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第一章 都市伝説と呼ばれて
30 政略結婚?(1)
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「それってあれだろ? 手に負えない娘をやるからそっちで何とかしてくれってことだろ?」
一頻り笑い転げた後、トゥーレが発した言葉がこれであった。
シルベストルはオリヤンの部屋を辞すると、すぐにトゥーレの部屋へとやってきた。
トゥーレはチュニックを脱ぎ肌着姿で下もゆったりしたズボンに履き替えていた。部屋には側勤めの姿はなく、ユーリと二人で寛いでいた所だ。
慌てていたシルベストルは、トゥーレのラフな姿に小言を言う余裕もない様子で、リーディアとの婚約の件を報告した後の発言だった。
「と言うことは、トゥーレ様はけもの使いになられる訳ですね」
図らずも同席していたユーリも、笑いながら辛辣な言葉を吐いてシルベストルを慌てさせる。
「こ、これ! 滅多なことを言うでない!」
盟友とはいえ他国の城内である。何処で誰が聞いているか分からない。シルベストルは周りを見渡すと声を潜めて二人を諫めた。
「何を慌てているんだ? もともとそのつもりだったんだ。断る理由はないだろう?」
「っ!? 知っておられましたか!」
「父上のことだ。快気祝いだけで貴様をフォレスまでは遣らないさ」
今回のフォレス行きは、表向きにはオリヤンの快気祝いとなっているが、トゥーレが看破したようにもうひとつ重要な目的があった。
それがカモフとウンダル間で同盟の締結、あるいは姻戚関係を結ぶことだった。
形式上では、ザオラルもオリヤンもアルテミラ王国の諸侯という立場に過ぎず、領主同士で勝手に姻戚関係を結ぶようなことは禁じられていた。しかし王国の権威はキビキの大乱を含む三度の内乱によって既に形骸化している。同じ諸侯の立場でもあるドーグラスが、カモフへ食指を伸ばしている以上、それを理由に躊躇している余裕も時間も彼らには残されておらず、もはやなりふり構ってはいられなかったのだ。
王国の権威が失われたといえど、ミラーの騎士の名は今でも絶対的な力の象徴と見られている。それが例え『元』と冠が付いていたとしてもだ。
ドーグラスがカモフを圧倒する兵力を持ちながら、いまだ小競り合いに終始しているのはその名を恐れているからだ。もしタイトの後をザオラルではなく、オイヴァが継いでいれば、既にトルスター家は滅んでいたかも知れない。
カモフとすればドーグラスの侵攻をできるだけ遅らせたかった。そのために利用するのがミラーという名であっただけだ。
歴史上六十八名しか存在しないミラーの騎士に名を連ねた二人が、同盟を結ぶことになれば、もちろん史上初の出来事になる。辺境の小勢力相手でさえミラーの名を恐れて慎重に対応しているドーグラスだ。ミラー騎士同士が同盟を結べば侵攻を躊躇させることも充分考えられるのだ。
シルベストルを含む盟友の関係にある三名にとっては、同盟自体に特に意味はなかった。あくまで対外的な抑止力として時間稼ぎできればよかったのだ。
カモフ側のメリットが大きいと思われる同盟であるが、ウンダルにももちろん利点はあった。ウンダルは現在隣接するシーヴとの関係が悪化し、全面衝突まではいかないが、小競り合いを繰り返していたのだ。シーヴを治めるグスタフ・ゼメクもまた、ドーグラスと同じく領土への野心を隠さずその勢力を拡大させている者のひとりだったのである。
そのシーヴと睨み合っている後ろから、カモフを制圧したドーグラスに攻められれば流石にオリヤンといえどもひとたまりもない。ウンダル側からすればザオラルにはドーグラスに対する防壁として存在し続けて欲しいのだ。
その史上初となるミラー騎士同士の同盟を確実なものとするための材料が、トゥーレとリーディアの政略結婚だった。
幸いにしてオリヤンからその話が出たことで、カモフ側としては願ったり叶ったりの筈だが、シルベストルは浮かない顔を先程から浮かべたままだった。
「断ってはおりません。返事を保留させていただいただけです」
「だが納得はしていないのだろう?」
「それは・・・・」
そう言うと右手に持ったグラスを見つめ黙り込んだ。
