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第一章 都市伝説と呼ばれて
38 決着
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「戦況を把握してから撤退までの判断が、尋常ではなく見事だったな。正面から戦えば手強い相手になりそうだ」
トゥーレは迅速かつ整然と撤退していくデモルバの軍勢を見送りながら、傍に控える二人の男に話し掛けた。
何故かトゥーレを含めた三人とも、全身土埃で真っ黒に塗れていた。
徹底抗戦されていれば、こちらの損害も覚悟しなければいけないところだった。寡兵のトルスター軍にとっては、ここで兵力を失うことはできるだけ避けたい戦いだったのだ。
「討てれば良かったのですがね。まさかあれほど潔いとは!」
「あれだけの引き際を見せられれば仕方ない。お陰で無駄に兵を失わずにすんだと考えよう」
デモルバを討ち取れなかったと悔やんでいるのはユーリだ。泥に塗れた顔を上げ、目だけをぎょろりと光らせている。
「ですが、そのお陰で街道をそのまま残すことができました」
もう一人、ユーリに劣らず筋骨逞しい隻腕の男がホッとしたように呟く。こちらも土埃で真っ黒だ。
デモルバが撤退しなかった場合、双方に少なくない犠牲をもたらしただけでなく、最悪の場合は街道を爆破によって寸断させる計画だったのだ。彼の状況判断と的確な用兵により、今回は双方ともに最小限の被害に抑えられたのだ。
「ふっ、酷い顔だな」
「それはお互い様でしょう。トゥーレ様も同じようなものです」
埃まみれの顔を笑うトゥーレに、苦笑交じりにユーリが反論する。
ユーリと隻腕の男は顔中泥に塗れているが、トゥーレは口元をマフラーで覆っていたため、顔の上下でくっきりと色が変わっている。ある意味ユーリ達よりも滑稽だった。
そんな姿になっているのは彼らだけではなかった。
周りで同じような土埃まみれの数十名の男達が笑い合っていた。全員頭の天辺から爪先まで真っ黒に染まった自分達の姿を見比べ、お互いの姿を指差しながら笑い合っていた。
今回のエン砦攻略にあたり、鍵となったのはユーリたち元坑夫だ。
彼らが中心とした作戦の計画を立てた上で、現役の坑夫の手配までおこない、パナンからエンまで坑道を掘り進めたのだった。
坑夫たちは、およそ五〇〇メートルの距離を約一年かけて掘り進め、砦まで見事に坑道を貫通させた。当初半年の予定だったが一年に延ばすことができたため、その分砦の直下に坑道を縦横に延ばすことも可能となった。その結果、姿を見られることなく破壊工作ができたのだ。
とはいえ突貫作業で掘り進められた坑道は、人ひとり通るのがやっとという広さで、坑道を通った者は例外なく全身が土や泥に塗れるという結果になる。
「貴様達がいなければこの作戦は成り立たなかった。改めて礼を言う!」
トゥーレは顔を拭うと二人に向き直って頭を下げた。
土埃を拭い切れた訳ではないが、先程までのツートンカラーの顔よりは、幾分か見られるような顔になった。
「いえ、俺はユーリへの借りを返すことができたので」
ユーリと並んで跪く隻腕の男が、ぼそりとぶっきらぼうに重い口を開く。
この寡黙な彼は、かつてユーリと同組で坑道に潜っていたセノだ。
ジャハの騒乱の際に左腕を失った彼は、今では坑夫を束ねる監督役として、掘削計画や役人との折衝役へと活躍の場を移していた。
セノはかつての仲間から今回の作戦について相談を受けると、迷う素振りを見せることなく二つ返事で引き受けた。そして自ら選抜した坑夫を率いて、この突貫工事を請け負っていたのだ。
『気にするな。お前には大きな借りがある』
