ!? 摩可が理解するなんて……!? さすが聖唖だ!!」
「聞こえてますよ先輩っ!」
摩可はぷくぅと頬を膨らまし、先程の数倍の力で幡多の首を絞める。幡多は鼻血地獄だ。
「でも、その最強の魔方陣をいったい誰が私たちに……?」
「ちょっと待ちたまえ。私の説明が悪かった。間違えた。青は一番強い訳じゃないんだ。その上が存在している」
「その上……?」
「ああ、赤と青は数倍と言っただろう? でもその色は、青との差が数億万倍以上。無限倍と言ってもいい、その差を表す単位がないんだ。私たちはそう言うカナキリを、アラントロルと呼んでいる」
「何ですかそれ……美味しそうですねっ!」
摩可のバカさに呆れながらも、ラ矢は落ち着いた口調で告げる。
「アラントロル……。六合鬼神の名前の一つ」
「きゃあ!? 一気にまずそうごめんなさいっ!!」
摩可のバタバタと暴れる拳を避けながら、幡多はある疑問をぶつけた。
「そこまで強いのか? 何色なんだよ」
「青は神に近いって言っただろ、アラントロルは、神なんだ。神そのもの。格が違う」
「ははっ、んな化けもんが存在するってんなら、見てみたいもんだぜ……」
言った瞬間、聖唖は鼻で笑った。
「今見てるぞ?」
「あ?」
「神、色ではなく、万物の真の姿……」
聖唖の腕が横に、地面とほぼ平行になり、人差し指が、ある空間を指し示す。
聖唖の腕に生じる青の魔方陣の層は半分ほど減少している。
文字は少しずつ少しずつ、光のチリとなり空気中へ姿を消している。
幡多はそれを見て、ふと、ある考えが浮かぶ。
──青の魔方陣…………最強の魔方陣が……破壊される……って、ことは……
「アラントロル……神の魔方陣色、それは────」
────カナキリ──神死が。
「────無色だ」
────アラン、トロル……
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