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第二章 巨星堕つ
14 トゥーレの帰還
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「リーディア、元気で! また会おう!」
「トゥーレ様もお元気で! 今度は鉄砲を教えてくださいませ!」
「ああ約束だ。次は狩りに行こう!」
フォレス港に停泊するサザン行の商船の上だ。
行きはピエタリを船長とするトルスター軍が徴発した船に乗船してきたが、帰りはトゥーレを始め彼の護衛や身の回りの世話をする側勤めしかおらず、総勢十名ほどにしか過ぎない。そのために彼は迎えの船を断ってサザン行きの商船に便乗していた。
これにはカモフ陣営のみならず、オリヤンらウンダル陣営からも安全性への不安の声が聞こえていたが、トゥーレはそれらの声に耳を貸さず自ら商人と交渉して帰りの便を調達してしまったのだ。
右舷のデッキに立ったトゥーレは、桟橋で見送るリーディアに向けて手を振っていた。
眼下にはリーディアの他、アレシュを始め彼女の側近たちも名残惜しそうに手を振っていた。アレシュはほんの数日前にセネイから許しを得てリーディアの護衛に復帰したばかりだった。
彼女から少し離れた場所には退任を発表したばかりのオリヤンやヴィクトルの姿も見えている。
退任発表の翌日の夕刻だった。
傾いた陽はフォレスの城と街を朱に染め上げていた。
突然発表されたオリヤン退任の報がフォレスの人々に与えた衝撃は大きく、一日経った今でも未だにざわざわと落ち着いてはいなかった。
それでもリーディアを始めフォレスの多くの住民が、英雄トゥーレを見送りにやってきていた。
『出航するぞ! 抜錨だ!』
如何にも船長という風体の男の合図とともに錨が巻き上げられ、船が軋みを上げてゆっくりと桟橋を離れていく。距離が離れるにつれてトゥーレやリーディアが振る腕にも一層力が込められていった。
トゥーレを乗せた商船は三日月湖を出てフェイル川へ漕ぎ出すと三本のマストに帆を上げる。帆は風を受けて大きく膨らんで力強く船を帆走させていく。ゆったりと流れる川に力強く逆らい、航跡に名残惜しさを引きながら船はゆっくりと遡上していった。
「トゥーレ様は、リーディア姫様を騎士にするおつもりですか?」
街が右舷後方へと流れ、人の判別が付かなくなった頃、ユーリがぽつりと口を開いた。
婚約者とはいえ、馬を贈ったり狩りの約束をする行為はおよそ女性に対しておこなうことではない。
もちろん女性の騎士や兵士も数は少ないが存在はしてはいる。
しかし護衛騎士や看護兵はともかく戦場に立つ兵士は圧倒的に男性が多かった。それは単純に体力や筋力の違いによるところが大きく、肉弾戦になると女性ではどうしても男性に敵わなかったからだ。
馬術ではトゥーレに匹敵するほどの技量を見せたリーディアだったが、華奢な彼女が戦場で槍や剣を振るう姿がユーリにはどうしても想像できなかったのだ。現に今回の脱出の際には、ルーベルトの鉄砲による惨劇に顔色を青くする彼女の姿も見ていた。
「采配を振るったりすることはできるでしょうが、私には姫様が戦場に立てるとは思いません」
「そうだな。今のままでは無理だろう」
ユーリの言葉にトゥーレは意外にもあっさりと肯定する。
「では何故?」
「前に言っただろう? やりたいことができる世にしたいと」
「まさか!?」
「やる前から駄目だと否定するのは簡単だが、目指すものがあるなら可能性は誰にでもあるべきだと思っている。例え痩せ我慢しながら青い顔で気丈に振舞っていたとしてもだ。今は無理だとしても、これから先どうなるかは誰にもわからないだろう?」
いつもと違い真剣な表情でそう語るトゥーレだが、ユーリは俄には信じられなかった。
トゥーレに仕えるようになって数年、側近の中でも最もトゥーレを近くで見てきたとの自負がある。その分驚かされることも最も多いのが彼だ。
以前ユーリたちに語った目指す先、それはまだまだ端緒に就いたとはお世辞にも言えなかった。もちろん現在のカモフ領主はザオラルであり、彼が領主としてある内にそれを差し置いて独自に采配を振るうわけにはいかないのもある。
それでも所々でトゥーレが自由に采配を振るえる場面が増えてきていた。その恩恵を最も受けているのがユーリであり、オレクやルーベルトといったトゥーレの側近たちだ。