要請に快く応じたことにユーリが謝意を示すと、セノはぶっきらぼうにそう答えた。
彼は彼で、かつて自分を庇ったばかりにジャハの暴走を引き起こした切っ掛けを作り、人生を狂わせることになったユーリに強い責任を感じていたのだ。
当時セノは流行病に罹っていたとはいえ、坑道に入るべきではなかった。ジャハの命令があったものの、運び役なら大丈夫だという根拠のない自惚れがあったのも事実だ。
あの日彼の浅はかな決断で一〇〇〇名もの仲間の命が失われた。その中には彼の妻や彼と仲の良かった者たちもいる。彼もまた後悔に苛まれ続ける一人だったのだ。
焼け落ちた城壁を抜けて、ザオラル率いる本隊が砦へと入ってきた。
ザオラルはオイヴァと肩を並べて、焼けた匂いの充満する中をトゥーレ達に向かって歩いてくる。
「外から眺めていれば全焼しているかと思いましたが、意外と焼け残っておりますな」
オイヴァが感嘆したように感想を口にする。
僅か数十名でエン砦奪還を遣り遂げたトゥーレであったが、派手な爆破の割に半数近くの建物は無傷のまま残されていた。
オグビスが交戦を選択していれば被害は拡大していただろうが、奪還後の再利用を考え、実際に放火や爆破をおこなったのは食料庫と弾薬庫の他は兵舎五棟のみだ。壁として立ちはだかっていた城壁が焼失したのは、ルーベルトの新兵器による想定外の戦果のためだ。
崩れ落ちた城壁を調べたところ、木製の城壁は魔法弾の着弾した部分が炭化し脆くなっていたのだ。さもなければいくら火力があるといえど、僅か一挺の兵器で焼け落ちることは有り得なかった。これには開発したルーベルトも想定外だったようで、素直に驚くと同時に新しい玩具を手に入れた子供のような顔を浮かべていた。
近づいてくるザオラルに気付いた坑夫達が、巫山戯合うのを辞めてセノの後ろに跪いていく。ザオラルとオイヴァの二人はトゥーレの傍までやってくると、坑夫達の今回の働きを称えた。
「其方らのこの度の働き、誠に見事であった!」
「我ら一介の坑夫に対し、身に余るお言葉を賜り恐悦至極にございます」
「其方らの協力がなければ、我らは城壁を突破することもできず、その前に屍を晒していただろう。お陰でこちらの被害も少なくすんだ。協力感謝する」
そう言うと、ザオラルとオイヴァ、トゥーレの三人は揃って彼らの前に膝をついた。
領主から最大限の賛辞を贈られ恐縮する坑夫たちは、慌てた様子で口々に口を開く。
「よ、よしてください。俺たちは仕事を請け負っただけでさぁ。指示された場所を掘っただけだ」
「俺たちなんかに勿体ない! 俺たちは皆領主様に感謝してるんだ。じゃなきゃ頼まれたって手伝うもんか!」
「正直言えば最初は『何でそんななにも出ないところを?』と思ったさ、だけどセノが受けた仕事なら間違いはねぇ!」
サザンのギルドが解散するまで、坑夫は全員塩坑ギルドに所属していた。
塩坑ギルドは商業ギルドの岩塩の注文に基づいて塩鉱山へ坑夫を派遣する。とはいえ塩坑ギルドは、元は商業ギルド内の一部門から独立したギルドだ。そのため親ギルドに対して下請けのような立場であり、常に厳しい採掘ノルマを課せられていた。
ジャハの騒乱後、サザンのギルドは大小を問わず全て解体された。塩鉱山は領主の直轄となり、形式上では坑夫の雇い主は領主になった。
もちろんザオラルが直接采配を振るうことはなく、代理の役人を立てて管理している。しかし実際の採掘計画などは、セノのような経験を積んだ者があたっていたのだ。
経験者を監督役に置いたことで、以前のような無茶な計画やノルマを課されることがなくなり、坑夫たちの生活レベルも以前とは比べものにならないほど向上した。坑夫たちはザオラルに感謝していたからこそ、今回率先して手伝ったのだ。
