116 / 299
リョウゲ
5
しおりを挟む
「ちょっと! ヨミよみ黄泉ったら! もう会議始まってるの! 早く来なさい!」
甲高い声と共にバンッと襖が開け放たれる。滝を見ながらうたた寝していた黄泉を叩き起こしたのは三女の姉――赤烏だった。朱殷の瞳と山桃色の髪を持つベビーフェイスの愛らしい少女だ。もっとも、長男の前だけでの話だが。
「何寝てんのよアンタ!! アタシとお兄ちゃんの時間を奪いやがってぇぇ……! いっそこの儘突き落として――」
白馬と偉い人以外の前では仏頂面で口煩くていつも不機嫌な女だ。
白馬の次に面倒な奴で、白馬が私に構うからこの女の憎悪が直で向けられる。だが同時に世話焼きでもあり面倒臭がって何もしない私を一から叩き直そうとしている。特に女性としての自覚を持たせたがっている。以前なら彼女は亡き長女――銀杏に相手をして貰っていたと言うのに。次女の砂金姉さんは禁忌を犯し追放され、滝壺の傍にある横穴に捕らえられているし。
彼女の女子力が発揮されるのは唯一残された妹で女の私だけなのだ。
――滝壺といえば、悪いことをすればよくあそこに入れられたモノだ。私の場合、面倒臭い修行をサボるのに打って付けの場所で、住処とも等しい場所だった。その所為で私だけ罰が修行になっていたのだが。
「ちょっと、聞いてるのヨミ? アタシ早くお兄ちゃんの処に行きたいんだけど?」
「勝手に行けばいいじゃないか。あの面倒な口をその口で塞いでやれ」
「な、何よ、ま、まだ早いでしょ、そう言うことは……っ」
五月蝿いお前のマシンガントークで奴の言葉を遮れと言った心算だったのだが。
ふりふりと長いツインテールを振って照れる奴を横目で眺める。
何であんなナルシストが好きなんだか、不思議だ。
きゃーっとかうへ、うへへとご機嫌だった彼女を呆れ返った目で見つめていたら、ふと目が合ってしまう。とたん、むすっとした顔に戻るのだ。
「何よ」
「……これ以上ここに居られるのは面倒だから、行く」
「そうよ。お兄ちゃんの隣はアタシが陣取ったから。アンタは青海兄様の隣ね」
「げ……」
青海の面倒は他とは全く似つかない別物だ。余り関わりたくはない。
文句を言い続ける姉の背を追い、憂鬱な気分の儘本堂へと向かう。
――本堂に近づくに連れて姉の口数が減る。その代わり、顔付きは強張っていった。
「お待たせ致しました」
襖の前で一礼して中からの返事を待っている。
「入りなさい」
碧王の声だった。
姉が襖を開けたとたん、暗かっただろう室内に明かりが射し込む。
そこには、黒い衣を纏った者達がいた。暗闇に紛れてどれほどの人数が集まっているのかは見当がつかない。
赤鳥は黒い衣を羽織ったキョウダイ達――白馬の隣に真っ先に駆けて行く。黄泉は青海の隣へ急いだ。
彼等の視線は黄泉にのみ当てられている。全ての眼光が黄泉を責めていたのだ。
会議は面倒だが、もっと面倒なことに巻き込まれてしまったのかもしれないな。
用意されていた座布団へ座ると。隣の青海が柔らかな微笑みを浮かべて話し掛けてきた。
「遅かったね黄妃。何をしていたんだい?」
「寝ていた」
「相変わらずだね黄妃は」
始終笑みを浮かべる処は亡き姉・銀杏と似ているかもしれない。
しかしこの男の微笑みは質が違う。
地獄のようなこの屋敷で、銀杏姉さんは女神のような笑みで癒しを与え、全ての者の心を支配した。
――姉さんが女神なら青海は邪神だ。
奴の笑みは有無を言わさず支配する。優しげな笑みで圧力を掛けてくる。しかもそれが作り笑いであると分かるように笑うものだから、感情が一切読み取れない。面倒な兄だ。
「会議を始める」
元々しんと静まり返っていた室内。この中で話をして許されるのは青海だけだろう。それを知っていて話し掛けてくるのだからとんだ迷惑野郎だ。
こいつは私が面倒臭そうにするほど元気になる。
――いよいよ始まった会議を面倒に思っていると、右隣から視線を感じる。長達から視線を逸らしても許されるのもまた青海のみ。
そんなに私を見て何が楽しいのだ。面倒だ。
顔を顰めると隣からくすくすと楽しそうな笑い声が聞こえてくる。会議中に笑えるのは貴様だけだ青海。
「自ら候補者に立候補したい者が居れば申告しろ」
ス……と、黄泉以外のキョウダイ達が手を上げる。
碧王と他二名の長が黄泉を見ると周囲の者も視線を黄泉へと集めた。
「いいのかい黄妃。立候補しなくても」
青海が微笑んで言った。何も答えない私に、今なら視線を逸らしても構わないと言いたげに、太腿の上で畏まっていた手を握られる。
白馬の眉がひくりと動いた。
「私は立候補しません。と言う訳で」
青海の手を払い立ち上がる。
「退室させていただきます」
息を呑む音が聞こえた。――瞬間、周囲が騒ぎ出す。
白馬と姉は口を開け放ち、茶王は眉間を押さえた。
「失礼します」と歩き出そうとすれば、また青海に手を掴まれる。
「黄妃。座りなさい」
茶王によれば彼は悪魔との契約を結んでいない。だが、青海と関わりたくはない。何故ならこいつは悪魔そのもの。
悪魔と契約させた者達を支配できる唯一の王。もし次期当主が青海でなくとも、彼は当主をも支配するのだろう。
私は今青海に試されている。
彼の中の〝未知の基準〟に当て嵌められるかどうか見分されているのだ。
不気味で寒気がする。
「当主に興味のない私が立候補する理由が見当たりません。それならここにいる理由もないでしょう。私は部屋に戻っています。報告も然ほど必要とはしてはいませんので有っても無くても結構です」
今度は青海の手を丁寧に外し、襖へと向かった。
躊躇いもなく開け放ち、一礼して出ていく。
襖を閉めれば、解放され、大空を舞っているような気分になった。
重苦しい空気は好きになれない。青海の視線もうざいし。白馬の青海への睨みも面倒だし。
候補する気もないのに会議に出席する必要がどこにあると言うのだ。面倒だ。
――部屋に戻ってゆっくり寝よう。
床の抜け落ちる心配のないしっかりした廊下を歩いた後、吊り橋へ続く階段へ足を掛ける。吊り橋だけは相も変わらずボロイ儘だ。
手すりすらない橋だった。今にも切れそうな縄と、歩く度に端が欠けていく木板。
――側から見れば木板を洗濯しているようにしか見えない。よく切れないものだな。
そんな吊り橋を歩いていると、前から一人の青年がやって来た。
「黄妃か。会議はどうした?」
「矢地さん?」
まだ会議中の筈だ。会議には全員参加の筈。何故矢地さんがこんな処に。
「私は面倒だったので抜け出してきたのです。矢地さんは?」
「滝壺に捕らわれていた。私は何も悪いこと等していないのに」
「いいではないですか。あそこは落ち着きますよ」
「それは君だけだ……。普通ならあんなじめじめした場所は好かない」
「そう言うものですか?」
矢地さんとはあまり話したことが無かったけれど。
かつて次期当主に選ばれたが辞退した人として強い興味を持っていた。
力を求め、権力を求めるこの屋敷の中で当主を辞退する者が現れる等滅多にない出来事だ。そんな彼だから、小さい頃から憧れていた。
彼も私と同じ人種だと思っていたが。今では私の怠けと同類ではなく、何か理由があったのだと悟っている。
クールな人で。青海と同じで何を考えているか分からない人だけれど悪い人ではない。
矢地さんを前にすると緊張で声が上ずるのだ。本当に白馬や青海と違って素敵な好青年だと思う。
そんなことを考えると、ふと脳裏に茶王の言葉が蘇った。
『……君以外にタフィリィを使っていないのは、金妃と青王だけだ。他の者は皆使っていると言っても良い』
と言うことは、矢地さんも。
「……そ、それでは失礼します」
そんな筈はない。そう信じたいけれど。
「会議には戻らないのか?」
「矢地さんの想像している以上の行為をしてしまったので」
「流石は黄妃だ。肝が据わっているな。茶王が君を推す理由が分かった気がする」
「茶王が私を?」
「心配するな。例えあの茶王からの推薦でも。抜け出した時点で候補からは外されただろうさ」
「安心しました」
そう言うと矢地さんは黄泉を見つめた儘動かなくなる。
普段使うことのない橋は人一人分とちょっとの幅しかない。複数人いたなら身体を横にして向かい合わせで通り過ぎるしかないのだ。巨体同士ではまず通れない。
先に譲れと言うことだろうか。
そう思い、身体を横にするが見つめた儘全く動かない。青海病か?
「黄妃。君はどうして当主になりたくない? 何故力を求めない? 私は君位の頃キョウダイ達と競い合うことが普通だった。誰よりも力を求めた。君の姿勢は不思議でしかない。教えてくれないか」
「はあ。面倒なだけですが」
矢地さんの真剣だった顔がぽかんとする。彼は目を細めて言った。
「ふふ。君らしいな」
彼も横になると私の肩を掴み、支える。体重で彼の方が傾くと言うのに態々支えてくれるなんて。紳士だ。きゅんと胸が鳴るのを疑問に思う。
もしかして私は年上に弱いのだろうか。妙にドキドキする。
「じゃあな黄妃」
去り際に頬に口付けられる。
「…………」
――ッ!?
甲高い声と共にバンッと襖が開け放たれる。滝を見ながらうたた寝していた黄泉を叩き起こしたのは三女の姉――赤烏だった。朱殷の瞳と山桃色の髪を持つベビーフェイスの愛らしい少女だ。もっとも、長男の前だけでの話だが。
「何寝てんのよアンタ!! アタシとお兄ちゃんの時間を奪いやがってぇぇ……! いっそこの儘突き落として――」
白馬と偉い人以外の前では仏頂面で口煩くていつも不機嫌な女だ。
白馬の次に面倒な奴で、白馬が私に構うからこの女の憎悪が直で向けられる。だが同時に世話焼きでもあり面倒臭がって何もしない私を一から叩き直そうとしている。特に女性としての自覚を持たせたがっている。以前なら彼女は亡き長女――銀杏に相手をして貰っていたと言うのに。次女の砂金姉さんは禁忌を犯し追放され、滝壺の傍にある横穴に捕らえられているし。
彼女の女子力が発揮されるのは唯一残された妹で女の私だけなのだ。
――滝壺といえば、悪いことをすればよくあそこに入れられたモノだ。私の場合、面倒臭い修行をサボるのに打って付けの場所で、住処とも等しい場所だった。その所為で私だけ罰が修行になっていたのだが。
「ちょっと、聞いてるのヨミ? アタシ早くお兄ちゃんの処に行きたいんだけど?」
「勝手に行けばいいじゃないか。あの面倒な口をその口で塞いでやれ」
「な、何よ、ま、まだ早いでしょ、そう言うことは……っ」
五月蝿いお前のマシンガントークで奴の言葉を遮れと言った心算だったのだが。
ふりふりと長いツインテールを振って照れる奴を横目で眺める。
何であんなナルシストが好きなんだか、不思議だ。
きゃーっとかうへ、うへへとご機嫌だった彼女を呆れ返った目で見つめていたら、ふと目が合ってしまう。とたん、むすっとした顔に戻るのだ。
「何よ」
