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〜第六章〜
疑
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様子を伺っているが、今のところ怪しい動きはない。
全能祭の時は、黒霧の幻影が襲いに・・・来ていなかった。あれは、襲撃なのか?考えても、仕方ないか。
目標がわからないと、殴りに行けない。しかも、法に触れていないと戦う理由にはならない。
まぁ、悪いことをしないのならいいんだが。
2日目も、特に何も起きなかった。俺の、思い込みだったか?
そんなことは、なかった。
次の日の朝、無能力者が能力者を、無差別に殺害しているというニュースが流れ込んできた。
言霊の力か。どうしてそう断言できるのかというと、逮捕された無能力者は、能力者に触れていなかった。目撃者の証言では、銃も持っていなかった。
共犯の線もあるが、銃声がしなかったらしいし、殺された能力者を恨んでいるものもいなかった。
だが、不可解な点がある。何故、離れたところから言霊を、使わなかった?
使えなかったのか。多分、自分から半径数メートルまでしか使えないのだろう。
でも待てよ、言霊の存在は何処で知った?知ったとして、何故使えた?
言霊の弱点は、能力と似ていること。つまり、能力を使う感覚と同じということ。俺は、自然と使えたが、無能力者は難しいだろう。
つまり、誰かが教えたということ。
これは、完璧な犯罪だ。
さて、誰が手引きしたのか・・・土山地だろうな。
あとは証拠を、揃えるだけ。
今日の見回りは、オフにしてもらって犯罪者に会いに行ってみるか。
まぁ、早苗が許すわけないので黙って行くんだけど。
俺は、無能力者同士なら何か聞き出せるかもと交渉し、面会に来ていた。
「何故、能力者を殺したんだ?」
「・・・。」
やはり答えないか。口封じでも、されているのか。
じゃあ、覗かせてもらうよ。俺は、天眼の加護で相手の心情を探った。
『どうして、こうなった。あいつらは、事を起こせば妹を解放すると言っていたはず。』
「妹さんが、関係しているんですか?」
「!?」
やはり、驚いている。
『何故だ?奴らは、情報を警察にゆうなと言っていた。まさか、奴らがしくじったのか?土山地の奴らが。』
「やはりそうでしたか。土山地が、関係しているんですよね。」
「なんで、それを・・・。」
「見させていただきました。あなたの心を。安心してください。妹さんは、必ず助けますよ。警察に言ってはいけないなら、俺たち風制委員を頼ってください。必ず、助けてみせます。」
「お願いできるんですか?本当に。」
「いいですよ。」
これで、証拠が見つかった。
さて、どうやって乗り込もうかな。
全能祭の時は、黒霧の幻影が襲いに・・・来ていなかった。あれは、襲撃なのか?考えても、仕方ないか。
目標がわからないと、殴りに行けない。しかも、法に触れていないと戦う理由にはならない。
まぁ、悪いことをしないのならいいんだが。
2日目も、特に何も起きなかった。俺の、思い込みだったか?
そんなことは、なかった。
次の日の朝、無能力者が能力者を、無差別に殺害しているというニュースが流れ込んできた。
言霊の力か。どうしてそう断言できるのかというと、逮捕された無能力者は、能力者に触れていなかった。目撃者の証言では、銃も持っていなかった。
共犯の線もあるが、銃声がしなかったらしいし、殺された能力者を恨んでいるものもいなかった。
だが、不可解な点がある。何故、離れたところから言霊を、使わなかった?
使えなかったのか。多分、自分から半径数メートルまでしか使えないのだろう。
でも待てよ、言霊の存在は何処で知った?知ったとして、何故使えた?
言霊の弱点は、能力と似ていること。つまり、能力を使う感覚と同じということ。俺は、自然と使えたが、無能力者は難しいだろう。
つまり、誰かが教えたということ。
これは、完璧な犯罪だ。
さて、誰が手引きしたのか・・・土山地だろうな。
あとは証拠を、揃えるだけ。
今日の見回りは、オフにしてもらって犯罪者に会いに行ってみるか。
まぁ、早苗が許すわけないので黙って行くんだけど。
俺は、無能力者同士なら何か聞き出せるかもと交渉し、面会に来ていた。
「何故、能力者を殺したんだ?」
「・・・。」
やはり答えないか。口封じでも、されているのか。
じゃあ、覗かせてもらうよ。俺は、天眼の加護で相手の心情を探った。
『どうして、こうなった。あいつらは、事を起こせば妹を解放すると言っていたはず。』
「妹さんが、関係しているんですか?」
「!?」
やはり、驚いている。
『何故だ?奴らは、情報を警察にゆうなと言っていた。まさか、奴らがしくじったのか?土山地の奴らが。』
「やはりそうでしたか。土山地が、関係しているんですよね。」
「なんで、それを・・・。」
「見させていただきました。あなたの心を。安心してください。妹さんは、必ず助けますよ。警察に言ってはいけないなら、俺たち風制委員を頼ってください。必ず、助けてみせます。」
「お願いできるんですか?本当に。」
「いいですよ。」
これで、証拠が見つかった。
さて、どうやって乗り込もうかな。
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