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第八章
185話 ある情報筋の話
しおりを挟むヒオゥネの襟首を掴み上げて顔を引き寄せる。
「本体と、会ったことがあるってお前が言ったんだ……!」
すぐ近くの無表情を睨み付けて吐き捨てるように言った。
「会ったことあるんだろ!」
ヒオゥネはくつくつと肩を揺らして笑う。
「な、何がおかしいんだよ……」
「ヴァントリア様、僕は王宮からは出られないんですよ。貴方を助けに行った時は後先考えずに飛び出して行ったから後処理が色々と大変でしたけど。……僕はウロボスの末裔ではありますが、現在、セルと言うウロボスの長がいるように、当時もウロボスの長がいたんです」
それって、ヒオゥネと同じウロボスの末裔ってことか?
「……僕がウロボスの末裔であることは誰も知りません。一部の人や偽物の王族達にはある夫妻の息子だと考えられていましたから」
「偽物の王族……」
「ウロボスの末裔は僕しかいません。しかしそのことを公表すればオルテイルに殺されることになったでしょう。実際に何度か刺客を送り込まれたことがあります。そして偽の王族であるウロボス一族からも。何処で噂を聞き付けたのか、命を狙われることは多くありました」
「……俺はそんなことなかったな。兄様達は色々あったみたいだけど」
まあ俺はその兄様達に殺されそうになるくらい虐められてはいたけどな。やっぱり、跡継ぎの問題なのだろうか。ヒオゥネの言う、偽の王族達にとってヒオゥネは邪魔な存在だったんだろう。
「それだけが理由じゃありませんよ。僕は地上で生まれた存在なので、この地下都市の人達は未知の存在を恐れて隔離していました」
「地上で……!?」
そんな情報、前世のゲームでもなかった。攻略本にも書いてなかったし。A and Zでは明かされたんだろうか、やっぱりA and Zはやっておかなきゃ損だぞ。
ヒオゥネが、地上で生まれたってことは、俺と同じってことか。
俺も地上で生まれたと言う理由だけで、王宮では無視をされたり、虐められたり……さすがに隔離はされなかったけど。
隔離と言ったら、ウラティカだろうか、ウラティカも地上から来たお姫様なのだから、その頃のヒオゥネの気持ちを理解してあげられたんだろうか。
「ウロボスの末裔だった僕の存在を秘密にして、匿うように指示をした人達にとっては都合が良かったんでしょう。偽の王族と離され、隔離されるということは身の安全だけでなく、僕に関する情報も秘匿されると言うことです。そのような理由から、僕は王宮の中の王宮で暮らしていたんです」
王宮の中の王宮……? そうだ、確か、ウロボスの王宮〝琉遠〟には、庭を抜けた先に迫力のある大きな扉があった。それはまるで別の世界の入口みたいに仰々しい作りをしている。
その扉はもうひとつの王宮〝嘛暁〟への入口だと攻略本に載っていた。
前作では扉が開かず、奥に進むことは出来なかったが、新作であるA and Zでは行けるようになっていると、会社からの発表と宣伝をされてから、ネット上で話題になっていて、早く発売されないかとドキドキワクワク待ち望んでいたものだ。発売日も決まっていなかったので、発売日の発表を見逃さないようにこまめに確認していた。
しかし発売予約開始の日に予約を入れようとするも、どの店舗も通販も定員数が決まっていて締切、発売日に店に買いに行くが全て売り切れ――恐らく何日も前から待ってるような人達が買っていったんだろう――ネットは在庫無し再入荷待ち在庫無し再入荷待ち在庫無し再入荷待ち SOLD OUT 売り切れ、ばかり。
店舗に行ってお取り寄せを頼んでもお取り寄せも殺到しているらしく何ヶ月後になると言われ……辛かったな。あの日々は。結局何ヶ月後かの予約を取りつけた。皆がゲームしている頃、俺はソフトが届く迄の間ネトゲで暇を潰したり、前作の攻略本を読みふけったりしていたのだ。
そうだ、忘れた頃にようやく手にして、やっと出来ると、忘れていたあの渇望を思い出した。その直後に……イヤホンのコードに足を引っ掛けてずっこけて死亡して今に至る。
前世の俺ってだいぶ不憫だな……引きこもりしてたのが悪い。並んで待ってれば良かったと何度後悔したことか。
でも人だらけの所に行くと考えると引き籠もりには到底無理……まあ結局外に出て買いに行ったんだけど。買えなかったけど。でもその帰りに前作の攻略本が買えたんだよな。読み返してたんだよな、ゲームが届くまで。
しかしそれは発売したての頃だったので内容は覚えていないものがほとんどだ。けれどかなり読み込んでいたから、何度も読んだところならまだちゃんと覚えている。
ウロボスの王宮については琉遠以外のことは詳しくは書かれていなかったが、全てで13の宮殿が存在していて、追加で14つ目の琉遠が作られたと記されていた。
そしてそれぞれの宮殿には名前があり……
第1宮殿 蛇煌
第2宮殿 啼宮華
第3宮殿 冥苑
第4宮殿 劉稀楼
第5宮殿 醍残朱染
第6宮殿 醍残獅蹄
第7宮殿 嘛暁
第8宮殿 墨祿
第9宮殿 蛍火
第10宮殿 澪蘭
第11宮殿 御童
第12宮殿 靑霳
第13宮殿 啊舞
よしよし、覚えていたぞ、やっぱり気になってたんだろうなぁ。あーあ、嘛暁の中ってどうなってるんだろう、A and Z絶対面白いじゃん。ゲームしたいな。
あれ、住んでるってことは……ヒオゥネなら詳しく知ってるんじゃないのか?
「王宮の中の王宮って、第7宮殿、嘛暁のことだよな?」
「……どこでそれを」
珍しく、ヒオゥネが驚いたような声を出す。
あ、そっか、ウロボスの王宮――ウロボスの支配層へオルテイル派、ましてやオルテイル一族であるヴァントリアが入ることはとても難しいことだ。なのに、王宮の中の王宮が存在することに突っ込まず、嘛暁の名前だけでなく、第7宮殿であることまで知っていれば、妙だと思われてしまうのは無理もない。
「……あ、あー……ええっと……ある情報筋の話で聞いたことがあるなーっと……」
前世の記憶とは言えない。
「……また、貴方は記憶を……」
「え?」
な、何? ま、まさかヒオゥネは俺が前世の記憶を思い出していることを知っているのか!?
「いえ、こっちの話です。気にしないでください」
「あ、ああ」
そうだ。俺も地上で生まれたって言ってあげなきゃ。
「あのな、俺も地上で生まれたんだ」
「もちろん知っていますよ」
「…………」
お前こそどこでその情報を仕入れてるんだよ!
言いたいことが分かったのだろう、ヒオゥネは少し考えてから答える。
「……さっきも言ったとおり、僕はウロボスの末裔です。本体は隠れていなくてはならない存在でした、しかし僕は幼い頃から呪いに長けた協力者がいたんです」
ゼクシィルのことか。そんなに前から……いや、いつなんだろう。俺があれやこれやされている間ではないよな、たぶん。
「僕はその人に習って、分身を作れるようになりました。その頃は空間移動が出来なかったし、人数もさほど多くはありませんでした。
もちろん今は増えていますから、分身が聞いた情報は勝手に入ってきます。しかし分身と言えど、僕の本体の姿を多くの人の前に晒す訳には行きません。
だから、僕は他の人に化けて過ごしています。こうしている僕も、貴方以外の人には別人に見えていることでしょう」
そう言えば、セルに化けたり、ラルフに化けたりしてたんだっけ。
「……どんな人に化けてるんだ?」
「歳が近い人です。成長に合わせて容姿も変えています。世代によって演技しわけるのは難しいんです、会話に矛盾が生じてしまいますからね。
演技力がないとリスクも高くなりますし。演技力があったとしても分身は沢山いてその記憶は全て本体に集まりますので、流石に疲れてしまいます。
もちろん、ヒオゥネ・ハイオンと言う人物も一人の存在として作っています、学生をしていた頃は結構使いましたし……」
「え、待って、じゃあ普段ヒオゥネがヒオゥネって名乗っている時も、他の人にはヒオゥネの姿で見えていないってことか!?」
「まあ……髪色や目の色、身長なんかは特に変わっていませんが、別人の顔になっていますね」
「……………………そ、そうか」
「王様と会う時や、舞踏会で王族にしか見えないようにしていた時は僕の姿でしたけど」
つまり、俺やシスト、ウォルズ以外の人はヒオゥネの顔すら知らない人がほとんどなんだ。
「セルは?」
「セルにも見えていませんよ。そもそも彼は呪いを使いませんから」
「そ、そっか。じゃあ、王宮の人達は?」
「知っている人もいれば知らない人もいます。最初の頃は分身を出せなかったので、人に会う時は本体でした。だから、昔からいる召使いなんかは僕の本当の姿を知っています」
……そうか、良かった。ヒオゥネの本当の姿を知っている人はいるんだ……。あれ、待てよ。俺も、知ってるとは言えないんじゃ。
「本体は、ヒオゥネの分身とは姿が違うのか?」
「……さあ、もしいつか会えたら、比べてみてください」
「い、いつかって」
「今は昔のように刺客が送り込まれることはありません。ウロボスの長はセルになりましたから。それに偽の王族の方々はオルテイルに殺されました。その時、いい機会だと思って臨時で立てた長がセルです。なので、王宮から出ることは出来るんですけど……」
「なんで出ないんだ?」
「本体は実験で忙しいんです」
じ、実験。
前世の俺みたいに引き籠って……何をしてるんだ。俺より酷い、実験してるから家を出られないってどんな引き籠もりだよ。怖すぎだろ。
「ヴァントリア様、僕の本体が貴方と出会わない限り、そして、貴方に直接、愛していると言わない限り、僕の姿をしているものに愛を囁からても信じないでください。例え、キスをされようとも、それは愛情ではありません」
な、なんだよ、それ。
さ、散々人にキスしてきておいて……っ!!
「じゃあなんでキスしてくるんだよ!!」
「したかったからです」
俺が睨み付けて言ったのに、普通に答えてくる。
「だ、だからそのしたくなる理由を聞いてるんだ……ッ!!」
「キスで呪いを解くというのはあながち間違っていないんですよ」
「……え?」
予想外の答えが来て戸惑ってしまう。
「テイガイアを実験している時、疲弊しているテイガイアが呟いていたんです。アレは貴方が言ったことでしょう?」
「そうだけど……」
でも、それじゃあヒオゥネは、俺の呪いを解くためにキスしてきたってこと?
じっと尋ねるように見つめていれば、ヒオゥネは、ふぅ、と小さな溜息をつく。
「キスをした時に、呪いを吸うんですよ」
「え……」
「まあ、吸えないこともありますけど……それに方法はキスだけじゃないんです。僕の場合……まあこれは話さなくてもいいことですね」
「の、呪いを吸うって……俺の、な、なんで」
……って言うか、吸うって、吸収って言ってくれないかな。もしかして直接口で吸わないと吸えないなんてことはないよな……。だからたくさんちゅーしてきてあんなに吸いつ――なんでもない。
「力が欲しいからです」
「ち、力って、ヒオゥネはゼクシィルよりも強いんだろ!? なら――」
「確かにあの人は呪いの扱いには長けていますが、アゼンヒルト王よりは劣ります。そしてそのアゼンヒルト王ですらも貴方には劣っているんです」
アゼンヒルトが俺に劣ってる?
「……ヒオゥネは結局、呪いを集めて何がしたいんだ」
また、ラルフやアトクタの生徒達みたいな被害者を出すのか? それとも、テイガイアやイルエラにした実験を他のハイブリッド達にもしているのか?
ヒオゥネに、じっと見つめられる。その瞳には強い意志が込められていることが分かる。
「貴方に教えてメリットがあるんですか?」
胸がギュッと締め付けられる。チクリと胸が痛んで、思わず手で抑えてしまった。
た、確かに、俺はヒオゥネの敵なんだし、教える必要は無いけど。阻止したいとも思ってたけど。
ズキン、と胸が傷んで、戸惑う。
「………………長く話し過ぎました。僕はこれで失礼します」
「うん……」
「ヴァントリア様、では、また……ヴァントリア様?」
逃げ出したい。どうしてこんな衝動に駆られるのかと、不思議に思うけれど。はやく、ヒオゥネの前から逃げ出したかった。
「うん。じゃあな、ヒオゥネ」
そう言って直ぐに背を向け、足早に逃げ出した。路地裏に入って身を隠し、テントへと向かう。
ヒオゥネを探そうと走っていた時とは、明らかな変化だった。
ずっと胸がギュッと締め付けられたままだ。
手を当てて、心臓はちゃんと動いてることを確かめる。ちゃんと正常の働きをしている。
なのに、ずっと息苦しい、なんだろう、これは。
何なんだろう、これは。
11
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