37 / 53
第36話 決行日
しおりを挟む
「次いつ会う?」
「体調はもう大丈夫なの?火曜日はどうかな~?」
「薬飲んだらすぐ治った。部活終わりに行くわ」
「やったー!」
決行日は火曜日の部活終わりに決まった。
まなみは何人の男と関係を持っているのだろうか?
まなみにとって僕は何なのだろうか?
僕は何番目の男なのだろうか?
本命か?『それ』目的か?
『それ』目的ならまなみしか経験したことのない僕のテクニックなど最低だろう?
まなみはいつも家デートをしているが、僕と別の男が入り乱れる様子を家族に見られて気まずくないのだろうか?
そういえば……
まなみは家族に1度も会わしてくれてない。いつも、挨拶しなくても大丈夫だよと言うが、もしかすると会ってほしくないのかもしれない。
それなら今度無理やり挨拶してやろうか?
僕は様々なことを考えては頭の中が熱くなっていた。
『それ』のための女に過ぎないのに、なぜこれほどに熱くなるのか?
なぜこれほど気になるのか?
何回この問題に悩んでいるのか?
不思議だ……
火曜日はいつものように学校に通い、授業を受け、部活では火曜日の練習メニューをこなし、一直線で快楽部屋に向かった。
身体は正直で快楽部屋に入る頃にはいつものように突起物は膨らみ、脈打ち、鉄のような硬さになっていた。しかし、快楽部屋の匂いが変わった気がする。とにかくイカ臭い。きっと他の男の汁だろう。
意識し始めるとシーツからは男物の香水の香りがし、枕からは男物のワックスの香りがし、掛け布団でさえも他の男を意識せざるをえなかった。
僕とまなみは裸になり今日も『それ』を始めた。相変わらずまなみのテクニックはすごい。すぐに果てそうになる。中に入れる前に果てても良かったのだが、それでは作戦を決行することができない。僕は果ててしまわぬよう懸命に我慢していた。
「入れてもいい?」
「いいよ」
僕はまなみにそう言うと突起物を奥深くに差し込んだ。まなみは奥の方を突かれるのが好きらしく、僕はひたすら奥深くを攻めていた。
「気持ちい」
まなみは明らかに感じている。この頃になるとスムーズに腰を動かすことができ、以前と比べて少しは成長しただろう。僕は夢中に腰を振っていた。
「いってもいい?」
まなみは喘ぎながら頷くだけだった。僕は頭のモヤモヤとは無関係に快楽の中果てた。
「今日もすごい量だね。それに激しさもすごかった」
「気持ちいから仕方ないわ」
会話などどうでもよく、僕はその時を獲物を捕らえるチーターのように待ち構えていた。
「トイレ行ってくるね」
よし、きた
「はーい」
まなみの後ろ姿を万引きGメンのように鋭く見つめ、扉が閉まったと同時に僕は立ち上がった。まなみのスマホは勉強机にある。暗闇の中、足音1つ立てずにスマホに向かい手に取った。
まなみがスマホのロックをしていないことも知っていたからこの作戦を選んだ。僕は電源スイッチを押し、怪しそうな箇所をシュミレーション通りに1つ1つ調べていった。
あと1分ほどでまなみが帰ってくるなあ……
トイレは階段を降りた右側にあるが、いつも流す音が聞こえる。流す音が聞こえ階段を登る音が聞こえた頃には作戦終了だ。
メールや電話履歴、写真や動画に至るまで全て見た。
水を流す音が聞こえた。僕は最後の1秒すらも無駄にしたくない気持ちでスマホを凝視していた。階段は14段だ。階段を登る音が聞こえたが、3段目まで粘った。僕はスマホを元通りに置き、布団に戻った。まるで、何事も無かったかのように。
「大好き」
はあ?
まなみは大好きの言葉とともに、僕の横に滑り込み抱きついてきた。
全てを知った僕だったが身体は正直だ。抱きしめられ、キスをされ、乳首を触られ、突起物を握られると2回戦の準備が整った。
さあ、どうするか……
「体調はもう大丈夫なの?火曜日はどうかな~?」
「薬飲んだらすぐ治った。部活終わりに行くわ」
「やったー!」
決行日は火曜日の部活終わりに決まった。
まなみは何人の男と関係を持っているのだろうか?
まなみにとって僕は何なのだろうか?
僕は何番目の男なのだろうか?
本命か?『それ』目的か?
『それ』目的ならまなみしか経験したことのない僕のテクニックなど最低だろう?
まなみはいつも家デートをしているが、僕と別の男が入り乱れる様子を家族に見られて気まずくないのだろうか?
そういえば……
まなみは家族に1度も会わしてくれてない。いつも、挨拶しなくても大丈夫だよと言うが、もしかすると会ってほしくないのかもしれない。
それなら今度無理やり挨拶してやろうか?
僕は様々なことを考えては頭の中が熱くなっていた。
『それ』のための女に過ぎないのに、なぜこれほどに熱くなるのか?
なぜこれほど気になるのか?
何回この問題に悩んでいるのか?
不思議だ……
火曜日はいつものように学校に通い、授業を受け、部活では火曜日の練習メニューをこなし、一直線で快楽部屋に向かった。
身体は正直で快楽部屋に入る頃にはいつものように突起物は膨らみ、脈打ち、鉄のような硬さになっていた。しかし、快楽部屋の匂いが変わった気がする。とにかくイカ臭い。きっと他の男の汁だろう。
意識し始めるとシーツからは男物の香水の香りがし、枕からは男物のワックスの香りがし、掛け布団でさえも他の男を意識せざるをえなかった。
僕とまなみは裸になり今日も『それ』を始めた。相変わらずまなみのテクニックはすごい。すぐに果てそうになる。中に入れる前に果てても良かったのだが、それでは作戦を決行することができない。僕は果ててしまわぬよう懸命に我慢していた。
「入れてもいい?」
「いいよ」
僕はまなみにそう言うと突起物を奥深くに差し込んだ。まなみは奥の方を突かれるのが好きらしく、僕はひたすら奥深くを攻めていた。
「気持ちい」
まなみは明らかに感じている。この頃になるとスムーズに腰を動かすことができ、以前と比べて少しは成長しただろう。僕は夢中に腰を振っていた。
「いってもいい?」
まなみは喘ぎながら頷くだけだった。僕は頭のモヤモヤとは無関係に快楽の中果てた。
「今日もすごい量だね。それに激しさもすごかった」
「気持ちいから仕方ないわ」
会話などどうでもよく、僕はその時を獲物を捕らえるチーターのように待ち構えていた。
「トイレ行ってくるね」
よし、きた
「はーい」
まなみの後ろ姿を万引きGメンのように鋭く見つめ、扉が閉まったと同時に僕は立ち上がった。まなみのスマホは勉強机にある。暗闇の中、足音1つ立てずにスマホに向かい手に取った。
まなみがスマホのロックをしていないことも知っていたからこの作戦を選んだ。僕は電源スイッチを押し、怪しそうな箇所をシュミレーション通りに1つ1つ調べていった。
あと1分ほどでまなみが帰ってくるなあ……
トイレは階段を降りた右側にあるが、いつも流す音が聞こえる。流す音が聞こえ階段を登る音が聞こえた頃には作戦終了だ。
メールや電話履歴、写真や動画に至るまで全て見た。
水を流す音が聞こえた。僕は最後の1秒すらも無駄にしたくない気持ちでスマホを凝視していた。階段は14段だ。階段を登る音が聞こえたが、3段目まで粘った。僕はスマホを元通りに置き、布団に戻った。まるで、何事も無かったかのように。
「大好き」
はあ?
まなみは大好きの言葉とともに、僕の横に滑り込み抱きついてきた。
全てを知った僕だったが身体は正直だ。抱きしめられ、キスをされ、乳首を触られ、突起物を握られると2回戦の準備が整った。
さあ、どうするか……
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
『犯性(反省)人生 上』
シロ
エッセイ・ノンフィクション
僕は、三重県で生まれ、現在は愛知県内に住む、38歳のサラリーマンです。
僕の生まれてから、38歳になるまでの人生
『山あり谷ありの壮絶な人生』
をつづった、ほぼノンフィクションの話です。
タイトルは、『犯性(反省)人生』
貧乏生活から月収120万
性奴隷の学生時代
起業してからの地獄
訳して『犯性危』の人生を綴った作品です。
『犯罪。性。危機。』の内容です。
2話ずつ書いて、小話を間に入れますので、よろしくお願いします!
※名前バレ防止のため、一部フィクションもあります。
※誤字脱字ばかりです。
気軽に感想やお気に入り登録も、よろしくお願いします。
雲は遠くて
おとぐろ・いっぺい
現代文学
愛と 自由と 音楽と 共に 成長していく、現代と 同時 進行の、若者たちの 物語。
<詩と散文と音楽の広場>
http://otoguroippei.g1.xrea.com/
<my youtube>
https://www.youtube.com/channel/UCOyJXTmB1z6CdzuawVE9oOg
四十二歳の冴えない男が、恋をして、愛を知る。
只野誠
恋愛
今まで恋愛とは無縁の冴えない男が恋をして、やがて愛を知る。
大人のラブストーリーとは言えない、そんな拙い恋物語。
【完結済み】全四十話+追加話
初日に九話まで公開、後は一日ごとに一話公開。
春愁
ひろり
現代文学
春休みを持て余している私は、偶然、路上で旅行中の由香里に出会う…というかナンパされた。
迷子になったと泣きつかれ彼女を助けたばかりに、まるで幼稚園児の休日のような退屈な時間を過ごすことに。
絵に描いたような純朴な田舎者の由香里に振り回された女子高生、私の春の出来事。
*表紙はPicrew「lococo」で作りました。
表紙背景はアイビスペイントの既存画像を使っています。
本文中のイラストはPicrew「街の女の子」で作成しました。
***
十数年前、突然思い立ち移動中の暇つぶしに、携帯でポチポチ打ったものを某サイトにアップ、その後放置、最近見つかりまして。。。
さらに1カ月以上放置の末、勇気を振り絞って読み返しましたが、携帯ポチポチ打ってイライラして読み直すこともなくアップした文章がひどい笑笑
こんなものをよく出せたなあ、いやよく読んでくれたなあとある意味感動です。当時、読んでいただいた方一人ひとりに感謝して回りたいくらい。
若干手直ししてアップしてみる羞恥プレイです。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる