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第2話 SIXの標的
3 性欲モンスター
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SIXの動向が分からないまま、時間だけが過ぎていった。
誰が標的にされているのかも分からない。
内閣調査室のエージェントが狙われる確率が高いという予測は変わらないが、捜査は遅々として進まなかった。
そんな折、新しい指令がブライドに下った。
重犯罪者の抹殺である。
性欲モンスターの異名を持つ、コードネーム『M109』が今回のターゲットだ。
システム開発者の電脳をハックするのが目的である筈なのに、死ぬまでレイプする事から付いた異名だった。
なので、M109が狙うのは女性だけである。
通常の性行為だけでは飽き足らず、女性の脇腹にナイフで穴を開けて、そこに男性器を挿入する。
痛みで傷口は強く締まり、内臓はグニュグニュと男性器にまとわりつく。
そのまま射精されると、腹膜炎を発症する。
時間を掛けて、いろいろな場所にナイフを刺して、挿入して射精を繰り返す。
何年もの間、犯罪を繰り返して逃げていたM109を、ブライドが見つけ出すのは簡単だった。
ネットに、
「M109さんと逢いたいです❣️
bride💕」
と載せただけだった。
股間と精嚢をぱんぱんにしたM109が、今、ブライドの前で仁王立ちになっている。
「ずいぶん早く来てくれたのですね❣️」
ブライドの問いかけに、M109はうわずった声で答えた。
「あぁ、もちろんだ。
君を待たせる訳にはいかないからね」
胸を張って答えた。
M109が思っていた以上に、ブライドは美しかった。
いや、可愛らしいと言う方が正確だろうか?
大きな瞳。
小さくツンととがった鼻。
少女のままの唇。
理想の妹と綺麗な恋人の中間ってイメージだろうか。
パールホワイトのドレスは肩から背中が大きく開いている。
艶やかな白い肌が気品を感じさせる。
ウエストは細く絞られている。
スカートの裾は緩く広がっている。
フロントが短く、リアが長いデザインだ。
スカートの内側は、薄いピンクに染められている。
細く長い脚にはサイハイブーツが良く似合う。
少し内股気味なところが可愛い。
両手には、肘の上まで届くウエディンググローブを嵌めている。
ウエディングドレスを纏った、純白の乙女がそこにいた。
それに引き換え、M109は自己主張が強すぎる。
全身タイツと思われるコスチュームを着ている。
マッチョな身体はしょうがないとしても、とにかく股間の出っ張りが目立つ。
胸に描かれたstars and stripesは、犯した女性の年齢と人数だろうか?
ブライドとの戦いに勝った後の想像で、たるんだ表情もいただけない。
「その細いウエストがたまらないね」
今にもヨダレを垂らしそうな顔で、M109は言葉を垂らした。
「見た目ほどか弱くはないんですよ❣️」
「知っているよ。
オレはブライドのファンだからね。
でもね、その細いウエストを掴んで、下からも横からも挿入していいとなると、興奮しちゃうんだよねぇ💦💦」
ヨダレよりも汚い言葉が垂れ流された。
「下品な言葉は嫌いです」
言葉を断ち切るように、ブライドが仕掛けた。
その刹那、M109は消えた❗️
消えたと認識するよりも早く、ブライドの目の前に現れた。
ブライドの唇とM109の唇の間の距離は、僅か3センチ❗️
M109の息が、ブライドの肌に掛かった。
「キャッ‼️」
唇が触れ合う寸前で、スウェーバックしながら左脚で蹴り上げるブライド。
M109は余裕で蹴りをかわす。
頬が赤く染まったブライドと、M109が間を開けて対峙する。
「惜しかったな。
君の唇をいただくつもりだったのに」
残念そうなM109に、ほっぺたを膨らませてブライドが抗議する。
「デートのお誘いも無しにいきなりですか❓」
「オレは、美しい女を奪うのが好きなんだ」
M109が牙を剥いて笑った。
いや、目は笑っていない。
(......この人、本当に強いんだ)
その刹那、M109が消えた‼️
誰が標的にされているのかも分からない。
内閣調査室のエージェントが狙われる確率が高いという予測は変わらないが、捜査は遅々として進まなかった。
そんな折、新しい指令がブライドに下った。
重犯罪者の抹殺である。
性欲モンスターの異名を持つ、コードネーム『M109』が今回のターゲットだ。
システム開発者の電脳をハックするのが目的である筈なのに、死ぬまでレイプする事から付いた異名だった。
なので、M109が狙うのは女性だけである。
通常の性行為だけでは飽き足らず、女性の脇腹にナイフで穴を開けて、そこに男性器を挿入する。
痛みで傷口は強く締まり、内臓はグニュグニュと男性器にまとわりつく。
そのまま射精されると、腹膜炎を発症する。
時間を掛けて、いろいろな場所にナイフを刺して、挿入して射精を繰り返す。
何年もの間、犯罪を繰り返して逃げていたM109を、ブライドが見つけ出すのは簡単だった。
ネットに、
「M109さんと逢いたいです❣️
bride💕」
と載せただけだった。
股間と精嚢をぱんぱんにしたM109が、今、ブライドの前で仁王立ちになっている。
「ずいぶん早く来てくれたのですね❣️」
ブライドの問いかけに、M109はうわずった声で答えた。
「あぁ、もちろんだ。
君を待たせる訳にはいかないからね」
胸を張って答えた。
M109が思っていた以上に、ブライドは美しかった。
いや、可愛らしいと言う方が正確だろうか?
大きな瞳。
小さくツンととがった鼻。
少女のままの唇。
理想の妹と綺麗な恋人の中間ってイメージだろうか。
パールホワイトのドレスは肩から背中が大きく開いている。
艶やかな白い肌が気品を感じさせる。
ウエストは細く絞られている。
スカートの裾は緩く広がっている。
フロントが短く、リアが長いデザインだ。
スカートの内側は、薄いピンクに染められている。
細く長い脚にはサイハイブーツが良く似合う。
少し内股気味なところが可愛い。
両手には、肘の上まで届くウエディンググローブを嵌めている。
ウエディングドレスを纏った、純白の乙女がそこにいた。
それに引き換え、M109は自己主張が強すぎる。
全身タイツと思われるコスチュームを着ている。
マッチョな身体はしょうがないとしても、とにかく股間の出っ張りが目立つ。
胸に描かれたstars and stripesは、犯した女性の年齢と人数だろうか?
ブライドとの戦いに勝った後の想像で、たるんだ表情もいただけない。
「その細いウエストがたまらないね」
今にもヨダレを垂らしそうな顔で、M109は言葉を垂らした。
「見た目ほどか弱くはないんですよ❣️」
「知っているよ。
オレはブライドのファンだからね。
でもね、その細いウエストを掴んで、下からも横からも挿入していいとなると、興奮しちゃうんだよねぇ💦💦」
ヨダレよりも汚い言葉が垂れ流された。
「下品な言葉は嫌いです」
言葉を断ち切るように、ブライドが仕掛けた。
その刹那、M109は消えた❗️
消えたと認識するよりも早く、ブライドの目の前に現れた。
ブライドの唇とM109の唇の間の距離は、僅か3センチ❗️
M109の息が、ブライドの肌に掛かった。
「キャッ‼️」
唇が触れ合う寸前で、スウェーバックしながら左脚で蹴り上げるブライド。
M109は余裕で蹴りをかわす。
頬が赤く染まったブライドと、M109が間を開けて対峙する。
「惜しかったな。
君の唇をいただくつもりだったのに」
残念そうなM109に、ほっぺたを膨らませてブライドが抗議する。
「デートのお誘いも無しにいきなりですか❓」
「オレは、美しい女を奪うのが好きなんだ」
M109が牙を剥いて笑った。
いや、目は笑っていない。
(......この人、本当に強いんだ)
その刹那、M109が消えた‼️
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