14 / 29
第一章 復讐編
13 - 代償
しおりを挟む
「実に愚かだね、ノイン」
虫のように床に這いずった啓人を、楽しそうに嗤ったのは、ベリオスの声だった。
「な、んで……」
「うん? なんでというと、なんで僕がここにいるのかかい? それとも、なんでバレていたのか……いや。なんで、ドライツェーンが君を撃ったのか、かな?」
笑っていた。
嗤っていた。
実に楽しそうに、実に愉快げに。
「簡単だよ。ドライツェーン、こちらにおいで」
「……はい」
啓人の横を、小さな足音が歩いていく。
ドライだ。
涙の痕を残したまま、いつものような快活さはまるでない。ドライはまるで死んだような顔で、ベリオスの横に立った。
「スパイだよ」
なんでもないことのように、ベリオスは言った。
「いや、スパイというとおかしいかな……もともと彼は僕のモノで、君にはただ貸していただけだ。そうだろう?」
「…………」
バカな、というセリフは湧かなかった。
自分が、あまりに迂闊すぎただけだ。
捨て駒といいながら――完全に信用していた。裏切るなど思いもよらなかった。どんな場面でも二人は、自分の味方であると思っていた。
そんな自分の愚かさに、まるで気づかなかった。
「ドライ……なんで……」
背後から聞こえた震える声に、啓人は、思わず振り向いた。
フィルは――その動揺をあらわすかのように、目を大きく見開いている。
彼女の言葉に、ドライは何も言わなかった。
ただ、感情の見えない目で、啓人を見ていた。
「ドライ……」
声の震えが、止まった。
「ドライツェーン!!」
フィルが床を蹴った。
一瞬、まばたきの間にフィルはドライに接近し、ダガーを抜く。
だがそれを振り下ろすよりも前に、銃弾がフィルを貫いた。
「っ……」
手の甲を撃たれたフィルは、思わずダガーを取り落とし、たたらを踏む。
フィルを撃ったのはベリオスだった。その銃口は、ゆっくりと、フィルの顔へと照準する。まるで、虫を見るような冷たい目で。
「待って。約束が違う」
「――そうだったね」
ようやく発したドライの声にふっ、と口元に微笑を浮かべ、ベリオスは引き金から指を離す。
「さて、何の話だったかな……ああそうそう、ドライツェーンについてだね。スパイといっても、最初から君を裏切っていたわけではない。彼が君は裏切ったのは、今日が初めてだよ」
「なんだと……」
ベリオスが手を差し出すと、ドライは胸元から機械を取り出した。
それは、無線機だ。
「君たちの会話はこれで筒抜けだった。なぜそうしたかは――本人に聞いてみるといい」
――裏切られていた?
俺が? ドライに?
鼓動がうるさい。息が乱れる。
利用していたつもりでされていたのか?
なぜだ。なぜ気づけなかった。なぜその心配に思い至らなかった。自分が裏切るように自分が裏切られることを。
「あ、あ……」
手に持つアサルトライフルが頼りない。
足に力が入らない。流れ出ていく血が、自分の計画の杜撰さを、その愚かさを証明するようで。
「あぁぁあああああ!!」
啓人はアサルトライフルをベリオスに向けた。
だがその背後から、待機していた兵士が銃床で啓人を殴りつけ、手に持ったライフルを弾き飛ばした。
「さて」
ベリオスが目線を動かすと、兵士たちが啓人の腕をつかみ、拘束して引きずり上げた。
フィルもまた、抵抗する術もなく拘束されていく。
「君たちが失敗した理由は以上だ。もっとも――成功していたとしても、三人で逃げることは不可能だったが」
その言葉に、思わずフィルが顔を上げる。
ドライは、反応しなかった。
「ノイン、君は二人を騙していたんだろう? そして二人もそれに気づいていたはずだ。君が二人を囮にして、一人で逃げるつもりだったことを」
ぴくり、と二人の肩が跳ねた。
気づいていた――だから、ベリオスに通報した。
(バカか俺は……)
当たり前だ。こんなペラペラな嘘に、二人が気づかないわけがない。
気づいていても従ったのがフィルで……気づいて裏切ったのがドライだ。ただそれだけ。
「ノイン。君は二人を頼ったが、もしも一人でやっていれば成功したかもしれない。確率は低くとも、ゼロではなかった。――そしてその勇気が君になかった」
ベリオスの言葉に、啓人は何も言い返せなかった。
焦っていた。恐怖した。啓人はそれに屈して、こんな杜撰な計画を立てた。そして失敗した。当たり前のことから目を背けた結果が、これだった。
腹立たしい。自分の間抜けさが。
何年も、何年も我慢して、耐えて。
その結果がこれなのか?
こんな簡単に、終わるのか?