自分たちが生き残る確率を上げるためには、同盟はどうしても締結しなければならない。それを前提としての今回のフォレス訪問であったのだ。しかし、シルベストルは何か引っかかるものがあるのか、浮かぬ顔を浮かべている。
「まさか今更、姫のけもの憑きという噂が気になると言うつもりか?」
「それを言うなら若様も都市伝説ですので、姫様の噂を気にする理由にはなりません」
リーディアの噂については即座に否定する。
もちろん噂については以前からシルベストルは調査をおこなって、すぐに問題ないことを確認していた。今更それを理由に渋るという理由はない。
それが分かっていながら、煮え切らない態度をとり続けるシルベストルに引き摺られ、部屋の空気が重くなっていく。
「さては・・・・惚れたな?」
トゥーレが冗談めかしてシルベストルをからかう。だがユーリにはその冗談が普段のトゥーレに比べると声に刺々しさがあるのを感じていた。本心を隠したままのシルベストルに苛立ったのかも知れない。
「!? い、いくら若様でも言っていいことと悪いことがありますぞ!」
言われたシルベストルも冗談と受け取れなかった様子で、血相を変えてトゥーレを睨む。
「最初はヴィクトル様とエステルで考えていたのだ。それに比べればましだろう?」
ヴィクトルはトゥーレより三歳年長でユーリと同年齢だ。エステルとの年の差は九歳となるが、政略結婚としては年齢差は問題ではなかった。しかし先日ヴィクトルは結婚が発表されたばかりだったのだ。
そこでトゥーレとリーディアに白羽の矢が立ったのだ。二人ならば年齢差は四歳差まで縮まる。しかも将来トゥーレはカモフを継ぐ立場だ。ストランド家としてもこの国の食料庫と呼ばれるウンダルと岩塩により財政を支えるカモフとの関係を強化できる。不安があるとすればトルスター家の将来性となるが、それ以上にメリットが大きいように思える。
「・・・・リーディア姫様はまだお若く、明るくて無邪気なお方です。エステル姫様もそうですが、そんな方を政略に巻き込んで良いものかどうか」
しばらく沈黙していたシルベストルがゆっくりと口を開いた。しかしそれはとてもカモフの運営を担う者の言葉とは思えないものだった。
シルベストルは内政官としての能力に加えて、外交に関しても度々難しい交渉をおこなってきた。ザオラルの信頼も絶大で、今回も全権を預けられてウンダルとの交渉を任されていたのだ。
「歴戦の騎士ですら恐れるシルベストルが何を迷う?」
「理屈では双方の安定のためには、必要な事だとは分かっているのです。しかし同盟が成ったとしても、それでもドーグラス公との地力の差は如何ともしがたいものがあります。こちらに嫁ぐことになる姫様のことを思うと・・・・」
時に冷徹な判断を下し批判に晒されることもあるシルベストルだが、根本は人情に篤い人物だ。だからといって人情に絆されたとはどうしても思えない。先程までオリヤンと杯を重ね、多少の酔いが回っていることもあるのだろう。それでもここまで感傷的になるのは珍しかった。
「なんだそんなことか」
「そんなことですと! 若様は近い将来必ず戦場となることが確実な地へ姫様を、エステル姫様を嫁がせることができるのですか?」
トゥーレの淡泊な物言いに、思わずテーブルを叩くシルベストル。
数々の交渉ごとを熟してきたとはいえ、それは権利であったり利益であったりすることばかりだ。人の将来を左右するような交渉は、シルベストルといえども初めてのことだ。つい感情を爆発させたとしてもシルベストルを責めることはできないだろう。
如何ともしがたい国力差があることはトゥーレも承知している。彼も胸を張って守るとは言い切れないが、それはどこに嫁いだとしても同じことだ。
「先のことなど誰にも分からぬ。それは我らに限らず誰にも当てはまる話だろう? 一々気にしていたら何もできんじゃないか?」
「それは、・・・・そうですね」
シルベストルも流石に無理な理屈を述べている自覚はあったのか、トゥーレの指摘にあっさりと引き下がる。だが表情は依然冴えないままだ。
「まぁ俺としても、そう簡単に滅んでやるつもりはない。もしそうなったとしても領主の子として生まれた以上、俺もそして恐らく姫もとっくにその覚悟はできている。・・・・エステルはまだできてないだろうがな」
最後に冗談めかしたが、領主の子としての矜恃を持って生きていると告げる。
それでもシルベストルの表情は暗く部屋の雰囲気は重いままだが、ここでトゥーレから特大の爆弾が落とされた。
