上 下
7 / 11

連休3日目-午前-

しおりを挟む
 連休3日目。この日はこれまでの2日間とは異なる事象があります。それは

『通っているジムが休み。』

ただ幸いこの時期は公共のトレーニング施設は開いています(公務員に盆は関係ない。故に山の日が出来たのでありますが……)ので、そちらを利用することにしています。身近なところで3ヵ所あるのでありますが、最近は1つに決め。利用することにしています。その理由としましては

 その施設がリニューアルされる前は腹筋のマシンが無く、その代わりとして自重やストレッチ用のマットが、セパレートになっていることが1つに。

 必ずしも広くは無いスペースのため、種類はありますが、有酸素マシンの数に限りがあるため、あらかじめ各マシンの設定時間がプログラムされており、20分も待てば必ず順番が回って来ること。

 最後に、限られたスペースでありますので1つの筋トレマシンを占領する人が居ないこと。



 これら3点からその施設を利用することにしています。勿論私設のジムに比べて設備は……。でありますが、不足している部分についてはダンベルや自重で補えば良い。そんなことを思いながら最近はその施設を利用することにしています。



 当日。その施設に入りました私は、イメージしていることと異なる事態が発生していることがわかりました。それは何かと言いますと



『太もも前と後ろを鍛えるマシンが故障しているため使用不可。』



であります。限られたスペースの中、より効率よく。で設置されているため、太もも前と後ろについては1つのマシンで出来るようになっています。

……と言うことはそのマシンが使えなくなりますと、2つの部位を自重もしくはダンベルで補わなければならなくなることになります。そうなりますと

(……結構面倒くさいのでありまして……。)

そういう時私がやるのが

シシースクワットにブルガリアンスクワット。そしてルーマニアンデッドリフトの3種類を各10回×3セット。ブルガリアンスクワットは左右でありますので、マシンであれば10回×6セットで終わる工程が、倍の12セットを要することになります。加えて

(ダンベルや自重のほうが、正直シンドイ……。)

にもかかわらず。これは横っ腹や内腿の筋肉にも同じことが言えるのでありますが、

(……狙ったところを効果的に鍛えることが出来るのは『マシン』のほうであります……。)

更に

(……マシンは、膝や腰などを痛めないように設定されていますので……。)

フォームを間違えますと、リハビリのために行った行為で怪我をすることになってしまう……。注意しながら一通り刺激を与えた私は、有酸素マシンに移るのであります。

この日は夕方にジョギングを予定しています。ただそのジョギングのペースは過度な負荷を掛けないものになるため、負荷を掛けることが出来るのはトレーニング施設の中のマシンで行うことを考えています。各マシン20分設定。その各20分で行ったメニューが

時速11キロでスタートし、1キロ毎に時速11.5キロ。時速12キロ。そこから時間まで時速13キロに上げていく(全て傾斜2.5%)ランニングマシンに。

続いて心拍数128設定の自転車。ふくらはぎの負荷を最大限意識してのステアマスターに、レベル15設定(25段階)のクロストレーナーを各20分続けた結果。

(……太もも前の筋肉から泣きが入りまして……。)

たぶんでありますが、夕方のジョギングは

(……ジョギングとは言えないものにあるのでしょうね……。)

そんなこと思いながらジムをあとにするのでありました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

おもしろくもない独り言

そこらへんの人
エッセイ・ノンフィクション
ただのそこらへんの人一人の独り言。

霧開けて、明暗

小島秋人
エッセイ・ノンフィクション
 早秋よりも残暑と言う言葉の相応しい陽気の頃、焦がした肌の色味も抜け切らぬ少年の私と対比するように青白い彼だった。 ※ 本文『九月の彼』より引用

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

四五歳の抵抗

土屋寛文(Salvador.Doya)
エッセイ・ノンフィクション
 この作品は私の『エッセイ』です。 私と妻の前をすれ違って消えて行ったあの時の素敵な「お客様?」達。 全てこの一冊に載せてみました。 よく味わってお読み頂ければ幸いです。  体臭の香る街であった。 そこにサインボードの割れた一軒の店が在る。 この店は日雇い労務者・路上生活者・ブルーテントの住人・生活保護受給者達がよく利用する。 彼等から見ると、そこは唯一、寛げる『健康的な店』だった。・・・が・・・。  では本編に進みましょう。

お玉杓子

ふくりあ
エッセイ・ノンフィクション
【あらすじ】  成長するにつれて家族と疎遠になった少女。大学に進学後初めて迎えた秋のある日、祖母が亡くなった事を知る。

私だけの世界

cow
エッセイ・ノンフィクション
歌、音楽を通して見る世界が変わる

日々の思いをつれづれなるままに

yatarach
エッセイ・ノンフィクション
わたし個人の考えや思いをつらつらと書き綴っていきます。同じ意見や反対意見を持った人とお話しできたらなぁ。 エッセイストになりたい。

本との事さ

九情承太郎
エッセイ・ノンフィクション
この本を読んだ時の記憶を、記しておこうと思う。 俺の人生を変えるような本との出会いや、本屋そのものの記憶も含めて。 ※カクヨムでも投稿しています。 表紙は、画像生成AIで出力したイラストです。

処理中です...