俺は――
「だが、まだ終わってはいないよ」
ベリオスの甘い囁きが、啓人の耳朶にするりと入り込んだ。
「反省したろう、ノイン。我が子よ。ならば僕は君を許そう」
ぽん、とベリオスが肩に手を置いて。
そして、囁いた。
「だが覚えておくといい。
人は、容易に人を裏切る。誰でも、簡単に。
理解しがたい愚かなる動物、それが人なんだ」
ベリオスはそれを、紛うことなき真実だと思っている。
それを、一瞬で理解した。
「親友でも、恋人でも、親でも。
この世界に、本当の意味で、信頼できる人間なんてどこにもいない。
君を裏切らないのは、君自身だけだ。
それを、忘れないで」
啓人は、否定することも、いや、一言も発することはできなかった。
ベリオスは拳銃を抜く。
そして、構えた。
その銃口の先に居たのは――ドライだった。
銃声。連続する。
三発の銃弾は、ドライの腹に三つの穴を開けた。
鮮血が散る。
ドライは、少し驚いた顔で、けれどそれを受け容れるように――目を閉じて後ろに倒れた。
啓人も、フィルも、何も言えずに、それを見ることしかできなかった。
「僕はね、裏切り者が嫌いなんだ。覚えておくといい」
啓人を拘束していた兵士はその手を話し。
ベリオスは嗤いながら、兵士と共に消えていった。
――後に残されたのは、床を這いずる啓人と、フィルと、そしてドライの死体だけだった。
虫のように床に這いずった啓人を、楽しそうに嗤ったのは、ベリオスの声だった。
「な、んで……」
「うん? なんでというと、なんで僕がここにいるのかかい? それとも、なんでバレていたのか……いや。なんで、ドライツェーンが君を撃ったのか、かな?」
笑っていた。
嗤っていた。
実に楽しそうに、実に愉快げに。
「簡単だよ。ドライツェーン、こちらにおいで」
「……はい」
啓人の横を、小さな足音が歩いていく。
ドライだ。
涙の痕を残したまま、いつものような快活さはまるでない。ドライはまるで死んだような顔で、ベリオスの横に立った。
「スパイだよ」
なんでもないことのように、ベリオスは言った。
「いや、スパイというとおかしいかな……もともと彼は僕のモノで、君にはただ貸していただけだ。そうだろう?」
「…………」
バカな、というセリフは湧かなかった。
自分が、あまりに迂闊すぎただけだ。
捨て駒といいながら――完全に信用していた。裏切るなど思いもよらなかった。どんな場面でも二人は、自分の味方であると思っていた。
そんな自分の愚かさに、まるで気づかなかった。
「ドライ……なんで……」
背後から聞こえた震える声に、啓人は、思わず振り向いた。
フィルは――その動揺をあらわすかのように、目を大きく見開いている。
彼女の言葉に、ドライは何も言わなかった。
ただ、感情の見えない目で、啓人を見ていた。
「ドライ……」
声の震えが、止まった。
「ドライツェーン!!」
フィルが床を蹴った。
一瞬、まばたきの間にフィルはドライに接近し、ダガーを抜く。
だがそれを振り下ろすよりも前に、銃弾がフィルを貫いた。
「っ……」
手の甲を撃たれたフィルは、思わずダガーを取り落とし、たたらを踏む。
フィルを撃ったのはベリオスだった。その銃口は、ゆっくりと、フィルの顔へと照準する。まるで、虫を見るような冷たい目で。
「待って。約束が違う」
「――そうだったね」
ようやく発したドライの声にふっ、と口元に微笑を浮かべ、ベリオスは引き金から指を離す。
「さて、何の話だったかな……ああそうそう、ドライツェーンについてだね。スパイといっても、最初から君を裏切っていたわけではない。彼が君は裏切ったのは、今日が初めてだよ」
「なんだと……」
ベリオスが手を差し出すと、ドライは胸元から機械を取り出した。
それは、無線機だ。
「君たちの会話はこれで筒抜けだった。なぜそうしたかは――本人に聞いてみるといい」
――裏切られていた?
俺が? ドライに?
鼓動がうるさい。息が乱れる。
利用していたつもりでされていたのか?