「貴様の気持ちは分からんでもないがな。俺と姫はすでに結婚の約束をしているぞ」
一頻り笑い転げた後、トゥーレが発した言葉がこれであった。
シルベストルはオリヤンの部屋を辞すると、すぐにトゥーレの部屋へとやってきた。
トゥーレはチュニックを脱ぎ肌着姿で下もゆったりしたズボンに履き替えていた。部屋には側勤めの姿はなく、ユーリと二人で寛いでいた所だ。
慌てていたシルベストルは、トゥーレのラフな姿に小言を言う余裕もない様子で、リーディアとの婚約の件を報告した後の発言だった。
「と言うことは、トゥーレ様はけもの使いになられる訳ですね」
図らずも同席していたユーリも、笑いながら辛辣な言葉を吐いてシルベストルを慌てさせる。
「こ、これ! 滅多なことを言うでない!」
盟友とはいえ他国の城内である。何処で誰が聞いているか分からない。シルベストルは周りを見渡すと声を潜めて二人を諫めた。
「何を慌てているんだ? もともとそのつもりだったんだ。断る理由はないだろう?」
「っ!? 知っておられましたか!」
「父上のことだ。快気祝いだけで貴様をフォレスまでは遣らないさ」
今回のフォレス行きは、表向きにはオリヤンの快気祝いとなっているが、トゥーレが看破したようにもうひとつ重要な目的があった。
それがカモフとウンダル間で同盟の締結、あるいは姻戚関係を結ぶことだった。
形式上では、ザオラルもオリヤンもアルテミラ王国の諸侯という立場に過ぎず、領主同士で勝手に姻戚関係を結ぶようなことは禁じられていた。しかし王国の権威はキビキの大乱を含む三度の内乱によって既に形骸化している。同じ諸侯の立場でもあるドーグラスが、カモフへ食指を伸ばしている以上、それを理由に躊躇している余裕も時間も彼らには残されておらず、もはやなりふり構ってはいられなかったのだ。
王国の権威が失われたといえど、ミラーの騎士の名は今でも絶対的な力の象徴と見られている。それが例え『元』と冠が付いていたとしてもだ。
ドーグラスがカモフを圧倒する兵力を持ちながら、いまだ小競り合いに終始しているのはその名を恐れているからだ。もしタイトの後をザオラルではなく、オイヴァが継いでいれば、既にトルスター家は滅んでいたかも知れない。
カモフとすればドーグラスの侵攻をできるだけ遅らせたかった。そのために利用するのがミラーという名であっただけだ。
歴史上六十八名しか存在しないミラーの騎士に名を連ねた二人が、同盟を結ぶことになれば、もちろん史上初の出来事になる。辺境の小勢力相手でさえミラーの名を恐れて慎重に対応しているドーグラスだ。ミラー騎士同士が同盟を結べば侵攻を躊躇させることも充分考えられるのだ。
シルベストルを含む盟友の関係にある三名にとっては、同盟自体に特に意味はなかった。あくまで対外的な抑止力として時間稼ぎできればよかったのだ。
カモフ側のメリットが大きいと思われる同盟であるが、ウンダルにももちろん利点はあった。ウンダルは現在隣接するシーヴとの関係が悪化し、全面衝突まではいかないが、小競り合いを繰り返していたのだ。シーヴを治めるグスタフ・ゼメクもまた、ドーグラスと同じく領土への野心を隠さずその勢力を拡大させている者のひとりだったのである。
そのシーヴと睨み合っている後ろから、カモフを制圧したドーグラスに攻められれば流石にオリヤンといえどもひとたまりもない。ウンダル側からすればザオラルにはドーグラスに対する防壁として存在し続けて欲しいのだ。
その史上初となるミラー騎士同士の同盟を確実なものとするための材料が、トゥーレとリーディアの政略結婚だった。
幸いにしてオリヤンからその話が出たことで、カモフ側としては願ったり叶ったりの筈だが、シルベストルは浮かない顔を先程から浮かべたままだった。
「断ってはおりません。返事を保留させていただいただけです」
「だが納得はしていないのだろう?」
「それは・・・・」
そう言うと右手に持ったグラスを見つめ黙り込んだ。
自分たちが生き残る確率を上げるためには、同盟はどうしても締結しなければならない。それを前提としての今回のフォレス訪問であったのだ。しかし、シルベストルは何か引っかかるものがあるのか、浮かぬ顔を浮かべている。
「まさか今更、姫のけもの憑きという噂が気になると言うつもりか?」
