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第十二章

260話 誓い

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 涙を拭って、少しはマシになった視界で、ヒオゥネを見つめてから、床へ寝かせる。だらんと力の入ることがなくなった手も、優しく取って、胸の上で指を組ませる。
 ……その手を握ったまま、そっとヒオゥネの唇にキスをした。
 再び、声がした気がしたが、やはり、気にならない。ただ、苦しくて苦しくて、もうどうすればいいのかわからない。

「…………………………………」

 だから早く離れようと、お別れのキスのつもりだった。なのに、決心した筈なのに。もう泣かない、もう忘れる、早く忘れて、苦しくないようにすると、心の中で決めたと言うのに。
 どうしても、離れられない。
 魔法石を取り出したけれど、手にうまく力が入らず、床に落としてしまう。拾わなければと思うが、身体が動こうとしなかった。
 あれを拾ったら、ヒオゥネとはお別れだ。ここで腐らせちゃいけない、はやく、はやく埋めてあげないといけない、そう思っている。だが身体が動かない。
 ……もういい、もう、もういいんだ。
 頼むから動いてくれ。ヒオゥネは、ヒオゥネはもう。
 胸が、頭が壊れる、身体が壊れる。本物の身体が裂けた俺なのに、その時よりもずっと、永続的に続く痛みは苦しみを生む。
ずっと痛いんだ。テイガイアが生きていて、ラルフが生きていて、嬉しくて仕方がなかったけれど、それでもずっと、身体の内側が壊れそうだった。
 ヒオゥネが死んだなんて、嘘だ。

「…………………………………………………………話してくれないのか。俺が泣いてるのがそんなに楽しいのか。…………目を開けてくれ。お願いだから……。大丈夫だって、死なないって言ったくせにっ……愛してる人のためってなんだよ……。俺にキスしてきたくせに。抱きしめてきたくせに。無理やり抱いたくせに……。なんで、なんでいつも、助けてくれるんだ。どうして、助けてくれるんだよ。どうして……俺は助けてなんて言わないから、もう、もう助けてくれなくていいからっ、もう困らせたりしないからっ……! お願いだ、お願い、目を開けてくれ、生きてるって言ってくれよヒオゥネっ」

 答えてくれ、ヒオゥネ。

「いやだ、いやなんだ、お願い、お願い……離れたくない……そばにいたい、ヒオゥネ」

 ドキドキと胸が苦しい、心臓が動くと胸を圧迫する、心が感じられる、心がどこにあるのか、心は胸にあるのだと。感じられる。

「好き、なんだ……好きなんだ……好き、だ……好きだヒオゥネ……ヒオゥネぇ……」

 目を開けてくれないと、言わないって決めたのに。今言わないと、もう、姿さえ見られなくなってしまう。最後まで意地悪だ、俺を困らせるのが好きなんだ、すぐにからかって面白がってくるんだ、お前は。そのくせ優しくて、誰も言ってくれないような俺が欲しい言葉を的確に伝えてくるんだ、お前は。
 それでも好きだ。大好きだ。
 胸糞悪い時もあるし、クズ野郎と怒りを感じたことも何度もある、こんな奴大嫌いだと、憎んで、憎んで、だと言うのに、俺はいつも、ヒオゥネの死を望んだことなんかなかった。
 俺はどうしてしまったと言うんだ。こんな感情を持ってしまうなんて。この感情には覚えがある、アゼンヒルトにも、ウォルズにも感じた。好きと言う感情。アゼンヒルトに置いていかれた時は悲しかった、ウォルズが万鳴貴を選んだ時も悲しかった。
 でもこれはなんだ、似ているのに、違う。そうだ、別であって同じだ。
 氷と、水。
 水であって氷である、感情だ。
 好きであって、好きではない。この感情は、好き以上のもの。



「あい、してる」



 ……あ、ああ。






 そうか。

「ぁいしてるんだ……」


 もう、そこまで膨らんでしまっていたのか。

 これが正しい、愛していると言う言葉の使い方か。

 すとんと胸に落ちた言葉は、今、ヒオゥネから聞きたい言葉だった。

 誰も言わないような、ヒオゥネも言わないような言葉。けれど、けれど、ヒオゥネの口から聞きたかった。

「ヒオゥネ。どんなに悪い奴でも、どんなに、酷い奴でも、お前に想いが届かなくても、愛してるよ……ヒオゥネが好き…………大好き」

 別の誰かに言われたって、きっとこれは埋められないだろう。ヒオゥネじゃないと、ダメなんだと思う。

「愛してる……」

 胸に擦り寄ってじっとしていれば、トン、と、肩に手を置かれる。

「バン様、もう……」
「愛し、てるんだ、ヒオゥネ……」
「バ、バン様」

 ハッとして振り返る、テイガイアは目を見開いて、信じられないものを見るような目でこちらを見ている。かなり動揺しているようだ、青ざめて震え出した。
 ごめん。そう謝らなきゃと口を開いたと言うのに。

「テイガイア、ヒオゥネ……死んじゃった」

 出て行ったのはそんな言葉だった。口に出したことで、認めてしまった気がした。今までで一番、現実味を感じさせられる行為だった。異常な量の涙が溢れ出した。瞬きをせずともどんどん雫が落ちていく。顔を覆わずにはいられなかった。痛みの捌け口である筈の目にも痛みが回ってきてしまった。

「死んじゃった……死んじゃったんだ、ヒオゥネは……もう、目を」

 開け、ないんだ……。
 いやになるくらい、泣いたのに少しもとまりゃしない。

「……喜べなぃ、喜べないんだ……っ、悲しいんだ、悲しくて悲しくて、苦しくて、涙が、止まらないんだっ」
「……バン様」
「どうしたらいい……どうしたら止められる。どうしたら苦しくなくなる。ずっと、ヒオゥネのことが頭の中、ぐるぐるしてるんだ、どうしたら、いい。もういやだ、こんなの。自分が恥ずかしい、ずっと、情けない。抑えようとしても涙が出てきて、さっきからずっと泣いてばかりで、涙を止める方法が思い浮かばなくてどうしようもなくて」

 テイガイアはしばらく黙って聞いていたが、ゆっくりと口を開いて言った。

「…………すみません。私は、何を言えばいいのか、分かりません。けど、多分、ヒオゥネくんは喜んでいると思います。貴方に泣いて貰えて。一人でも悲しんでくれる人が、いてくれて」
「……そう、だといいな」

 そうだ、今度こそ、お別れだ。
 いい加減、認めてあげないと、ヒオゥネも可哀想だ。皆も待ってくれてる。俺も受け入れなければ、俺は前にだって進めない。
 俺は誰も救えない、けど、誰かを救いたい気持ちは消えていない。まだ根付いている、誰にも引っこ抜くことなんかできない。だってそれが俺だ。どんなに止めようとしたって、目の前に苦しんでいる人がいるなら、助けたいと思ってしまうんだ。
 ヒオゥネ、俺はヒオゥネがいなくなってしまって、一人ぼっちのような感覚がしていた。俺がお前の死を喜べないことや、周りとは違うことがそう思わせたのかもしれない。
 でも、テイガイアが、仲間がそばにいてくれるから、もう怖くないよ。

「ありがとうヒオゥネ。お前のおかげで、俺は無傷だ。この通り、ピンピンしてる。ヒオゥネ、いつも助けてくれてありがとう」
「……いつも?」
「え……?」

 テイガイアがピク、と反応する。

「あの、ヒオゥネくんのおかげで無傷って……どう言うことですか?」

 何だ? 急に。あ、そうか、ヒオゥネに助けて貰ったのは、いつも二人きりの時だったっけ。
 それから魔獣になって暴れている時の記憶はないんだよな。

「お前達が暴走してる時、ヒオゥネが身体をはって俺を守ってくれたんだ」

 それを聞いたテイガイア驚いたような顔をしてから、口をパクパクとさせて小さな声で何かを言う。
 よく聞こえない。

「私、達が、バン様を……あり得ない、いや、暴走していたのだから、呪いが多いバン様を狙うのは当たり前だ……」

 声が小さくて何を言ったのか分かんなかったけど一応話を続けた。

「それだけじゃない、記憶の世界で俺がゼクシィルに連れて行かれた時のことを覚えてるか? あの時も、未来の自分から聞いた本体がわざわざ助けに来てくれたんだ」
「…………あの時にそんなことが起こっていたんですか。それも驚きですが……あの、未来の自分って……そう言えば、ノス・イクエアの前の広場でもヒオゥネくんはそんなことを言っていましたけど」

 そう言えばそうだったな。

「未来のヒオゥネくんが、もし、同様にヒオゥネくんの幼少期に会いに行っていたとしたら、会っていない人を愛すると言うことに説明がつくのではないですか?」
「え……」
「貴方をずっと、助けてきたと言うのなら、救いたい人というのは……バン様の、ことでは、ないですか……?」

 え?

「…………………………………………な、何を言って……」
「私の記憶ではヒオゥネくんが誰かを助けようとした姿を見たことはありません、でも、あなたはいつも自分を助けてくれたと言っている。聞いた時から引っかかっていたのですが、呪いを集めて人を救うと考えるなんて、変な話です。でも、バン様なら。バン様の呪いを解くための、実験なら……」
「ヒ、ヒオゥネが俺を愛してるって言うのか!?」

 混乱している頭にさらなる混乱を寄越さないでくれ! もっと泣いちゃうだろ!

「あ……で、でも確かに、好きでもない相手にあんなことしないよな」

 触ってくれた時のことを思い出す……でも、思い出すと悲しくなってくる。

「あんなこと……? あんなことって、何のことですか? ヒオゥネくんは貴方に何をしたんです?」

 なんだその食いつき方は。口説き症はそう言う話題が好きなのか。

「なんでもない……」

 そう言えば……41層の森で会ったヒオゥネの言葉……あれはヒオゥネには分身にも本体にも記憶がなかったから、別の誰かが化けたんだって言ってたけど、あの体温はヒオゥネと比べてももっと熱いくらいだったし……。もし、未来のヒオゥネだったなら、なら……こっちの時代のヒオゥネには記憶が反映されない……? と言うことは、ことは……


『生涯、あなたを愛し続けます』


 …………いやいやいやいや! もしそうだったとしてもそうじゃなくても、悲しいだけだからそんなの、そんなの、知りたくない!

「テイガイア……もうちょっとだけ、一緒にいさせてくれないかな。俺、ヒオゥネのこと……好きなんだ」
「…………っ、そ、そうですね……」
「え?」
「見てましたから……分かりますよ、流石に」
「え、あ……」

 今まで気にも止めなかったけれど、テイガイアの言葉を聞いてから、扉の方を見る。すると全員動揺した様子でこちらを眺めていた。
 扉の開いた音って結構最初にしたよな、じゃあ、ぎゅってしたり、キスしたりしたところも見られてたってことだよな……。
 ……そこは気使って扉閉めてくれよ。
 男同士だし何より相手はヒオゥネだし、俺変な奴だと思われたよな、きっと。

「あ、あの……テイガイア、その……ごめん。お前の気持ち、知ってるのに……その」
「い、いいんです。……まあ、かなりショックですけど。ちょっと、生きたいって気持ちが薄れてきてますけど、私は諦めませんから、まだ恋人じゃないんですよね? ならまだチャンスはありますよね?」

 恋人だったとしてももうヒオゥネは……。

「そ、それが……」
「え?」

 ずっと、ダメだと思って諦めようとしてきた。最低な奴だと悪い奴だと何度も思ってきた、許せない、許さないと思ってきた。でも、でもこれまでずっと、好きなままだった。それどころか、どんどん、好きになっていって。

「……俺、もうヒオゥネ以外、好きになれないと思う」

 ヒオゥネを見つめていると、ちょっとおさまってきていた涙がまた溢れてきて困ってしまう。

「………………もっかい死んできてもいいですか?」
「え、あ! ご、ごめん! その、ごめ……」

 泣きすぎて目がジンジンするくらい痛い。ずっと、苦しい。

「あの、ありがとう、テイガイア。テイガイアのおかげで、少し気持ちが楽になったよ。胸は痛いまんまだけど」
「いえ……好きなだけそばにいてあげてください」
「え……」
「もし、ヒオゥネくんの愛している人が貴方なら、ヒオゥネくんは貴方のために、ずっと……。それなら、勝てなくても、仕方がないです」
「テイガイア……」
「まあ、でも絶対に諦めませんけど。私だって想いは強い自信がありますから」

 お前な。
 テイガイアはすぐに立って、開いていた扉を閉めきった。

「……こんなんじゃ、ダメだよな。俺、お前がやったこと全部止めるから、見ててくれ」

 当たり前だけど、返事はない。涙を拭って、よし、と呟く。
 やっとそこから立って、魔法石を拾いに行く。これでお別れだ。もちろん、埋めてあげる時に、また顔を見ることになるだろうけど。
 死んでしまったんだと、認めることで本当のお別れはここだと思いたい。
 魔法石を持って立ち尽くす。振り返れば、ヒオゥネがいる。
 夢じゃないんだ、現実なんだ。
 夢なら良かったのに……。そう思ったらまた胸が苦しくなって、涙が出てくる。すぐに拭って、ヒオゥネの傍へまた座り込んだ。

「……………………………………………………………」

 本当に、ピクリとも動かない。またジワ、と涙が出てきて、拭う。
 ダメだ、痛いの消えない。

「…………ヒオゥネ」

 呼んだら答えてくれないかな、とか、考えて呼んだけれど。もう、呼ぶ対象もいなくなってしまうんだと思ってまた悲しくなる。
 もう、もういい加減に泣き止めと思うけれど。これでいいんだ。
 だってすごく、苦しくて、悲しくて、泣きたいんだ。
 胸に、もう一度擦り寄る。何度も擦り寄ったからだろうか、それとも泣きすぎて体温が上がったんだろうか、ヒオゥネの身体が、熱く感じる。でも、死んでしまったと分かっている。

「ヒオゥネ、大好きだよ」

 言った途端、ボロッと涙がこぼれ落ちる。どんどん涙が溢れてきて、止まらない。
 お別れ、ちゃんとしないと。

「ヒオゥネ……」

 唇に、そっとキスをする。
 ヒオゥネとは正反対の、冷たい唇。けど、ちゃんとヒオゥネとキスをしているのだと実感出来る。ドキドキと胸が鳴る。いけないことをしている気分だ。いや、たぶんいけないことだ。だから余計に苦しくて悲しい。でも、こんなに好きだ。まだこんなに大好きだ。
 唇を離すことが出来ない。触れるだけだけれど、とても深い口付けをする。目を閉じて、相手の唇の柔らかさを、熱さを意識して、愛を込めて。今度こそ本当のお別れのキスをした。



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