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25.テオドールの一日③(テオドール視点)
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“恵みの乙女”相手に相談したと思えば、あまりいい気もしないけれど。シリル兄さんにとって、必要なことだとすれば僕は許容する。
「あと、あなたとの関係を悩んでたわよ」
「そうか……ちゃんと、僕とのことを考えてくれているんだね」
「シリルが考えていることなんて、いつもテオドールのことでしょう。他のことは、考える間もなく動いてるじゃない」
「そんなことはないよ。
シリル兄さんが考えるのは、僕に関連する事や僕自身の人間関係についてだ。
シリル兄さんと僕自身との関係を考えたり、悩んだりしない。だって、シリル兄さんにとって僕は『守らなくてはいけない可愛い存在』として揺るがないから」
いや、正確には、僕との関係を考えたくない、揺らいではいけない、と頑なに固持している。
「そんな風に思ってて、よく『女神の願い』を使おうと思ったわね。
弟とそんなこと考えられないって、シリルから拒否されたらどうするつもりだったの?」
シリル兄さんが僕を拒否する?
「しないよ。絶対に」
「まあ、シリルはちょろ……流されやすいからね」
「そういう意味じゃなくて」
「あ、ちょろいのは否定しないんだ」
そこを否定する要素は僕にもない。
人の機微に聡く、優しいが故の必然だ。シリル兄さんの魅力の一つと言える。
「シリル兄さんは僕のことが大好きだから」
「はあ」
「絶対に拒否しない」
「あ、そう。……すごい自信ね」
「自信?」
これは自信ではない。
「自信ではなくて、これは事実だよ。シリル兄さんはそういう意味で僕を好きだ、という事実だ」
そして、確信だ。
「あの人が、いくら研究熱心だとしても、好きでも無い相手に、体を触らせたりするほど、貞操観念は緩くないし、それを許すほど弱くない。
身体だけの関係だとか、薬の試験だからなんて、心から割り切れるような器用な性質でも無い」
優れた精霊術士であり、精霊医薬師だ。おおよその相手であれば、余程のことが無い限り、不本意なことを強いられるはずはない。
あんなに穏やかで、いつも他人に笑顔で接しているシリル兄さんだけど、根本的な部分で、自分が許容できないことを受け入れることは、絶対に無い。
「そして何より、性的なことに全く耐性が無いから、好意の無い相手を、簡単に受け入れることが、できるはずがない。違う?」
「それは……そうだけど。
シリルは、あなたには、好きな人がいると、思い込んでいるわよ。なんで、そんなことになってるのよ」
「それ、説明しないといけないのかな?」
「シリルに聞いてもいいのよ?」
はぁ……面倒臭い。
16歳でフォレスターの当主となった僕には多くの縁談が持ち込まれた。
その時、「やっとテオの優秀さにみんなが気づいたんだな!」なんて、シリル兄さんはまるで自分のことのように喜んでいた。
挙句の果てに。
「シリル兄さんが「テオが結婚しても、おれはずっとテオの兄さんだからな。でも……おれは邪魔になっちゃうかな」なんて言うから」
「めっちゃ言いそう。
ああ……言いそう。好きな人に縁談を勧められたら……複雑よね」
「いや、そうじゃなくて」
「え?」
「ちょっと寂しそうに無理に笑う様子が、健気で可愛すぎたんだよね」
本当は僕に結婚して欲しくないのに、僕のために自分の気持ちを我慢している姿が、堪らなく愛しくて、どうしようもなくなった。
だから、もっと僕のことを考えて欲しくなってしまった。
「僕には好きな人がいる、その人とでないと一緒にいれない、と言ったら……案の定、当の本人がすごく驚いてて」
驚愕に見開かれた大きな榛色の瞳が、すぐに不安気にちらちら揺れた。ぐるぐると僕のことを考えているに違いない。
好きな人が誰なのか、自分の知っている人なのか、いつの間に、いつからそんな人がいたんだと。
尋ねたいのに尋ねるのが怖くて、頭の中をいっぱいにしている今この時、あの人のことを僕が全て占めているようで、僕を嬉しくさせた。
「最終的に、縁談は絶対に受けないよ、て言ったら、あからさまにほっとしてたな」
でも、その後もしばらく何も手につかないようで、ぼーっとしたり、そわそわと落ち着きなくなったりと、心ここに在らずといった体だった。
「もう、総合して。僕のこと大好きだ、て言っているようなものじゃない」
