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14話 ★女神の略奪
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塔の上の部屋には、1人の男がいた。
アドルフ元皇太子だった。
体が勝手に動いて、アドルフの前に立つ。
「女神よ。待っていた。」
そう言って、手にしていた小瓶を口元につけられる。
「口を開くのだ。」そう言われると、勝手に体が動く。飲み込みたくないのに「飲み込め」と言われると、ゴクリと自分の体が動いた。
とたんに、のどが焼けるような感覚にとらわれた。
「う・・・・。」
何とか、息をしようと呼吸が荒くなる。
アドルフは笑い始める。
「女神よ、そなたは私の物になるのだ。」
サラは、やっと頭が回り始めて、必死で考える。
確か、アドルフは、皇太子の地位を剥奪されて、辺境に送られたと聞いていた。
叔父である、リンドバーグ伯爵は、サラの知らぬ間に爵位を取り上げられて、国外へ追放されていた。
「どうして・・・。」
サラは、フラつきながら、必死で聞いた。
アドルフは、ケラケラと笑いだす。
「即効性の媚薬ですよ。兄上が、どうやって魔力を手に入れたのか、聞きました。」
・・・媚薬?
フラフラと立っていられなくなったサラを、ベッドに押し倒す。
「・・・や・・・やめて・・・」
「体が熱いでしょう?」
ビリっ、と乱暴に服を引きちぎられる。
サラの頭は、真っ白になった。
アドルフは、服から露わになった乳房を揉んだ。その瞬間に、感じた事の無い快感が走った。
「あっ、ああん!」
自分の口から、信じられない高い声が出たことに、訳も分からずに驚く。
なに?なんで?
そのまま、深いディープキスをされると、キスすらも感じて溶けそうになる。「んっ!ふ・・・んん!」ちゅばっと音を立てて顔を起こすと、ニヤリとアドルフは笑った。
「本当だ!魔力が流れ込んでくる!」
歓喜の声を上げて、舌なめずりをした。
その蛇のような男の表情に、ぞわりと身の毛もよだつ。
アドルフは、サラを捕まえて、その唇にむしゃぶりついた。嫌なのに、心とは真逆に体が感じてしまう。
「あう・・あう・・・あんん!」
「ククク。甘い魔力が流れ込んで来るぞ!!これで、この国は私のものだ!」
そう言うと、下着を全て取られて、気が付くと、そそり立つ男性器を見せつけられる。一気に血の気が引いて、いやいやと首を振り・・・後ずさる。
「や・・・やだ!」
ガツ!と両足を掴まれる。サラは懇親の力で抵抗を始めた。しかし、気が付いた時には、アドルフの指がサラのクリトリスを擦っていた。
その性急すぎる行為に、頭がついてこない。ただ、体だけが反応してしまう。
「いやあぁぁん!ああん!あああん!いやああぁーー!!」
叫んだと同時に、バキッ!と物凄い音がした。
扉が壊される音と、何か鈍い音だった。
「ぐ・・!!」
上に乗っていたアドルフの動きが止まったと思うと、ザシュッという音と共に、アドルフが横に倒れる。目の前には、月明かりに照らされた、金髪と青い目。
息を切らせて、苦しそうに歪んだ、青い目。
「サラ!」
部屋の中で、あえぐような荒い自分の息づかいだけが響いた。
「は・・・はぁ、あ・・・はぁ、アー・・・サ。」
カランと、剣の落ちる音。
「サラ・・・!」
アーサーのマントで包まれて、抱きしめられる。
「ふぅ・・・ん!」
どうしても、触れられると感じて声が漏れる。
「はぁ、はぁ・・・怖かっ・・・。」
もう、ダメかと思った。犯されるかもしれないという恐怖から解放されて、涙が溢れる。
ドクンドクンと体中が波打つ。体も頭も目も熱くて、もう、殆ど意識が朦朧としてた。
部屋の中に転がっている小瓶と、鼻をつく甘い香り、サラの異変にアーサーは状況を把握する。
バタバタバタっと、階段を駆け上がってくる音がする。
次の瞬間、騎士団長の声が響いた。
「サラ様!ご無事ですか?」
「アモン、侯爵令嬢は処分したのか?」
「は!魔術を使われた痕跡を、魔術師団が確認しましたので、親子ともども牢獄行きです。女神様へ危害を加えたことが明白です。極刑も可能です。」
少しの間があって、アーサーの冷たい声が響いた。
「・・・殺せ。」
朦朧とする中で、サラは会話を聞く。
「ん・・・はぁ、はぁっ。」
体が熱くて、ウズウズして、我慢ができなくて、熱い息を吐く。
アーサーに抱えられたまま、荒い呼吸を抑えるのに必死で、はぁ、はぁ、と体の熱を逃がすのに必死だった。
近くにいたのか、レオンさんの声がした。
「・・・・魔法で眠らせましょう。」
レオンさんの言葉が、聞こえた後。その辺から、どんどんと意識が遠のいて行った。
アドルフ元皇太子だった。
体が勝手に動いて、アドルフの前に立つ。
「女神よ。待っていた。」
そう言って、手にしていた小瓶を口元につけられる。
「口を開くのだ。」そう言われると、勝手に体が動く。飲み込みたくないのに「飲み込め」と言われると、ゴクリと自分の体が動いた。
とたんに、のどが焼けるような感覚にとらわれた。
「う・・・・。」
何とか、息をしようと呼吸が荒くなる。
アドルフは笑い始める。
「女神よ、そなたは私の物になるのだ。」
サラは、やっと頭が回り始めて、必死で考える。
確か、アドルフは、皇太子の地位を剥奪されて、辺境に送られたと聞いていた。
叔父である、リンドバーグ伯爵は、サラの知らぬ間に爵位を取り上げられて、国外へ追放されていた。
「どうして・・・。」
サラは、フラつきながら、必死で聞いた。
アドルフは、ケラケラと笑いだす。
「即効性の媚薬ですよ。兄上が、どうやって魔力を手に入れたのか、聞きました。」
・・・媚薬?
