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トライアスロン

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 2年前の世界的スポーツの祭典の中で印象に残っている競技のが1つトライアスロン。どこが印象に残っているのか?と言いますと『ランの給水』の場面でありまして……。周回するごとに水の入ったペットボトルが各選手に手渡されるのでありましたが、そのペットボトルが柔らかい素材。水がほぼ満帆に入っている。加えて選手がすぐに飲むことが出来るよう蓋が空けられていることもありましてか。選手がペットボトルを握った瞬間に。大半の水が真上に噴きあがる……。この光景が、最低限の布で覆われた鍛え抜かれた女性アスリートのかたがたがペットボトルを手に取るごとに繰り返される……。
 公式のドリンクしか使ってはいけない大会であること。ここでの勝ち負けがその後の人生に与える影響があまりにも大きいため。何か良からぬことをされないようにするため。ペットボトルに含有されている量そのままを提供しなければならないことも理解することが出来るのでありますが。
(……量。なんとかならないのかな?)
と言うのがスポーツとして見て感じたことの1つ。

 もう1つは、中身が水ではなく。乳酸菌の入った飲料を用い。ペットボトルの素材は世界的スポーツの祭典で使った時のすぐ潰れる素材。量もほぼ満帆にし。演者も少し変更しましたら
(……ちょっとした深夜番組の1コーナーになるような気がするのは)

(……私の人生がうまく行っていないからにほかありません。)
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