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〜第一章〜
特訓
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~2日目~
俺と小春は、ある施設に来ていた。
「ここが能力特訓場か。」
そう、昨日自分たちが能力者だと分かりランクを上げるためにも特訓が必要だと考えていた。
←“遠距離” “近距離”→
「俺は近距離だしここからは別行動だな。」
そう言いつつ右にある通路を通って特訓場へ行くと。
「誰もいないな?」
「それはそのはず、聞いていなかったのか?お前は。」
そういえば研究員の人が、
「君たちはまだ能力を使いこなせていないから、明日は能力特訓場へ行くといい。直属のコーチもつけよう。あと、本来なら他の能力者もいるんだけど今回は特別貸切だ。十分特訓に励めるよ。」
と言っていたな。ありがたくいただくよその言葉。
「それじゃあまず能力を使ってみろ。」
「!!」
マジで言ってるのか?まだ一度も使ったこともないのに・・・
「どうした?まさか使ったこともないのか?」
「は・・・はい。」
当たり前だろ。昨日能力が分かったっていうのに、どう発想したらそうなるんだよ。
「分かった。では、右手に力を入れてみろ。」
言われたままにする。
「そして力を一点に集めるようにイメージしてみろ。」
その瞬間、かすかではあったが右手が光ったように見えた。
「おお、できたじゃないか。強化系能力は、強化しているところが光るんだ。よし、次は左手!」
あれから何時間たっただろう。もう夕方だ。コーチいわくランクの低い強化系能力は一点しか強化できないが、ランクが上がれば上がるほど強化できる場所・継続時間が増えるらしい。ゴールデンウィーク中に絶対ランクBまで行ってやる~。と、思った途端急に意識がなくなった。眠りについたのだ。深い深い眠りに・・・
「ん?ここは・・・」
気づいた時にはここがどこだか分からなかったが、感覚がないことで夢の中だと気づいた。
「夢の中なのに、なぜ意識があるんだ?」
そう思っていたら、ある声が聞こえてきた。
「能力者たちよ。気づいているものもおるかと思うが、ここは夢の世界だ。とわいっても僕の能力で作り上げた世界だから、みんなはこの世界から出られないよ。でもそれじゃあ面白くないから、チャンスをあげる。今から君たちには、感覚と能力を与えるからそれを使って目の前の試練に挑んでね。死にはしないけど、怪我は負うから気をつけて挑んでね。ああ、ここではみんなランクがC中になるから気をつけて~。それじゃあ。」
「試練・・・ねぇ~。」
俺と小春は、ある施設に来ていた。
「ここが能力特訓場か。」
そう、昨日自分たちが能力者だと分かりランクを上げるためにも特訓が必要だと考えていた。
←“遠距離” “近距離”→
「俺は近距離だしここからは別行動だな。」
そう言いつつ右にある通路を通って特訓場へ行くと。
「誰もいないな?」
「それはそのはず、聞いていなかったのか?お前は。」
そういえば研究員の人が、
「君たちはまだ能力を使いこなせていないから、明日は能力特訓場へ行くといい。直属のコーチもつけよう。あと、本来なら他の能力者もいるんだけど今回は特別貸切だ。十分特訓に励めるよ。」
と言っていたな。ありがたくいただくよその言葉。
「それじゃあまず能力を使ってみろ。」
「!!」
マジで言ってるのか?まだ一度も使ったこともないのに・・・
「どうした?まさか使ったこともないのか?」
「は・・・はい。」
当たり前だろ。昨日能力が分かったっていうのに、どう発想したらそうなるんだよ。
「分かった。では、右手に力を入れてみろ。」
言われたままにする。
「そして力を一点に集めるようにイメージしてみろ。」
その瞬間、かすかではあったが右手が光ったように見えた。
「おお、できたじゃないか。強化系能力は、強化しているところが光るんだ。よし、次は左手!」
あれから何時間たっただろう。もう夕方だ。コーチいわくランクの低い強化系能力は一点しか強化できないが、ランクが上がれば上がるほど強化できる場所・継続時間が増えるらしい。ゴールデンウィーク中に絶対ランクBまで行ってやる~。と、思った途端急に意識がなくなった。眠りについたのだ。深い深い眠りに・・・
「ん?ここは・・・」
気づいた時にはここがどこだか分からなかったが、感覚がないことで夢の中だと気づいた。
「夢の中なのに、なぜ意識があるんだ?」
そう思っていたら、ある声が聞こえてきた。
「能力者たちよ。気づいているものもおるかと思うが、ここは夢の世界だ。とわいっても僕の能力で作り上げた世界だから、みんなはこの世界から出られないよ。でもそれじゃあ面白くないから、チャンスをあげる。今から君たちには、感覚と能力を与えるからそれを使って目の前の試練に挑んでね。死にはしないけど、怪我は負うから気をつけて挑んでね。ああ、ここではみんなランクがC中になるから気をつけて~。それじゃあ。」
「試練・・・ねぇ~。」
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