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4話 僕の燃料、精子なんです
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俺は思わずどんと浴槽に背をぶつけた。
「わっ、痛っ、え?セックス!?」
よく考えてみたら、ゲイドールだ。男性とのセックスのために作られた……のはわかっている、わかっているけれど。
「そんな、今?なんで?」
「僕の燃料、精子なんです」
ナナオは、ゆっくりと俺と向かいあうように座りなおすと俺の上にまたがろうとしてきた。
「ま、ベッドで、せめてベッドで、俺、童貞だし……」
思わず恥ずかしくなって顔が熱くなる。身体も沸騰したように熱いのは、風呂に入っているせいだけではない。
男性器がさっきから痛いくらい勃起しているのは、バレまいとしているがとっくにバレていたらしい。俺は、ゲイドールのナナオに、勃起している。今まで高校の時の初恋の相手にしか勃起しなかった。それなのに、翔太そっくりなナナオを見て、俺の男性器は反応してしまっている。俯くと、俺のおでこにナナオはキスをした。あまりの衝撃に顔をあげると、ナナオは悲し気な顔で微笑んでいるような気がした。
「僕も、童貞です」
彼をタオルで優しく拭いていると、ナナオが俺のペニスに手を伸ばしてきた。
「え?ナナオ!?なにして……っ」
そして、そのままナナオは、俺の性器に顔をうずめるようにしてフェラチオし始めたのだった。
「ちょっ……待って、ナナオっ……っ」
「んっ……んふっ……じゅるっ……んっ」
俺のペニスを、驚く程綺麗な顔をしたナナオが、高級なアイスキャンデーを舐めるように、丁寧に丁寧に舐めている。
「んっ……待って、ナナオっ……そんな舐め方されたら……っ」
「れろっ……はあっ……れろっ……っん……」
ナナオは、長いまつ毛をゆっくりとあげて上目遣いで俺を見つめた。
「ナナオっ……」
「ひもひいいれすか……?」
ナナオは、本当に綺麗な顔立ちをしていて、あの時俺が翔太で妄想していた光景が、現実になっていた。ナナオは、今度は俺の睾丸を優しく手で揉みしだきながら、俺のを深く喉まで咥えた。
「それっ……ナナオ、ほんと、だめだって……っ、気持ちよすぎるって……っ、ナナオっ……」
ナナオは、俺のペニスを喉奥まで咥えて堪能するように上下に首を動かした。柔らかい舌が俺の男性器を蹂躙するように動き、ナナオの口の中は、ぬるぬるとしていて。そして一番興奮するのは、ナナオの顔だ。たまに上目遣いで、俺がどこが気持ちいいのか探ってくる。
「んっ、ナナオ……これ以上はほんとに……っ、出るから」
「んっ……ちゅっ……んんっ……じゅる……っ」
俺が、ペニスからナナオの顔を離そうとしたが、ナナオは余計に俺のを深くくわえ込んだ。まるで、喉奥に出してくださいとでも言わんばかりに、更に早く首を動かしている。
「待って、出る……っ、ほんとに……出るから、ナナオっ……!」
ナナオは、そのまま俺の腰をぐいっと自分の方へと引き寄せがっちりとガードすると、俺を動けない状態にして、またあの可愛い顔での上目遣いをした。俺は、その時のナナオの顔が、翔太と重なって、頭が真っ白になった。
「はあっ……はあっ……あっ……」
「んっ……んんっ……ごくっ……」
ナナオは、俺の精子を口いっぱいに含んで美味しそうに飲み干した。こぼさないように手を顎で皿にしながら。
「はあっ……ありがとう、ございました」
ナナオは、ぺろりと唇を小さな舌で舐め、俺に無表情で頭を下げた。2人共全裸で、脱衣所で、今何が起きたのか、冷静になるまで出し切って空っぽの頭で考えるのに時間を要した。
「ご主人様」
ナナオは、ぐったりとしている俺のペニスをまたじっと見つめていた。しかも、ご主人様だ、俺はナナオにご主人様と呼ばれるような人間ではないのに。
「幸彦……くんって、呼んでくれないか?」
俺は、気持ちよすぎて視界がぼやけていた。幸福感で身体が全身で喜んでいるのを感じた。ふにゃふにゃの声で、そういった俺に、ナナオは無表情のまま頷いた。
「幸彦くん……」
「うん、ナナオ」
じわりと俺の胸にナイフが刺さったように罪悪感が広がった。幸彦くんって、呼ばれるたびに、きっとその傷口は開いていくのだろう。
「まだ少し、精子がついていますね」
