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30代限界サラリーマンのおじさんは地下アイドル♂に❤︎される
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「ま、迷うな!俺!」
誘惑に負けそうになる心を必死に抑える。ここで流されてしまったらダメだ。推しを汚すことになる。それだけは絶対に避けなければならない。
「お、俺はソフィーちゃんを愛してるんだ!推しを俺で汚すことは許されない!!」
「へぇ、じゃあ俺はいいんだ。良かった」
「は?」
思いがけない言葉に間抜けな声が出てしまう。
冬街は嬉しそうな笑みを浮かべながら頰を撫ぜた。
「俺は紀元前ソフィーだけど紀元前ソフィーじゃない。冬街零っていう一人の人間として今から君を抱くよ」
「はぁ!?」
「だってそうだろ?太郎さんはソフィーを汚したくない。それはつまり紀元前ソフィーの中身である俺、冬街零は対象外ってことだもんね」
良かった良かったと呟きながら、冬街はベッド横に置いてあったローションを手に取ると自身のモノに塗り始めた。
屁理屈を述べた冬街に俺は言葉が出てこなかった。
「あ、ちなみにソフィーちゃんの声で喋るのはもうやめるから安心してね。これから冬街零の声で愛を語るから」
「なっ……」
「ふふ、好きだよ太郎さん。愛してる」
「ひぅ」
耳元に吐息を吹きかけられ、ゾクッとした快感が全身に走る。やばい、このままでは本当に犯されてしまう。
なんとか逃げ出そうと身を捩るが、全く動けなかった。
「逃さないよ」
「くそぉ……離せ……離してくれよ……!」
「太郎さんはセックスしたくないの?昨日はあんなに情熱的な夜を過ごしたのに」
「うっ……」
「ねぇ、太郎さん。俺に抱かれてよ」
甘く囁かれるたびに思考回路が蕩けていき、その声に逆らうことなどできない。
「やめっ……やめて……くれ……」
「どうして?」
「おれ……おとこだし……おっさんだよ……?」
そうだ。俺は男で、おじさんだ。そんな奴を抱いて楽しいわけがない。これもきっと遊びで、すぐに飽きて捨てられてしまうに違いない。それに冬街は若い女の子が好きなのだ。こんなおっさんを好きになるわけがないのだ。
「そんなこと知ってる。でも関係ない」
「なんでだよ……おかしいだろ……」
「おかしくないよ。俺、ずっと前から太郎さんのことが好きだったんだから」
「は……」
「これだけ言っても伝わらない?俺がどれだけ太郎さんのことを想っているのか」
「うっ……」
「どうしたら伝わるかな……」
そう言うなり、彼は俺の首筋に吸い付いた。チクリとする痛みを感じて、そこに赤い痕が付けられたのだと理解した。
「んっ、ちょっ、何やって……」
「マーキング。これで分かる?」
頰や額にキスをされ、最後に唇を塞がれる。舌で口内を蹂躙されていると、段々と身体の力が抜けていく。
「んっ、んんっ……」
慣れているのだろうか。彼は俺の弱いところを的確に攻めてくる。歯列をなぞり、上顎を擦られるだけで身体がビクビク震えた。
「んっ、んんっ……」
長い時間そうしているうちに、酸欠で頭がクラクラしてくる。酸素を取り込もうと口を開けば、すかさず彼の分厚い舌が侵入してきた。そして、そのまま絡め取られる。
気持ちがいい。頭が真っ白になり何も考えられない。ただひたすらに与えられる快楽を受け入れるしかなかった。
それに求められていると何度も感じる。それが嬉しくて堪らなかった。
誘惑に負けそうになる心を必死に抑える。ここで流されてしまったらダメだ。推しを汚すことになる。それだけは絶対に避けなければならない。
「お、俺はソフィーちゃんを愛してるんだ!推しを俺で汚すことは許されない!!」
「へぇ、じゃあ俺はいいんだ。良かった」
「は?」
思いがけない言葉に間抜けな声が出てしまう。
冬街は嬉しそうな笑みを浮かべながら頰を撫ぜた。
「俺は紀元前ソフィーだけど紀元前ソフィーじゃない。冬街零っていう一人の人間として今から君を抱くよ」
「はぁ!?」
「だってそうだろ?太郎さんはソフィーを汚したくない。それはつまり紀元前ソフィーの中身である俺、冬街零は対象外ってことだもんね」
良かった良かったと呟きながら、冬街はベッド横に置いてあったローションを手に取ると自身のモノに塗り始めた。
屁理屈を述べた冬街に俺は言葉が出てこなかった。
「あ、ちなみにソフィーちゃんの声で喋るのはもうやめるから安心してね。これから冬街零の声で愛を語るから」
「なっ……」
「ふふ、好きだよ太郎さん。愛してる」
「ひぅ」
耳元に吐息を吹きかけられ、ゾクッとした快感が全身に走る。やばい、このままでは本当に犯されてしまう。
なんとか逃げ出そうと身を捩るが、全く動けなかった。
「逃さないよ」
「くそぉ……離せ……離してくれよ……!」
「太郎さんはセックスしたくないの?昨日はあんなに情熱的な夜を過ごしたのに」
「うっ……」
「ねぇ、太郎さん。俺に抱かれてよ」
甘く囁かれるたびに思考回路が蕩けていき、その声に逆らうことなどできない。
「やめっ……やめて……くれ……」
「どうして?」
「おれ……おとこだし……おっさんだよ……?」
そうだ。俺は男で、おじさんだ。そんな奴を抱いて楽しいわけがない。これもきっと遊びで、すぐに飽きて捨てられてしまうに違いない。それに冬街は若い女の子が好きなのだ。こんなおっさんを好きになるわけがないのだ。
「そんなこと知ってる。でも関係ない」
「なんでだよ……おかしいだろ……」
「おかしくないよ。俺、ずっと前から太郎さんのことが好きだったんだから」
「は……」
「これだけ言っても伝わらない?俺がどれだけ太郎さんのことを想っているのか」
「うっ……」
「どうしたら伝わるかな……」
そう言うなり、彼は俺の首筋に吸い付いた。チクリとする痛みを感じて、そこに赤い痕が付けられたのだと理解した。
「んっ、ちょっ、何やって……」
「マーキング。これで分かる?」
頰や額にキスをされ、最後に唇を塞がれる。舌で口内を蹂躙されていると、段々と身体の力が抜けていく。
「んっ、んんっ……」
慣れているのだろうか。彼は俺の弱いところを的確に攻めてくる。歯列をなぞり、上顎を擦られるだけで身体がビクビク震えた。
「んっ、んんっ……」
長い時間そうしているうちに、酸欠で頭がクラクラしてくる。酸素を取り込もうと口を開けば、すかさず彼の分厚い舌が侵入してきた。そして、そのまま絡め取られる。
気持ちがいい。頭が真っ白になり何も考えられない。ただひたすらに与えられる快楽を受け入れるしかなかった。
それに求められていると何度も感じる。それが嬉しくて堪らなかった。
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