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激突
第26話
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馬場信春が狼煙を上げた場所に真田兄弟が合流。山県の反応通り、何やら不満を隠せない様子。
真田信綱「狼煙を上げたのは馬場様でありますか?」
馬場信春「私が合図を出す役目である。」
真田昌輝「てっきり山県様が勝手にやったものと考えていました?」
馬場信春「何故そう考えた?」
真田信綱「『山県様が我らに手柄を取られるのを面白く無いから狼煙を上げたのでは無いか?』
と昌輝と話しながら戻って来ました故。」
馬場信春「いや山県では無い。」
山県昌景「先に言っておくが、手柄を横取りするつもりは毛頭無い。それは勘違いしないでくれ。其方らの活躍を頼もしく眺めていた。」
真田信綱「ありがとうございます。」
山県昌景「正直な事を言っても良いか?」
真田昌輝「何でありましょうか?」
山県昌景「私も其方らが思った事と同じ意見である。馬場が何故狼煙を上げたのか?がわからぬ。あのまま進んで問題無いように見えたのだが?」
馬場信春「真田が相手をしていた織田信雄だけを見ていれば、そのままでも良かったのは確かである。」
真田昌輝「それでは何故?」
馬場信春「私が見ていたのは茶臼山の下。連吾川の様子である。居るはずの無い織田信雄の部隊が、それも慌てふためいた様子で逃げ惑っている姿を見た各土塁に居た織田の家臣が、一斉に山を駆け上ろうとする姿を確認した。これだけであれば退路を塞がれた織田信雄に更なる打撃を加える事が可能な情勢なのではあるが、問題は土塁に居る織田の家臣が……。」
連吾川を渡ってしまった場合。
馬場信春「不測の事態が発生する恐れがあった。織田の兵数は膨大であり、鉄砲と弾薬も豊富。対応に苦慮する事になるのは必定。更に織田の動きを見た長篠城が打って出て来た瞬間。御館様は挟み撃ちに遭う事になる。我らの主力はここ茶臼山の麓。川中島の二の舞が長篠城周辺で展開される恐れがあった。故に織田を最後まで追い込まない。逃げ道を設ける必要があった。」
真田信綱「なるほど。わかりました。」
馬場信春「そして私は御館様から役目を仰せつかっている。」
真田昌輝「どのような役目でありますか?」
馬場信春「それは……。」
別動隊の者の命を守る事。
馬場信春「である。裏をかく事が出来たとは言え、ここは敵地の真っ只中。補給も援軍も期待する事は出来ない。自らの安全は自らの手で守らねばならぬ。ただいくさが始まってしまえば、そうとは言ってられない事態が発生するもの。故に私は御館様から今回、予備隊として各隊の指示並びに救援を託されている。偉そうな態度を取る事になるが許してくれ。」
一同「わかりました。」
馬場信春「ところでだが……。」
真田昌輝「如何為されましたか?」
馬場信春「そろそろこれ変えないか?」
武田勝頼本陣。
武藤喜兵衛「お疲れ様です。」
内藤昌豊「こちらで変わった事は?」
武藤喜兵衛「いえ特には。馬場様の方は如何でしたか?」
内藤昌豊「酒井の動きを封じる事に成功しておった。念のため隊を2つに分け、私が来た道と馬場が辿った道を確認したが問題無い。鳶ヶ巣を狙われる恐れは無くなったと見て間違いない。」
武藤喜兵衛「それは何よりであります。ところで内藤様。」
内藤昌豊「どうした?」
3万を超える軍勢を抱えた織田軍が、佐久間信盛の謀反。正しくは佐久間信盛扮する武田別動隊の働きにより呆気なく瓦解する様子を呆然と眺めるしか無かったのが高松山に本陣を構えた徳川家康と連吾川南部に陣を張った大久保忠世など徳川諸隊。そんな彼らの西側。つい今しがたまで佐久間信盛が暴れ回っていた場所から現れたのは……。
武藤喜兵衛「手ぶらですね。」
内藤昌豊「お前も酒井が残した戦利品を持って来なかった事を咎めるのか?」
武藤喜兵衛「いえ。そうではありません。てっきり返品されたものと思っていましたので……。」
紺地に白の桔梗があしらわれた山県昌景の赤備え。
内藤昌豊「山県からはハッキリ
『要らない。』
と言われたけどな。」
武藤喜兵衛「どちらを。でありますか?」
内藤昌豊「自分(山県)のだよ。」
武藤喜兵衛「内藤様はそれを投棄……。」
内藤昌豊「そんな事するわけ無いであろう。仕方無いから持って帰ろうとしていたよ。」
武藤喜兵衛「では何故ここに?」
内藤昌豊「馬場が
『俺戦う役目では無いから持って行くよ。』
と引き取ってくれたよ。」
武藤喜兵衛「となりますと馬場様は更なる戦果を狙っていますね。」
内藤昌豊「と言うと?」
武藤喜兵衛「高坂様の策。佐久間の旗を使ってのいくさでありますが、効果があるのは織田に対してであります。佐久間は織田家における重臣中の重臣。彼の裏切りは信長以下織田家臣全てを混乱させるに十分の効果があります。しかしこの効果は織田家を出る事はありません。」
内藤昌豊「そうだな。佐久間の旗を渡された時、
『これの何処が?』
と正直思っていた。」
武藤喜兵衛「内藤様と同じ感想を持っている人物はこのいくさの場において他にも居ます。そうです。徳川家康とその家臣であります。彼らは我らと同じく先の三方ヶ原での佐久間の体たらくを実体験しているからであります。もし佐久間の旗印を背負ったまま徳川隊に突っ込んだ所で意味はありません。徳川が恐怖を感じるのはそう。山県様の旗印と山県様の赤備えであります。」
来るはずの無い極楽寺方面から突如として現れた山県昌景の部隊に高松山の徳川家康は狼狽。決戦を口にする家康を、家臣達が宥めすかし後方へ避難。突進を続ける山県昌景の前に立ち塞がったのは大久保忠世。
出陣前。躑躅ヶ崎館。
真田昌輝「山県様。如何為されましたか?」
山県昌景「いや。軍の編成を変えようと考えておってな……。」
真田昌輝「山県様が。でありますか?」
山県昌景「どう言う意味で言っているのだ?」
真田昌輝「いえ。敵味方問わず山県様の部隊は畏怖される存在にあります。故に欠点など存在しないものと思っていまして。」
山県昌景「欠点はあるよ。」
真田昌輝「と言われますと?」
山県昌景「私は武田家中で先駆け。切り込み隊長を担う事が多い。」
真田昌輝「存じ上げています。」
山県昌景「その後を皆がやって来るから気付いていないだけであって、実は……。」
いくさの度に恐怖を覚えていた。
真田昌輝「山県様が。でありますか?」
山県昌景「立場上、弱みを見せるわけにはいかないが本音を言えばそうなる。」
真田昌輝「いつ頃からでありますか?」
山県昌景「兄飯富虎昌が御館様に謀反を仕掛け切腹に処された時期とほぼ重なるかな……。」
真田昌輝「先駆けを担うようになられてから。でありますか?」
山県昌景「それもあるのだけど、その後駿河に侵攻したであろう。」
真田昌輝「はい。」
山県昌景「その時期からかな?鉄砲と弾薬が手に入らなくなったのは……。後にわかった事なのだが、信長が我らへの供給を止めていたためであった。当時うちと織田は同盟関係にあったのだが、信長は恒久的な和平として考えてはいなかった。畿内が片付くまでの時限的なものに過ぎなかった。故にうちと徳川との諍いにも関与しないばかりか、(武田と織田との間で)両属関係にあった遠山の領土も簒奪して来た。うちがこれに対抗した瞬間。信長は我らに対し断交を通告。今に至っている。」
真田昌輝「はい。」
山県昌景「その後私は敵が鉄砲を持って待ち構えている事を承知の上で、突撃を敢行しなければならなくなってしまった。どうやって先に鉄砲を打たせるか?次の発射準備が整うまでの間に白兵戦に持ち込むか?味方の被害を限りなく無の状態で。を常に考えながらの先駆けを余儀なくされている。この事を知っている者は他には居ない。先方衆に押し付けるわけにはいかない。理由は危険過ぎる事もさることながら、先駆けが失敗した時。後ろに居る連中はどう言う行動を採ると考える?」
真田昌輝「踵に体重が掛かりますね。」
山県昌景「だろ。この苦悩を打開する術を今、考えている所である。」
真田信綱「狼煙を上げたのは馬場様でありますか?」
馬場信春「私が合図を出す役目である。」
真田昌輝「てっきり山県様が勝手にやったものと考えていました?」
馬場信春「何故そう考えた?」
真田信綱「『山県様が我らに手柄を取られるのを面白く無いから狼煙を上げたのでは無いか?』
と昌輝と話しながら戻って来ました故。」
馬場信春「いや山県では無い。」
山県昌景「先に言っておくが、手柄を横取りするつもりは毛頭無い。それは勘違いしないでくれ。其方らの活躍を頼もしく眺めていた。」
真田信綱「ありがとうございます。」
山県昌景「正直な事を言っても良いか?」
真田昌輝「何でありましょうか?」
山県昌景「私も其方らが思った事と同じ意見である。馬場が何故狼煙を上げたのか?がわからぬ。あのまま進んで問題無いように見えたのだが?」
馬場信春「真田が相手をしていた織田信雄だけを見ていれば、そのままでも良かったのは確かである。」
真田昌輝「それでは何故?」
馬場信春「私が見ていたのは茶臼山の下。連吾川の様子である。居るはずの無い織田信雄の部隊が、それも慌てふためいた様子で逃げ惑っている姿を見た各土塁に居た織田の家臣が、一斉に山を駆け上ろうとする姿を確認した。これだけであれば退路を塞がれた織田信雄に更なる打撃を加える事が可能な情勢なのではあるが、問題は土塁に居る織田の家臣が……。」
連吾川を渡ってしまった場合。
馬場信春「不測の事態が発生する恐れがあった。織田の兵数は膨大であり、鉄砲と弾薬も豊富。対応に苦慮する事になるのは必定。更に織田の動きを見た長篠城が打って出て来た瞬間。御館様は挟み撃ちに遭う事になる。我らの主力はここ茶臼山の麓。川中島の二の舞が長篠城周辺で展開される恐れがあった。故に織田を最後まで追い込まない。逃げ道を設ける必要があった。」
真田信綱「なるほど。わかりました。」
馬場信春「そして私は御館様から役目を仰せつかっている。」
真田昌輝「どのような役目でありますか?」
馬場信春「それは……。」
別動隊の者の命を守る事。
馬場信春「である。裏をかく事が出来たとは言え、ここは敵地の真っ只中。補給も援軍も期待する事は出来ない。自らの安全は自らの手で守らねばならぬ。ただいくさが始まってしまえば、そうとは言ってられない事態が発生するもの。故に私は御館様から今回、予備隊として各隊の指示並びに救援を託されている。偉そうな態度を取る事になるが許してくれ。」
一同「わかりました。」
馬場信春「ところでだが……。」
真田昌輝「如何為されましたか?」
馬場信春「そろそろこれ変えないか?」
武田勝頼本陣。
武藤喜兵衛「お疲れ様です。」
内藤昌豊「こちらで変わった事は?」
武藤喜兵衛「いえ特には。馬場様の方は如何でしたか?」
内藤昌豊「酒井の動きを封じる事に成功しておった。念のため隊を2つに分け、私が来た道と馬場が辿った道を確認したが問題無い。鳶ヶ巣を狙われる恐れは無くなったと見て間違いない。」
武藤喜兵衛「それは何よりであります。ところで内藤様。」
内藤昌豊「どうした?」
3万を超える軍勢を抱えた織田軍が、佐久間信盛の謀反。正しくは佐久間信盛扮する武田別動隊の働きにより呆気なく瓦解する様子を呆然と眺めるしか無かったのが高松山に本陣を構えた徳川家康と連吾川南部に陣を張った大久保忠世など徳川諸隊。そんな彼らの西側。つい今しがたまで佐久間信盛が暴れ回っていた場所から現れたのは……。
武藤喜兵衛「手ぶらですね。」
内藤昌豊「お前も酒井が残した戦利品を持って来なかった事を咎めるのか?」
武藤喜兵衛「いえ。そうではありません。てっきり返品されたものと思っていましたので……。」
紺地に白の桔梗があしらわれた山県昌景の赤備え。
内藤昌豊「山県からはハッキリ
『要らない。』
と言われたけどな。」
武藤喜兵衛「どちらを。でありますか?」
内藤昌豊「自分(山県)のだよ。」
武藤喜兵衛「内藤様はそれを投棄……。」
内藤昌豊「そんな事するわけ無いであろう。仕方無いから持って帰ろうとしていたよ。」
武藤喜兵衛「では何故ここに?」
内藤昌豊「馬場が
『俺戦う役目では無いから持って行くよ。』
と引き取ってくれたよ。」
武藤喜兵衛「となりますと馬場様は更なる戦果を狙っていますね。」
内藤昌豊「と言うと?」
武藤喜兵衛「高坂様の策。佐久間の旗を使ってのいくさでありますが、効果があるのは織田に対してであります。佐久間は織田家における重臣中の重臣。彼の裏切りは信長以下織田家臣全てを混乱させるに十分の効果があります。しかしこの効果は織田家を出る事はありません。」
内藤昌豊「そうだな。佐久間の旗を渡された時、
『これの何処が?』
と正直思っていた。」
武藤喜兵衛「内藤様と同じ感想を持っている人物はこのいくさの場において他にも居ます。そうです。徳川家康とその家臣であります。彼らは我らと同じく先の三方ヶ原での佐久間の体たらくを実体験しているからであります。もし佐久間の旗印を背負ったまま徳川隊に突っ込んだ所で意味はありません。徳川が恐怖を感じるのはそう。山県様の旗印と山県様の赤備えであります。」
来るはずの無い極楽寺方面から突如として現れた山県昌景の部隊に高松山の徳川家康は狼狽。決戦を口にする家康を、家臣達が宥めすかし後方へ避難。突進を続ける山県昌景の前に立ち塞がったのは大久保忠世。
出陣前。躑躅ヶ崎館。
真田昌輝「山県様。如何為されましたか?」
山県昌景「いや。軍の編成を変えようと考えておってな……。」
真田昌輝「山県様が。でありますか?」
山県昌景「どう言う意味で言っているのだ?」
真田昌輝「いえ。敵味方問わず山県様の部隊は畏怖される存在にあります。故に欠点など存在しないものと思っていまして。」
山県昌景「欠点はあるよ。」
真田昌輝「と言われますと?」
山県昌景「私は武田家中で先駆け。切り込み隊長を担う事が多い。」
真田昌輝「存じ上げています。」
山県昌景「その後を皆がやって来るから気付いていないだけであって、実は……。」
いくさの度に恐怖を覚えていた。
真田昌輝「山県様が。でありますか?」
山県昌景「立場上、弱みを見せるわけにはいかないが本音を言えばそうなる。」
真田昌輝「いつ頃からでありますか?」
山県昌景「兄飯富虎昌が御館様に謀反を仕掛け切腹に処された時期とほぼ重なるかな……。」
真田昌輝「先駆けを担うようになられてから。でありますか?」
山県昌景「それもあるのだけど、その後駿河に侵攻したであろう。」
真田昌輝「はい。」
山県昌景「その時期からかな?鉄砲と弾薬が手に入らなくなったのは……。後にわかった事なのだが、信長が我らへの供給を止めていたためであった。当時うちと織田は同盟関係にあったのだが、信長は恒久的な和平として考えてはいなかった。畿内が片付くまでの時限的なものに過ぎなかった。故にうちと徳川との諍いにも関与しないばかりか、(武田と織田との間で)両属関係にあった遠山の領土も簒奪して来た。うちがこれに対抗した瞬間。信長は我らに対し断交を通告。今に至っている。」
真田昌輝「はい。」
山県昌景「その後私は敵が鉄砲を持って待ち構えている事を承知の上で、突撃を敢行しなければならなくなってしまった。どうやって先に鉄砲を打たせるか?次の発射準備が整うまでの間に白兵戦に持ち込むか?味方の被害を限りなく無の状態で。を常に考えながらの先駆けを余儀なくされている。この事を知っている者は他には居ない。先方衆に押し付けるわけにはいかない。理由は危険過ぎる事もさることながら、先駆けが失敗した時。後ろに居る連中はどう言う行動を採ると考える?」
真田昌輝「踵に体重が掛かりますね。」
山県昌景「だろ。この苦悩を打開する術を今、考えている所である。」
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