フラフラと立っていられなくなったサラを、ベッドに押し倒す。
「・・・や・・・やめて・・・」
「体が熱いでしょう?」
ビリっ、と乱暴に服を引きちぎられる。
サラの頭は、真っ白になった。
アドルフは、服から露わになった乳房を揉んだ。その瞬間に、感じた事の無い快感が走った。
「あっ、ああん!」
自分の口から、信じられない高い声が出たことに、訳も分からずに驚く。
なに?なんで?
そのまま、深いディープキスをされると、キスすらも感じて溶けそうになる。「んっ!ふ・・・んん!」ちゅばっと音を立てて顔を起こすと、ニヤリとアドルフは笑った。
「本当だ!魔力が流れ込んでくる!」
歓喜の声を上げて、舌なめずりをした。
その蛇のような男の表情に、ぞわりと身の毛もよだつ。
アドルフは、サラを捕まえて、その唇にむしゃぶりついた。嫌なのに、心とは真逆に体が感じてしまう。
「あう・・あう・・・あんん!」
「ククク。甘い魔力が流れ込んで来るぞ!!これで、この国は私のものだ!」
そう言うと、下着を全て取られて、気が付くと、そそり立つ男性器を見せつけられる。一気に血の気が引いて、いやいやと首を振り・・・後ずさる。
「や・・・やだ!」
ガツ!と両足を掴まれる。サラは懇親の力で抵抗を始めた。しかし、気が付いた時には、アドルフの指がサラのクリトリスを擦っていた。
その性急すぎる行為に、頭がついてこない。ただ、体だけが反応してしまう。
「いやあぁぁん!ああん!あああん!いやああぁーー!!」
叫んだと同時に、バキッ!と物凄い音がした。
扉が壊される音と、何か鈍い音だった。
「ぐ・・!!」
上に乗っていたアドルフの動きが止まったと思うと、ザシュッという音と共に、アドルフが横に倒れる。目の前には、月明かりに照らされた、金髪と青い目。
息を切らせて、苦しそうに歪んだ、青い目。
「サラ!」
部屋の中で、あえぐような荒い自分の息づかいだけが響いた。
「は・・・はぁ、あ・・・はぁ、アー・・・サ。」
カランと、剣の落ちる音。
「サラ・・・!」
アーサーのマントで包まれて、抱きしめられる。
「ふぅ・・・ん!」
どうしても、触れられると感じて声が漏れる。
「はぁ、はぁ・・・怖かっ・・・。」
もう、ダメかと思った。犯されるかもしれないという恐怖から解放されて、涙が溢れる。
ドクンドクンと体中が波打つ。体も頭も目も熱くて、もう、殆ど意識が朦朧としてた。
部屋の中に転がっている小瓶と、鼻をつく甘い香り、サラの異変にアーサーは状況を把握する。
バタバタバタっと、階段を駆け上がってくる音がする。
次の瞬間、騎士団長の声が響いた。
「サラ様!ご無事ですか?」
「アモン、侯爵令嬢は処分したのか?」
「は!魔術を使われた痕跡を、魔術師団が確認しましたので、親子ともども牢獄行きです。女神様へ危害を加えたことが明白です。極刑も可能です。」
少しの間があって、アーサーの冷たい声が響いた。
「・・・殺せ。」
朦朧とする中で、サラは会話を聞く。
「ん・・・はぁ、はぁっ。」
体が熱くて、ウズウズして、我慢ができなくて、熱い息を吐く。
アーサーに抱えられたまま、荒い呼吸を抑えるのに必死で、はぁ、はぁ、と体の熱を逃がすのに必死だった。
近くにいたのか、レオンさんの声がした。
「・・・・魔法で眠らせましょう。」
レオンさんの言葉が、聞こえた後。その辺から、どんどんと意識が遠のいて行った。
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