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第3章
花と嵐
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「いかがでした? ちゃんと内容は合っていました?」
僕は頬を紅潮させたサラの呼びかけで我に返る。
そうだ。これは授業っていう体でサラが語ってくれてたんだ。話の内容が意外だったからって呆けてる場合じゃないぞ。
「え、ええ。サラさんの演技も、とても素晴らしかったですわ。ここまで詳細な演技ができるなんて、サラさんはずいぶんこのお話が好きなんですのね」
「はい、大好きです。この劇は大人気ですから、劇場に行ったって毎回観られるってわけではなかったんですけど、でも、行かずにはいられなくて……」
目を伏せるサラは両手を胸に当てる。まるで大事な何かをそっと抱くようだ。
「『約束の花束をあなたに』のどんなところが良いのかお話するんでしたよね。それは……」
サラは顔を上げた。
「全部、よ」
瞳には思いつめたような、決意を秘めたような、そんな力があった。
僕の胸がドキリと跳ねる。
「私がこの劇を観たのはちょうど初演の日だったの。看板に描かれた二人に惹かれて劇場に入って……すぐ虜になった。この作品が不人気でも関係ない、観客が私一人だけになっても最後の公演の日まで絶対に通う、そう心に決めたくらいよ」
サラがゆっくりと僕に近寄る。小さな靴音は絨毯が吸い込んだ。その光景を目にする僕は動けない。座っているから当然なんだけど、でも実はサラの視線に射抜かれてしまったせいじゃないかって錯覚に陥る。そのくらいサラの目に宿る力は強い。
「私が劇場に通っていたのはたぶん、ラジュワーとムダルが本当に幸せになれるのかどうかを確かめるため。もしかしたら二人が何かの手違いとか、あるいは作家の気まぐれで二人が幸せにならずに終わるのかも、そうしたらどうしようって思いながら観ていたの。だからいつも、二人が幸せそうに笑って幕が下りるその瞬間まで、ずっとドキドキしてる」
「どう、して」
最後の「そんなに」という言葉は、かすれて出なかった。いつの間にか口の中がカラカラに乾いていたんだ。
僕は一度つばを飲みこみ、口の中を湿らせる。
「どうして、そんなに、思い入れてるの?」
「重ねているからよ」
「重ねる……?」
「そう。分かるでしょう?」
思わずさまよわせた僕の視線が机の上に釘付けになる。開かれた本の中ではまだ、子ども時代のムダルとラジュワーが庭園で楽しそうに笑ってる。
花の香りがして僕は顔を上げた。サラがすぐ近くまで来ていた。そうだ、サラは香水をつけている。蘭のような華やかな香りのものを。さっきまではそんなに感じなかったけど、今はとっても気になるよ。花咲く庭園にいる感じがするからかな。挿絵のムダルとラジュワーを見るような……いや、僕たちの子ども時代に戻ったような気分になっているからかも。
目の前で腰をかがめたサラが、吐息すらかかりそうな距離で艶やかな唇を開く。
「ねえ」
サラは無邪気で、楽しそうな笑みを見せる。子どものころ、一緒に遊んだときの笑みとおなじものだ。
「私は『約束の花束をあなたに』が大好き。……あなたは、どう?」
その瞬間、目を見開く僕の周りを、緑の風が吹きぬけていく。そんな気分になった。
サラは気づいてる!
ここにいる“エレノア”が誰だか分かってるんだ!
ふと、サラが微笑む。
「あのね。私――」
「サラ!」
廊下の方から大きな呼び声がした。
身を震わせたサラが反射的に体をひねり、僕がハッと顔を上げる。同時に勢いよく扉が開いた。
廊下に立っているのはジェフリー。今日も今日とてシルクハットをかぶり、顰め面をしてご登場だ。
「エレノア嬢がいらしているのだろう? 私が部屋で待っているというのに――!」
その顔からすると文句を言うつもりだったんだろうけど、ジェフリーはなぜかサラを見てギクリと身体を強張らせた。
「……その……私はだな……次の資料をもらいたくて……い、いや、今日の資料がないと困るだろうから、届けに……」
おっと、そうだった。
普段ならモート家に到着したあと“エレノア”はジェフリーの書斎に行って次の資料を渡し、引きかえに今日の授業の資料をもらうのがいつもの流れなんだけど、今日は先にサラの部屋へ来ちゃったんだよね。
「まあ。わざわざ申し訳ございません」
立ち上がろうとした僕を、サラが手で遮った。そうして黙ったままその手を僕に差し出す。
サラはジェフリーに顔を向けてるから、僕が表情を窺うことはできない。でも、その背には、なんだかメラメラと燃える炎が見えた気がした。
迫力に負けた僕が白い手袋の上に資料を乗せるとサラは踵を返し、ジェフリーに向かって力強く進む。ええと……絨毯に、サラの靴の跡ができてるんだけど……。
「はい、お父様。資料よ」
ジェフリーの前まで行って資料を差しだすサラの声は、とーっても優しい。絨毯の状況と差がありすぎて逆に怖い。
「どうしたの? 受け取らないの?」
「いや……もちろん、受け取るとも……」
ジェフリーは手に持った資料を胸の前に構えて縮こまってる。その表情ときたら、エレノア姉上に詰め寄られたときのうちの父上のものとそっくりだ。ジェフリーがこんな様子を見せるなんて初めてだぞ。どうしたんだろう。サラはどんな顔をしてるの?
