30代限界サラリーマンのおじさんは地下アイドル♂に❤︎される

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　ぱちっと再び俺は目を覚ます。7時を指していた時計の針は、いつの間にか11時半になっていた。

「あー……寝坊！！」

　ガバリと起き上がり、急いでスーツに着替える。やばい！遅刻だ！！ バタバタと支度をして家を飛び出したところでふと思い出す。今日は休日だった。
　そういえば先週もこんな感じで起きた気がする。仕事が忙しくて疲れてるんだろうか。
　はぁ、とため息をつきながら部屋へと戻る。まだ眠気が取れない頭でシワシワのシャツを脱ぎ捨てたところで、違和感を感じた。

　腰が痛いのだ。まるでバカくそでかいうん◯を出した後のような違和感である。それが断続的ではなく継続的に襲ってくるからたまらない。
　俺は思わず顔をしかめた。最近運動不足なせいかもしれないし、昨日食べたものが悪かったのか……寝起きの頭で考えるが思い当たる節はない。

「まあいいか」

　とりあえずこの痛みの原因を突き止めるのは後にして、今は英気を養うために二度寝しよう。
　俺はパジャマに着替えるのも面倒になり下着姿のままベッドへ潜り込んだ。
　…のだが、隣に温かい何かがあることに気がついた。動物も飼っていないし、独身一人暮らしの部屋にいるはずがない温もり。恐怖心と好奇心が入り混じったような気持ちを抱きつつ布団をめくると、そこには












　全裸の男性がいた。