僕に縁談を申し込んでくる彼らは「フォレスター領主」に集ってきている。僕は元より、シリル兄さん以外は興味がない。
けれど、それでシリル兄さんのそんな姿を見ることができるのなら、それだけで意味がある。
「シリル兄さんが、僕を好きだという確信がなければ……誰かに奪われる可能性が、少しでもあるのなら、上手く丸め込んで、もっと僕しか見えないように、縛り付けているさ。……とっくの昔に」
あの人は、ただ人の気持ちや意見に、流されやすいだけの日和見な人では、決してない。むしろ、頑なで強情な質だから、方向を間違うと大変なことになる。
「縛り付ける、ねえ……。
全く逆のことをしてるように見えるけど。
シリルがあちこち自由に飛び回ってるのを、あなたは許しているじゃない」
許すもなにも、本人の意思を尊重しているだけだ。
あんなに心から楽しそうに、嬉しそうにしているのに、それを支援しない理由はない。
「なんていうか、マグロみたいで心配になるのよね」
「まぐろ?」
「泳ぎ続けないと死んじゃう、みたいな」
「泳ぎ……?まぐろ?は、理解できないけれど、別にあの人は、止まることができないわけではないよ」
シリル兄さんは、確かにとにかくよく動き回っている。
様々な事業や研究に興味をもって、自身も薬草の採取や魔物の討伐に赴いているが、多忙だとも異常だとも思っていない。
そして、なまじ周囲の希望と、己の意思を判断して、すり合わせを行うことが早く、さらに互いにwin-winな方向性を、示すことが上手いから、多方面から頼られてさらに多くを抱え込む。
「シリル兄さんは、今できることは後回しに出来ないんだよ。
それこそ、やっておけばよかったと後悔したくない。
そういう思いが人一倍強いんだ」
僕の言葉に思ところがあるのか、“恵みの乙女”は難しい表情で考え込んでしまった。
シリル兄さんは昔から、寝なくてもよくなる研究だとか、疲れない研究だとか、そんなことばかりに精を出していて。
やりたいことのために、寝ずに疲れずに動けたらいいと、本気で思っている。
シリル兄さんは、「精霊術では不可能だと悟った」、と言いながら、諦め悪く定期的に繰り返し精霊薬を生成し、自分で飲んで研究を続けているのを僕は知っている。
シリル兄さんは、自分が疲労していることに、気づかない。突然、糸が切れたように、数日寝込むことがあるのは、彼女も知るところだろう。
だから、まあ心配するのは理解できる。
そして、寝込む度に、疲労回復の精霊薬を、再開発している。
本当に、シリル兄さんに必要なものは、心身の休養なのに、本人だけが、それをわかっていない。
どうやらシリル兄さんの中で、寝なくていい精霊薬と、疲労回復の精霊薬は、“栄養剤”に分類されているらしく。
嬉々として、飲んでいる。
精霊薬は精霊薬だ。おいしいみかん味、とかリンゴ味とか、味を変えてジュースみたいにしても、薬に変わりないはずだ。
まあ、シリル兄さんがそれで飲めるなら、別に何でもいい。
子供たちにも大人気だ。
昨日だって、シリル兄さんは糸が切れたように、眠りに落ちていた。
けれど、彼には「いつ眠ったのか、わからない程に疲れている」という自覚が無い。
朝起きたとき、きょとんと呆気に取られるあの表情が可愛いから、もうしばらくは教えてあげない。
それに、対策は簡単だ。
僕が一緒に休養をとればいい。
そうすれば、シリル兄さんは、嬉々として休んでくれる。別に休みたくないわけでも、休めないわけでも無い。
ただ、休むよりももっと、やりたいことが多いだけで。
ミアは縛り付けるどころか自由を許している、と言うけれど、むしろ僕は、シリル兄さんをしっかりと、縛り付けているつもりだ。
「あと、あなたとの関係を悩んでたわよ」
「そうか……ちゃんと、僕とのことを考えてくれているんだね」
「シリルが考えていることなんて、いつもテオドールのことでしょう。他のことは、考える間もなく動いてるじゃない」
「そんなことはないよ。
シリル兄さんが考えるのは、僕に関連する事や僕自身の人間関係についてだ。
シリル兄さんと僕自身との関係を考えたり、悩んだりしない。だって、シリル兄さんにとって僕は『守らなくてはいけない可愛い存在』として揺るがないから」
いや、正確には、僕との関係を考えたくない、揺らいではいけない、と頑なに固持している。
「そんな風に思ってて、よく『女神の願い』を使おうと思ったわね。
弟とそんなこと考えられないって、シリルから拒否されたらどうするつもりだったの?」
シリル兄さんが僕を拒否する?
