それを愛し、それに愛され、それを憎んだ

SaisenTobutaira

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それは決して満たされることのないものだ。いつ頃からそれに支配されたのだろうか?

生まれた頃?いや、違う。

幼稚園?いや、違う。

小学校?4年生くらいかな・・

それを愛することになったのは誰かが火を灯したからだ。ネットが発達した現代ではいくらでもそれに関する情報が出てくる。写真はもとより、動画までもが画面に映し出される。

初めてそれを見た時は衝撃だった。なぜそんなことをしてるのか?僕には理解できなかった。

しかし、身体は正直だった。いつもは感じることのない違和感、胸の高ぶり、下半身が脈打つ感覚を覚えた。それと同時にいつもはポークピッツほどのサイズなのに、シャウエッセンほどに成長しているウインナーにも気がついた。

動画ではこのウインナーを女性の穴に入れていた。入れられた女性は高い声を発し、快楽を感じていた。しかし、眉間にシワがよっていて本当に快楽を感じているのだろうかとも疑問に思った。普段気持ちいいことをした時、眉間にシワはよらない。もっと幸せそうな顔をするはずだ。それなのに動画のほとんどが眉間にシワがよっていた。

僕は火が灯されたその日から動画を見ては興奮していた。そんなある日、火の灯し役の友達が僕に言った。

「カニクリームコロッケの具みたいなのが出てきた」

どういうことだ?意味がわからなかったので問い詰める。

「だから、シコってたら出てくるねん」

シコる?何それ?僕はまだまだ問い詰める。

そして聞いたことをまとめるとこうだ。

自分でウインナーをしごく。その時のコツはお尻に力を入れることらしい。数分しごくと声が漏れるほどの快楽を覚えると同時にウインナーの先から白いものが出てくるらしい。

僕は家に帰るとさっそくしごいてみた。数回しごくとポークピッツからすぐにシャウエッセンになった。シャウエッセンをただひたすらにしごくが特に変化はない。

あっ、そうだ。お尻に力を入れてなかった。

僕はお尻に力を入れてしごいた。なんだろうか?心臓がばくばくしてきた。それに、不安感のような動悸を感じてきた。右手のしごく速度を上げてみる。

なんだこれは

全身の筋肉が固まり、下半身はとてつもない快楽を感じている。それと同時に勢いよく液体が飛び出してきた。ビュ、ビュ、ビュと3回に分けて出てきた。出し切った後はすぐにポークピッツに戻った。

とにかく気持ちよかった。これが本音だ。

よしっ、もう1回しよう。僕は再びポークピッツをしごこうとした。

あれっ?しごくとこちょばいような痛いような変な感覚を覚えた。それに興奮が一気に冷めた。突然冷静になったかのようだった。

後になりこの現象を賢者モードということを知った。賢者かあ・・

自分でしごいたのだから、賢者ではなくて愚者だろう。

胸の中で突っ込んでいた。

しごく初体験を済ました後、ますますそれの虜になっていった。おそらく、毎日しごいていただろう。握り方を変えたり、強さを変えたり、速さを変えたりとバリエーションも増えていった。

中学生になると周りでは本番を済ませた人がちらほらと出てきた。話を聞くと意見は様々だった。めちゃくちゃ気持ちよかったという人もいれば、全然気持ちよくなかったという人も居た。

僕は真相を早く知りたい。そのためにも早く僕も経験しなければ。日に日にこの想いが強くなった。しかし、奥手な僕は結局、中学時代に彼女はできず、本番も迎えることはなかった。

本番を迎えるのは高校1年生になってからだ。同じクラスの女の子に告白されて、好きでもないのにそれのために付き合った。

そして数カ月経った頃待ちに待った本番を迎える。初めて女性の裸を間近で見た。僕は必死になって胸にむしゃぶりつき、穴もむしゃぶった。動画で見たように彼女は高い声を発していた。

僕が攻められる番になった。シャウエッセンを咥えられた時は全身が震えた。気持ちよすぎた。
すぐにいきそうになったが必死に我慢した。

そしてついに少年を卒業する時が来た。ゴムを付け穴に押し込んでみる。

ムニュっという感覚とともにスルスルと奥に導かれていった。

すぐに果てた。

ただ、気持ちよかった。これが気持ちよくない人などいるものか。

この日は3回もした。家に帰った後、お風呂でポークピッツを見ると真っ赤っかに腫れていた。排尿痛も感じた。

しかし、そんなことどうでもいいほどの快楽がそこにはあった。

それから会うたびに、飽きることなくただひたすらにそれをしていた。
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