上 下
19 / 19
〜第二章〜

風制

しおりを挟む
 さて、五能覚は完成させた。まだ、命令は来ていないし、なにをするか・・・。そうだ!あれが、出来ているんだった。

 能力がある世界では、1日で高層ビルが立つことなんて、当たり前。

 「ここが、風制委員会議ビルか。」

 ボス曰く、俺が委員長をしろとのこと。

 「これが、次の命令か。」

 さて、どうやって人員を確保しようか・・・。学校に、アピールでもしに行くか?

 そういうのは、俺の仕事じゃなかっかた。今は、あいつらがいる。

 五能覚は、今や札律次島のヒーローとも呼べる存在だ。

 俺は、早速五能覚に頼んだ。

 「さて、どうするお前たち。」
 
 「どうするって、行く場所もないんだし、こうして住まわせてもらってるだけでありがたいよ。」

 大人になったな。だが、まだまだだな。

 「学校、行ってみないか?」

 「嫌だ!俺は、こいつらと一緒がいいんだ!」

 「だったら、お前らだけの学校ならどうだ?」

 「それは、いいけど。」

 こうして、学校建築も上にお任せ。

 さて、俺が戻る頃には何人来てるかな。

 わ~お。ざっと10000人くらい、いるぞ。

 意見を聞くと、どうやら警察は学生の喧嘩などには、仲裁すらしないらしい。そういうのに不満をあげた奴らが、ここに集まっている。

 俺は、能力のランクで、何処に配属させるかを決めた。

 まさかこんなにくるとは・・・、今夜は徹夜だな。終わったのは、翌日の早朝だった。

 はぁ~、大変なもんだ。おっと、そういえばあれを頼んでたんだったな。

 「いいか、ここが今日からお前たちの学校だ。先生は、お前ら五能覚で、やってくれ。と言っても、1クラスしかないから、交代でな。」

 残っていた問題は、解決した。さて、今日もゆっくりするか。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

何故、わたくしだけが貴方の事を特別視していると思われるのですか?

ラララキヲ
ファンタジー
王家主催の夜会で婚約者以外の令嬢をエスコートした侯爵令息は、突然自分の婚約者である伯爵令嬢に婚約破棄を宣言した。 それを受けて婚約者の伯爵令嬢は自分の婚約者に聞き返す。 「返事……ですか?わたくしは何を言えばいいのでしょうか?」 侯爵令息の胸に抱かれる子爵令嬢も一緒になって婚約破棄を告げられた令嬢を責め立てる。しかし伯爵令嬢は首を傾げて問返す。 「何故わたくしが嫉妬すると思われるのですか?」 ※この世界の貴族は『完全なピラミッド型』だと思って下さい…… ◇テンプレ婚約破棄モノ。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

【完結】王太子妃の初恋

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。 王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。 しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。 そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。 ★ざまぁはありません。 全話予約投稿済。 携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。 報告ありがとうございます。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

処理中です...