その後エン砦はネアンに近いこともあり、オイヴァが管理することとなった。彼は自身の配下から腹心のひとり、ビリエルにエンを任せると、砦の修復と防衛の任に当たらせた。
トゥーレは迅速かつ整然と撤退していくデモルバの軍勢を見送りながら、傍に控える二人の男に話し掛けた。
何故かトゥーレを含めた三人とも、全身土埃で真っ黒に塗れていた。
徹底抗戦されていれば、こちらの損害も覚悟しなければいけないところだった。寡兵のトルスター軍にとっては、ここで兵力を失うことはできるだけ避けたい戦いだったのだ。
「討てれば良かったのですがね。まさかあれほど潔いとは!」
「あれだけの引き際を見せられれば仕方ない。お陰で無駄に兵を失わずにすんだと考えよう」
デモルバを討ち取れなかったと悔やんでいるのはユーリだ。泥に塗れた顔を上げ、目だけをぎょろりと光らせている。
「ですが、そのお陰で街道をそのまま残すことができました」
もう一人、ユーリに劣らず筋骨逞しい隻腕の男がホッとしたように呟く。こちらも土埃で真っ黒だ。
デモルバが撤退しなかった場合、双方に少なくない犠牲をもたらしただけでなく、最悪の場合は街道を爆破によって寸断させる計画だったのだ。彼の状況判断と的確な用兵により、今回は双方ともに最小限の被害に抑えられたのだ。
「ふっ、酷い顔だな」
「それはお互い様でしょう。トゥーレ様も同じようなものです」
埃まみれの顔を笑うトゥーレに、苦笑交じりにユーリが反論する。
ユーリと隻腕の男は顔中泥に塗れているが、トゥーレは口元をマフラーで覆っていたため、顔の上下でくっきりと色が変わっている。ある意味ユーリ達よりも滑稽だった。
そんな姿になっているのは彼らだけではなかった。
周りで同じような土埃まみれの数十名の男達が笑い合っていた。全員頭の天辺から爪先まで真っ黒に染まった自分達の姿を見比べ、お互いの姿を指差しながら笑い合っていた。
今回のエン砦攻略にあたり、鍵となったのはユーリたち元坑夫だ。
彼らが中心とした作戦の計画を立てた上で、現役の坑夫の手配までおこない、パナンからエンまで坑道を掘り進めたのだった。
坑夫たちは、およそ五〇〇メートルの距離を約一年かけて掘り進め、砦まで見事に坑道を貫通させた。当初半年の予定だったが一年に延ばすことができたため、その分砦の直下に坑道を縦横に延ばすことも可能となった。その結果、姿を見られることなく破壊工作ができたのだ。
とはいえ突貫作業で掘り進められた坑道は、人ひとり通るのがやっとという広さで、坑道を通った者は例外なく全身が土や泥に塗れるという結果になる。
「貴様達がいなければこの作戦は成り立たなかった。改めて礼を言う!」
トゥーレは顔を拭うと二人に向き直って頭を下げた。
土埃を拭い切れた訳ではないが、先程までのツートンカラーの顔よりは、幾分か見られるような顔になった。
「いえ、俺はユーリへの借りを返すことができたので」
ユーリと並んで跪く隻腕の男が、ぼそりとぶっきらぼうに重い口を開く。
この寡黙な彼は、かつてユーリと同組で坑道に潜っていたセノだ。
ジャハの騒乱の際に左腕を失った彼は、今では坑夫を束ねる監督役として、掘削計画や役人との折衝役へと活躍の場を移していた。
セノはかつての仲間から今回の作戦について相談を受けると、迷う素振りを見せることなく二つ返事で引き受けた。そして自ら選抜した坑夫を率いて、この突貫工事を請け負っていたのだ。
『気にするな。お前には大きな借りがある』
要請に快く応じたことにユーリが謝意を示すと、セノはぶっきらぼうにそう答えた。
彼は彼で、かつて自分を庇ったばかりにジャハの暴走を引き起こした切っ掛けを作り、人生を狂わせることになったユーリに強い責任を感じていたのだ。
