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〜第三章〜
赤色の扉殿
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~赤色の扉殿~
「ここが、赤色の扉殿か~。大きいですね~。」
呑気なこった。
中は、迷路になっていた。しかも、毎秒毎分形が変化しているときた。
そのせいで、6人が1人1人に分断させられてしまった。
「こりゃまいったな~。1人になっちまった~。」
と、俺は呑気なことを言っているが内心焦っている。
「やぁ、こんにちは。僕は、飯田光弘といいます。」
「飯田光弘!?お前もこっちにきていたのか?」
「いいえ、僕はある人に作られた情報の融合体。いわゆる、分身と言う立場になります。ここでは、あなたが強くなったかを試すためにいます。ちなみに、加護を使うと暴走しますが今回はあえて使います。いいですね?」
暴走?何でまた・・・。
俺は、迷っていた。能力を使うか、使わないか・・・。
俺は、使わなかった。
「それでいいのか?そんなものでは、私には勝てない。」
敵わなかった。
能力を使わなかったら、勝てないのだと気づいた。
だからと言って、能力を使うと勝てなくなる。
結局、勝てない。どちらにせよ、俺は弱かった。
飯田の能力では、攻撃はできない。持久戦か?でも、能力なしでは俺は勝てない。
どうする・・・、どうすれば・・・。
!?
待てよ?もし、これがそうだとしたら・・・いけるぞ。
「なっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
暴走した。
それと同時に、飯田は消えて扉が開いた。
そこには、全員いた。
みんなは、自分自身と戦ったらしい。
「パチパチぱち~、おめでと~。ごうかく~。」
合格?一体何のことだ?
「あれ?何で、そんなキョトンとしてるの?あっ、そうか。言ってなかったね、試練のこと。」
試練?そうか、俺の試練だけ自分と戦うのじゃなかったのは、俺はもう自分を受け入れているからか。
飯田の件は、俺が責任を感じてたから。次あった場合、能力を使う勇気があるのか調べるために。
俺は、合格したんだ。
だが・・・、実際には実感がない。もしかしたら、暴走させるのが条件なんじゃね?と思った、自分が恥ずかしい。
まぁ、結果オーライだ。
どちらにせよ、これで試練は突破したと言うことだ。
「最終試験だよ。この、人と戦ってもらう。勝てたなら、ここから出してあげる。」
祠の奥から、黒いローブに包まれた人が姿を現した。
これは・・・。
凄い威圧を感じる。
「すっげぇぇな!なんだ?この気は。楽しみになってきたぜ!」
いつも以上に、はしゃいでいるな。
さて、どうするか・・・。こいつが、真の試練ってことか。
「ここが、赤色の扉殿か~。大きいですね~。」
呑気なこった。
中は、迷路になっていた。しかも、毎秒毎分形が変化しているときた。
そのせいで、6人が1人1人に分断させられてしまった。
「こりゃまいったな~。1人になっちまった~。」
と、俺は呑気なことを言っているが内心焦っている。
「やぁ、こんにちは。僕は、飯田光弘といいます。」
「飯田光弘!?お前もこっちにきていたのか?」
「いいえ、僕はある人に作られた情報の融合体。いわゆる、分身と言う立場になります。ここでは、あなたが強くなったかを試すためにいます。ちなみに、加護を使うと暴走しますが今回はあえて使います。いいですね?」
暴走?何でまた・・・。
俺は、迷っていた。能力を使うか、使わないか・・・。
俺は、使わなかった。
「それでいいのか?そんなものでは、私には勝てない。」
敵わなかった。
能力を使わなかったら、勝てないのだと気づいた。
だからと言って、能力を使うと勝てなくなる。
結局、勝てない。どちらにせよ、俺は弱かった。
飯田の能力では、攻撃はできない。持久戦か?でも、能力なしでは俺は勝てない。
どうする・・・、どうすれば・・・。
!?
待てよ?もし、これがそうだとしたら・・・いけるぞ。
「なっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
暴走した。
それと同時に、飯田は消えて扉が開いた。
そこには、全員いた。
みんなは、自分自身と戦ったらしい。
「パチパチぱち~、おめでと~。ごうかく~。」
合格?一体何のことだ?
「あれ?何で、そんなキョトンとしてるの?あっ、そうか。言ってなかったね、試練のこと。」
試練?そうか、俺の試練だけ自分と戦うのじゃなかったのは、俺はもう自分を受け入れているからか。
飯田の件は、俺が責任を感じてたから。次あった場合、能力を使う勇気があるのか調べるために。
俺は、合格したんだ。
だが・・・、実際には実感がない。もしかしたら、暴走させるのが条件なんじゃね?と思った、自分が恥ずかしい。
まぁ、結果オーライだ。
どちらにせよ、これで試練は突破したと言うことだ。
「最終試験だよ。この、人と戦ってもらう。勝てたなら、ここから出してあげる。」
祠の奥から、黒いローブに包まれた人が姿を現した。
これは・・・。
凄い威圧を感じる。
「すっげぇぇな!なんだ?この気は。楽しみになってきたぜ!」
いつも以上に、はしゃいでいるな。
さて、どうするか・・・。こいつが、真の試練ってことか。
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