「しないよ。絶対に」
「まあ、シリルはちょろ……流されやすいからね」
「そういう意味じゃなくて」
「あ、ちょろいのは否定しないんだ」
そこを否定する要素は僕にもない。
人の機微に聡く、優しいが故の必然だ。シリル兄さんの魅力の一つと言える。
「シリル兄さんは僕のことが大好きだから」
「はあ」
「絶対に拒否しない」
「あ、そう。……すごい自信ね」
「自信?」
これは自信ではない。
「自信ではなくて、これは事実だよ。シリル兄さんはそういう意味で僕を好きだ、という事実だ」
そして、確信だ。
「あの人が、いくら研究熱心だとしても、好きでも無い相手に、体を触らせたりするほど、貞操観念は緩くないし、それを許すほど弱くない。
身体だけの関係だとか、薬の試験だからなんて、心から割り切れるような器用な性質でも無い」
優れた精霊術士であり、精霊医薬師だ。おおよその相手であれば、余程のことが無い限り、不本意なことを強いられるはずはない。
あんなに穏やかで、いつも他人に笑顔で接しているシリル兄さんだけど、根本的な部分で、自分が許容できないことを受け入れることは、絶対に無い。
「そして何より、性的なことに全く耐性が無いから、好意の無い相手を、簡単に受け入れることが、できるはずがない。違う?」
「それは……そうだけど。
シリルは、あなたには、好きな人がいると、思い込んでいるわよ。なんで、そんなことになってるのよ」
「それ、説明しないといけないのかな?」
「シリルに聞いてもいいのよ?」
はぁ……面倒臭い。
16歳でフォレスターの当主となった僕には多くの縁談が持ち込まれた。
その時、「やっとテオの優秀さにみんなが気づいたんだな!」なんて、シリル兄さんはまるで自分のことのように喜んでいた。
挙句の果てに。
「シリル兄さんが「テオが結婚しても、おれはずっとテオの兄さんだからな。でも……おれは邪魔になっちゃうかな」なんて言うから」
「めっちゃ言いそう。
ああ……言いそう。好きな人に縁談を勧められたら……複雑よね」
「いや、そうじゃなくて」
「え?」
「ちょっと寂しそうに無理に笑う様子が、健気で可愛すぎたんだよね」
本当は僕に結婚して欲しくないのに、僕のために自分の気持ちを我慢している姿が、堪らなく愛しくて、どうしようもなくなった。
だから、もっと僕のことを考えて欲しくなってしまった。
「僕には好きな人がいる、その人とでないと一緒にいれない、と言ったら……案の定、当の本人がすごく驚いてて」
驚愕に見開かれた大きな榛色の瞳が、すぐに不安気にちらちら揺れた。ぐるぐると僕のことを考えているに違いない。
好きな人が誰なのか、自分の知っている人なのか、いつの間に、いつからそんな人がいたんだと。
尋ねたいのに尋ねるのが怖くて、頭の中をいっぱいにしている今この時、あの人のことを僕が全て占めているようで、僕を嬉しくさせた。
「最終的に、縁談は絶対に受けないよ、て言ったら、あからさまにほっとしてたな」
でも、その後もしばらく何も手につかないようで、ぼーっとしたり、そわそわと落ち着きなくなったりと、心ここに在らずといった体だった。
「もう、総合して。僕のこと大好きだ、て言っているようなものじゃない」
僕に縁談を申し込んでくる彼らは「フォレスター領主」に集ってきている。僕は元より、シリル兄さん以外は興味がない。
けれど、それでシリル兄さんのそんな姿を見ることができるのなら、それだけで意味がある。
