1 / 2
プロローグニャ
しおりを挟む
ーーードサッ!!
「いててて……うわーこれ完全に足やったわーマジ痛えわー死ぬわー」
…まあ、死ぬほどじゃないけどね(痛いけど)
にしても、ここはどこなんだ?まず、俺が草地にいる時点で家の中じゃないのは明らかだ。
となると、ここは公園か?広場か?
いや、俺が住んでるとこはかなり住宅が密集してて近くにあった公園だとしてもこんなに広くなかったし…。
・
・
・
じゃあ…ココハドコ?オレハダレ?
いやいや、誰だなんて俺は俺だろ、何言ってんだ俺、しっかりせえ俺。
と、そこに
『ふーみゅ、転送装置がイみゃイチ調子悪かったみたいニャ。みゃた修理に出すとするかニャ。』
後ろから聞き覚えのある声。
その声はっっ!?と心の中で言いながら、俺は振り返った
・
・
・
が、そこには誰もいなかった。
アレ?おかしいな?後ろから聞こえたと思ったんだけど…?
『人間よ、我はここにおるニャ。』
へっ?ど、どこ?四方八方見てもいないんですけど?
『ニャにをそんなキョロキョロしておる。我は上におるニャ。』
う、上??
上を見上げると、そこには宙に浮いた白い猫だった。
…うん、猫だ。猫が浮いてる。あれは間違いなく猫だ。ちゃんと宙に浮いてるし。…ん?浮いてる?猫が?
・
・
・
「っでええええぇぇぇぇええええぇぇえええぇぇぇぇええええぇぇぇぇええええ!!!!!!??????」
『五月蝿い人間だニャ。もう少し静かに出来んのかニャ。』
「いやいやいや!!だって、猫が宙に浮いてるっておかしいだろ!?どういう物理法則なんだよ!?もう法則なんて関係ないってのか!?」
こちとらよく分からん場所に連れて来られてる時点でツッコミどころ満載なんだよ!一体どうなってんだよ!
って言いたかったけど、これ以上いうとなんかされそうで怖かったから止めといた(なんせ相手は浮いてるもん。)。
『みゃあ、確かに人間にとっては珍しい現象かもニャ。だが、この世界においては、浮くことが出来るやつニャんてそう珍しくニャいのニャ。』
へーそうなんだぁー勉強になったヨー⊂( ˆoˆ )⊃
俺は いちいち 考えるのを やめた!
「まあ、もう、なんでもいいや。そんで、猫さんが俺をココに連れて来させたのか?」
『「猫さん」?いみゃ、我のことをそう呼んだのかニャ?』
「そうだけど?」
『我の名は「猫さん」ではn(「そんなの分かってるよ~」ちょ、台詞を被せてくるでニャい!』
「だってまだ、名前聞いてなかったからさ。ひとまず[猫さん]にしておこうかと思って。」
『コホン…じ、自己紹介が遅れて済みゃニャかった。我の名は【ミカエル】。我が御前をココに連れてきたニャ。我はヨートメア王国に仕える者ニャ。宜しく頼むニャ。』
「俺の名前は【貴虎玲音】。現世では猫カbe(ん"ん"っ猫カフェを経営している者だ。ヨロシクな。」
年齢とか趣味とかクソ彼女歴とか言わなくてもいいよな。別に知ったところでって感じだしw
『(コイツ、噛んだな)さて、玲音。ココに連れてきたことには御前に頼みたいことがあってだニャ。それは……』
それは…?
・
・
・
・
・
『この世界を、救ってくれないかニャ?』
「ふぁ?」
ふぁ?
・
・
・
「はあああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁっっっ!!!!????」
「いててて……うわーこれ完全に足やったわーマジ痛えわー死ぬわー」
…まあ、死ぬほどじゃないけどね(痛いけど)
にしても、ここはどこなんだ?まず、俺が草地にいる時点で家の中じゃないのは明らかだ。
となると、ここは公園か?広場か?
いや、俺が住んでるとこはかなり住宅が密集してて近くにあった公園だとしてもこんなに広くなかったし…。
・
・
・
じゃあ…ココハドコ?オレハダレ?
いやいや、誰だなんて俺は俺だろ、何言ってんだ俺、しっかりせえ俺。
と、そこに
『ふーみゅ、転送装置がイみゃイチ調子悪かったみたいニャ。みゃた修理に出すとするかニャ。』
後ろから聞き覚えのある声。
その声はっっ!?と心の中で言いながら、俺は振り返った
・
・
・
が、そこには誰もいなかった。
アレ?おかしいな?後ろから聞こえたと思ったんだけど…?
『人間よ、我はここにおるニャ。』
へっ?ど、どこ?四方八方見てもいないんですけど?
『ニャにをそんなキョロキョロしておる。我は上におるニャ。』
う、上??
上を見上げると、そこには宙に浮いた白い猫だった。
…うん、猫だ。猫が浮いてる。あれは間違いなく猫だ。ちゃんと宙に浮いてるし。…ん?浮いてる?猫が?
・
・
・
「っでええええぇぇぇぇええええぇぇえええぇぇぇぇええええぇぇぇぇええええ!!!!!!??????」
『五月蝿い人間だニャ。もう少し静かに出来んのかニャ。』
「いやいやいや!!だって、猫が宙に浮いてるっておかしいだろ!?どういう物理法則なんだよ!?もう法則なんて関係ないってのか!?」
こちとらよく分からん場所に連れて来られてる時点でツッコミどころ満載なんだよ!一体どうなってんだよ!