クラウスの子であるルーベルトはともかく、ユーリは元々塩抗夫でありオレクは商人だ。ルーベルトにしてもトゥーレの配下でなければ、襲撃の際に活躍した鉄砲やエン攻略に貢献した魔砲を開発することはなかっただろう。
それ以外にも彼は、騎士に拘らず商人や傭兵など様々な経歴を持つ人材を広く集めていた。その集まった人材から素質を見出した者は、経験如何に関わらず抜擢し責任ある地位に就けていく。そこで結果を出せず挫折する者も出るが、期待に応え結果を残した者はさらに責任ある地位に躊躇なく抜擢していく。身分や地位に関係なく取り立てていくトゥーレに対して、古参の騎士の中には眉を顰めたり陰口を叩く者もいたが、そうやって五〇〇名程のトゥーレ軍団と言える集団が出来上がってきていた。
「まぁそう言うのは建前だな。本音を言えばリーディアには危険な目には遭わせたくはないし、戦場に立って欲しいとは思わない。だが彼女は騎士になりたいと言ったんだ。今はまだ無理でも将来は俺の隣に立って背中を守れるようになりたいという夢があるそうだ。俺はなりたいものを目指せる国を創ると言った手前、その本人が駄目と言う訳にはいかんだろう?」
「まさかのブーメランですか!?」
自嘲気味に笑うトゥーレに、呆れて思わず突っ込みを入れたユーリだった。
以前彼が語っていた誰にでもなりたいものになれる世の中。当時はリーディアとは婚約していなかったし、彼女がどういった考えの人物かは知らなかったとはいえ、まさか騎士になりたいとはトゥーレですら夢にも思っていなかったのだ。
「仕方ないじゃないか。他人は良くてもリーディアは駄目だと突っぱねる訳にはいかないじゃないか」
口を尖らせて反論をおこなうトゥーレだったが、ユーリからすればそう言って自らを納得させているように感じるのだった。
「しかし、オリヤン様が退任されるとは驚きました」
「何かモヤモヤとしますが、他に方法はなかったのでしょうか?」
ルーベルトが話題を変えるように退任したオリヤンの事を口にし、ユーリがそれについて疑問を口にする。
エリアスのクーデターは失敗し彼は城の塔に幽閉されていたが、今朝になってそのエリアスが失踪したことが伝えられていた。
ユーリはクーデターが失敗した直後に処刑しておけばと思わなくもないが、ここはカモフでなくウンダルであり、その判断をするのはオリヤンやダニエルだ。
オリヤンはまもなく古希を迎えようとしていた。
普段より鍛えているため見た目以上に若々しいが、一旦体調を崩せば快復まで長引くようになってきていた。
それを見計らったかのように、以前から水面下ではエリアスとダニエルの激しい後継者争いが長く続いていた。オリヤンの名代を勤め実質後継者とみなされていたダニエルと、素行の悪さはあるものの戦争においては無類の働きを見せ兵の人気が高いエリアス。このまま対立が長引けば内乱に発展する可能性もあったのだ。
それはエリアスの失策に乗じた形で決着することとなったが、ウンダル内に少なくない動揺が走ったのは事実だ。
「しばらくエリアス様は大人しくしているだろうが、協力者が誰かがわからない状態ではどうなるかわからんな」
「やはりエリアス様は動くとお考えですか?」
「動くだろうな」
ユーリの問いにトゥーレは即答する。
まだまだ壮健な姿を見せていたオリヤンだったが、トゥーレが静養中の二週間で心労のためかずいぶん老け込んだ印象を受けた。この分だと対立が表面化するのも早いかも知れない。
「オリヤン様が動かずとも新領主様が動くだろう」
「ダニエル様が!?」
ユーリたちはオリヤンに似た体格で、人当たりのいいダニエルの顔を思い出す。
トゥーレがその彼に注目していることが、彼らには意外に映った。
「オリヤン様が健在な内は露骨な行動は控えるだろうが、今まで以上にエリアス派への締め付けは厳しくしていくはずだ。そしてその状況をいつまでもエリアス様が許容し続けるとは思えないからな」
表向きは大人しくオリヤンの補佐を務めていたが、エリアスの自爆によって転がり込んだ領主の座である。エリアスが健在である限り、ダニエルも安心して眠ることはできないだろう。
それはエリアスも同様だ。
最大の障害であったオリヤンが引退したのだ。このまま彼が大人しくしていると考えるのは楽観的すぎた。
両者が雌雄を決する時期が遠からず訪れることだろう。
史上初のミラー騎士同士による同盟、トゥーレとリーディアによる婚約と華やかに見える状況の裏では、不気味な不協和音が音を立てていたのだった。
「トゥーレ様もお元気で! 今度は鉄砲を教えてくださいませ!」
「ああ約束だ。次は狩りに行こう!」
フォレス港に停泊するサザン行の商船の上だ。
行きはピエタリを船長とするトルスター軍が徴発した船に乗船してきたが、帰りはトゥーレを始め彼の護衛や身の回りの世話をする側勤めしかおらず、総勢十名ほどにしか過ぎない。そのために彼は迎えの船を断ってサザン行きの商船に便乗していた。
これにはカモフ陣営のみならず、オリヤンらウンダル陣営からも安全性への不安の声が聞こえていたが、トゥーレはそれらの声に耳を貸さず自ら商人と交渉して帰りの便を調達してしまったのだ。
右舷のデッキに立ったトゥーレは、桟橋で見送るリーディアに向けて手を振っていた。
眼下にはリーディアの他、アレシュを始め彼女の側近たちも名残惜しそうに手を振っていた。アレシュはほんの数日前にセネイから許しを得てリーディアの護衛に復帰したばかりだった。
彼女から少し離れた場所には退任を発表したばかりのオリヤンやヴィクトルの姿も見えている。
退任発表の翌日の夕刻だった。
傾いた陽はフォレスの城と街を朱に染め上げていた。
突然発表されたオリヤン退任の報がフォレスの人々に与えた衝撃は大きく、一日経った今でも未だにざわざわと落ち着いてはいなかった。
それでもリーディアを始めフォレスの多くの住民が、英雄トゥーレを見送りにやってきていた。
『出航するぞ! 抜錨だ!』
如何にも船長という風体の男の合図とともに錨が巻き上げられ、船が軋みを上げてゆっくりと桟橋を離れていく。距離が離れるにつれてトゥーレやリーディアが振る腕にも一層力が込められていった。
トゥーレを乗せた商船は三日月湖を出てフェイル川へ漕ぎ出すと三本のマストに帆を上げる。帆は風を受けて大きく膨らんで力強く船を帆走させていく。ゆったりと流れる川に力強く逆らい、航跡に名残惜しさを引きながら船はゆっくりと遡上していった。
「トゥーレ様は、リーディア姫様を騎士にするおつもりですか?」
街が右舷後方へと流れ、人の判別が付かなくなった頃、ユーリがぽつりと口を開いた。
婚約者とはいえ、馬を贈ったり狩りの約束をする行為はおよそ女性に対しておこなうことではない。
もちろん女性の騎士や兵士も数は少ないが存在はしてはいる。
しかし護衛騎士や看護兵はともかく戦場に立つ兵士は圧倒的に男性が多かった。それは単純に体力や筋力の違いによるところが大きく、肉弾戦になると女性ではどうしても男性に敵わなかったからだ。
馬術ではトゥーレに匹敵するほどの技量を見せたリーディアだったが、華奢な彼女が戦場で槍や剣を振るう姿がユーリにはどうしても想像できなかったのだ。現に今回の脱出の際には、ルーベルトの鉄砲による惨劇に顔色を青くする彼女の姿も見ていた。
「采配を振るったりすることはできるでしょうが、私には姫様が戦場に立てるとは思いません」
「そうだな。今のままでは無理だろう」
ユーリの言葉にトゥーレは意外にもあっさりと肯定する。
「では何故?」
「前に言っただろう? やりたいことができる世にしたいと」
「まさか!?」
「やる前から駄目だと否定するのは簡単だが、目指すものがあるなら可能性は誰にでもあるべきだと思っている。例え痩せ我慢しながら青い顔で気丈に振舞っていたとしてもだ。今は無理だとしても、これから先どうなるかは誰にもわからないだろう?」
いつもと違い真剣な表情でそう語るトゥーレだが、ユーリは俄には信じられなかった。
トゥーレに仕えるようになって数年、側近の中でも最もトゥーレを近くで見てきたとの自負がある。その分驚かされることも最も多いのが彼だ。
以前ユーリたちに語った目指す先、それはまだまだ端緒に就いたとはお世辞にも言えなかった。もちろん現在のカモフ領主はザオラルであり、彼が領主としてある内にそれを差し置いて独自に采配を振るうわけにはいかないのもある。
それでも所々でトゥーレが自由に采配を振るえる場面が増えてきていた。その恩恵を最も受けているのがユーリであり、オレクやルーベルトといったトゥーレの側近たちだ。
クラウスの子であるルーベルトはともかく、ユーリは元々塩抗夫でありオレクは商人だ。ルーベルトにしてもトゥーレの配下でなければ、襲撃の際に活躍した鉄砲やエン攻略に貢献した魔砲を開発することはなかっただろう。
それ以外にも彼は、騎士に拘らず商人や傭兵など様々な経歴を持つ人材を広く集めていた。その集まった人材から素質を見出した者は、経験如何に関わらず抜擢し責任ある地位に就けていく。そこで結果を出せず挫折する者も出るが、期待に応え結果を残した者はさらに責任ある地位に躊躇なく抜擢していく。身分や地位に関係なく取り立てていくトゥーレに対して、古参の騎士の中には眉を顰めたり陰口を叩く者もいたが、そうやって五〇〇名程のトゥーレ軍団と言える集団が出来上がってきていた。
「まぁそう言うのは建前だな。本音を言えばリーディアには危険な目には遭わせたくはないし、戦場に立って欲しいとは思わない。だが彼女は騎士になりたいと言ったんだ。今はまだ無理でも将来は俺の隣に立って背中を守れるようになりたいという夢があるそうだ。俺はなりたいものを目指せる国を創ると言った手前、その本人が駄目と言う訳にはいかんだろう?」
「まさかのブーメランですか!?」
自嘲気味に笑うトゥーレに、呆れて思わず突っ込みを入れたユーリだった。
以前彼が語っていた誰にでもなりたいものになれる世の中。当時はリーディアとは婚約していなかったし、彼女がどういった考えの人物かは知らなかったとはいえ、まさか騎士になりたいとはトゥーレですら夢にも思っていなかったのだ。
「仕方ないじゃないか。他人は良くてもリーディアは駄目だと突っぱねる訳にはいかないじゃないか」
口を尖らせて反論をおこなうトゥーレだったが、ユーリからすればそう言って自らを納得させているように感じるのだった。
「しかし、オリヤン様が退任されるとは驚きました」
「何かモヤモヤとしますが、他に方法はなかったのでしょうか?」
ルーベルトが話題を変えるように退任したオリヤンの事を口にし、ユーリがそれについて疑問を口にする。
エリアスのクーデターは失敗し彼は城の塔に幽閉されていたが、今朝になってそのエリアスが失踪したことが伝えられていた。
ユーリはクーデターが失敗した直後に処刑しておけばと思わなくもないが、ここはカモフでなくウンダルであり、その判断をするのはオリヤンやダニエルだ。
オリヤンはまもなく古希を迎えようとしていた。
普段より鍛えているため見た目以上に若々しいが、一旦体調を崩せば快復まで長引くようになってきていた。
それを見計らったかのように、以前から水面下ではエリアスとダニエルの激しい後継者争いが長く続いていた。オリヤンの名代を勤め実質後継者とみなされていたダニエルと、素行の悪さはあるものの戦争においては無類の働きを見せ兵の人気が高いエリアス。このまま対立が長引けば内乱に発展する可能性もあったのだ。
それはエリアスの失策に乗じた形で決着することとなったが、ウンダル内に少なくない動揺が走ったのは事実だ。
「しばらくエリアス様は大人しくしているだろうが、協力者が誰かがわからない状態ではどうなるかわからんな」
「やはりエリアス様は動くとお考えですか?」
「動くだろうな」
ユーリの問いにトゥーレは即答する。
まだまだ壮健な姿を見せていたオリヤンだったが、トゥーレが静養中の二週間で心労のためかずいぶん老け込んだ印象を受けた。この分だと対立が表面化するのも早いかも知れない。
「オリヤン様が動かずとも新領主様が動くだろう」
「ダニエル様が!?」
ユーリたちはオリヤンに似た体格で、人当たりのいいダニエルの顔を思い出す。
トゥーレがその彼に注目していることが、彼らには意外に映った。
「オリヤン様が健在な内は露骨な行動は控えるだろうが、今まで以上にエリアス派への締め付けは厳しくしていくはずだ。そしてその状況をいつまでもエリアス様が許容し続けるとは思えないからな」
表向きは大人しくオリヤンの補佐を務めていたが、エリアスの自爆によって転がり込んだ領主の座である。エリアスが健在である限り、ダニエルも安心して眠ることはできないだろう。
それはエリアスも同様だ。
最大の障害であったオリヤンが引退したのだ。このまま彼が大人しくしていると考えるのは楽観的すぎた。
両者が雌雄を決する時期が遠からず訪れることだろう。
史上初のミラー騎士同士による同盟、トゥーレとリーディアによる婚約と華やかに見える状況の裏では、不気味な不協和音が音を立てていたのだった。
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