「シリル兄さんが、僕を好きだという確信がなければ……誰かに奪われる可能性が、少しでもあるのなら、上手く丸め込んで、もっと僕しか見えないように、縛り付けているさ。……とっくの昔に」
あの人は、ただ人の気持ちや意見に、流されやすいだけの日和見な人では、決してない。むしろ、頑なで強情な質だから、方向を間違うと大変なことになる。
「縛り付ける、ねえ……。
全く逆のことをしてるように見えるけど。
シリルがあちこち自由に飛び回ってるのを、あなたは許しているじゃない」
許すもなにも、本人の意思を尊重しているだけだ。
あんなに心から楽しそうに、嬉しそうにしているのに、それを支援しない理由はない。
「なんていうか、マグロみたいで心配になるのよね」
「まぐろ?」
「泳ぎ続けないと死んじゃう、みたいな」
「泳ぎ……?まぐろ?は、理解できないけれど、別にあの人は、止まることができないわけではないよ」
シリル兄さんは、確かにとにかくよく動き回っている。
様々な事業や研究に興味をもって、自身も薬草の採取や魔物の討伐に赴いているが、多忙だとも異常だとも思っていない。
そして、なまじ周囲の希望と、己の意思を判断して、すり合わせを行うことが早く、さらに互いにwin-winな方向性を、示すことが上手いから、多方面から頼られてさらに多くを抱え込む。
「シリル兄さんは、今できることは後回しに出来ないんだよ。
それこそ、やっておけばよかったと後悔したくない。
そういう思いが人一倍強いんだ」
僕の言葉に思ところがあるのか、“恵みの乙女”は難しい表情で考え込んでしまった。
シリル兄さんは昔から、寝なくてもよくなる研究だとか、疲れない研究だとか、そんなことばかりに精を出していて。
やりたいことのために、寝ずに疲れずに動けたらいいと、本気で思っている。
シリル兄さんは、「精霊術では不可能だと悟った」、と言いながら、諦め悪く定期的に繰り返し精霊薬を生成し、自分で飲んで研究を続けているのを僕は知っている。
シリル兄さんは、自分が疲労していることに、気づかない。突然、糸が切れたように、数日寝込むことがあるのは、彼女も知るところだろう。
だから、まあ心配するのは理解できる。
そして、寝込む度に、疲労回復の精霊薬を、再開発している。
本当に、シリル兄さんに必要なものは、心身の休養なのに、本人だけが、それをわかっていない。
どうやらシリル兄さんの中で、寝なくていい精霊薬と、疲労回復の精霊薬は、“栄養剤”に分類されているらしく。
嬉々として、飲んでいる。
精霊薬は精霊薬だ。おいしいみかん味、とかリンゴ味とか、味を変えてジュースみたいにしても、薬に変わりないはずだ。
まあ、シリル兄さんがそれで飲めるなら、別に何でもいい。
子供たちにも大人気だ。
昨日だって、シリル兄さんは糸が切れたように、眠りに落ちていた。
けれど、彼には「いつ眠ったのか、わからない程に疲れている」という自覚が無い。
朝起きたとき、きょとんと呆気に取られるあの表情が可愛いから、もうしばらくは教えてあげない。
それに、対策は簡単だ。
僕が一緒に休養をとればいい。
そうすれば、シリル兄さんは、嬉々として休んでくれる。別に休みたくないわけでも、休めないわけでも無い。
ただ、休むよりももっと、やりたいことが多いだけで。
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