「えっ?待っ、ちょっと……待って、ナナオ!くっ……っ」
待ってと言っているのに、ナナオは急に元気になったように、俺の男性器に柔らかい舌を這わせた。愛しい人にキスをするように、丁寧に、優しく俺のを舐めて、キスをすると、またナナオは俺を見上げた。
「僕の準備もできています、今度はこっちに幸彦くんのおちんちん、挿れてください」
僕の準備も、とナナオは言ったが、俺は出したばかりなのにまたナナオに舐められて勃起していた。オナニーしている時は、一回イくのが限界なのに、俺はナナオに残った精子を舐められただけでまたがちがちに勃起してしまっていた。
俺は脱衣所でささっと身体と頭を拭いてナナオをお姫様のように抱きかかえると、ベッドへと運んだ。ナナオは、おんぶした時も思ったが人間であると納得できる程ちゃんと重く、人間の皮膚のような柔らかい身体をしていた。
俺の煎餅布団に、ナナオを優しく寝かせると、ナナオは、足を自らゆっくり開いた。
「どうぞ、お願いします」
俺のペニスからは、肉食獣がよだれを垂らしているような我慢汁が出ていた。
「わ、わかんないんだけど、もう挿れていいの?」
「はい、僕は自分で穴を濡らすことができる機能がついているので」
ナナオのアナルに目が釘付けになる、ナナオは自分で穴を広げるように白い足を開いてこっちを見つめている。
「穴に指をいれてみますか?」
「さっきまでぐったりしていたのに、なんで急に……」
俺の理性がぎりぎりのところで留まっている。いきなり今日出会った彼とセックスしていいのだろうか。童貞だというのは本当だろうか。
「身体を洗ってもらって、一緒に湯船に入った時、勃起したあなたのちんぽがお尻にあたって……」
「あ、え?ごめん」
「いえ、それで」
ナナオは、無表情だ。俺に出会ってからもずっと表情は人形のように変わっていなかった。でも、今言い淀んでいるナナオは、俺の煎餅布団で両足を広げ、俺のをとろとろの穴で迎え入れようとしているナナオは、枕をきゅっと握りしめていた。
「泣いているのか?ナナオ」
「……僕には、泣く機能はついていないはず、ですが」
「なんだか、そういう風に見えたんだ」
ナナオは、俺のを股の下から手を伸ばして優しく掴んだ。
「ご……幸彦くんの勃起ちんぽが僕のお尻にあたったのを感じた時、僕にもまだ存在価値があったんだと、嬉しくなったのです」
「……え?」
そういえば、先ほどから一つ気になっていることがあった。俺のは、バキバキに勃起しているが、ナナオのはしゅんと萎んでいる。オナホドールだからなのかと思っていたが、さっき童貞と言っていたことに関係しているのだろうか。
「僕は、不良品のゲイドール。表情がない上に、勃つことができない……そのせいで、廃棄されました」
「……っ待て、ナナオ」
ナナオは、俺のを自分のとろとろの穴の中へと誘うようにこすりつけた。
「青空を眺めながら、私はこのまま鉄くずになるのだと自分の人生を受け入れていたところでした」
「ナナオ、待って……っまだ、心の準備が」
「はあっ……でも、幸彦くんっ、あなたが僕を拾ってくれた、僕を使ってくれた…生まれて初めて必要とされた……っ」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と俺のを自分のをオナニーするように自分の穴にこすりつけながら、ナナオは顔を真っ赤にしながら微笑んだ。
「来て……幸彦くん」
無表情じゃなかった、俺は、その顔を見て一瞬で理性が吹き飛んだ。ナナオの膣内に、俺の熱いちんぽをずぷりと押し込んだ。
「んんっ……あ、っ、はあっ……」
「エロ……なんで、そんな表情(カオ)するの?」
「……っえ?ぼ、ぼくっ……?」
俺は、顔を真っ赤にして驚いているナナオの柔らかい頬を撫でた。愛鳥を撫でるように柔らかい髪を撫でると、ナナオはぴくんと反応する。ナナオは、さっきまで確かに無表情だった。でも、こうやって俺のペニスを挿れたり、さっきみたいに俺のペニスを舐めている時は、何故かエロい表情をしている。
「もしかして……」
俺は、さっき俺のをフェラしていたナナオの表情を思い出して一つのことが頭に浮かんだ。
「ナナオ、お前エロすぎるだろ……」
「……んっ、え、へ?」
「セックスやエロいことをする時だけ、つまり気持ちいい時だけ、表情を見せてくれるんだよ、今だってほら」