なぜだ。なぜ気づけなかった。なぜその心配に思い至らなかった。自分が裏切るように自分が裏切られることを。
「あ、あ……」
手に持つアサルトライフルが頼りない。
足に力が入らない。流れ出ていく血が、自分の計画の杜撰さを、その愚かさを証明するようで。
「あぁぁあああああ!!」
啓人はアサルトライフルをベリオスに向けた。
だがその背後から、待機していた兵士が銃床で啓人を殴りつけ、手に持ったライフルを弾き飛ばした。
「さて」
ベリオスが目線を動かすと、兵士たちが啓人の腕をつかみ、拘束して引きずり上げた。
フィルもまた、抵抗する術もなく拘束されていく。
「君たちが失敗した理由は以上だ。もっとも――成功していたとしても、三人で逃げることは不可能だったが」
その言葉に、思わずフィルが顔を上げる。
ドライは、反応しなかった。
「ノイン、君は二人を騙していたんだろう? そして二人もそれに気づいていたはずだ。君が二人を囮にして、一人で逃げるつもりだったことを」
ぴくり、と二人の肩が跳ねた。
気づいていた――だから、ベリオスに通報した。
(バカか俺は……)
当たり前だ。こんなペラペラな嘘に、二人が気づかないわけがない。
気づいていても従ったのがフィルで……気づいて裏切ったのがドライだ。ただそれだけ。
「ノイン。君は二人を頼ったが、もしも一人でやっていれば成功したかもしれない。確率は低くとも、ゼロではなかった。――そしてその勇気が君になかった」
ベリオスの言葉に、啓人は何も言い返せなかった。
焦っていた。恐怖した。啓人はそれに屈して、こんな杜撰な計画を立てた。そして失敗した。当たり前のことから目を背けた結果が、これだった。
腹立たしい。自分の間抜けさが。
何年も、何年も我慢して、耐えて。
その結果がこれなのか?
こんな簡単に、終わるのか?
俺は――
「だが、まだ終わってはいないよ」
ベリオスの甘い囁きが、啓人の耳朶にするりと入り込んだ。
「反省したろう、ノイン。我が子よ。ならば僕は君を許そう」
ぽん、とベリオスが肩に手を置いて。
そして、囁いた。
「だが覚えておくといい。
人は、容易に人を裏切る。誰でも、簡単に。
理解しがたい愚かなる動物、それが人なんだ」
ベリオスはそれを、紛うことなき真実だと思っている。
それを、一瞬で理解した。
「親友でも、恋人でも、親でも。
この世界に、本当の意味で、信頼できる人間なんてどこにもいない。
君を裏切らないのは、君自身だけだ。
それを、忘れないで」
啓人は、否定することも、いや、一言も発することはできなかった。
ベリオスは拳銃を抜く。
そして、構えた。
その銃口の先に居たのは――ドライだった。
銃声。連続する。
三発の銃弾は、ドライの腹に三つの穴を開けた。
鮮血が散る。
ドライは、少し驚いた顔で、けれどそれを受け容れるように――目を閉じて後ろに倒れた。
啓人も、フィルも、何も言えずに、それを見ることしかできなかった。
「僕はね、裏切り者が嫌いなんだ。覚えておくといい」
啓人を拘束していた兵士はその手を話し。
ベリオスは嗤いながら、兵士と共に消えていった。
――後に残されたのは、床を這いずる啓人と、フィルと、そしてドライの死体だけだった。
0
※この作品はフィクションです。登場する人名、地名、組織名、国家名、その他あらゆる名称は、実在のものとは一切関係ありません。★気に入ったらぜひお気に入り登録お願いします!
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
年下の地球人に脅されています
KUMANOMORI(くまのもり)
SF
鵲盧杞(かささぎ ろき)は中学生の息子を育てるシングルマザーの宇宙人だ。
盧杞は、息子の玄有(けんゆう)を普通の地球人として育てなければいけないと思っている。
ある日、盧杞は後輩の社員・谷牧奨馬から、見覚えのないセクハラを訴えられる。
セクハラの件を不問にするかわりに、「自分と付き合って欲しい」という谷牧だったが、盧杞は元夫以外の地球人に興味がない。
さらに、盧杞は旅立ちの時期が近づいていて・・・
シュール系宇宙人ノベル。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
空腹のドナウ〜欲望が基準の世界で楓正樹は何を望む〜
ゴシ
SF
宗教団体の創始者の息子である楓正樹。
家族と仲良く暮らして美味しいものだけ食べれればいい正樹が、ある男との出会いを境に状況が大きく変化する。
神機と言われる神の機体が存在し、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰の欲望が隣り合わせの世界で正樹は戦う。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
江戸時代改装計画
華研えねこ
歴史・時代
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。
「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」
頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。
ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。
(何故だ、どうしてこうなった……!!)
自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。
トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。
・アメリカ合衆国は満州国を承認
・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲
・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認
・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い
・アメリカ合衆国の軍備縮小
・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃
・アメリカ合衆国の移民法の撤廃
・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと
確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
異世界列島
黒酢
ファンタジー
【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!!
■【毎日投稿】2019.2.27~3.1
毎日投稿ができず申し訳ありません。今日から三日間、大量投稿を致します。
今後の予定(3日間で計14話投稿予定)
2.27 20時、21時、22時、23時
2.28 7時、8時、12時、16時、21時、23時
3.1 7時、12時、16時、21時
■なろう版とサブタイトルが異なる話もありますが、その内容は同じです。なお、一部修正をしております。また、改稿が前後しており、修正ができていない話も含まれております。ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる