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41話 ガルーダ王の秘密
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その日、アーサーが部屋に戻ってきたのは、深夜だった。
待ちくたびれて、サラはソファーで寝ていた。
建国記念の催しは全てが無事に終わり、来賓との面会も終わって、気が付くと、深夜の1時を回っていた。
部屋のソファーで眠るサラを見る。この無防備な寝顔のせいで、こちらまで気が抜けてしまう。
自分が少し疲れていることに気が付いて、ため息をつく。
ガルーダ王に母のことを言われて、心をかき乱された。あの王は、おそらく母を知っているのだろう。
自分を生む前の母。地獄のようなこの国に来る前の母。祖父はどのような人だったのか?父は誰なのか?どのような人なのか。生きているのか。考えた事が無いと言えば嘘になる。しかし、自分のルーツなどを考えることは、とうの昔にやめた。
生きていくのに無意味な物、無価値な物は、捨ててきた。
サラの前髪をかき上げてみる。
彼女は、私と全く違う生き物だ。いまいち理解できないことが多いが、柔らかくて可愛らしくて守りたくなる。
抱きかかえて、ベッドへ移動させる。そっと寝かせたが、サラが目を開けた。
「アーサー?」
「まだ夜だ。眠るといい」
なでなでと頬を擦ると、サラは、うっとりと目を細めた。
「アーサー、ありがとう。」
そう言われて、首をかしげる。
サラは、目を閉じて微笑む。アーサーの大きくて冷たい手を自分の頬に押し付けて、満足そうだった。
「私のすること、許してくれたから。」
アーサーは、サラの隣で腕をついたまま横になり、ため息交じりにほほ笑んだ。
「私がダメだと言っても・・・・おまえは、そうするのだろう?」
はた迷惑。でも、サラのその行動は、羨ましい程に自由で、爽快だとも思う時がある。だから、自由にしてやりたくなる時すら、ある。
「・・・・反省してる所は、ちゃんと反省して直すよ。」
サラが申し訳なさそうに、そう言った。
「ふふ・・・・そうしてくれ。」
2人とも疲れていて、そのまま寄り添って寝た。
抱き合って、お互いの匂いにつつまれて。
お互いの温もりを感じながら。
翌日、王の間にて、ガルーダ王が挨拶に来ていた。
「それでは、我々は失礼する。」
サラは、2人をじっと見つめていた。
ガルーダ王は、何か言いたげにアーサーを見ていて、そのまま踵を返して退出する。
王座の階段下にいた私に向き直り、ガルーダ王は言った。
「次の満月の日に、我が国へアーサー王と来られるのをお待ちしている。」
朝、アーサーから聞いていた。
平和条約などを結んだので、細かい話し合いをしにガルーダ王国へ行く事と、その時に女神の真珠を受け取ると決めたのだ。
満月の日は、魔力が強まる日。レオン団長がフル活動できる日だと言っていた。平和条約を結んだ両国に、魔法陣で行き来できる扉を作ることとなったので、それを使って行くことになっている。
王の間を出て、長い廊下を歩いて行く。
城を去って行くガルーダ王を、遠くから眺める。
「・・・・どうしてだろう。私、あの王様が嫌いじゃないかもしれない。もっと話をしてみたかったな。」
独り言のようにつぶやくと、隣にいたテルマさんが口を開く。
「ガルーダ王は、恐ろしい人ですよ。王族を皆殺しにしたんですよ?」
「そう、なんだけど。今回も平和的な解決を選んでくれたし。」
「私には理解できません。何か企んでいる可能性もあります。」
まぁ、そう考えるのが妥当だろうな、と思う。
王族を、皆殺しにしたということは、相当恨んでいたんだろうな。
そんな恨みを持っていた、王族の血筋のアーサーを、殺したいと思っている?
・・・いや、全く感じなかった。
それよりも。ガルーダ王は・・・もっと、そう真逆な感じというか。
『マルグレーテ王女は・・・』
そう。あの時、その言い方は、むしろ慕ってたかのような。
・・・あれ?
ガルーダ王の様子が変わったのは、どこから?
確かに、最初は怖い人だった。
だけど、ある瞬間から、ガルーダ王の雰囲気が変わった。
いつだっけ?どの辺から?・・・そうだ!最初に会った時に、この指輪を見た時の、あの王の瞳。
それから、アーサーが、マルグレーテ様の最愛の人の子だと伝えた時の、あの時の、ガルーダ王は・・・。
動揺・・・動揺?
王女の最愛の人は、彼女を奪われて、どうしたのだろう?
戦後に奪われた彼女を、取り戻そうとしたのだとしたら?
サラは走りだす。
勢いよく部屋の扉を開けて、廊下を猛ダッシュした。
遠くにテルマさんの声が響いた。
追いかけてどうするの?何を聞くの?何を言うの?
夢の中で見た、アーサーのお母さん。
最後まで、アーサーを守り抜いて、最愛の人とは、2度と会えずに亡くなったお母さん。
自分はいったい、何をしようとしているのか。
どうするのか、全く考えていないままに、肺が熱くなるほど走った。
お城の門の前まで、駆け降りる。
門には人だかりが目で確認できた。
「ガルーダ王!!!」
サラは懇親の声を出して、呼び止める。
飛竜に乗って帰還するところだった、ガルーダ王がこちらを向く。
違うかもしれないけれど、サラにはガルーダ王の目の青が、アーサーに見えた。
そのアイスブルーの瞳は、彼と全く同じだった。
聞きたい・・・確認したい。
だけど・・・・踏み込めない。
ガルーダ王のそばまで寄って、女神の指輪を差し出す。
この人は、たった1つだけ、我が国に要求してきた。それは、マルグレーテ様の形見。
「これは、あなたが持って帰ってください。王女様の心と一緒に。」
ガルーダ王は、サラの目を見た。
「・・・きっと、アーサーを連れて、帰りたかったはずだから。」
ガルーダ王は、指輪を優しい目で見つめた。
それから目を閉じて、ゆっくりと目を開ける。
ゆっくりと指輪を手にとると、穏やかな声で言う。
「感謝する。」
そしてサラを見つめて、平常の顔になった。
「満月の日に、必ず約束の物をお渡ししよう。」
飛竜に乗って飛び去る集団を見送った。
見送りながら、サラは考えた。
最愛の人を失ったら、どんな気持ちなのだろうか。
奪われたなら恨むのだろうか。
どんな手を使ってでも、国を滅ぼしてでも、取り返そうと鬼になるのだろうか?
きっと、アーサーを失ったら、私は生きていけない。
待ちくたびれて、サラはソファーで寝ていた。
建国記念の催しは全てが無事に終わり、来賓との面会も終わって、気が付くと、深夜の1時を回っていた。
部屋のソファーで眠るサラを見る。この無防備な寝顔のせいで、こちらまで気が抜けてしまう。
自分が少し疲れていることに気が付いて、ため息をつく。
ガルーダ王に母のことを言われて、心をかき乱された。あの王は、おそらく母を知っているのだろう。
自分を生む前の母。地獄のようなこの国に来る前の母。祖父はどのような人だったのか?父は誰なのか?どのような人なのか。生きているのか。考えた事が無いと言えば嘘になる。しかし、自分のルーツなどを考えることは、とうの昔にやめた。
生きていくのに無意味な物、無価値な物は、捨ててきた。
サラの前髪をかき上げてみる。
彼女は、私と全く違う生き物だ。いまいち理解できないことが多いが、柔らかくて可愛らしくて守りたくなる。
抱きかかえて、ベッドへ移動させる。そっと寝かせたが、サラが目を開けた。
「アーサー?」
「まだ夜だ。眠るといい」
なでなでと頬を擦ると、サラは、うっとりと目を細めた。
「アーサー、ありがとう。」
そう言われて、首をかしげる。
サラは、目を閉じて微笑む。アーサーの大きくて冷たい手を自分の頬に押し付けて、満足そうだった。
「私のすること、許してくれたから。」
アーサーは、サラの隣で腕をついたまま横になり、ため息交じりにほほ笑んだ。
「私がダメだと言っても・・・・おまえは、そうするのだろう?」
はた迷惑。でも、サラのその行動は、羨ましい程に自由で、爽快だとも思う時がある。だから、自由にしてやりたくなる時すら、ある。
「・・・・反省してる所は、ちゃんと反省して直すよ。」
サラが申し訳なさそうに、そう言った。
「ふふ・・・・そうしてくれ。」
2人とも疲れていて、そのまま寄り添って寝た。
抱き合って、お互いの匂いにつつまれて。
お互いの温もりを感じながら。
翌日、王の間にて、ガルーダ王が挨拶に来ていた。
「それでは、我々は失礼する。」
サラは、2人をじっと見つめていた。
ガルーダ王は、何か言いたげにアーサーを見ていて、そのまま踵を返して退出する。
王座の階段下にいた私に向き直り、ガルーダ王は言った。
「次の満月の日に、我が国へアーサー王と来られるのをお待ちしている。」
朝、アーサーから聞いていた。
平和条約などを結んだので、細かい話し合いをしにガルーダ王国へ行く事と、その時に女神の真珠を受け取ると決めたのだ。
満月の日は、魔力が強まる日。レオン団長がフル活動できる日だと言っていた。平和条約を結んだ両国に、魔法陣で行き来できる扉を作ることとなったので、それを使って行くことになっている。
王の間を出て、長い廊下を歩いて行く。
城を去って行くガルーダ王を、遠くから眺める。
「・・・・どうしてだろう。私、あの王様が嫌いじゃないかもしれない。もっと話をしてみたかったな。」
独り言のようにつぶやくと、隣にいたテルマさんが口を開く。
「ガルーダ王は、恐ろしい人ですよ。王族を皆殺しにしたんですよ?」
「そう、なんだけど。今回も平和的な解決を選んでくれたし。」
「私には理解できません。何か企んでいる可能性もあります。」
まぁ、そう考えるのが妥当だろうな、と思う。
王族を、皆殺しにしたということは、相当恨んでいたんだろうな。
そんな恨みを持っていた、王族の血筋のアーサーを、殺したいと思っている?
・・・いや、全く感じなかった。
それよりも。ガルーダ王は・・・もっと、そう真逆な感じというか。
『マルグレーテ王女は・・・』
そう。あの時、その言い方は、むしろ慕ってたかのような。
・・・あれ?
ガルーダ王の様子が変わったのは、どこから?
確かに、最初は怖い人だった。
だけど、ある瞬間から、ガルーダ王の雰囲気が変わった。
いつだっけ?どの辺から?・・・そうだ!最初に会った時に、この指輪を見た時の、あの王の瞳。
それから、アーサーが、マルグレーテ様の最愛の人の子だと伝えた時の、あの時の、ガルーダ王は・・・。
動揺・・・動揺?
王女の最愛の人は、彼女を奪われて、どうしたのだろう?
戦後に奪われた彼女を、取り戻そうとしたのだとしたら?
サラは走りだす。
勢いよく部屋の扉を開けて、廊下を猛ダッシュした。
遠くにテルマさんの声が響いた。
追いかけてどうするの?何を聞くの?何を言うの?
夢の中で見た、アーサーのお母さん。
最後まで、アーサーを守り抜いて、最愛の人とは、2度と会えずに亡くなったお母さん。
自分はいったい、何をしようとしているのか。
どうするのか、全く考えていないままに、肺が熱くなるほど走った。
お城の門の前まで、駆け降りる。
門には人だかりが目で確認できた。
「ガルーダ王!!!」
サラは懇親の声を出して、呼び止める。
飛竜に乗って帰還するところだった、ガルーダ王がこちらを向く。
違うかもしれないけれど、サラにはガルーダ王の目の青が、アーサーに見えた。
そのアイスブルーの瞳は、彼と全く同じだった。
聞きたい・・・確認したい。
だけど・・・・踏み込めない。
ガルーダ王のそばまで寄って、女神の指輪を差し出す。
この人は、たった1つだけ、我が国に要求してきた。それは、マルグレーテ様の形見。
「これは、あなたが持って帰ってください。王女様の心と一緒に。」
ガルーダ王は、サラの目を見た。
「・・・きっと、アーサーを連れて、帰りたかったはずだから。」
ガルーダ王は、指輪を優しい目で見つめた。
それから目を閉じて、ゆっくりと目を開ける。
ゆっくりと指輪を手にとると、穏やかな声で言う。
「感謝する。」
そしてサラを見つめて、平常の顔になった。
「満月の日に、必ず約束の物をお渡ししよう。」
飛竜に乗って飛び去る集団を見送った。
見送りながら、サラは考えた。
最愛の人を失ったら、どんな気持ちなのだろうか。
奪われたなら恨むのだろうか。
どんな手を使ってでも、国を滅ぼしてでも、取り返そうと鬼になるのだろうか?
きっと、アーサーを失ったら、私は生きていけない。
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