肩をすくめたサラがすいと手を伸ばし、ジェフリーが盾のように持っていた資料を取り上げる。当のジェフリーは「あー」とも「うー」ともつかない調子で唸った。
「ほら。私の部屋まで来るくらい待ちかねていた資料でしょ? ――さっさと受け取れば!?」
目にもとまらぬ勢いでサラの腕が振られ、ジェフリーの胸に資料を叩きつける。
ばぁん! というものすごい音と共に「ぐふっ」とくぐもった声がして、ジェフリーが資料を抱えたまま尻をつく。そのままゆっくりと背後に倒れ込み、シルクハットが廊下を転がって……。
思わず腰を浮かせた僕だったけど、廊下の景色はすぐに見えなくなった。サラがさっさと扉を閉めたせいだ。
「書斎に寄らなかったのは失敗だったわね。邪魔が入っちゃった」
サラがほんのり苦笑しながら戻って来て、机の上に資料を置いて。
「それで、さっきの話――」
って言いかけたから、僕は慌てて、
「し、資料もいただきましたし、遅くなりましたけど授業を始めますわね」
とだけ言って机の資料を開いた。
小さく息を飲んだサラは黙って椅子に座る。こっそり窺うと表情は完全なる『無』だった。なんだか怖いな、と思ったところでサラがぼそっと「クソ親父」なんて呟いたけど、脇の下にじっとり汗をかいてる僕は余計な指摘をせずに授業を続けた。
いや、ジェフリーが来てくれて助かったよ。
だってさっきは危なかったんだ。うっかり「僕はグレアムなんだ」って言ってしまうところだったからね。どんなに女装が嫌でも「サラがグレアムだって気付いてる」なんて自分に都合のいい妄想をしてる場合じゃないんだぞ、僕。
契約が終わるその日までちゃんとするんだ。
モート家にいるのはグレアムじゃなくて、あくまで教師の“エレノア”なんだからね!
僕は頬を紅潮させたサラの呼びかけで我に返る。
そうだ。これは授業っていう体でサラが語ってくれてたんだ。話の内容が意外だったからって呆けてる場合じゃないぞ。
「え、ええ。サラさんの演技も、とても素晴らしかったですわ。ここまで詳細な演技ができるなんて、サラさんはずいぶんこのお話が好きなんですのね」
「はい、大好きです。この劇は大人気ですから、劇場に行ったって毎回観られるってわけではなかったんですけど、でも、行かずにはいられなくて……」
目を伏せるサラは両手を胸に当てる。まるで大事な何かをそっと抱くようだ。
「『約束の花束をあなたに』のどんなところが良いのかお話するんでしたよね。それは……」
サラは顔を上げた。
「全部、よ」
瞳には思いつめたような、決意を秘めたような、そんな力があった。
僕の胸がドキリと跳ねる。
「私がこの劇を観たのはちょうど初演の日だったの。看板に描かれた二人に惹かれて劇場に入って……すぐ虜になった。この作品が不人気でも関係ない、観客が私一人だけになっても最後の公演の日まで絶対に通う、そう心に決めたくらいよ」
サラがゆっくりと僕に近寄る。小さな靴音は絨毯が吸い込んだ。その光景を目にする僕は動けない。座っているから当然なんだけど、でも実はサラの視線に射抜かれてしまったせいじゃないかって錯覚に陥る。そのくらいサラの目に宿る力は強い。
「私が劇場に通っていたのはたぶん、ラジュワーとムダルが本当に幸せになれるのかどうかを確かめるため。もしかしたら二人が何かの手違いとか、あるいは作家の気まぐれで二人が幸せにならずに終わるのかも、そうしたらどうしようって思いながら観ていたの。だからいつも、二人が幸せそうに笑って幕が下りるその瞬間まで、ずっとドキドキしてる」
「どう、して」
最後の「そんなに」という言葉は、かすれて出なかった。いつの間にか口の中がカラカラに乾いていたんだ。
僕は一度つばを飲みこみ、口の中を湿らせる。
「どうして、そんなに、思い入れてるの?」
「重ねているからよ」
「重ねる……?」
「そう。分かるでしょう?」
思わずさまよわせた僕の視線が机の上に釘付けになる。開かれた本の中ではまだ、子ども時代のムダルとラジュワーが庭園で楽しそうに笑ってる。
花の香りがして僕は顔を上げた。サラがすぐ近くまで来ていた。そうだ、サラは香水をつけている。蘭のような華やかな香りのものを。さっきまではそんなに感じなかったけど、今はとっても気になるよ。花咲く庭園にいる感じがするからかな。挿絵のムダルとラジュワーを見るような……いや、僕たちの子ども時代に戻ったような気分になっているからかも。
目の前で腰をかがめたサラが、吐息すらかかりそうな距離で艶やかな唇を開く。
「ねえ」
サラは無邪気で、楽しそうな笑みを見せる。子どものころ、一緒に遊んだときの笑みとおなじものだ。
「私は『約束の花束をあなたに』が大好き。……あなたは、どう?」
その瞬間、目を見開く僕の周りを、緑の風が吹きぬけていく。そんな気分になった。
サラは気づいてる!
