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第1部 メアリー・グレヴィル
第46話
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私が苦悩しながら、対策を講じている内に、私の義母になったソフィアは、8月末に男の子を産んでしまった。
結果的にだが、このことがいわゆる「帝都大乱」の引き金を完全に引く事態を招来した。
「すぐに脱出しないと」
「その通りだな」
私とチャールズは語り合って、即座に行動に移した。
帝都近郊にいるボークラール子爵の子飼いの騎士達の動きが怪しい、という情報が入ってすぐ、私とチャールズは子どもを連れて、帝都からの脱出に取り掛かっていた。
それこそ、こちらには乳幼児(キャロラインとエドワード)がいるのだ。
躊躇っていては、乳幼児を連れての帝都脱出等、私達にとって不可能な話になってしまう。
だが、ヘンリー大公のいる大公邸からの騎士の伝令を受けて。
「ヘンリー大公が帝都から動こうとしないだと」
チャールズは怒りの声を挙げ、私は真っ青になった。
ヘンリー大公が動かないのでは、アンも当然、動く筈がない。
このままでは、二人共が拘束されるなり、処刑されてしまいかねない。
「この書状を渡す。最善の措置を取れ、とヘンリー大公は言われました」
そう伝令の騎士は、私達に書状を示した。
私とチャールズは、急いでその書状に目を通した。
その書状には、ヘンリー大公の真率の想いが書かれていた。
「例え、全くの冤罪であろうと、帝室に私は弓引くことはできない。また、壊れた妻アンの姿を、多くの人目にはさらしたくない。だから、自分はこの帝都で、アンと共に死を選びたい。チャールズ、そして、メアリ、二人は子どもらと共に帝都から脱出してくれ。後のことは、君達に全てを託す」
極めて短いといえば短い文面だったが、ヘンリー大公の真情が、私には伝わってきた。
チャールズにも同様だったのだろう。
「帝都から脱出するぞ」
チャールズの言葉、命令は短いものだったが、その裏に数多の想いが籠っているのが、私には分かった。
傍にいる騎士達の多くにとっても同様だった。
私とチャールズは、子どもらと共に、帝都から脱出して、マイトラント家の騎士、300騎余りが集っている帝都近郊の荘園に何とか逃げ込むことに成功した。
他にも2か所程、同様にマイトラント家の騎士が集っている荘園がある。
それらを併せれば、約1000騎、初期兵力的には優位にこちらがある筈だが、こんなもの陽炎だ。
時間を掛けていては、東国からボークラール家を始めとする数多の騎士、1万騎以上が、勅命を受けたとして駆けつけかねない。
それを阻止するためには、どうすべきか。
私とチャールズが、どう動くか、マイトラント子爵の助言を受けて相談している時、トンデモナイ情報が入った。
「それは真か」
「はい」
帝都から命からがら脱出した傷を負った騎士が、チャールズの問いかけに直答した。
「幾ら何でも赦されない話だ」
チャールズは激怒し、それを聞いたマイトラント家の騎士達も同様に怒りを高めた。
元皇帝ジェームズは、生きながらヘンリー大公とアン大公妃を火あぶりにして処刑したというのだ。
裁判なしで火あぶりの処刑等、そもそも赦される話では無いが、特にこの異世界では。
遺体をいわゆる火葬にするのは、この異世界では最期の審判で無間地獄行きが確定することなのだ。
元皇帝ジェームズは、ヘンリー大公とアン大公妃を無間地獄に堕としたと言ってよい。
更に言えば、アンは、元皇帝ジェームズの実の従妹にも関わらずだ。
こんなこと、「ボークラール家の共食い」で有名なボークラール家でもやらない、言語道断の事態だ。
ここで、自分達が負けては、自分達も同様の目に遭うだろう。
マイトラント家の騎士達は、自分が無間地獄に堕ちないためにも、大公家の為に身命を賭することを口々に誓う事態が起きた。
結果的にだが、このことがいわゆる「帝都大乱」の引き金を完全に引く事態を招来した。
「すぐに脱出しないと」
「その通りだな」
私とチャールズは語り合って、即座に行動に移した。
帝都近郊にいるボークラール子爵の子飼いの騎士達の動きが怪しい、という情報が入ってすぐ、私とチャールズは子どもを連れて、帝都からの脱出に取り掛かっていた。
それこそ、こちらには乳幼児(キャロラインとエドワード)がいるのだ。
躊躇っていては、乳幼児を連れての帝都脱出等、私達にとって不可能な話になってしまう。
だが、ヘンリー大公のいる大公邸からの騎士の伝令を受けて。
「ヘンリー大公が帝都から動こうとしないだと」
チャールズは怒りの声を挙げ、私は真っ青になった。
ヘンリー大公が動かないのでは、アンも当然、動く筈がない。
このままでは、二人共が拘束されるなり、処刑されてしまいかねない。
「この書状を渡す。最善の措置を取れ、とヘンリー大公は言われました」
そう伝令の騎士は、私達に書状を示した。
私とチャールズは、急いでその書状に目を通した。
その書状には、ヘンリー大公の真率の想いが書かれていた。
「例え、全くの冤罪であろうと、帝室に私は弓引くことはできない。また、壊れた妻アンの姿を、多くの人目にはさらしたくない。だから、自分はこの帝都で、アンと共に死を選びたい。チャールズ、そして、メアリ、二人は子どもらと共に帝都から脱出してくれ。後のことは、君達に全てを託す」
極めて短いといえば短い文面だったが、ヘンリー大公の真情が、私には伝わってきた。
チャールズにも同様だったのだろう。
「帝都から脱出するぞ」
チャールズの言葉、命令は短いものだったが、その裏に数多の想いが籠っているのが、私には分かった。
傍にいる騎士達の多くにとっても同様だった。
私とチャールズは、子どもらと共に、帝都から脱出して、マイトラント家の騎士、300騎余りが集っている帝都近郊の荘園に何とか逃げ込むことに成功した。
他にも2か所程、同様にマイトラント家の騎士が集っている荘園がある。
それらを併せれば、約1000騎、初期兵力的には優位にこちらがある筈だが、こんなもの陽炎だ。
時間を掛けていては、東国からボークラール家を始めとする数多の騎士、1万騎以上が、勅命を受けたとして駆けつけかねない。
それを阻止するためには、どうすべきか。
私とチャールズが、どう動くか、マイトラント子爵の助言を受けて相談している時、トンデモナイ情報が入った。
「それは真か」
「はい」
帝都から命からがら脱出した傷を負った騎士が、チャールズの問いかけに直答した。
「幾ら何でも赦されない話だ」
チャールズは激怒し、それを聞いたマイトラント家の騎士達も同様に怒りを高めた。
元皇帝ジェームズは、生きながらヘンリー大公とアン大公妃を火あぶりにして処刑したというのだ。
裁判なしで火あぶりの処刑等、そもそも赦される話では無いが、特にこの異世界では。
遺体をいわゆる火葬にするのは、この異世界では最期の審判で無間地獄行きが確定することなのだ。
元皇帝ジェームズは、ヘンリー大公とアン大公妃を無間地獄に堕としたと言ってよい。
更に言えば、アンは、元皇帝ジェームズの実の従妹にも関わらずだ。
こんなこと、「ボークラール家の共食い」で有名なボークラール家でもやらない、言語道断の事態だ。
ここで、自分達が負けては、自分達も同様の目に遭うだろう。
マイトラント家の騎士達は、自分が無間地獄に堕ちないためにも、大公家の為に身命を賭することを口々に誓う事態が起きた。
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