泣きそうな顔で、俺のちんぽを受け入れちょっと動くだけで「んっ」と小さな喘ぎ声をもらすナナオを俺は抱きしめるようにホールドした。
「わっ、痛っ、え?セックス!?」
よく考えてみたら、ゲイドールだ。男性とのセックスのために作られた……のはわかっている、わかっているけれど。
「そんな、今?なんで?」
「僕の燃料、精子なんです」
ナナオは、ゆっくりと俺と向かいあうように座りなおすと俺の上にまたがろうとしてきた。
「ま、ベッドで、せめてベッドで、俺、童貞だし……」
思わず恥ずかしくなって顔が熱くなる。身体も沸騰したように熱いのは、風呂に入っているせいだけではない。
男性器がさっきから痛いくらい勃起しているのは、バレまいとしているがとっくにバレていたらしい。俺は、ゲイドールのナナオに、勃起している。今まで高校の時の初恋の相手にしか勃起しなかった。それなのに、翔太そっくりなナナオを見て、俺の男性器は反応してしまっている。俯くと、俺のおでこにナナオはキスをした。あまりの衝撃に顔をあげると、ナナオは悲し気な顔で微笑んでいるような気がした。
「僕も、童貞です」
彼をタオルで優しく拭いていると、ナナオが俺のペニスに手を伸ばしてきた。
「え?ナナオ!?なにして……っ」
そして、そのままナナオは、俺の性器に顔をうずめるようにしてフェラチオし始めたのだった。
「ちょっ……待って、ナナオっ……っ」
「んっ……んふっ……じゅるっ……んっ」
俺のペニスを、驚く程綺麗な顔をしたナナオが、高級なアイスキャンデーを舐めるように、丁寧に丁寧に舐めている。
「んっ……待って、ナナオっ……そんな舐め方されたら……っ」
「れろっ……はあっ……れろっ……っん……」
ナナオは、長いまつ毛をゆっくりとあげて上目遣いで俺を見つめた。
「ナナオっ……」
「ひもひいいれすか……?」
ナナオは、本当に綺麗な顔立ちをしていて、あの時俺が翔太で妄想していた光景が、現実になっていた。ナナオは、今度は俺の睾丸を優しく手で揉みしだきながら、俺のを深く喉まで咥えた。
「それっ……ナナオ、ほんと、だめだって……っ、気持ちよすぎるって……っ、ナナオっ……」
ナナオは、俺のペニスを喉奥まで咥えて堪能するように上下に首を動かした。柔らかい舌が俺の男性器を蹂躙するように動き、ナナオの口の中は、ぬるぬるとしていて。そして一番興奮するのは、ナナオの顔だ。たまに上目遣いで、俺がどこが気持ちいいのか探ってくる。
「んっ、ナナオ……これ以上はほんとに……っ、出るから」
「んっ……ちゅっ……んんっ……じゅる……っ」
俺が、ペニスからナナオの顔を離そうとしたが、ナナオは余計に俺のを深くくわえ込んだ。まるで、喉奥に出してくださいとでも言わんばかりに、更に早く首を動かしている。
「待って、出る……っ、ほんとに……出るから、ナナオっ……!」
ナナオは、そのまま俺の腰をぐいっと自分の方へと引き寄せがっちりとガードすると、俺を動けない状態にして、またあの可愛い顔での上目遣いをした。俺は、その時のナナオの顔が、翔太と重なって、頭が真っ白になった。
「はあっ……はあっ……あっ……」
「んっ……んんっ……ごくっ……」
ナナオは、俺の精子を口いっぱいに含んで美味しそうに飲み干した。こぼさないように手を顎で皿にしながら。
「はあっ……ありがとう、ございました」
ナナオは、ぺろりと唇を小さな舌で舐め、俺に無表情で頭を下げた。2人共全裸で、脱衣所で、今何が起きたのか、冷静になるまで出し切って空っぽの頭で考えるのに時間を要した。
「ご主人様」
ナナオは、ぐったりとしている俺のペニスをまたじっと見つめていた。しかも、ご主人様だ、俺はナナオにご主人様と呼ばれるような人間ではないのに。
「幸彦……くんって、呼んでくれないか?」
俺は、気持ちよすぎて視界がぼやけていた。幸福感で身体が全身で喜んでいるのを感じた。ふにゃふにゃの声で、そういった俺に、ナナオは無表情のまま頷いた。
「幸彦くん……」
「うん、ナナオ」
じわりと俺の胸にナイフが刺さったように罪悪感が広がった。幸彦くんって、呼ばれるたびに、きっとその傷口は開いていくのだろう。
「まだ少し、精子がついていますね」
「えっ?待っ、ちょっと……待って、ナナオ!くっ……っ」
待ってと言っているのに、ナナオは急に元気になったように、俺の男性器に柔らかい舌を這わせた。愛しい人にキスをするように、丁寧に、優しく俺のを舐めて、キスをすると、またナナオは俺を見上げた。
