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第2話 SIXの標的
5 血染めのドレス
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鮮やかなブライドの蹴りが、オレの鼻先をかすめていく。
ブライドの動きにスピードが上乗せされている。
SIXの狙撃のパターンや癖が分かって来たので、思い切った攻撃ができるようになったからだろう。
それに、動き回っている2人を、そうそう狙えるのもでもない。
オレが狙撃軸線から逃げようとすると、ブライドの蹴りをまともに受けてしまう。
ブライドはSIXの狙撃も上手に利用している。
だが、オレに攻撃は当たらない。
それは、オレが強いからだ。
SIXは、6対4でオレを狙っているようだ。
ぜんぜん平等じゃない。
ただし、悪いことばかりではない。
なぜなら、ブライドが蹴りを出すたびに、オレはブライドのスカートの中が見えるからだ。
本当なら、もう一歩踏み込んで、ブライドの太ももを抑え付けたいくらいだ。
いやいや、それではオレがSIXの的になるだけだ。
我慢、我慢。
今は我慢しておこう。
もぉ.....SIXの狙撃は煩わしいなぁ。
しかし、このブライドも美しくなった。
まるで、初代ブライドと見紛うほどだ。
オレは初代ブライドとも戦ったことがある。
とても美しく、とても強い女性だった。
そうだ、ちょっとチャンスを作ってあげて、ブライドにハイキックを入れてもらおうか⁉️
ズキューンと来るヤツを1発いただこう❗️
M109がスケベな妄想をしている時、ブライドは攻撃が当たらないことに苛立ちを覚えていた。
この男(M109)にはフェイントはぜんぜん通じないです。
ちょっとムカつきます。
SIXの狙撃軸線を隠しながらM109に攻撃を仕掛けても、うさぎの蹴りもSIXの狙撃も難無くかわしてしまうのはなんなんですか❓
時々見せるスケベな表情が、うさぎは気に入らないです。
うさぎがライフル弾を避けるたびに、衝撃波で髪の毛が千切られているのに、M109はライフル弾の衝撃波を受けている素振りもありません。
物理法則って知ってますか❓
もぉ、いい加減にして欲しいです💢
ガードを下げてハイキックのおねだりですか❓
見え透いてますね。
蹴りを多く出している意味を理解していませんね⁉️
うさぎは今、両手に気を溜めているんですよ。
この動きの意味が分かりますか❓
ブライドは両手を胸に当てるようにして、無防備なまま間合いを詰めた。
攻撃が来ないことで、M109の思考が一瞬だけ止まる。
その僅かな隙に技を叩き込む。
『猛虎攻破山』
腕をクロスして相手の胸に押し当てる。
左右の掌で爆発する気がぶつかり合って、さらに強い気の爆発が起こる。
気は螺旋を描いてM109の身体を突き抜ける。
「グハッ」
さすがに効いたでしょう❣️
衝撃にM109の身体が浮く。
ここからが本番です❣️
右の昇龍脚でM109の左の顎関節を狙う。
顎を砕かれれば、さすがのあなたでも戦闘はできないでしょう❗️
が、足首をM109に掴まれた。
あと5ミリ届かない。
でも、そこまでは予想通りです。
すでに、左の飛龍脚がM109の右の顎関節を狙っています。
これで決まりです❣️
うそっ‼️
その足首もM109に掴まれてしまった。
「きゃっ」
両足首を掴まれたうさぎは、逆さまになってしまいました💦
おパンツ見えちゃいます~💦
「いや~ん」
もぉ、スカートを押さえるので精一杯です💦
どぉしてくれるんですか~💦
逆さまにされたブライドのあられもない姿を見て、SIXのリーダーは怒りが抑えられずにいた。
美しく可憐なブライドを、逆さまにするなどもってのほかです💢
しかも、スカートの中を至近距離から見るなんて許せません💢
ブライドの白い美脚だけではなく、レースのパンティまで見ているじゃないか⁉️
しかし、足首を掴んだままブライドを振り回すM109だけを狙撃するのは、なかなか難しい.....
