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稲穂の海を渡る風は、うさぎの髪と戯れている。
五行川の川面は、夕暮れのお日様と遊んでいる。
大きな空は、少しずつあかね色に染まっていく。
「ずっとずっと変わらない風景もいいね❣️」
うさぎは、五行川沿いの道を、氏家駅に向かい歩いていた。
(うさぎちゃんのことだから、どうせ2、3日で飽きるんじゃないの❓)
「せいぜい2日かな❓」
(だよね)
シャクッ🎶
「うん❣️
美味しい💕」
翔太郎が育てたきゅうりの一本漬けをもらったうさぎは、歩きながら食べ始めた。
「歯応えもいいですね💕」
シャクッ🎶
噛むごとに、爽やかな気分になる。
(九郎さんから連絡きたよ)
「繋いで....
お疲れ様です。
うさぎです❣️」
「ご苦労様。
今日も泊まるのか❓」
「いえ、もう駅に向かって歩いています❣️」
「そうか.....
そういえば、翔太郎の飼ってた犬のことなんだが...」
「風太郎くんの事ですか❓」
「飼い犬が妖怪を倒すなんて不思議に思って、翔太郎に確認してみたんだ。
実は、翔太郎とは古くからの知り合いでね」
「そうだったんですか⁉️
翔太郎さんは何も言っていませんでした💦」
「そうか....
風太郎は、翔太郎の頭の皿の水を飲ませてから、身体が大きく強くなったそうだ」
「頭の水....⁉️」
確か...
今、翔太郎の頭の皿には、うさぎのおしっこが入ってる.....はず💦
「ちょっとだけ、採取してくれないか❓」
え⁉️
うさぎのおしっこを検査するつもりですか💢
真っ赤になって怒るうさぎ💢
「絶対嫌です‼️
九郎さんなんか嫌いです💢」
一方的に通話を切ってしまった。
(あーあ💦
九郎さん困ってるよ)
「あんな事を言う人は、放っておいていいんです💢」
シャクッ🎶
シャクッ🎶
きゅうりの一本漬けをやけ食いするうさぎ。
「んもう💢」
うさぎのほっぺが、またプクッと膨らんでいた。
Rabbit bride 2085
第6話 完
五行川の川面は、夕暮れのお日様と遊んでいる。
大きな空は、少しずつあかね色に染まっていく。
「ずっとずっと変わらない風景もいいね❣️」
うさぎは、五行川沿いの道を、氏家駅に向かい歩いていた。
(うさぎちゃんのことだから、どうせ2、3日で飽きるんじゃないの❓)
「せいぜい2日かな❓」
(だよね)
シャクッ🎶
「うん❣️
美味しい💕」
翔太郎が育てたきゅうりの一本漬けをもらったうさぎは、歩きながら食べ始めた。
「歯応えもいいですね💕」
シャクッ🎶
噛むごとに、爽やかな気分になる。
(九郎さんから連絡きたよ)
「繋いで....
お疲れ様です。
うさぎです❣️」
「ご苦労様。
今日も泊まるのか❓」
「いえ、もう駅に向かって歩いています❣️」
「そうか.....
そういえば、翔太郎の飼ってた犬のことなんだが...」
「風太郎くんの事ですか❓」
「飼い犬が妖怪を倒すなんて不思議に思って、翔太郎に確認してみたんだ。
実は、翔太郎とは古くからの知り合いでね」
「そうだったんですか⁉️
翔太郎さんは何も言っていませんでした💦」
「そうか....
風太郎は、翔太郎の頭の皿の水を飲ませてから、身体が大きく強くなったそうだ」
「頭の水....⁉️」
確か...
今、翔太郎の頭の皿には、うさぎのおしっこが入ってる.....はず💦
「ちょっとだけ、採取してくれないか❓」
え⁉️
うさぎのおしっこを検査するつもりですか💢
真っ赤になって怒るうさぎ💢
「絶対嫌です‼️
九郎さんなんか嫌いです💢」
一方的に通話を切ってしまった。
(あーあ💦
九郎さん困ってるよ)
「あんな事を言う人は、放っておいていいんです💢」
シャクッ🎶
シャクッ🎶
きゅうりの一本漬けをやけ食いするうさぎ。
「んもう💢」
うさぎのほっぺが、またプクッと膨らんでいた。
Rabbit bride 2085
第6話 完
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面白かったです
まさかのショウタロウが!
とネタバレしない程度に
あれ、イイネできると思ったら?
新キャラ登場でワクワクです
いつも読んでいただきありがとうございます。
ワンパターンの話はこれで終わります。
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