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〜第五章〜
呪い
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俺が行きたかった場所は、呪縛地だ。
「ここか。」
誰もいないこの場所に、俺の足音が響く。不気味だったが、依頼のために仕方ないと歩き続けた。
呪縛地の、中心についた。
「おい、いるんだろ?不老不死の魔女。」
「もちろん。ここは、私の家だからのう。して、何のようじゃ小童。」
「簡単な話さ、俺に呪いをかけて欲しい。不老不死っていうだけあるから、体力が減らなくなる呪いもあるんだろう?」
そうだ。体力さえ減らなければ、ずっと加護を使い続けられる。
「ふむ・・・、いいじゃろう。お主は気に入った。減無の呪いをかけてやる。」
減無の呪い・・・、名のとうり減らなくなるなるというわけか。
「頑張るんじゃぞ。」
何か、試練のようなものがあるかと思ったが、結局何もなかった。なぜだ?何か企んでいるのだろうか・・・、まぁ良しとしよう。今は、それどころじゃないからな。
そして翌日。
「見つけたわよ。研究所。莉愛、教えてあげて。」
「はい。まず研究区に絞って探したのですが見当たらず、次に組織区を調べましたがこちらもダメ。結果的に、学校区にあると思われます。それも、声律次市に。」
声律次市か・・・。一度、行ったことはあるのだがそこにあるのか?確かに、山の中央に位置するから隠れてやりやすいが・・・。まぁ、行ってみればわかることだ。
「いついくんだ?」
「もちろん、今からよ。」
マジか・・・。流石は、組織を爆破しようとしただけはあるな。
「それじゃあ行くわよ!」
いつも通り、徒歩で向かった。隣の市といっても、1時間はかかる。なんせ、山を越えなきゃいけないからな。これは、長い旅になりそうだ。
「ついた、ここよ。」
この廃ビルがそうか?いかにもって感じだけど。
「入るわよ。」
どうやら、地下室があるらしい。でも、よくこんなスペースで研究できたよな。
1番奥の扉を開けたその時、俺たちの視界は光に包まれた。どこかで見たことあるような・・・。
「転移能力!?」
「そのとうり、ようこそエデンへ。ですが、君たちは僕たちに取って邪魔な存在。ここで、潰させてもらいますよ。」
くっ、早々見つかるのは少し厄介だ。て、あれ?早苗がいない。まさか、早苗だけ転移されなかった?一体何で・・・。
「敵は、3人。対してこちらは2人。どう見ても不利だ。」
「しかも、遺伝子研究ってことは能力を複数持ち合わせてる。さて、どうしたものかな。」
勝てるのか?いや、勝ってみせるさ。
「ここか。」
誰もいないこの場所に、俺の足音が響く。不気味だったが、依頼のために仕方ないと歩き続けた。
呪縛地の、中心についた。
「おい、いるんだろ?不老不死の魔女。」
「もちろん。ここは、私の家だからのう。して、何のようじゃ小童。」
「簡単な話さ、俺に呪いをかけて欲しい。不老不死っていうだけあるから、体力が減らなくなる呪いもあるんだろう?」
そうだ。体力さえ減らなければ、ずっと加護を使い続けられる。
「ふむ・・・、いいじゃろう。お主は気に入った。減無の呪いをかけてやる。」
減無の呪い・・・、名のとうり減らなくなるなるというわけか。
「頑張るんじゃぞ。」
何か、試練のようなものがあるかと思ったが、結局何もなかった。なぜだ?何か企んでいるのだろうか・・・、まぁ良しとしよう。今は、それどころじゃないからな。
そして翌日。
「見つけたわよ。研究所。莉愛、教えてあげて。」
「はい。まず研究区に絞って探したのですが見当たらず、次に組織区を調べましたがこちらもダメ。結果的に、学校区にあると思われます。それも、声律次市に。」
声律次市か・・・。一度、行ったことはあるのだがそこにあるのか?確かに、山の中央に位置するから隠れてやりやすいが・・・。まぁ、行ってみればわかることだ。
「いついくんだ?」
「もちろん、今からよ。」
マジか・・・。流石は、組織を爆破しようとしただけはあるな。
「それじゃあ行くわよ!」
いつも通り、徒歩で向かった。隣の市といっても、1時間はかかる。なんせ、山を越えなきゃいけないからな。これは、長い旅になりそうだ。
「ついた、ここよ。」
この廃ビルがそうか?いかにもって感じだけど。
「入るわよ。」
どうやら、地下室があるらしい。でも、よくこんなスペースで研究できたよな。
1番奥の扉を開けたその時、俺たちの視界は光に包まれた。どこかで見たことあるような・・・。
「転移能力!?」
「そのとうり、ようこそエデンへ。ですが、君たちは僕たちに取って邪魔な存在。ここで、潰させてもらいますよ。」
くっ、早々見つかるのは少し厄介だ。て、あれ?早苗がいない。まさか、早苗だけ転移されなかった?一体何で・・・。
「敵は、3人。対してこちらは2人。どう見ても不利だ。」
「しかも、遺伝子研究ってことは能力を複数持ち合わせてる。さて、どうしたものかな。」
勝てるのか?いや、勝ってみせるさ。
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