「それを言うなら若様も都市伝説ですので、姫様の噂を気にする理由にはなりません」
リーディアの噂については即座に否定する。
もちろん噂については以前からシルベストルは調査をおこなって、すぐに問題ないことを確認していた。今更それを理由に渋るという理由はない。
それが分かっていながら、煮え切らない態度をとり続けるシルベストルに引き摺られ、部屋の空気が重くなっていく。
「さては・・・・惚れたな?」
トゥーレが冗談めかしてシルベストルをからかう。だがユーリにはその冗談が普段のトゥーレに比べると声に刺々しさがあるのを感じていた。本心を隠したままのシルベストルに苛立ったのかも知れない。
「!? い、いくら若様でも言っていいことと悪いことがありますぞ!」
言われたシルベストルも冗談と受け取れなかった様子で、血相を変えてトゥーレを睨む。
「最初はヴィクトル様とエステルで考えていたのだ。それに比べればましだろう?」
ヴィクトルはトゥーレより三歳年長でユーリと同年齢だ。エステルとの年の差は九歳となるが、政略結婚としては年齢差は問題ではなかった。しかし先日ヴィクトルは結婚が発表されたばかりだったのだ。
そこでトゥーレとリーディアに白羽の矢が立ったのだ。二人ならば年齢差は四歳差まで縮まる。しかも将来トゥーレはカモフを継ぐ立場だ。ストランド家としてもこの国の食料庫と呼ばれるウンダルと岩塩により財政を支えるカモフとの関係を強化できる。不安があるとすればトルスター家の将来性となるが、それ以上にメリットが大きいように思える。
「・・・・リーディア姫様はまだお若く、明るくて無邪気なお方です。エステル姫様もそうですが、そんな方を政略に巻き込んで良いものかどうか」
しばらく沈黙していたシルベストルがゆっくりと口を開いた。しかしそれはとてもカモフの運営を担う者の言葉とは思えないものだった。
シルベストルは内政官としての能力に加えて、外交に関しても度々難しい交渉をおこなってきた。ザオラルの信頼も絶大で、今回も全権を預けられてウンダルとの交渉を任されていたのだ。
「歴戦の騎士ですら恐れるシルベストルが何を迷う?」
「理屈では双方の安定のためには、必要な事だとは分かっているのです。しかし同盟が成ったとしても、それでもドーグラス公との地力の差は如何ともしがたいものがあります。こちらに嫁ぐことになる姫様のことを思うと・・・・」
時に冷徹な判断を下し批判に晒されることもあるシルベストルだが、根本は人情に篤い人物だ。だからといって人情に絆されたとはどうしても思えない。先程までオリヤンと杯を重ね、多少の酔いが回っていることもあるのだろう。それでもここまで感傷的になるのは珍しかった。
「なんだそんなことか」
「そんなことですと! 若様は近い将来必ず戦場となることが確実な地へ姫様を、エステル姫様を嫁がせることができるのですか?」
トゥーレの淡泊な物言いに、思わずテーブルを叩くシルベストル。
数々の交渉ごとを熟してきたとはいえ、それは権利であったり利益であったりすることばかりだ。人の将来を左右するような交渉は、シルベストルといえども初めてのことだ。つい感情を爆発させたとしてもシルベストルを責めることはできないだろう。
如何ともしがたい国力差があることはトゥーレも承知している。彼も胸を張って守るとは言い切れないが、それはどこに嫁いだとしても同じことだ。
「先のことなど誰にも分からぬ。それは我らに限らず誰にも当てはまる話だろう? 一々気にしていたら何もできんじゃないか?」
「それは、・・・・そうですね」
シルベストルも流石に無理な理屈を述べている自覚はあったのか、トゥーレの指摘にあっさりと引き下がる。だが表情は依然冴えないままだ。
「まぁ俺としても、そう簡単に滅んでやるつもりはない。もしそうなったとしても領主の子として生まれた以上、俺もそして恐らく姫もとっくにその覚悟はできている。・・・・エステルはまだできてないだろうがな」
最後に冗談めかしたが、領主の子としての矜恃を持って生きていると告げる。
それでもシルベストルの表情は暗く部屋の雰囲気は重いままだが、ここでトゥーレから特大の爆弾が落とされた。
「貴様の気持ちは分からんでもないがな。俺と姫はすでに結婚の約束をしているぞ」
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