ここにいる“エレノア”が誰だか分かってるんだ!
ふと、サラが微笑む。
「あのね。私――」
「サラ!」
廊下の方から大きな呼び声がした。
身を震わせたサラが反射的に体をひねり、僕がハッと顔を上げる。同時に勢いよく扉が開いた。
廊下に立っているのはジェフリー。今日も今日とてシルクハットをかぶり、顰め面をしてご登場だ。
「エレノア嬢がいらしているのだろう? 私が部屋で待っているというのに――!」
その顔からすると文句を言うつもりだったんだろうけど、ジェフリーはなぜかサラを見てギクリと身体を強張らせた。
「……その……私はだな……次の資料をもらいたくて……い、いや、今日の資料がないと困るだろうから、届けに……」
おっと、そうだった。
普段ならモート家に到着したあと“エレノア”はジェフリーの書斎に行って次の資料を渡し、引きかえに今日の授業の資料をもらうのがいつもの流れなんだけど、今日は先にサラの部屋へ来ちゃったんだよね。
「まあ。わざわざ申し訳ございません」
立ち上がろうとした僕を、サラが手で遮った。そうして黙ったままその手を僕に差し出す。
サラはジェフリーに顔を向けてるから、僕が表情を窺うことはできない。でも、その背には、なんだかメラメラと燃える炎が見えた気がした。
迫力に負けた僕が白い手袋の上に資料を乗せるとサラは踵を返し、ジェフリーに向かって力強く進む。ええと……絨毯に、サラの靴の跡ができてるんだけど……。
「はい、お父様。資料よ」
ジェフリーの前まで行って資料を差しだすサラの声は、とーっても優しい。絨毯の状況と差がありすぎて逆に怖い。
「どうしたの? 受け取らないの?」
「いや……もちろん、受け取るとも……」
ジェフリーは手に持った資料を胸の前に構えて縮こまってる。その表情ときたら、エレノア姉上に詰め寄られたときのうちの父上のものとそっくりだ。ジェフリーがこんな様子を見せるなんて初めてだぞ。どうしたんだろう。サラはどんな顔をしてるの?
肩をすくめたサラがすいと手を伸ばし、ジェフリーが盾のように持っていた資料を取り上げる。当のジェフリーは「あー」とも「うー」ともつかない調子で唸った。
「ほら。私の部屋まで来るくらい待ちかねていた資料でしょ? ――さっさと受け取れば!?」
目にもとまらぬ勢いでサラの腕が振られ、ジェフリーの胸に資料を叩きつける。
ばぁん! というものすごい音と共に「ぐふっ」とくぐもった声がして、ジェフリーが資料を抱えたまま尻をつく。そのままゆっくりと背後に倒れ込み、シルクハットが廊下を転がって……。
思わず腰を浮かせた僕だったけど、廊下の景色はすぐに見えなくなった。サラがさっさと扉を閉めたせいだ。
「書斎に寄らなかったのは失敗だったわね。邪魔が入っちゃった」
サラがほんのり苦笑しながら戻って来て、机の上に資料を置いて。
「それで、さっきの話――」
って言いかけたから、僕は慌てて、
「し、資料もいただきましたし、遅くなりましたけど授業を始めますわね」
とだけ言って机の資料を開いた。
小さく息を飲んだサラは黙って椅子に座る。こっそり窺うと表情は完全なる『無』だった。なんだか怖いな、と思ったところでサラがぼそっと「クソ親父」なんて呟いたけど、脇の下にじっとり汗をかいてる僕は余計な指摘をせずに授業を続けた。
いや、ジェフリーが来てくれて助かったよ。
だってさっきは危なかったんだ。うっかり「僕はグレアムなんだ」って言ってしまうところだったからね。どんなに女装が嫌でも「サラがグレアムだって気付いてる」なんて自分に都合のいい妄想をしてる場合じゃないんだぞ、僕。
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