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16話
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ラトニア王国の始まりは、平和の神であるエイレーネが地上に降り立ったことから始まる。
そのエイレーネの子孫が、ラトニア王家とされていた。
王家の紋章が現れた女性のみを王妃に据えること。それが王族が受け継ぐ魔力の為とも、平和の為とも言われ、今まで1度も違わずにそれを守って来た。
しかし前王は、政治的な問題を治める為に、伯爵の娘を王妃にしてしまった。
何度も王と交わったけれど、王家の紋章を得られなかった王妃は、子を授かることも無かった。そして、王妃は次第に国庫を私利私欲に使い豪遊を始めた。国は乱れ、腐敗していった。
ある時、前国王は遠征中に出会った、美しい姫君に手を出した。その姫君に王家の紋章が現れ、ヴィンセントが産まれた。
ヴィンセントの母親を、国王は溺愛し王妃が居る城に住まわせた。
翌年には第2王子を出産し、また翌年には、第3王子を出産、その後、メリーアン王女を出産した。
ソフィアの記憶では、確かに王子が何人か居た記憶があった。
「でも、ヴィンセント陛下以外の王子は、病死だったのよね?」
ヘンドリックは、首を振る。
「犯人が見つからなかったが、毒殺されたんじゃ。国を揺るがすわけにはいかず、公表はせんかったがの。」
王女と私は、手にしていたティーカップを持ったままで固まる。
ヘンドリックは、続けた。
「王妃様は、メリーアン王女が誕生すると、産後間もない姫を子の前で刺し殺した。」
メリーアンは、静かに頷く。
「聞いているわ。お母様が殺されて、次に、赤ん坊だった私を殺そうとした王妃様から、お兄様が私を庇って・・・。だから、お兄様の背中には大きな傷があるのだと。」
ヘンドリックは、頷く。そして続ける。
「先王は、子ができなかった王妃様の気持ちを汲んで、お許しになったんじゃが、その数年後。王妃様は王子たちに毒を盛ったんじゃ。」
しかし、長男として大事に教育され育てられてきたヴィンセントは、賢く躱して来た。
「おそらく、ヴィンセント陛下は、ずっと命を狙われていたのじゃろう。だから、王妃の手の届かない場所へと、王女様を城から追い出したんじゃ。」
メリーアンは唇を噛む。
「私が預けられたのが、リッテンバーグの領地内だったわね。」
「当時王子だったヴィンセント陛下に、直接頼まれたんじゃ。」
ヘンドリックは目を閉じた。
『ヘンドリック、おまえの領地内で手の届く場所で妹を守ってくれ!頼む!』
「わしは引き受けた。その頃、次々と弟王子たちが、亡くなっていったんじゃ。おそらく、王妃の手にかかったのじゃろう。」
王女様は驚いた顔をした。
「・・・知らなかったわ。じゃぁ、お兄様はそれまで、ずっとお一人で戦っていたと言うの?」
ヘンドリックは、王女様を真剣に見て頷いた。
「そうじゃ。ヴィンセント陛下は、王子の頃から1人で王妃と戦っていたんじゃ。しかし、とうとう、心を許してしまった婚約者に毒を盛られたんじゃ。婚約者は王妃と手を組んでおった。」
王女様も、私も、驚いて言葉を失う。
「一命をとりとめたヴィンセント殿下を見た王妃は、ベッドに臥せっている所を刺し殺そうと部屋に乱入して来おったんじゃ。それを止めようとした先王と揉みあいになって、先王は殺害されたんじゃ。」
国民の中では、もともと精神を病んでいた王妃様が王を殺害し、王妃は死刑になった。という新聞が、国中に広まった。その為に、ソフィアはそれだけしか知らなかった。
もともと、噂話などスキャンダルなどの週刊誌にも興味なかったので、その程度の知識だった。
「ヴィンセント陛下が毒を盛られたことは、公表せんかった。翌日には即位され、政務を行い、国を固める必要があったからの。しかし、これが国中を揺るがせた、国王殺害事件の真相じゃ。」
信じていた婚約者に裏切られて、毒を盛られて臥せっていたのに、父親も目の前で殺されて、翌日に即位・・・?政務をこなす・・・?