って言いたかったけど、これ以上いうとなんかされそうで怖かったから止めといた(なんせ相手は浮いてるもん。)。
『みゃあ、確かに人間にとっては珍しい現象かもニャ。だが、この世界においては、浮くことが出来るやつニャんてそう珍しくニャいのニャ。』
へーそうなんだぁー勉強になったヨー⊂( ˆoˆ )⊃
俺は いちいち 考えるのを やめた!
「まあ、もう、なんでもいいや。そんで、猫さんが俺をココに連れて来させたのか?」
『「猫さん」?いみゃ、我のことをそう呼んだのかニャ?』
「そうだけど?」
『我の名は「猫さん」ではn(「そんなの分かってるよ~」ちょ、台詞を被せてくるでニャい!』
「だってまだ、名前聞いてなかったからさ。ひとまず[猫さん]にしておこうかと思って。」
『コホン…じ、自己紹介が遅れて済みゃニャかった。我の名は【ミカエル】。我が御前をココに連れてきたニャ。我はヨートメア王国に仕える者ニャ。宜しく頼むニャ。』
「俺の名前は【貴虎玲音】。現世では猫カbe(ん"ん"っ猫カフェを経営している者だ。ヨロシクな。」
年齢とか趣味とかクソ彼女歴とか言わなくてもいいよな。別に知ったところでって感じだしw
『(コイツ、噛んだな)さて、玲音。ココに連れてきたことには御前に頼みたいことがあってだニャ。それは……』
それは…?
・
・
・
・
・
『この世界を、救ってくれないかニャ?』
「ふぁ?」
ふぁ?
・
・
・
「はあああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁっっっ!!!!????」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
平凡な女子高生が王族の令嬢に異世界転生した場合の対処法について
杏子
恋愛
平々凡々な生活を送っていた少女、結城莉緒(ゆうき りお)はある日突然交通事故にあってしまう。命を失ってしまった彼女だったが、別の世界で王族の令嬢に転生していて⋯⋯?
涙あり笑いあり、出会いと別れを経て平凡少女は成長していく。
早めの更新を心がけるので、よろしくお願いします。
異世界の民主主義って何だ!?
輪島ライ
ファンタジー
民主主義と平和主義を愛する早田学院大学人間科学部4年生の沖田正輝は政治団体「民主の盾」を結成して学生運動に参加していた。そんな中、国会前でのデモ中に交通事故で死亡した彼は異世界のダモクレス王国に転生し、国王リッケンミー3世から魔王ドクーサを打倒する勇者として任命される。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は2021年に文芸同人誌で発表した作品を改稿したものです。
幼馴染の勇者が一般人の僕をパーティーに入れようとするんですが
空色蜻蛉
ファンタジー
羊飼いの少年リヒトは、ある事件で勇者になってしまった幼馴染みに巻き込まれ、世界を救う旅へ……ではなく世界一周観光旅行に出発する。
「君達、僕は一般人だって何度言ったら分かるんだ?!
人間外の戦闘に巻き込まないでくれ。
魔王討伐の旅じゃなくて観光旅行なら別に良いけど……え? じゃあ観光旅行で良いって本気?」
どこまでもリヒト優先の幼馴染みと共に、人助けそっちのけで愉快な珍道中が始まる。一行のマスコット家畜メリーさんは巨大化するし、リヒト自身も秘密を抱えているがそれはそれとして。
人生は楽しまないと勿体ない!!
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
器用貧乏の底辺冒険者~俺だけ使える『ステータスボード』で最強になる!~
夢・風魔
ファンタジー
*タイトル少し変更しました。
全ての能力が平均的で、これと言って突出したところもない主人公。
適正職も見つからず、未だに見習いから職業を決められずにいる。
パーティーでは荷物持ち兼、交代要員。
全ての見習い職業の「初期スキル」を使えるがそれだけ。
ある日、新しく発見されたダンジョンにパーティーメンバーと潜るとモンスターハウスに遭遇してパーティー決壊の危機に。
パーティーリーダーの裏切りによって囮にされたロイドは、仲間たちにも見捨てられひとりダンジョン内を必死に逃げ惑う。
突然地面が陥没し、そこでロイドは『ステータスボード』を手に入れた。
ロイドのステータスはオール25。
彼にはユニークスキルが備わっていた。
ステータスが強制的に平均化される、ユニークスキルが……。
ステータスボードを手に入れてからロイドの人生は一変する。
LVUPで付与されるポイントを使ってステータスUP、スキル獲得。
不器用大富豪と蔑まれてきたロイドは、ひとりで前衛後衛支援の全てをこなす
最強の冒険者として称えられるようになる・・・かも?
【過度なざまぁはありませんが、結果的にはそうなる・・みたいな?】
スライムと異世界巨大国家づくり
Miiya
ファンタジー
異世界に突如飛ばされた少年、雅人。彼は魔王軍を倒すべく勇者として召喚されたはずなのだが、鑑定された結果追い出されることとなった。しかし、彼には誰にも知られなかった能力【極大魔力】を持っていた。知らない森に飛ばされた雅人は、そこで出会った1匹のスライムと、異世界で巨大な国家を作り上げることになる?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる