転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜

隍沸喰(隍沸かゆ)

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登場人物 ※ネタバレあり

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※ネタバレ有りです。





ヴァントリア・オルテイル

元王族。前世の記憶を持った今作の主人公。
ゲームではザコキャラとして有名で嫌な役所や理不尽な暴力を受けるなどネット上では嫌われ者。
カップリングも非常に少なくマイナーであり、前世の自分も嫌っていたキャラだった。
ゲームの中でも嫌われており、プレイヤーの勇者ウォルズや敵のボスシスト、その他キャラクターにも嫌悪される。各方面から命を狙われる。

前世の記憶を思い出してからは自分の弱さと頭の悪さ、破壊的な料理の腕に悩まされている。



ジノ

元奴隷。ゲームではヴァントリアの初登場時に登場し、同じ檻に囚われ虐めの対象にされていた。
ヴァントリアが王族の頃から主従契約を結んでおり、彼には手を上げられずにいたが、ヴァントリアが王族の権利を剥奪されてからは主従契約は破棄されている。
しかし怪我と食生活により十分に回復していないところへヴァントリアと同じ檻にされてしまい、彼から酷い仕打ちを受け続けて瀕死の状態になっていた。

前世の記憶を取り戻したヴァントリアに介抱され回復する。



シスト・オルテイル

国王。地下都市を支配する王族オルテイル一族のトップ。
ゲームでは敵キャラのラスボスとして登場するが、プレイヤーのウォルズとは仲が良く、他のキャラに対しても温和な表情を見せる所謂爽やかな青年。ゲームの題名に名前が入っていることもあり大人気のキャラクター。
しかしヴァントリアのことは相当嫌っているらしく、彼に対してだけ対応がキツイ。
ヴァントリアから王族の権利を剥奪し、43層の牢獄へ入れた張本人。

前世の記憶を思い出したヴァントリアの奇行を見てからすぐに立ち去ったので真意は不明。




テイガイア・ゾブド

ジノやイルエラ等のハイブリッドを実験している博士。
ゲームでは44層の実験場で実験を繰り返していた。
普段は実験好きのモサモサしたおじさんだが、サングラスを外すと美形で誰でも口説き出すナルシストになる二重人格。

前世の記憶を取り戻したヴァントリアの破滅的料理を見て美味しそう、食べても美味しいと絶賛するとんでもないセンスと味覚の持ち主。




イルエラ

元囚人。
ゲームではヴァントリアに救われた後、首の枷を利用され道具として戦わされていた。無言キャラだと思っていたが、口まで覆われていた枷のせいであった。頭に血がのぼると結構喋る。
ハイブリッドと呼ばれるジノと同じ人工的に作られた存在。

前世の記憶を思い出したヴァントリアにより助けられ恩を感じている。相当な莫迦だと認識している。



ヒュウヲウン・ニロン

踊り子。
ゲームではヒロインで、エルフの美少女。
限定の場面(ストーリー)にて、登場キャラクターを選択してゲームを進めることが出来、彼女も選択出来るキャラの一人。キュンキュンしたい時は彼女でゲームを進めることをお勧めする。
惚れやすく、ゲームではウォルズに好意を抱いていた。

しかし惚れた相手はウォルズではなくて——……前世の記憶を思い出したヴァントリアに嫉妬していた様子だったが。



ウォルズ・サハニア

勇者ウォルズ。
ゲームではプレイヤーであり、敵と戦ったり各層を移動したりと彼の視点でストーリーが繰り広げられる。
シストに並ぶ人気者で青い鎧が特徴。
外の世界からの侵入者として地下都市へ落ちて、帰るために地上を目指す。

前世の記憶を思い出したヴァントリアを襲おうとするなど奇行をして、実はウォルズも前世の記憶を思い出していたことが判明。前世ではヴァントリア推しだった。




ルーハン・メリットス

吸血鬼。拷問が趣味の敵キャラ。
ゲームでは王族の血が好みで、ヴァントリアやウォルズがお気に入り。ジノやイルエラと同じハイブリッド。
父親に拷問された過去があり、完璧な兄には引け目を感じているという設定がある。
頭が良く、何か事件が起きた場合は常に彼の手の内で転がされていることが多い。

前世の記憶を思い出したヴァントリアと接し、自分と同じ境遇を感じている様子。



セル・ウロボス

ウロボス帝。
地下都市の王族の一つ、ウロボス一族の長。
ゲームでは赤色が好きで、ウォルズを汚い色だと毛嫌いしたり、シストでさえも汚い色を晒すなと斬りかかるなど命知らず。
真っ白な世界で唯一色を持った真っ赤なウロボスの支配層の宮廷に住んでいる。
ヴァントリアとは面識がない。
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