「僕の準備もできています、今度はこっちに幸彦くんのおちんちん、挿れてください」
僕の準備も、とナナオは言ったが、俺は出したばかりなのにまたナナオに舐められて勃起していた。オナニーしている時は、一回イくのが限界なのに、俺はナナオに残った精子を舐められただけでまたがちがちに勃起してしまっていた。
俺は脱衣所でささっと身体と頭を拭いてナナオをお姫様のように抱きかかえると、ベッドへと運んだ。ナナオは、おんぶした時も思ったが人間であると納得できる程ちゃんと重く、人間の皮膚のような柔らかい身体をしていた。
俺の煎餅布団に、ナナオを優しく寝かせると、ナナオは、足を自らゆっくり開いた。
「どうぞ、お願いします」
俺のペニスからは、肉食獣がよだれを垂らしているような我慢汁が出ていた。
「わ、わかんないんだけど、もう挿れていいの?」
「はい、僕は自分で穴を濡らすことができる機能がついているので」
ナナオのアナルに目が釘付けになる、ナナオは自分で穴を広げるように白い足を開いてこっちを見つめている。
「穴に指をいれてみますか?」
「さっきまでぐったりしていたのに、なんで急に……」
俺の理性がぎりぎりのところで留まっている。いきなり今日出会った彼とセックスしていいのだろうか。童貞だというのは本当だろうか。
「身体を洗ってもらって、一緒に湯船に入った時、勃起したあなたのちんぽがお尻にあたって……」
「あ、え?ごめん」
「いえ、それで」
ナナオは、無表情だ。俺に出会ってからもずっと表情は人形のように変わっていなかった。でも、今言い淀んでいるナナオは、俺の煎餅布団で両足を広げ、俺のをとろとろの穴で迎え入れようとしているナナオは、枕をきゅっと握りしめていた。
「泣いているのか?ナナオ」
「……僕には、泣く機能はついていないはず、ですが」
「なんだか、そういう風に見えたんだ」
ナナオは、俺のを股の下から手を伸ばして優しく掴んだ。
「ご……幸彦くんの勃起ちんぽが僕のお尻にあたったのを感じた時、僕にもまだ存在価値があったんだと、嬉しくなったのです」
「……え?」
そういえば、先ほどから一つ気になっていることがあった。俺のは、バキバキに勃起しているが、ナナオのはしゅんと萎んでいる。オナホドールだからなのかと思っていたが、さっき童貞と言っていたことに関係しているのだろうか。
「僕は、不良品のゲイドール。表情がない上に、勃つことができない……そのせいで、廃棄されました」
「……っ待て、ナナオ」
ナナオは、俺のを自分のとろとろの穴の中へと誘うようにこすりつけた。
「青空を眺めながら、私はこのまま鉄くずになるのだと自分の人生を受け入れていたところでした」
「ナナオ、待って……っまだ、心の準備が」
「はあっ……でも、幸彦くんっ、あなたが僕を拾ってくれた、僕を使ってくれた…生まれて初めて必要とされた……っ」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と俺のを自分のをオナニーするように自分の穴にこすりつけながら、ナナオは顔を真っ赤にしながら微笑んだ。
「来て……幸彦くん」
無表情じゃなかった、俺は、その顔を見て一瞬で理性が吹き飛んだ。ナナオの膣内に、俺の熱いちんぽをずぷりと押し込んだ。
「んんっ……あ、っ、はあっ……」
「エロ……なんで、そんな表情(カオ)するの?」
「……っえ?ぼ、ぼくっ……?」
俺は、顔を真っ赤にして驚いているナナオの柔らかい頬を撫でた。愛鳥を撫でるように柔らかい髪を撫でると、ナナオはぴくんと反応する。ナナオは、さっきまで確かに無表情だった。でも、こうやって俺のペニスを挿れたり、さっきみたいに俺のペニスを舐めている時は、何故かエロい表情をしている。
「もしかして……」
俺は、さっき俺のをフェラしていたナナオの表情を思い出して一つのことが頭に浮かんだ。
「ナナオ、お前エロすぎるだろ……」
「……んっ、え、へ?」
「セックスやエロいことをする時だけ、つまり気持ちいい時だけ、表情を見せてくれるんだよ、今だってほら」
泣きそうな顔で、俺のちんぽを受け入れちょっと動くだけで「んっ」と小さな喘ぎ声をもらすナナオを俺は抱きしめるようにホールドした。
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