「……これ以上ここに居られるのは面倒だから、行く」
「そうよ。お兄ちゃんの隣はアタシが陣取ったから。アンタは青海兄様の隣ね」
「げ……」
青海の面倒は他とは全く似つかない別物だ。余り関わりたくはない。
文句を言い続ける姉の背を追い、憂鬱な気分の儘本堂へと向かう。
――本堂に近づくに連れて姉の口数が減る。その代わり、顔付きは強張っていった。
「お待たせ致しました」
襖の前で一礼して中からの返事を待っている。
「入りなさい」
碧王の声だった。
姉が襖を開けたとたん、暗かっただろう室内に明かりが射し込む。
そこには、黒い衣を纏った者達がいた。暗闇に紛れてどれほどの人数が集まっているのかは見当がつかない。
赤鳥は黒い衣を羽織ったキョウダイ達――白馬の隣に真っ先に駆けて行く。黄泉は青海の隣へ急いだ。
彼等の視線は黄泉にのみ当てられている。全ての眼光が黄泉を責めていたのだ。
会議は面倒だが、もっと面倒なことに巻き込まれてしまったのかもしれないな。
用意されていた座布団へ座ると。隣の青海が柔らかな微笑みを浮かべて話し掛けてきた。
「遅かったね黄妃。何をしていたんだい?」
「寝ていた」
「相変わらずだね黄妃は」
始終笑みを浮かべる処は亡き姉・銀杏と似ているかもしれない。
しかしこの男の微笑みは質が違う。
地獄のようなこの屋敷で、銀杏姉さんは女神のような笑みで癒しを与え、全ての者の心を支配した。
――姉さんが女神なら青海は邪神だ。
奴の笑みは有無を言わさず支配する。優しげな笑みで圧力を掛けてくる。しかもそれが作り笑いであると分かるように笑うものだから、感情が一切読み取れない。面倒な兄だ。
「会議を始める」
元々しんと静まり返っていた室内。この中で話をして許されるのは青海だけだろう。それを知っていて話し掛けてくるのだからとんだ迷惑野郎だ。
こいつは私が面倒臭そうにするほど元気になる。
――いよいよ始まった会議を面倒に思っていると、右隣から視線を感じる。長達から視線を逸らしても許されるのもまた青海のみ。
そんなに私を見て何が楽しいのだ。面倒だ。
顔を顰めると隣からくすくすと楽しそうな笑い声が聞こえてくる。会議中に笑えるのは貴様だけだ青海。
「自ら候補者に立候補したい者が居れば申告しろ」
ス……と、黄泉以外のキョウダイ達が手を上げる。
碧王と他二名の長が黄泉を見ると周囲の者も視線を黄泉へと集めた。
「いいのかい黄妃。立候補しなくても」
青海が微笑んで言った。何も答えない私に、今なら視線を逸らしても構わないと言いたげに、太腿の上で畏まっていた手を握られる。
白馬の眉がひくりと動いた。
「私は立候補しません。と言う訳で」
青海の手を払い立ち上がる。
「退室させていただきます」
息を呑む音が聞こえた。――瞬間、周囲が騒ぎ出す。
白馬と姉は口を開け放ち、茶王は眉間を押さえた。
「失礼します」と歩き出そうとすれば、また青海に手を掴まれる。
「黄妃。座りなさい」
茶王によれば彼は悪魔との契約を結んでいない。だが、青海と関わりたくはない。何故ならこいつは悪魔そのもの。
悪魔と契約させた者達を支配できる唯一の王。もし次期当主が青海でなくとも、彼は当主をも支配するのだろう。
私は今青海に試されている。
彼の中の〝未知の基準〟に当て嵌められるかどうか見分されているのだ。
不気味で寒気がする。
「当主に興味のない私が立候補する理由が見当たりません。それならここにいる理由もないでしょう。私は部屋に戻っています。報告も然ほど必要とはしてはいませんので有っても無くても結構です」
今度は青海の手を丁寧に外し、襖へと向かった。
躊躇いもなく開け放ち、一礼して出ていく。
襖を閉めれば、解放され、大空を舞っているような気分になった。
重苦しい空気は好きになれない。青海の視線もうざいし。白馬の青海への睨みも面倒だし。
候補する気もないのに会議に出席する必要がどこにあると言うのだ。面倒だ。
――部屋に戻ってゆっくり寝よう。
床の抜け落ちる心配のないしっかりした廊下を歩いた後、吊り橋へ続く階段へ足を掛ける。吊り橋だけは相も変わらずボロイ儘だ。
手すりすらない橋だった。今にも切れそうな縄と、歩く度に端が欠けていく木板。
――側から見れば木板を洗濯しているようにしか見えない。よく切れないものだな。
そんな吊り橋を歩いていると、前から一人の青年がやって来た。
「黄妃か。会議はどうした?」
「矢地さん?」
まだ会議中の筈だ。会議には全員参加の筈。何故矢地さんがこんな処に。
「私は面倒だったので抜け出してきたのです。矢地さんは?」
「滝壺に捕らわれていた。私は何も悪いこと等していないのに」
「いいではないですか。あそこは落ち着きますよ」
「それは君だけだ……。普通ならあんなじめじめした場所は好かない」
「そう言うものですか?」
矢地さんとはあまり話したことが無かったけれど。
かつて次期当主に選ばれたが辞退した人として強い興味を持っていた。
力を求め、権力を求めるこの屋敷の中で当主を辞退する者が現れる等滅多にない出来事だ。そんな彼だから、小さい頃から憧れていた。
彼も私と同じ人種だと思っていたが。今では私の怠けと同類ではなく、何か理由があったのだと悟っている。
クールな人で。青海と同じで何を考えているか分からない人だけれど悪い人ではない。
矢地さんを前にすると緊張で声が上ずるのだ。本当に白馬や青海と違って素敵な好青年だと思う。
そんなことを考えると、ふと脳裏に茶王の言葉が蘇った。
『……君以外にタフィリィを使っていないのは、金妃と青王だけだ。他の者は皆使っていると言っても良い』
と言うことは、矢地さんも。
「……そ、それでは失礼します」
そんな筈はない。そう信じたいけれど。
「会議には戻らないのか?」
「矢地さんの想像している以上の行為をしてしまったので」
「流石は黄妃だ。肝が据わっているな。茶王が君を推す理由が分かった気がする」
「茶王が私を?」
「心配するな。例えあの茶王からの推薦でも。抜け出した時点で候補からは外されただろうさ」
「安心しました」
そう言うと矢地さんは黄泉を見つめた儘動かなくなる。
普段使うことのない橋は人一人分とちょっとの幅しかない。複数人いたなら身体を横にして向かい合わせで通り過ぎるしかないのだ。巨体同士ではまず通れない。
先に譲れと言うことだろうか。
そう思い、身体を横にするが見つめた儘全く動かない。青海病か?
「黄妃。君はどうして当主になりたくない? 何故力を求めない? 私は君位の頃キョウダイ達と競い合うことが普通だった。誰よりも力を求めた。君の姿勢は不思議でしかない。教えてくれないか」
「はあ。面倒なだけですが」
矢地さんの真剣だった顔がぽかんとする。彼は目を細めて言った。
「ふふ。君らしいな」
彼も横になると私の肩を掴み、支える。体重で彼の方が傾くと言うのに態々支えてくれるなんて。紳士だ。きゅんと胸が鳴るのを疑問に思う。
もしかして私は年上に弱いのだろうか。妙にドキドキする。
「じゃあな黄妃」
去り際に頬に口付けられる。
「…………」
――ッ!?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる