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限界サラリーマンのおじさんは女装した銀髪の歳下に❤︎される
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「太郎さん、気持ちいい?」
くちゅり、と淫らな水音を立てながら女装をした冬街が俺の耳元で囁いた。俺はその言葉に答えることなく、ただ黙って首を縦に振る。それを見た冬街は満足そうに微笑むと、更に激しく指を動かした。しゅっしゅと素早く手を動かす度に、俺の男根からは透明な液体が流れ出る。それが潤滑油となり、更なる快感を生んでいた。
俺は今、冬街零のマンションの一室にあるソファの上に座っていた。正確に言えば、冬街に背を預け、足を開かされている状態でだ。そしてそんな体勢のまま、冬街の愛撫を受けているのだ。
「太郎さん、可愛い」
冬街はうっとりとした声でそう呟きながら、俺のモノを扱く。既に何度も絶頂を迎えている俺の身体は敏感になっており、すぐに快楽の波が押し寄せてきた。
「んふぅ……」
ぴちゃりと濡れた音が響き渡る中、冬街の手の動きに合わせて腰が跳ねる。裏筋やカリ首といった敏感な部分を的確に攻められているせいで、射精欲が急速に高まっていくのを感じた。しかしここで達してしまうわけにはいかない。何故ならここは冬街の家なのだから。彼の家は俺が住んでいる場所とは比べ物にならない程広くて綺麗だし、何より他人の家で粗相をするなんて絶対に嫌だった。だから必死に耐えようとしたのだが。
「我慢しないでイっちゃいな」
冬街は俺の耳裏に口づけながら、甘く優しい声色でそう誘ってくると同時に亀頭をぐりっと強く刺激されてしまえばもうたまらない。仰け反る身体をどうにか抑えつけながら、俺は呆気なく果ててしまった。
「あぁ!だめぇ!!」
どくんと脈打つ感覚と共に精液を放出する。勢い良く放出された白濁色の体液は、弧を描いで床に飛び散った。絶頂を迎えた余韻に浸っている間も、冬街の手は止まらない。ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせながら竿全体を擦られ続け、再び快楽の波が訪れる。
「ひぃ!?」
「ここ1ヶ月くらい忙しくてご無沙汰だからさ、いっぱい出そうね」
妖艶な雰囲気を帯びた声色でそう言うなり、尿道口を爪先で弄られる。痛いような痒いような、それでいて心地好い不思議な感覚に襲われ、思わず悲鳴のような喘ぎを上げてしまった。するとそれに気をよくしたらしい冬街は、更に激しい動きへと変えていく。
「うそぉ!!またイクッ!!!!」
肉棒がビクビク震え、鈴口からは先走りが溢れ出す。しかし冬街の手は止まるどころか激しさを増していき、俺は為す術もなく二度目の吐精を果たした。
「あひゃあああ!!!」
びゅくっ、と音を立てながら吐き出された大量の精子が絨毯に染みを作る。
「お疲れ様、太郎さん♡」
全てを出し切ったところで、労るような優しいキスが降ってくる。その唇はとても柔らかく、蕩けるように甘かった。まるで恋人同士みたいだと錯覚してしまいそうになるが、あくまでこれは慰め合いに過ぎないのだと言い聞かせることで何とか平静を保つ。
そんな俺の考えを見透かしているかのように冬街は再び口付けてくると、「大丈夫だよ」と言った。
「俺は太郎さんを愛してるからね」
黒髪のウィッグを取り払い、普段通りの銀髪を晒しながら彼は告げる。愛してると何度も繰り返し言われても、どうしても信じることが出来なかった。だって、こんなにも醜くて汚い人間なのに、どうして彼が自分なんかを愛することが出来るのか理解出来なかったからだ。
「信じてくれなくても構わないけど、これだけは覚えていて欲しいんだよね。俺はいついかなる時でもあなたの味方であり続けるってことをさ」
艶やかな笑みを浮かべたまま冬街が耳元で甘く囁いた。
冬街の言葉は俺をおかしくさせる。最初はただのお遊びで歳上の俺を揶揄っているだけだと思っていたけれど、最近はそれだけではないんじゃないかと思い始めていた。会社まで迎えに来てくれたり、仕事終わりにご飯に連れて行ってくれるのも、全部俺のことを想っての行動なのではないかと考えてしまうのだ。自惚れても仕方がないほどに、冬街は俺に優しくしてくれる。
くちゅり、と淫らな水音を立てながら女装をした冬街が俺の耳元で囁いた。俺はその言葉に答えることなく、ただ黙って首を縦に振る。それを見た冬街は満足そうに微笑むと、更に激しく指を動かした。しゅっしゅと素早く手を動かす度に、俺の男根からは透明な液体が流れ出る。それが潤滑油となり、更なる快感を生んでいた。
俺は今、冬街零のマンションの一室にあるソファの上に座っていた。正確に言えば、冬街に背を預け、足を開かされている状態でだ。そしてそんな体勢のまま、冬街の愛撫を受けているのだ。
「太郎さん、可愛い」
冬街はうっとりとした声でそう呟きながら、俺のモノを扱く。既に何度も絶頂を迎えている俺の身体は敏感になっており、すぐに快楽の波が押し寄せてきた。
「んふぅ……」
ぴちゃりと濡れた音が響き渡る中、冬街の手の動きに合わせて腰が跳ねる。裏筋やカリ首といった敏感な部分を的確に攻められているせいで、射精欲が急速に高まっていくのを感じた。しかしここで達してしまうわけにはいかない。何故ならここは冬街の家なのだから。彼の家は俺が住んでいる場所とは比べ物にならない程広くて綺麗だし、何より他人の家で粗相をするなんて絶対に嫌だった。だから必死に耐えようとしたのだが。
「我慢しないでイっちゃいな」
冬街は俺の耳裏に口づけながら、甘く優しい声色でそう誘ってくると同時に亀頭をぐりっと強く刺激されてしまえばもうたまらない。仰け反る身体をどうにか抑えつけながら、俺は呆気なく果ててしまった。
「あぁ!だめぇ!!」
どくんと脈打つ感覚と共に精液を放出する。勢い良く放出された白濁色の体液は、弧を描いで床に飛び散った。絶頂を迎えた余韻に浸っている間も、冬街の手は止まらない。ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせながら竿全体を擦られ続け、再び快楽の波が訪れる。
「ひぃ!?」
「ここ1ヶ月くらい忙しくてご無沙汰だからさ、いっぱい出そうね」
妖艶な雰囲気を帯びた声色でそう言うなり、尿道口を爪先で弄られる。痛いような痒いような、それでいて心地好い不思議な感覚に襲われ、思わず悲鳴のような喘ぎを上げてしまった。するとそれに気をよくしたらしい冬街は、更に激しい動きへと変えていく。
「うそぉ!!またイクッ!!!!」
肉棒がビクビク震え、鈴口からは先走りが溢れ出す。しかし冬街の手は止まるどころか激しさを増していき、俺は為す術もなく二度目の吐精を果たした。
「あひゃあああ!!!」
びゅくっ、と音を立てながら吐き出された大量の精子が絨毯に染みを作る。
「お疲れ様、太郎さん♡」
全てを出し切ったところで、労るような優しいキスが降ってくる。その唇はとても柔らかく、蕩けるように甘かった。まるで恋人同士みたいだと錯覚してしまいそうになるが、あくまでこれは慰め合いに過ぎないのだと言い聞かせることで何とか平静を保つ。
そんな俺の考えを見透かしているかのように冬街は再び口付けてくると、「大丈夫だよ」と言った。
「俺は太郎さんを愛してるからね」
黒髪のウィッグを取り払い、普段通りの銀髪を晒しながら彼は告げる。愛してると何度も繰り返し言われても、どうしても信じることが出来なかった。だって、こんなにも醜くて汚い人間なのに、どうして彼が自分なんかを愛することが出来るのか理解出来なかったからだ。
「信じてくれなくても構わないけど、これだけは覚えていて欲しいんだよね。俺はいついかなる時でもあなたの味方であり続けるってことをさ」
艶やかな笑みを浮かべたまま冬街が耳元で甘く囁いた。
冬街の言葉は俺をおかしくさせる。最初はただのお遊びで歳上の俺を揶揄っているだけだと思っていたけれど、最近はそれだけではないんじゃないかと思い始めていた。会社まで迎えに来てくれたり、仕事終わりにご飯に連れて行ってくれるのも、全部俺のことを想っての行動なのではないかと考えてしまうのだ。自惚れても仕方がないほどに、冬街は俺に優しくしてくれる。
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