「いや~あぁぁぁ」
ブライドの悲鳴が、私の心に刺さります。
ブライドは私がじっくりといたぶりたいのに、あの男は...💢
あの男は💢
あの💢
あの💢
悔しくて言葉も出てきません❗️
突然、手を離すM109。
ブライドは勢いよくコンクリートの柱に背中から打ち付けられた。
「ぐふっ💦」
咄嗟のことで思ったように受け身が取れなかったようですね。
でも大丈夫です。
生きていればいたぶれますから。
まずはあの男を黙らせます。
集中攻撃です。
ありったけの弾を打ち込むように、SIXの集中砲火がM109を襲います。
たまらず回避するM109ですが、最後のセリフが気に入らないです。
「後で2人でゆっくりデートしような、ブライドちゃん❣️」
それでも1発も当たらないとは、どういう人間なんだ?
まあいい。
まずはブライドを動けないようにしますか?
先に、床に倒れているブライドの脚を撃ちますか?
自由を少しずつ奪っていくのもいいですね。
SIXのリーダーが勝利を確信した時、ブライドは回避行動に移っていた。
ガーランドで衝撃を緩和できてよかったです。
でも、SIXの狙撃を全て躱すことはできません。
6方向から射撃されれば、見渡す限り遮蔽物の無い広い駐車場では避け切ることは難しいです。
でも、この場所だけは撃たれることがないのです。
大きくジャンプしたブライドは、駐車場の天井に逆さまに立っていた。
スカートを前後から押さえて、パンティが見えないようにするのも完璧です❣️
今までの射撃軸線を調べた結果、天井近くは狙えないことが分かっていました。
スカートを押さえて、しゃがむと完璧な死角です。
しかし、SIXの1人が射撃体制に入っているのが気配でわかります。
どこを狙うの❓
床❓
まさか跳弾⁉️
駐車場の硬いコンクリートの床で跳ねたライフル弾が、ブライドの脚を撃ち抜いた‼️
「きゃぁぁっ」
床に倒れるブライド。
さらに脇腹も撃たれる。
「はっ.....あぁ....ぁ.....ぁ.....」
ブライドの声がだんだんと弱くなる毎に、パールホワイトのウエディングドレスが、彼女の血で赤く染まっていった。
ブライドの動きにスピードが上乗せされている。
SIXの狙撃のパターンや癖が分かって来たので、思い切った攻撃ができるようになったからだろう。
それに、動き回っている2人を、そうそう狙えるのもでもない。
オレが狙撃軸線から逃げようとすると、ブライドの蹴りをまともに受けてしまう。
ブライドはSIXの狙撃も上手に利用している。
だが、オレに攻撃は当たらない。
それは、オレが強いからだ。
SIXは、6対4でオレを狙っているようだ。
ぜんぜん平等じゃない。
ただし、悪いことばかりではない。
なぜなら、ブライドが蹴りを出すたびに、オレはブライドのスカートの中が見えるからだ。
本当なら、もう一歩踏み込んで、ブライドの太ももを抑え付けたいくらいだ。
いやいや、それではオレがSIXの的になるだけだ。
我慢、我慢。
今は我慢しておこう。
もぉ.....SIXの狙撃は煩わしいなぁ。
しかし、このブライドも美しくなった。
まるで、初代ブライドと見紛うほどだ。
オレは初代ブライドとも戦ったことがある。
とても美しく、とても強い女性だった。
そうだ、ちょっとチャンスを作ってあげて、ブライドにハイキックを入れてもらおうか⁉️
ズキューンと来るヤツを1発いただこう❗️
M109がスケベな妄想をしている時、ブライドは攻撃が当たらないことに苛立ちを覚えていた。
この男(M109)にはフェイントはぜんぜん通じないです。
ちょっとムカつきます。
SIXの狙撃軸線を隠しながらM109に攻撃を仕掛けても、うさぎの蹴りもSIXの狙撃も難無くかわしてしまうのはなんなんですか❓
時々見せるスケベな表情が、うさぎは気に入らないです。
うさぎがライフル弾を避けるたびに、衝撃波で髪の毛が千切られているのに、M109はライフル弾の衝撃波を受けている素振りもありません。
物理法則って知ってますか❓
もぉ、いい加減にして欲しいです💢
ガードを下げてハイキックのおねだりですか❓
見え透いてますね。
蹴りを多く出している意味を理解していませんね⁉️
うさぎは今、両手に気を溜めているんですよ。
この動きの意味が分かりますか❓
ブライドは両手を胸に当てるようにして、無防備なまま間合いを詰めた。
攻撃が来ないことで、M109の思考が一瞬だけ止まる。
その僅かな隙に技を叩き込む。
『猛虎攻破山』
腕をクロスして相手の胸に押し当てる。
左右の掌で爆発する気がぶつかり合って、さらに強い気の爆発が起こる。
気は螺旋を描いてM109の身体を突き抜ける。
「グハッ」
さすがに効いたでしょう❣️
衝撃にM109の身体が浮く。
ここからが本番です❣️
右の昇龍脚でM109の左の顎関節を狙う。
顎を砕かれれば、さすがのあなたでも戦闘はできないでしょう❗️
が、足首をM109に掴まれた。
あと5ミリ届かない。
でも、そこまでは予想通りです。
すでに、左の飛龍脚がM109の右の顎関節を狙っています。
これで決まりです❣️
うそっ‼️
その足首もM109に掴まれてしまった。
「きゃっ」
両足首を掴まれたうさぎは、逆さまになってしまいました💦
おパンツ見えちゃいます~💦
「いや~ん」
もぉ、スカートを押さえるので精一杯です💦
どぉしてくれるんですか~💦
逆さまにされたブライドのあられもない姿を見て、SIXのリーダーは怒りが抑えられずにいた。
美しく可憐なブライドを、逆さまにするなどもってのほかです💢
しかも、スカートの中を至近距離から見るなんて許せません💢
ブライドの白い美脚だけではなく、レースのパンティまで見ているじゃないか⁉️
しかし、足首を掴んだままブライドを振り回すM109だけを狙撃するのは、なかなか難しい.....
「いや~あぁぁぁ」
ブライドの悲鳴が、私の心に刺さります。
ブライドは私がじっくりといたぶりたいのに、あの男は...💢
あの男は💢
あの💢
あの💢
悔しくて言葉も出てきません❗️
突然、手を離すM109。
ブライドは勢いよくコンクリートの柱に背中から打ち付けられた。
「ぐふっ💦」
咄嗟のことで思ったように受け身が取れなかったようですね。
でも大丈夫です。
生きていればいたぶれますから。
まずはあの男を黙らせます。
集中攻撃です。
ありったけの弾を打ち込むように、SIXの集中砲火がM109を襲います。
たまらず回避するM109ですが、最後のセリフが気に入らないです。
「後で2人でゆっくりデートしような、ブライドちゃん❣️」
それでも1発も当たらないとは、どういう人間なんだ?
まあいい。
まずはブライドを動けないようにしますか?
先に、床に倒れているブライドの脚を撃ちますか?
自由を少しずつ奪っていくのもいいですね。
SIXのリーダーが勝利を確信した時、ブライドは回避行動に移っていた。
ガーランドで衝撃を緩和できてよかったです。
でも、SIXの狙撃を全て躱すことはできません。
6方向から射撃されれば、見渡す限り遮蔽物の無い広い駐車場では避け切ることは難しいです。
でも、この場所だけは撃たれることがないのです。
大きくジャンプしたブライドは、駐車場の天井に逆さまに立っていた。
スカートを前後から押さえて、パンティが見えないようにするのも完璧です❣️
今までの射撃軸線を調べた結果、天井近くは狙えないことが分かっていました。
スカートを押さえて、しゃがむと完璧な死角です。
しかし、SIXの1人が射撃体制に入っているのが気配でわかります。
どこを狙うの❓
床❓
まさか跳弾⁉️
駐車場の硬いコンクリートの床で跳ねたライフル弾が、ブライドの脚を撃ち抜いた‼️
「きゃぁぁっ」
床に倒れるブライド。
さらに脇腹も撃たれる。
「はっ.....あぁ....ぁ.....ぁ.....」
ブライドの声がだんだんと弱くなる毎に、パールホワイトのウエディングドレスが、彼女の血で赤く染まっていった。
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