陛下が即位されたのは、18歳だった。新聞で、独身イケメン秀才の王などと見出しがあった気がする。
ヘンドリックは、ソフィアを真っすぐに見て、言う。
「今後、このような争いが起きぬように、陛下には従来通り、王家の紋章を得た女性を王妃にと伝えたんじゃが・・・陛下は、20歳になっても女性に興味を持つ事すらなかった。だから、わしは陛下に媚薬を盛って、愛人をつくらせたんじゃ。しかし、誰も王家の紋章をさずからない。」
深刻そうに話す祖父の話が、急に頭に入らなくなる。
「・・・・は?・・・え?」
媚薬??愛人を作らせた??
「まさか、陛下の気持ちを無視して、無理やり女性と関係をもたせてたの?」
「そうじゃ。」
「そうじゃ・・・って、お爺様!それは酷いわ!陛下は今まで、毒を盛られて命を狙われて、次は、信頼していた家臣から媚薬を盛られたってこと?・・・そんなの、裏切りじゃない!!酷いわ!!」
ソフィアがそう言うと、ヘンドリックは、みるみる目を大きくさせて、怒りの顔に変化する。
「国の為じゃ!この国を守るのが、わしの責務じゃ!酷かろうと、国の安定と平和には変えられん!」
そんな・・・!!
「国の為に、陛下が犠牲になっても良いって言うの?!お爺様は、陛下を子供の頃から知っていたのでしょう?傍にいたのでしょう?王女様を託されるほどに信頼されていたのに!」
ガタン!!と、ヘンドリックは勢いよく立ち上がった。
「おまえに何が解るんじゃ!!」
そう怒鳴ると、祖父は部屋を出て行ってしまった。
・・・解らない。解りたくも無い。
私自身、早く結婚して子供をと強いられてきた。それを勝手に媚薬を盛られて関係など持たされたら、祖父を恨むだろう。祖父を憎んで、自分自身も生きているのも嫌になりそうだ。
陛下は、どんな気持ちで・・・・。
わなわなと肩を震わせて、拳を膝の上に置き、怒りに震えていると、王女様がソフィアをなだめるように言った。
「ソフィア。落ち着いて。ヘンドリックの言うこともわかるわ。私たちは王族だから。国の為に生きる責務がある。」
ソフィアの手をとって、メリーアン王女は泣きそうな顔で言った。
「私、お兄様のこと誤解していたわ。それと同時に、お兄様がソフィアを気に入った理由が分かる気がするの。ソフィアは、まっすぐで優しいから。だから、ソフィアを選んだのね。信頼は愛と同じだもの。でも、ソフィア。あなたの気持ちは・・・。」
王女様は勘違いされている。
陛下は、私を気に入ったかもしれないけど、それは、うっかりセックスしてみたら、体の相性が良かったからだ。それに信頼できるのは祖父の孫だからだろうし、だから、あの時の私に同情して、愛人にしたのだろう。
陛下は、きっと、優しい人だ。
私の話をちゃんと聞いてくれるし、どんな話も否定しないで、真剣に答えてくれる。
国王なのに、私が名前も言いたくないといえば、そのままでいてくれた。友人で居たいと言えば、そのようにしてくれた。
国王としての責務。
無理に愛人を作らされて、子作りしなくてはいけない。
それでも、あなたは、優しい人だから。きっと、優しい人だから。
愛人の誰にでも「愛している」と言ってくれるのかもしれない。
縁があれば、夫婦になるから。愛していなくても、責任感からの関係だったとしても、相手を思って嘘をつく。
あの人は、ウソつきな、優しい愛人なのかもしれない。
そんなふうに、ソフィアは大きな勘違いを続けていた。
そのエイレーネの子孫が、ラトニア王家とされていた。
王家の紋章が現れた女性のみを王妃に据えること。それが王族が受け継ぐ魔力の為とも、平和の為とも言われ、今まで1度も違わずにそれを守って来た。
しかし前王は、政治的な問題を治める為に、伯爵の娘を王妃にしてしまった。
何度も王と交わったけれど、王家の紋章を得られなかった王妃は、子を授かることも無かった。そして、王妃は次第に国庫を私利私欲に使い豪遊を始めた。国は乱れ、腐敗していった。
ある時、前国王は遠征中に出会った、美しい姫君に手を出した。その姫君に王家の紋章が現れ、ヴィンセントが産まれた。
ヴィンセントの母親を、国王は溺愛し王妃が居る城に住まわせた。
翌年には第2王子を出産し、また翌年には、第3王子を出産、その後、メリーアン王女を出産した。
ソフィアの記憶では、確かに王子が何人か居た記憶があった。
「でも、ヴィンセント陛下以外の王子は、病死だったのよね?」
ヘンドリックは、首を振る。
「犯人が見つからなかったが、毒殺されたんじゃ。国を揺るがすわけにはいかず、公表はせんかったがの。」
王女と私は、手にしていたティーカップを持ったままで固まる。
ヘンドリックは、続けた。
「王妃様は、メリーアン王女が誕生すると、産後間もない姫を子の前で刺し殺した。」
メリーアンは、静かに頷く。
「聞いているわ。お母様が殺されて、次に、赤ん坊だった私を殺そうとした王妃様から、お兄様が私を庇って・・・。だから、お兄様の背中には大きな傷があるのだと。」
ヘンドリックは、頷く。そして続ける。
「先王は、子ができなかった王妃様の気持ちを汲んで、お許しになったんじゃが、その数年後。王妃様は王子たちに毒を盛ったんじゃ。」
しかし、長男として大事に教育され育てられてきたヴィンセントは、賢く躱して来た。
「おそらく、ヴィンセント陛下は、ずっと命を狙われていたのじゃろう。だから、王妃の手の届かない場所へと、王女様を城から追い出したんじゃ。」
メリーアンは唇を噛む。
「私が預けられたのが、リッテンバーグの領地内だったわね。」
「当時王子だったヴィンセント陛下に、直接頼まれたんじゃ。」
ヘンドリックは目を閉じた。
『ヘンドリック、おまえの領地内で手の届く場所で妹を守ってくれ!頼む!』
「わしは引き受けた。その頃、次々と弟王子たちが、亡くなっていったんじゃ。おそらく、王妃の手にかかったのじゃろう。」
王女様は驚いた顔をした。
「・・・知らなかったわ。じゃぁ、お兄様はそれまで、ずっとお一人で戦っていたと言うの?」
ヘンドリックは、王女様を真剣に見て頷いた。
「そうじゃ。ヴィンセント陛下は、王子の頃から1人で王妃と戦っていたんじゃ。しかし、とうとう、心を許してしまった婚約者に毒を盛られたんじゃ。婚約者は王妃と手を組んでおった。」
王女様も、私も、驚いて言葉を失う。
「一命をとりとめたヴィンセント殿下を見た王妃は、ベッドに臥せっている所を刺し殺そうと部屋に乱入して来おったんじゃ。それを止めようとした先王と揉みあいになって、先王は殺害されたんじゃ。」
国民の中では、もともと精神を病んでいた王妃様が王を殺害し、王妃は死刑になった。という新聞が、国中に広まった。その為に、ソフィアはそれだけしか知らなかった。
もともと、噂話などスキャンダルなどの週刊誌にも興味なかったので、その程度の知識だった。
「ヴィンセント陛下が毒を盛られたことは、公表せんかった。翌日には即位され、政務を行い、国を固める必要があったからの。しかし、これが国中を揺るがせた、国王殺害事件の真相じゃ。」
信じていた婚約者に裏切られて、毒を盛られて臥せっていたのに、父親も目の前で殺されて、翌日に即位・・・?政務をこなす・・・?
陛下が即位されたのは、18歳だった。新聞で、独身イケメン秀才の王などと見出しがあった気がする。
ヘンドリックは、ソフィアを真っすぐに見て、言う。
「今後、このような争いが起きぬように、陛下には従来通り、王家の紋章を得た女性を王妃にと伝えたんじゃが・・・陛下は、20歳になっても女性に興味を持つ事すらなかった。だから、わしは陛下に媚薬を盛って、愛人をつくらせたんじゃ。しかし、誰も王家の紋章をさずからない。」
深刻そうに話す祖父の話が、急に頭に入らなくなる。
「・・・・は?・・・え?」
媚薬??愛人を作らせた??
「まさか、陛下の気持ちを無視して、無理やり女性と関係をもたせてたの?」
「そうじゃ。」
「そうじゃ・・・って、お爺様!それは酷いわ!陛下は今まで、毒を盛られて命を狙われて、次は、信頼していた家臣から媚薬を盛られたってこと?・・・そんなの、裏切りじゃない!!酷いわ!!」
ソフィアがそう言うと、ヘンドリックは、みるみる目を大きくさせて、怒りの顔に変化する。
「国の為じゃ!この国を守るのが、わしの責務じゃ!酷かろうと、国の安定と平和には変えられん!」
そんな・・・!!
「国の為に、陛下が犠牲になっても良いって言うの?!お爺様は、陛下を子供の頃から知っていたのでしょう?傍にいたのでしょう?王女様を託されるほどに信頼されていたのに!」
ガタン!!と、ヘンドリックは勢いよく立ち上がった。
「おまえに何が解るんじゃ!!」
そう怒鳴ると、祖父は部屋を出て行ってしまった。
・・・解らない。解りたくも無い。
私自身、早く結婚して子供をと強いられてきた。それを勝手に媚薬を盛られて関係など持たされたら、祖父を恨むだろう。祖父を憎んで、自分自身も生きているのも嫌になりそうだ。
陛下は、どんな気持ちで・・・・。
わなわなと肩を震わせて、拳を膝の上に置き、怒りに震えていると、王女様がソフィアをなだめるように言った。
「ソフィア。落ち着いて。ヘンドリックの言うこともわかるわ。私たちは王族だから。国の為に生きる責務がある。」
ソフィアの手をとって、メリーアン王女は泣きそうな顔で言った。
「私、お兄様のこと誤解していたわ。それと同時に、お兄様がソフィアを気に入った理由が分かる気がするの。ソフィアは、まっすぐで優しいから。だから、ソフィアを選んだのね。信頼は愛と同じだもの。でも、ソフィア。あなたの気持ちは・・・。」
王女様は勘違いされている。
陛下は、私を気に入ったかもしれないけど、それは、うっかりセックスしてみたら、体の相性が良かったからだ。それに信頼できるのは祖父の孫だからだろうし、だから、あの時の私に同情して、愛人にしたのだろう。
陛下は、きっと、優しい人だ。
私の話をちゃんと聞いてくれるし、どんな話も否定しないで、真剣に答えてくれる。
国王なのに、私が名前も言いたくないといえば、そのままでいてくれた。友人で居たいと言えば、そのようにしてくれた。
国王としての責務。
無理に愛人を作らされて、子作りしなくてはいけない。
それでも、あなたは、優しい人だから。きっと、優しい人だから。
愛人の誰にでも「愛している」と言ってくれるのかもしれない。
縁があれば、夫婦になるから。愛していなくても、責任感からの関係だったとしても、相手を思って嘘をつく。
あの人は、ウソつきな、優しい愛人なのかもしれない。
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