当時セノは流行病に罹っていたとはいえ、坑道に入るべきではなかった。ジャハの命令があったものの、運び役なら大丈夫だという根拠のない自惚れがあったのも事実だ。
あの日彼の浅はかな決断で一〇〇〇名もの仲間の命が失われた。その中には彼の妻や彼と仲の良かった者たちもいる。彼もまた後悔に苛まれ続ける一人だったのだ。
焼け落ちた城壁を抜けて、ザオラル率いる本隊が砦へと入ってきた。
ザオラルはオイヴァと肩を並べて、焼けた匂いの充満する中をトゥーレ達に向かって歩いてくる。
「外から眺めていれば全焼しているかと思いましたが、意外と焼け残っておりますな」
オイヴァが感嘆したように感想を口にする。
僅か数十名でエン砦奪還を遣り遂げたトゥーレであったが、派手な爆破の割に半数近くの建物は無傷のまま残されていた。
オグビスが交戦を選択していれば被害は拡大していただろうが、奪還後の再利用を考え、実際に放火や爆破をおこなったのは食料庫と弾薬庫の他は兵舎五棟のみだ。壁として立ちはだかっていた城壁が焼失したのは、ルーベルトの新兵器による想定外の戦果のためだ。
崩れ落ちた城壁を調べたところ、木製の城壁は魔法弾の着弾した部分が炭化し脆くなっていたのだ。さもなければいくら火力があるといえど、僅か一挺の兵器で焼け落ちることは有り得なかった。これには開発したルーベルトも想定外だったようで、素直に驚くと同時に新しい玩具を手に入れた子供のような顔を浮かべていた。
近づいてくるザオラルに気付いた坑夫達が、巫山戯合うのを辞めてセノの後ろに跪いていく。ザオラルとオイヴァの二人はトゥーレの傍までやってくると、坑夫達の今回の働きを称えた。
「其方らのこの度の働き、誠に見事であった!」
「我ら一介の坑夫に対し、身に余るお言葉を賜り恐悦至極にございます」
「其方らの協力がなければ、我らは城壁を突破することもできず、その前に屍を晒していただろう。お陰でこちらの被害も少なくすんだ。協力感謝する」
そう言うと、ザオラルとオイヴァ、トゥーレの三人は揃って彼らの前に膝をついた。
領主から最大限の賛辞を贈られ恐縮する坑夫たちは、慌てた様子で口々に口を開く。
「よ、よしてください。俺たちは仕事を請け負っただけでさぁ。指示された場所を掘っただけだ」
「俺たちなんかに勿体ない! 俺たちは皆領主様に感謝してるんだ。じゃなきゃ頼まれたって手伝うもんか!」
「正直言えば最初は『何でそんななにも出ないところを?』と思ったさ、だけどセノが受けた仕事なら間違いはねぇ!」
サザンのギルドが解散するまで、坑夫は全員塩坑ギルドに所属していた。
塩坑ギルドは商業ギルドの岩塩の注文に基づいて塩鉱山へ坑夫を派遣する。とはいえ塩坑ギルドは、元は商業ギルド内の一部門から独立したギルドだ。そのため親ギルドに対して下請けのような立場であり、常に厳しい採掘ノルマを課せられていた。
ジャハの騒乱後、サザンのギルドは大小を問わず全て解体された。塩鉱山は領主の直轄となり、形式上では坑夫の雇い主は領主になった。
もちろんザオラルが直接采配を振るうことはなく、代理の役人を立てて管理している。しかし実際の採掘計画などは、セノのような経験を積んだ者があたっていたのだ。
経験者を監督役に置いたことで、以前のような無茶な計画やノルマを課されることがなくなり、坑夫たちの生活レベルも以前とは比べものにならないほど向上した。坑夫たちはザオラルに感謝していたからこそ、今回率先して手伝ったのだ。
その後エン砦はネアンに近いこともあり、オイヴァが管理することとなった。彼は自身の配下から腹心のひとり、ビリエルにエンを任せると、砦の修復と防衛の任に当たらせた。
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