転生したら同性から性的な目で見られている俺の冒険紀行

第1章 異世界へようこそ

この世界について

「初めまして、僕はフレディ・マーガー。君はどうしてこんなところにいるんだ？」

このイケメン救世主さんがニコニコしながら俺の顔を見てくる
男なのに気恥ずかしくなって、慌てて自己紹介をした

「は、初めまして、助けて下さってありがとうございます。俺は神崎満です。気づいたらここに居ました。なぜかは分かりません。」

そもそも夢だと思っていたが、夢ではないらしい。死後の世界なのか・・・？
現状が飲み込めず混乱していると



「記憶喪失かな、えっと、カンザキ・ミチル？珍しい名前だね。」

なんか記憶喪失ってことにされちゃった。
まぁいいけどね！もともとこの世界の住人じゃないんですよ～とか言っても病院に連れていかれそうだしね。頭の！！！！
しかも、ここは苗字名前とかいう文化はないんだ、めんどくさいなあ

「み、ミチルでいいです。フレディさんは何をしてたんですか？」

「フレディでいいよ。僕は冒険者なんだ。この森でクエストをしていたところだよ。」

もう終わって今から帰るんだけどねって微笑みながらこのイケメンは答えてくれた。

ん？ここは何だ、ファンタジーか何か？冒険者って何、かっこいいんだけど

「フレディ、俺ここのこと全部忘れちゃったみたいなんだ。教えてくれると助かる・・・」


そう言うと一から全て馬鹿な俺でも分かりやすく説明してくれた。





「まず、自分のステータスを開いてみな。想像するだけで見えるようになるよ。それは自分にしか見えないんだ。他人のステータスが見えるスキルもあるから絶対にバレないとは言えないんだけどね。」

言われた通りに念じてみると目の前に自分のステータスが浮かんでいた。




ステータス

名前：神崎満カンザキミチル
レベル：1
年齢：18
職業：なし
スキル：魔眼、魅了、能力吸収、体力無限、万能人、四次元バッグ、高速移動(new!)
魔法：なし


おお、スキルめっちゃある！！！！かっこいい～俺の望んでるファンタジー異世界生活が待ってるぞ～


「ちなみにステータスは他人に知られると自分の弱点になるから、気軽に話さない方が良いよ。」



この人はなんてお人好しなんだ・・・
俺は優しさに打ちひしがれていた



「スキルや魔法の説明も、さっきと同じようにイメージで念じると出てくるからやってみな」

よし、同じように・・・・・・

えいっ





スキル説明

【魔眼】
他人のステータスをみることが出来る。

【魅了】
全ての生物から好意を受けやすくなる。

【能力吸収】
他の生物の体液が自分の中に入ると対象生物のスキルをランダムで一つ入手できる。
全生物に対応。

【体力無限】
体力が無限になる。魔力も含む。

【万能人】
全言語を理解することが出来る。

【四次元バッグ】
上限なく持ち物がしまえる。

【高速移動】
走るスピードが速くなる。
※ガラント・ウルフへの能力吸収で取得














チートじゃね・・・・？？？？？？